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コロナ詐欺を告発したドイツ人弁護士ライナー・フュルミッヒ博士に対する不当逮捕と獄中迫害

<記事原文 寺島先生推薦>
German Lawyer Dr. Reiner Fuellmich’s Persecution in Prison

今日、ドイツはまるでステロイドを打ったネオナチのようになってしまった。
筆者:ライナー・フュルミッヒ (Reiner Fuellmich)andピーター・ケーニヒ(Peter Koenig)
出典:Global Research 2024年10月14日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年10月23日


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はじめに―ピーター・ケーニヒ

2024年10月13日は、ライナー・フュルミッヒの未決拘留の1周年にあたる。特に、暴力犯罪の経歴もなく、その容疑もかけられていない人物にとって、フュルミッヒの拘禁条件は、控え目に言ってもひどいものであり、拷問に近い。

念のために言っておくと、ライナー・フュルミッヒ博士は、2020年にドイツにコロナ調査委員会 (Corona Investigative Committee_ CIC) を設立し、世界的なコロナ詐欺を捜査した。CICの内部抗争は、おそらく外部勢力とシークレットサービスが扇動したものと思われる。彼は横領で不当に告発された。CICは崩壊した。フュルミッヒ博士は弁護士免許を持ち、家も所有しているカリフォルニアに戻ろうとした。

いくつかの「官僚的」手続き(ドイツと米国の秘密情報機関との協力)により、彼は「一時的に」米国への入国を拒否された。その後、彼は妻とともにメキシコに定住し、そこで国際犯罪捜査委員会(International Crimes Investigative Committee_ICIC)を設立し、コビッド詐欺による犯罪の捜査を継続するとともに、国際法、国内法、地域法をすべて無視して「ルールに基づく秩序」を強要する者たちによる関連の社会・経済的不正行為の捜査も継続した。

2023年3月、ドイツ政府はフュルミッヒ博士に対して逮捕状を発布した。博士は暴力的犯罪の経歴がないため、EU/シェンゲン協定加盟国以外では、引き渡し命令は法的効力をもたない。

そのため、ドイツ政府は秘密工作員を通じて彼をメキシコのドイツ代表部に誘い出し、2023年10月12日に彼を誘拐した。そして、着替えも歯ブラシも持たせないまま、すぐに空港に連れて行き、ドイツ人警備員2人の監視下でフランクフルトに飛ばし、10月13日に即逮捕した。それ以来、ライナーはロスドルフにあるゲッティンゲンの高度警備刑務所で、最も非人道的な環境下で、裁判前の拘束下に置かれている。

ドイツでは、裁判前の拘束期間は平均6ヶ月、最長でも11ヶ月だ。彼は独房に拘禁されており、他の受刑者と話すこともできず、誰とも面会できない。また、刑務所の運動場で1日1時間、1人で歩かなければならず、家族との電話や面会は月に3時間までしか許されていない。

裁判所に出頭するたびに、ライナーはボディチェックを受け、手錠をかけられ、足に足かせをされ、防弾チョッキを着た2人の重武装の刑務官に付き添われる。まるで大量殺人犯であるかのように。

彼は、法廷が中断するたびに、裸で拘束され、身体検査を受け、法廷の隔離された地下室に連れて行かれて待つ。

この人間性を深く傷つける屈辱は、80年以上前のヒトラーの第三帝国政権下のドイツの強制収容所を思い起こさせる。

人類は第二次世界大戦の恐怖から学んだはずだと思われるかもしれないが、そうではない。何も学んでいない。

人間性は、同じ非人道的な怪物たちによって導かれている。今日では、さらに悪化している。

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当時、第三帝国はヨーロッパと北アフリカに限定されていたが、今日では、新世界秩序、あるいは一つの世界秩序(世界政府となることを目指すもの)が、ドイツが再び主導的な役割を果たす中で、国連加盟国193カ国すべてを含む全世界に広がっている。

