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はてなキーワード: ときとは

2024-12-13

タバコ

まりにも寒い

普段玄関先で、せいぜい換気扇の下でタバコを吸っているが、ふと思い立って寝床ぬくぬく電気毛布くるまってタバコを吸ってみた。

幼少の頃、秘密基地カップラーメンを食ったときのような特別な気分になれた。

もう自他共に認める中年だけど、こういう新鮮さがあれば、あと少しは生きていけそう。

安いボロ軽自動車に乗ってたときの冬場のボク「エアコンON!終わり!」 高級自動車に乗り換えた冬場のボク

エアコンON

ハンドルヒーターON!!

シートヒーターON!!!

ウィンドガラス凍結防止ON!!!

電池なくなってるからエンジン始動モードON!!!!!

オートクルーズON!!!!!!

座席マッサージON!!!!!!

・・・面倒くせぇ。。。

anond:20240301081538

なんかドライだけど、ほんとに悲しいときってこんな感じなのかな…

ワンコいてよかったね

三大ボタン不思議

1.ポロシャツ第一ボタン絶対とめない

2.二つボタンスーツの一番下のボタン絶対とめない

3.買ったときについてる予備ボタン最初ジャマなのにいざ必要になったときには手元からなくなってる

他には?

ずっと探してるAVがある

恥ずかしながらかつて野良AVでシコっていた。金がなかったから。

そんなときに見つけた、

ムチムチ感が堪らなくソソる20歳巨乳シロウトとの中出しハメ

というタイトル動画をずっと探しているのだけど、どこにも見つからない。

エロい体型の女の子フェラする時のカメラにちらっと向ける視線だとか、69の体制フェラしてる女の子が男のクンニに耐えられなくなりフェラを中断してイッてしまうシーンだとか、とにかくエロい動画だった。

タイトルがわかるのは、その動画のページをブックマークしていたからだ。でも今はリンクが切れてしまっていて動画は見れない。

タイトル検索してもヒットしない。完全にネット海の底に沈んでしまったのかもしれない。

ホテルのハメ撮りで、女の子黒髪ロング、ちょっと目はちょっとツリ目だったような気がする。

最近流行りの同人AVみたく、男優目出し帽を被っているとかではなく、カメラは手持ちもしくは固定で撮影されていた。

ちょっと女の子の手を縛ったりとかもしていたような気がする。

どこかの素人企画者なのか、それとも円交ハメ撮りなのか、それすらもわからない。

ずっと探している。でも見つからない。

はてなーのみんななら、知ってたりしないかな…?

JRに告ぐ

始発駅で発車時刻を待ってるときなんだけど、めっちゃ寒いのに乗降ドア全開ってどんな拷問やねん。真ん中のドアは開けてもいいけど、他のドアは閉めてくれよ。

頼むよ〜

寒いのは嫌なんだよ〜

anond:20241213150147

餅まきと比較w、笑ったわw

でもわかるな〜、あの年頃ってなんか現実感ないよね。

おれも美術部長ちょっとだけモテとき連れション的に「私も私も」みたいのいて、おまえ絶対そんな気ないだろ、って感じだった

ポケモンの思い出

初代ポケモンが大ブームになったのは、俺が小学生の頃だった

周りからちょっと遅れてゲームボーイポケモンを買ってもらったけど、通信ケーブルも買ってもらったおかげでみんなの輪の中心に入ることができた

そんな中、近所に住んでた幼馴染は、親が厳しくてゲームなんか買ってもらえず、ポツンと離れたところにいたんだ

その日、別に何か考えたわけでもなく、本当に何気なくそいつに「一緒にやるか?」って聞いたんだ

それからは、2人で小さい画面を覗き込んで冒険する日々

ポケモンひとつしかセーブデータ作れなかったから、俺のデータで一緒に遊んだんだ

相棒ゼニガメカメールを経てカメックスになって、最後チャンピオンになるまで、ふたりでワーワー言いながら遊んでた

そんなあいつが気づいたら俺の嫁になっていて、今では俺たちの子どもがポケモンをやっている

もしあのときポケモンに誘ってなかったらこうはなってなかったかもしれない

そう思うと、ポケモンってすげーよな

感謝しかないわ

小5の頃、ほんの少しのあい特別支援学級にいた

交通事故で膝の骨が粉々になり、半年くらい車椅子生活を強いられていたことがある。俺はその間、一時的に「ひまわり学級」いわゆる特別支援学級に登校することになった。もといた教室までの階段を登れなかったし、エレベーターもなく、車椅子が入れるフラットトイレも1階にしかなかったのが理由だ。

