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米国の殺人警官は「イスラエルがパレスチナ人たちに自信を持って使用する技」を習得していた。ロジャー・ウォーターズがRTに語った

<記事原文 寺島先生推薦>US killer cops mastered ‘fascist Israel’s technique proudly used on Palestinians’ – Roger Waters to RT

RT ワールド・ニュース

2020年6月24日

 英国のバンド、ピンク・フロイドの創立者の一人であるロジャー・ウォーターズ氏は、イスラエルがパレスチナ人に対して行う攻撃と米国の警官が米国民に対して行う攻撃に奇妙な類似性があることを見出している。

 伝説的な歌手ロジャー氏はRTに「今こそ」世界は両国に批判の声を上げるべきだと語った。


 「ついに反撃ののろしはあがった」。6月23日、ウォーターズ氏はRTの「ゴーイング・アンダーグラウンド」というコーナーでこう語った。これは、5月にミネアポリスで起こった警官によるジョージ・フロイドさん殺害事件以降米国全土で繰り広げられている抗議活動や暴動について語っていた時の言だ。「やるなら今しかない」



 フロイドさんを殺害する時に使われた膝をつかせて窒息死させる攻撃方法は、ウォーターズ氏によると「IDF(イスラエル国防軍)がパレスチナの占領地域で自信を持って採用している攻撃方法」だそうだ。

 イスラエルの国家警察局の報道官は最近同国の警察が容疑者にそのような攻撃措置を取ることを否定し、イスラエルの対テロリスト部隊が米国の警官たちにそのような攻撃方法を合同研修の場で伝授したことはないと付け加えた。
しかし、米国の警察は定期的に警官をイスラエルに派遣し研修を受けさせており、そのような研修は米国本土でも実施されている。フロイドさんを殺害した警官が所属していたミネアポリス警察署 も2017年にシカゴで行われたイスラエルの警官との合同研修に100人の警官を派遣していた。

「米国の通りは占拠された」ウォーターズ氏はこう宣言し、「ファシスト国家イスラエル」は米国の警官たちを軍隊に変える手助けをしている、と厳しく非難した。

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 ウォーターズ氏は長年、イスラエルの国策について批判し続けている。米国での抗議運動を称賛するとともに、彼が国際社会に呼びかけたのは、来週予定されている西岸被占領地区のユダヤ人入植地の併合[訳注:パレスチナ自治区内のユダヤ人の入植地をイスラエルが併合しようとしていること]を非難することだった。

 「パレスチナの人々はイスラエルの人たちや我々と同じ人権を持たないといけない」、ウォーターズ氏はRTに述べ、さらにこう続けた。「パレスチナ全土をパレスチナの人々から奪うのは自己決定権や法の下での人権を保証することにはならない」
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