でもひまわり学級は身体障害者向けと言うよりは少し知能や精神問題のある児童のためのものだった。3〜6年生のそういう児童が集められて、各自の進行度に合わせたプリントを進めたり、先生が一対一で教科書を読んで説明したりする。先生は二人いて、一人は児童勉強を見て回り、もうひとりは大人しくしていられない子どもを落ち着かせたり指導をする、という感じだった。

俺は車椅子用に広めのスペースを開けてもらった教室の右後方からそれを眺めながら「こりゃヤバいところに来たな」と純粋に焦った。常に奇声が上がっているし、自閉症ダウン症の子もの顔つきは申し訳ないけど同じ日本人とは思えず怖かった。先生たちが優しくしてくれるかというとそうでもなく、教科書を読み上げて事務的言葉をかけてくるだけで、聞きたいことがあってもすぐに他の子ものところに行ってしまうし、基本的自習に近い状態が続いて勉強もどんどん遅れていく気がした。授業と休み時間が交互に来る、という感覚希薄で、無為時間がダラダラと続いて一日がひどく長く感じる。最初のうちは大休憩にもとのクラス友達が顔を出してくれたが、ひまわり学級の異様な雰囲気の気圧されるのか一週間もすると来なくなった。下校時も親が迎えに来るので学校での俺は孤独だった。当時、ひまわり学級のクラスメイトや先生人格のある人間とは認識できていなかったんだと思う。

そんな日常が変わるかもしれない兆しを見せたのは、数週間経ってからだった。

新しい児童ひまわり学級に移ってきたのだ。そいつ女子で見た目は普通というか頭はまともそうに見えたし、何なら顔が結構好みだった。ついでに言うと胸もデカかった。当時の俺は別に巨乳に対して性的興味を覚えなかったが、それより何よりとにかく奇声を発したりよだれを垂れ流したりしないクラスメイトができたのが嬉しくて「なんでこのクラスに来たの」と声をかけた。

そいつは冷めきった顔で俺の足のギプスを見て、「あんたは怪我? じゃあ普通人間だ?」と言った。冗談かと思って半笑いになったが相手全然笑ってなかった。

わたしは違うよ。頭イカれてるから

そう言って今度は笑った。超でかい声で笑った。びっくりしたし、やっぱりこいつもだめだと思った。

でも結局このイカレ女が俺の初恋相手だったんだと思う。プリントに見向きもせず窓際の席でずっと校庭を睨んでいる彼女の横顔を毎日3時間くらいは眺めていた。顔が好みだったから。

会話した記憶はあまり残ってない。一度、そいつが6年生なのに俺と同じ教科書を使ってたのが気になって「どこまで進んでるの?」とか聞いたときに「なんであんたに教えなきゃいけねーんだよ!殺すぞ!」って超でかい声で怒鳴られたのが怖くて、あまりしかけられなかった。

そいつは生傷を作って来ることが結構あった。その頃は「荒っぽい性格から喧嘩とかもするんだろうな」なんて思っていたが、今思うと虐待を受けていたのかもしれない。

俺がひまわり学級にいる期間内運動会があった。もちろん俺は競技に出れるような状態ではなかったが、一応ひまわりの連中と一緒に出席だけはした。イカ女子が借り物競争に出て、借りるものが書かれた紙を見ると会場全体をキョロキョロして、俺の方に向かって走ってきて「あんたにする!」とでかい声で叫んだ。俺は正直ちょっとときめいた。いかれてはいるが顔が好みの女の子車椅子を押してもらえると思うと、思わずときめいてしまった。

でも違った。彼女は「走れ、走れ」と怒鳴るだけだった。俺は必死車椅子を走らせたが、校庭の砂の上だし、そもそも普段そんなにスピードは出さないので勝手がわからず、隣であいつに怒鳴られながら一分くらいかけてなんとかゴールした。ゴールすると会場から障害者の健闘を称える盛大な拍手が巻き起こった。俺は恥ずかしくて顔が熱くて燃えそうだった。イカ女子はまだ怒っていて「なんであんた遅いの?負けたじゃん!」と超でかい声で怒鳴られ、俺は悔しくて泣いてしまった。昼休み、見に来ていたうちの親がそのことで怒ってイカ女子の親に抗議しに行くといい出した。やめてくれと頼んでも聞いてくれなかったが、結局何も起こらなかった。あいつの親は来ていなかったのだ。

彼女は午後の選抜リレーにも出る予定だったが、昼飯から戻ると席から消えていた。俺は気になって、トイレに行くと言ってひまわり学級の教室車椅子を走らせた。俺の直感通り彼女教室にいた。ただ上半身裸だった。体操着を脱いで私服に着替えているところだった。

ごめんと言って逃げようとしたが、車椅子を回すのに手間取っているうちに彼女が半裸のまま近づいてきて胸ぐらを掴まれた。そして超でかい声で怒鳴った。

わたし帰るから! あんたが遅いせいで負けてやる気なくなったから帰る!!」

目を閉じようとしたができなかった。体は引き締まっているのにとにかく胸がでかい。乳輪が盛り上がっている。

「帰るなら、俺も一緒に帰ろうかな」

なぜか知らないが俺はそう口走ってしまった。怒鳴られるかと思ったが彼女はびっくりした顔でじっと俺を見ていた、それから過去一優しく笑って、

「無理でしょ。あん車椅子なんだから、遅いんだから無理」

 怒鳴らずにそう言って俺を開放し、そそくさと着替えて走って教室を出ていってしまった。追いかけようとしたが、もちろん車椅子では追いつけなかった。上履きを履いていなかった彼女の、裸足の足の裏がぺちぺちと廊下の樹脂を鳴らす音が誰もいない校舎に響いていた。

戻って先生イカ女子が帰ったことを報告すると「いいよいいよ」と興味なさそうに言うだけだった。彼女が消えたひまわり学級の観戦席には、奇声を発したり虚空を見て独り言を言い続ける子どもたちと疲れた様子の先生がいて、俺の車椅子のために広めのスペースが開けられていた。でもなぜだろう、唐突にここは俺の場所ではないと思った。最初からそうだったんだと思った。

その日のうちに俺は元のクラスに戻してもらうよう親に頼み、翌日から学校に行く日数を減らして代わりに病院でのリハビリを始めた。ギプスを付け替えて、松葉杖練習をして階段を登れるようになるまで2週間かかったが、とにかく俺は元のクラスに戻ることができた。何ヶ月もいなかった俺をクラスメイトたちも何事もなかったかのように受け入れてくれ、ほっとした。変な感じにならないか少し怖かったのだ。まあ元からクラスで目立つ存在ではなかったから、いてもいなくても変わらなかったのかもしれない。

それ以降、俺がひまわり学級に顔を出すことはなかった。だから俺がイカ女子を見かけるとき彼女はいつも歩いていた。登校中か、下校中か、校庭をかけているか。俺は声をかけられなかった。あんたは無理、松葉杖で遅いから無理、と諦めたように言われるのが怖かった。

あれから随分立つが、今でも彼女が夢に出てくる。胸のでかい女子小学生はいつも歩いている。そして俺は決して追いつけないのだ。車椅子も、松葉杖もないのに。

かれぴの甘えたが過ぎる

彼氏は、お風呂から上がるときに私をぴろりろりんと呼び出す。

わたし風呂上がる!」と言って両手を差し出す。

私はうんしょと引っ張って彼を立ちがらせてやり、一歩ずつ足を上げさせて風呂から出させてあげる。

そしたら彼は直立不動で待ってるからタオルを出してぽんぽんと全身の水分を取ってあげる。

前半分が終わったら後ろ向いてもらって後ろも拭いてあげる。

体が拭けたら、化粧水つけるのと服を着るのは自分でやってくれる。

私がソファで待っていると、いそいそと隣に座ってくるので、膝枕をさせてドライヤータイム

髪が乾いたら歯磨きタイムなので、洗面所から歯磨き粉つけた歯ブラシをもってきて口に突っ込む。これは彼が私の分も持ってきてくれることもある。

歯磨きがおわったら寝る準備完了なので、ワイドキングサイズのベッドだけどシングル分の幅にふたりでくっついて寝るのだ。

これが我々のナイトルーティーン

たから見れば彼はずいぶん甘えたちゃんなのだが、まあ楽しいからいいのだ。

ドライヤーってどういう壊れ方するの?

買って20年経つドライヤーを今も使っている。

根っから貧乏性で、壊れるまでは使い倒したい。

でもドライヤーって壊れるときどういう壊れ方するの?

火を噴いたり感電したりは御免なんだけど。

YOASOBIが解散するときってやっぱり

「夜遊びやめました」とかなんだろうか

anond:20241212221605

・2人きりにならない(話しかけるときは他に人がいる状況で)

距離を詰めない(パーソナルスペースに入らない)

・余計なことを言わない(仕事以外の会話、プライベートなど)

anond:20241213194708

オタクSteam使わないよ

オタクなら美少女ゲームブランド公式サイトとかネトゲ公式サイトとかDMM/DLsiteとかからゲームを落とすだろ

バタ臭いSteamなんかにオタクのやりたいゲームはない

音楽で例えるならSteam洋楽

洋楽を気取って聴いてたキッズたちがゲームがシャレてる時代になったから手を付けようってなったときに、アホでも分かりやす場所だったのがSteam

オタクが聴いてるのはアイドルゲームの曲だろ

オタクは大抵「どこからそんなもん探してきたんだ」ってもんを知っててその上それが共通認識みたいになってる

わかりやすさとはかけ離れてるし、世界が違うんだよ

そういう人たちが通じ合うための符丁として、変にもじって漢字化したスラングとかを作り出すわけ

まあ今のSteamSteamで、どこでそんなインディーゲー知ったんだってくらいに

英語タイトルの小粒佳作に詳しいインディゲーオタクを生んでて、また別のオタク世界が出来てるとは思うけどな

でも俺はオタク萌えは切り離せないと思ってるからSteamユーザー萌え成分に欠けてるし

そもそも萌え拡散に向かないプラットフォームって点でオタクの居場所じゃないと思ってる

部下が死神代行を使って退職した

最近、部下のAさんが死神代行を使って辞めていった。正直言って、私はその選択に対してどうしても納得できない。もちろん、Aさんがどんな気持ちでその決断を下したのかは分かる。職場環境人間関係に悩んでいたことは知っていた。でも、それでも私は、直接自分言葉退職を伝えてほしかった。

死神代行を使うことで、問題解決したように見えるかもしれない。でも、問題が本当に解決したのか、あのままでよかったのか、正直言って不安だ。確かに、あの時点でAさんがどんなに辛かったか想像できるが、死神代行を選ぶことで、結局は自分気持ちと向き合わずに終わったのではないかと思う。自分がなぜ辞めるのか、どうして辞めなければならなかったのか、そこをちゃんと整理してから退職すべきだと思う。

私が中間管理職として見てきた中で、死神代行を使う人が増えていること自体、少し寂しく感じる。退職人生の大きな決断であるべきだし、その決断他人任せにするのは、あまりももったいない気がする。自分意思で辞めるときは、自分言葉で伝え、きちんと納得してから辞めるべきだと思う。

anond:20241213172941

この文章じゃ話飛躍してるし一般化すべきではないか すまん

個人の肌感として40~50台の人と会話したときの印象と近い くらいの感じかな

犬とおばあちゃん助けたら最近かなりいい感じ

 半年くらい前に車で家の近く走ってたら超デカい犬とおばあちゃんうずくまってて、犬がそうしたいからそうしてんのかな〜と思ったが何か違うような気がして話しかけたところ、散歩中にいきなり犬が痛がって歩かなくなっちゃったとのこと。

 本来だったら専用のカゴに入れてタクシー呼んで獣医連れてくんだけど取りに行くには離れなきゃいけないし…と大変困っていそうだったので、じゃあってことで自分の車に乗せて(このときジムニートランク困り顔の犬がミチミチに詰まっているのが面白かった)獣医さんまで送って行った。結石ができていて早めに連れて行かないと結構危ない状態だったらしい。

 しばらく後に無事退院したというので頂いていた連絡先に犬を見に行ったら、まあ犬のほうは元気そうにしていて良かった。が、今度はおばあちゃんのほうがだいぶ落ち込んでいて、2年ほど前までは旦那さんがいて車も出してくれていたけど今はそれもできないし、自分たちで全部責任が取れないのに犬を飼うのなんてダメね、と不安そう。ということで、じゃあ今度から俺たまに来ますよ〜とお伝えして、車が要るときと(俺が来れる時だけの)散歩を手伝わせてもらえることになった。

で、これが大変いい。

 第一に、俺の体調がとてもいい。散歩というか運動自体の習慣が今まで一切なかったので、俺の体調がもう、すこぶるいい。今は犬いなくても散歩しているほど。

 次に、犬がかわいい。独り暮らしかつ全国転勤のある仕事なので犬を飼おうとは到底思えない(俺はさておき犬が幸せじゃないと思うので)人生だったわけだが、ここへきて突然俺の人生に入ってきた犬、これがとにかくいい。

 具体的には、こんなに感情…というかコミュニケーションが出来るものとは思っておらず、それがとても楽しい。初めは「まあ敵じゃなさそうだし…」くらいの感じで渋々最低限の距離を歩いている様子だったのが、次第に打ち解けていくと互いが何を考えているのか分かるような感じがしてきて、これがもう、とにかくいい。出発した段階で「なんか今日遠く行きたそう」とか「本日うんち早めご希望ですか?」とか思ったら実際にそうだったりするし、そのほかに結構お互いに「わかってんじゃん……」という瞬間(向こうもそうだといいんですけどね)があって、めちゃくちゃ見つめ合ってしまう時がある。これがとにかくいい。

 そして最後に、犬と一緒にいるときの街がいい。車で通っている場所でもあっても、歩くと急に解像度が上がる。人間ひとりでは絶対に立ち止まらなかったようなところを犬がフンフンやっとると俺も立ち止まらざるを得ないのだが、その犬のチョイスが結構絶妙で、複数あるおしっこスポットのうち一つが(犬としては無意識だろうけども)異様に景色のいい場所だったり、秋くらい迄にかけては犬のおかげで大変珍しい虫やヘビや何やらを見つけてもらったりと、気が合うということは大前提かもしれないが散歩の充実度を上げてくれるおかげで、歩く街自体にも相応の愛着が湧き始めている。一緒に歩いてみるまでは知らなかったのだが、犬の散歩には犬の五感を一部借りたARみたいなことをできる特典がある。




 こうしてまとめると俺ばかりいい思いをしているような感じもあるが、犬は犬で(さっきから犬犬呼んでいるが実際すごくしっくり来る渋い名前の、しかも実はすごく由緒正しい秋田犬だ)運動が増えたせいか以前に増してムキムキ気味で楽しそうだし、おばあちゃんはおばあちゃんでこの体制が続く限りは当面犬と一緒に暮らしていけそうで良かったし(それは犬としても多分いいことだと思うし)、全体にかなりいい状態身の回り大量発生しているのが、心身ともに大変ありがたい。


 犬とおばあちゃんを助けると全体にすごくいいことがある。ただ、これは犬とおばあちゃんに限らず、生活に新しい地平を開くきっかけは案外その辺に転がっている、ということだと思う。はてな諸賢も、それぞれの生活にいるそれぞれの犬とおばあちゃんを助けてみてはいかがか。

からあげクン東京を救う

その日、僕は仕事帰りに新宿駅西口ローソンに立ち寄った。湿度の高い夜で、街全体が汗ばんでいるように感じられた。何か小腹を満たすものが欲しかったが、食欲はそこまで強くなかった。僕はふと目に入ったホットスナックコーナーに足を止め、何気なくからあげクンの箱を手に取った。

いつもと同じパッケージだ。赤い箱に、小さく愛嬌のある目が描かれている。それを無造作レジへ持って行き、会計を済ませた後、袋を片手に店を出た。

外の空気はむっとしていて、思わず一歩後ずさりしそうになる。僕は駅前の人混みを避け、路地に入り、手軽な夕食を開けた。その瞬間だった。

「やあ。」

――声が聞こえた。

僕は一瞬、自分空耳を聞いたのだと思った。あたりを見回したが、誰もいない。路地は暗く、湿った風がビルの隙間を通り抜けているだけだ。

「こっちだよ。」

今度ははっきりと聞こえた。僕の手の中にあるからあげクンの箱からだ。

ちょっと待ってくれ。」僕は箱を凝視した。「今、喋ったのか?」

「そうさ、ぼくだよ。からあげクン。」箱の中からからあげクンが顔をのぞかせた。その姿は、パッケージに描かれているマスコットのものだ。小さな丸い唐揚げの体に、意外にも生き生きとした目。

「驚いたかい?」

「驚いたも何も、どうして唐揚げが喋るんだ?」

「それはぼくがただの唐揚げじゃないからさ。」からあげクンは小さく跳ねた。「ぼくはホットスナック界の守護者なんだ。今日は君に手伝ってほしいことがあって、こうして話しかけているんだよ。」

僕は呆然としながらもからあげクンの話を聞き始めた。

       ★

東京が、今、ある深い闇に呑まれかけているんだ」と、からあげクンは言った。その声は実に穏やかで、しかしどこか決定的な力をもっていた。「このままいくと、人々の心は冷たさに覆われ、都市は内部から崩れてしまうだろう。原因はサラダチ⚪︎ンだ。」

サラダチ⚪︎ンって、セブンイレブンで売っているあのパック入りの?」

「そう、あの冷たい繊維質の塊さ。彼は東京を凍らせようとしているんだよ。」

からあげクンは歩きながら、彼自身存在意義について話し始めた。

「ぼくらホットスナックは、文字通り人間に“温かさ”を届けるために存在しているんだ。カリッと揚がった衣とジューシーな中身。小さいけれど確かな幸せ。だけど、サラダチ⚪︎ンは違う。彼は冷たいまま人々の心を凍らせる。」

「いや、ただの健康志向象徴なんじゃないの? 脂っこいホットスナックよりもヘルシーだと言われているけど。」

からあげクンは首を振った。「いや、健康に見えるだけなんだ。本当は選択余地を奪っていくんだよ。サラダチ⚪︎ンを選ぶ人は、何かを妥協している。味を、温かさを、そして喜びを。それが積み重なると、東京は本当に冷たくなってしまうんだ。」

       ★

その夜、僕たちはサラダチ⚪︎ンが潜んでいるという噂のセブンイレブンを目指した。からあげクンの話では、彼は冷蔵ケースの奥深くに眠りながら、自らの存在を拡大しているらしい。冷蔵庫が冷たければ冷たいほど、彼の力は増していくのだという。

セブンイレブンに到着すると、店内には妙な静けさが広がっていた。冷蔵ケースから冷たい風が漏れ出し、まるで見えない霧が漂っているようだった。棚の商品はどこか青白く、無機質に見える。

「ここにいるね。」からあげクンは静かに言った。突然、冷蔵ケースの奥から低い音が響いた。それはただの機械音ではなく、何か生き物が潜むような、不気味な音だった。

「来たな、からあげクン。」冷たい声が空気を切り裂くように響いた。

僕は思わず体が震えるのを感じた。冷たい空気が肌を刺すようだった。冷蔵ケースの奥深くからゆっくりサラダチ⚪︎ンが姿を現した。その光沢のあるパッケージと、完璧に整ったフォルムは、一見すると美しかった。だが、その目には底知れない闇が宿っていた。

「君はまだ温かさなどという時代遅れ幻想にすがっているのか。」サラダチ⚪︎ンは冷たく笑った。「この街必要なのは選択肢ではない。合理性だ。冷たく、計算された満足。それが私の力だ。」

「冷たさは心を動かさない。人間には温かさが必要なんだよ。」からあげクン毅然と答えた。「君の合理性は、喜びを奪い、人々を空虚にしてしまう。」

       ★

からあげクンは一歩前に出た。その小さなからは、じわりと温かい光が漏れ始めていた。それはまるでホットスナック特有の、揚げたての熱そのもののようだった。

トルストイはこう言っているよ。『幸福な家庭はみな似ているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である』ってね。君が作り出す冷たさは、不幸すらも均一化するんだよ。でも、人間には不完全で温かい何かが必要なんだ。それが本当の幸福を生むんだから。」

サラダチ⚪︎ンは冷笑を浮かべた。「詩的だが無意味だな。さあ、冷たい闇に飲み込まれるがいい。」

その瞬間、店内の温度が急激に下がった。冷たい霧が広がり、僕の視界がぼやけた。だが、その中で、からあげクンの光はますます輝きを増していった。

「この冷たさを温めて、消してみせる!」からあげクン叫び、全身を光の塊に変えた。

無駄だ!」サラダチ⚪︎ンが叫ぶ。「冷たさこそが正義だ。この街必要なのは理性と計算だ。お前の光など、その脂ぎった熱など、ただのノイズにすぎない!」

しかし、つややかなパッケージじわじわと膨らみ始め、内部のチキンが熱によって変化していくのが見て取れた。冷たく白かったその表面が、次第に黄金色に変わり、薄くパリッとした衣が彼の体を覆い始めた。

揚げ油の香ばしい匂いが店内に広がり、僕の鼻を刺激した。パッケージが破れ、中から現れたのは、ジューシーで脂ぎった揚げ鶏だった。

       ★

気がつくと、僕たちはローソンの前に戻っていた。近くのセブンイレブンは何事もなかったように営業を続けているが、あの冷たさは消えていた。

東京は救われたのか?」僕はからあげクンに尋ねた。

「少しだけね。でも、冷たい闇はまた現れるかもしれない。そのときはまたぼくが戦うよ。」

彼は静かにローソン自動ドアの中へ戻っていった。その背中は小さなホットスナックのものだったが、そこには何かしら大きな希望が宿っているように見えた。

東京の夜は、再び少しだけ温かさを取り戻していた。

anond:20241213164039

クレイジーソルト

だいたいカレーが「何か物足りない」と感じるとき足りないのはスパイスではなく塩味

anond:20241213153840

(俺は横だしP2Wも存続のための必要悪だとおもうから具体的な名前はいわないけど)

よくあるパズルゲーは最初簡単みえてもだんだん課金広告閲覧も含む)で手に入るお助けアイテム必須になっていくのが多いよ

課金で済むし通信量も少ないか年末年始実家にいるときとかまた遊んじゃうとおもう

anond:20241211222900

元々応援意味が強かったのかもしれない(言葉的にも)。自分が知ったのはアイドル文化での利用なので。

手の届く(一方的な援助とかでも)のが推し。で二次元などで手は届かないが身近な存在拡張アニメなどの推し(まあライブとか以外でも課金やすい)

買って支える投票するみたいなのがうっすらか結構分厚くか含まれてる。(個人感覚

推しという言葉が広まる前に元々好きだった人達は、自分ときが支えないでもよいし、推してる感はない。

ただ最近では推させていただいてる感は生まれてきた。

若い世代他界からの人たちだと、身近であるや支えなきゃならない、一緒に成長していく(こっちは疑似体験だが)要素が含まれないことも増えて来てそっちが主流になりそうな(なってる)気はする。

若い人にとっての圧倒的な存在でかつかなり若いって人がそんなには居なさそうなので、一気に傾くか? というとわからん

バレンタインの悲しい思い出

中学生の頃に白人ドイツ人友達がいた。近所に同世代の子供が自分しかいなかった事もあり、よく遊んでいたのでかなり仲が良かった。

小学生の頃に大学先生だった父親に連れられて日本に来ていた。まあまあな田舎だった地元では結構目立つ存在だった

彼は消臭力ミゲルくんみたいな美少年美青年?)で、とにかくモテた。(以下ミゲルくんと呼ぶ)

同学年はもちろん上下の学年にもモテてたし、話しかける勇気がない層も含めるとかなりの数のファンがいただろう。

一緒に電車に乗って街に遊びに行ったときには社会人らしき成人女性から話掛けられて連絡先を貰っていた(もちろん自分無視されていた)。まぁそれについては今考えるとヤバいなと思うけど

 

そんなモテモテの彼だからバレンタインデーにはとんでもないことになる。学校チョコを持っていくのが固く禁じられている為、放課後に彼の家にチョコを渡しに来る女子が大挙して押し寄せるのだ。田舎で1つの家に人だかりが出来るのは餅まきの時ぐらいしかないのだが、それに匹敵するほど女子の群れが出来ていた。

 

もちろん自分蚊帳の外なのだが、自分の家のチャイムを鳴らす女子が現れた。

急いで玄関に走りドアを開けたのは自分ではなく母親だった。

母親ミゲルくんの家の盛況に気づいていたのだろう。そしてその中でもミゲルくんではなく自分の息子にチョコを渡してくれる女子が現れたのだと思ったのだろう。

増田友達が来てくれたよ!」

母が嬉しそうに呼びに来る。

でも自分は気づいていた。彼女たちは自分チョコを渡しに来たのではないのだろうと。

 

「これミゲルくんに渡してくれる?」

目立たないタイプ女子2人組から、きれいに包装された小箱を受け取る。

ミゲルくんに直接渡す度胸のない女子からチョコ配達係に任命されたのだ。

やっぱりねと思いながらも、ミゲルくんに渡すことを約束した。

2人が帰った後、自室の学習机に備え付けてあるの一番広い収納スペースに小箱を保管し、夜になってからミゲルくんに渡した。

 

その日一日母はご機嫌だった。けれど何をもらったのとかは聞いてこなかった。思春期で恥ずかしがるだろうからとの気遣いだろう。

それが苦しかった。母に申し訳なかった。異性から見向きもされない息子でごめんって。(ちなみに裏で一部の女子から金魚のフンと呼ばれていた)

 

ミゲルくんとは高校別になって会う頻度が減り、高1の夏休み終わり頃に彼は父親と一緒にドイツへ戻った。

というような話をブラックウォッシュ関連の話題で思い出した。

誰が悪いとかいう話では無いので気持ちの持って行く場所が分からず、未だに思い出しては傷ついている

いっきょに3つも売れた

ただそのうち1つは入金待ちで

うごけない

しかしたら入金がなくてキャンセルとなるかも( ^ω^)・・・

それにしても売れるときは、複数ほぼ同時に売れるけど

売れない時はうれない

まあでも週末

anond:20241213143902

受注生産品(キャンセル不可)てのは受注の段階で数量でるから無限に受注できるし創る側も予測が立てられる。

こういう場合転売が出るなら、元増田みたいな通販もうまくできない弱者のためになるから別にいいんだよ。

多数いるだろうから手数料安めで実績もあるとこえらべばいいくらいの合法転売ヤーだろ。

 

問題になるのは、数量限定生産キャンセル可能)に多数注文いれてあとからキャンセルすることでほしいひとにいきわたらず売りたい側も在庫かえるような転売

コンサートチケットがまさにそれ。

会場の席数が上限で高額転売されたあげく当日までにちゃん合法転売できずチケットをかかえて空席だらけ、出演者にとっても辛いコンサートとかあった。

最初のほうに高額転売が成り立ってしまうと、全部うりきらなくても元が取れるだろ。たとえば50倍の価格で1枚うれたらあと49枚くらいは売れなくても元がとれるから当日まで高額でメルカリにぶらさげときゃいいとなるわけ。

から苦労して最後まで売りさばかない。結果としてほしい人にいきわたらない。

で、とうとう迷惑防止条例にかなり厳しく規制をいれられたわけ。(今はメルカリコンサートチケットは売れないようになった)

anond:20241212214434

ミュージシャンじゃないし相性がよくもないんだけど、韓国産のタテヨミマンガきらきら金髪イケメン王子名前が「イースケ」だったときちょっとずっこけた。

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