どうやら逃げ道はないようだ。

しかし、歴史が何度も繰り返し示しているように、不正義が際限なく続くような、戦争犯罪、拷問による忌まわしい非人間化、腐敗や大量虐殺に際限がないような、行き過ぎたあらゆる体制は崩壊する。ドイツ政府が善良な市民をこのような非道な監獄環境に置いている極悪非道なカルト集団が、ドイツ政府、ひいては他の西側諸国政府による犯罪行為、そして現在も続いている犯罪行為に対して声を上げる人々を脅し、黙らせようとしていることは疑いの余地がない。

ライナー・フュルミッヒ博士は西側世界の政治犯だ。

ライナーの説明、写真、イラストは、それ自体が雄弁に語る。

*

ライナー・フュルミッヒ-ドイツ連邦共和国の政治犯

フランス語オンライン出版BAM!のドイツ特派員である著者のケルスティン・ホイジンガーへの回答として、ライナー・フュルミッヒ博士が、ゲッティンゲンのロスドルフにある高度警備刑務所での拘留状況について報告。法廷からの独占写真とスケッチ付き。

午前7時、公民権運動家であり弁護士でもあるライナー・フュルミッヒ博士の裁判の日。

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     「重装備の警官たちが、ピストルや防弾チョッキを装備したサブマシンガンを持って出迎えてくれた。彼らは私に防弾チョッキを着けるよう説得したが、私は一貫して拒否した。そして、彼らは銃撃によって私が負傷したり、死亡した場合に、彼らに責任を免除する権利を与える免責事項に署名するよう私に求めた。

     看守の一人が私の体を調べ、いつものように椅子にひざまずかせ、足首に手錠をかけた。

     彼は私の腰に幅広の革のベルトを巻き、それから私に手錠をかける。手錠はベルトにチェーンでつながれ、大きな南京錠で固定される。

     足首に手錠をかけられると、とても小さな歩幅でしか歩けなくなり、輸送車両への乗り降りが困難になる。もしこのような状態でつまずいてしまったら、止まることも転落の衝撃を和らげることもできず、手首を骨折する可能性が高い。

     刑務所の職員は、単純な犯罪(重大犯罪やテロ行為ではない)で起訴前の拘束が11ヶ月以上続き、独房監禁され、何よりも手と足に手錠をかけられて法廷に連れてこられた被告人は見たことがないと私に語った。

     裁判所では、私は地下に連れて行かれ、タイル張りの独房に簡素な木製のベンチがある場所に連れていかれた。またもや全裸検査だ。それから手錠をかけられ、法廷に連れて行かれるまで待たされた。手続きが中断されるたびに、私は再び手錠をかけられ、「地下」に戻された。

     裁判所から戻るたびに、私は待合室で裸にされ、徹底的な身体検査をされた。

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嫌がらせ、屈辱、処罰

    D氏(未決拘留担当の副所長)は、私が他の被拘留者に法的助言をすれば彼らを反乱に駆り立てる可能性があるという理由で、私の完全隔離を命じた。

    ロスドルフ刑務所は2つの区画に分かれており、刑務区(収監者400人)と、2023年10月13日より私が収監されている未決拘留区(収監者80人)がある。

     裁判前の拘留者は4つのレベルに分散して収容されている。特に危険または影響を受けやすいとみなされた者はレベルA0に隔離され、警備が強化され、追加の制限が課される。私もそこに収容された。

     A0レベルの他の受刑者と同様に、私は他の受刑者と話すことは厳しく禁じられている。

     11か月間、私はインターネットもパソコンも携帯電話も持てず、テレビを見ることしか許されていない。外部との唯一の接点は、弁護士と、月に3時間だけ許される家族との面会または電話のみだ。そう、月に合計3時間だけだ。

     私の孤立は極限に達しており、中庭での毎日の散歩さえも一人でしなければならない。たとえそれが手信号だけだとしても、他の受刑者とコミュニケーションを取っているところを見つかった場合、この1時間の散歩は中止となる。そう、受刑者同士が窓の鉄格子の間から挨拶を交わした場合、たとえ私がただ頷いただけだとしても、彼と私は即座に罰を受けることになる。

     すべての懲戒処分は理由を述べることなく、また不服申し立ての機会も与えずに課される。

     罪のないものはだれもいない!

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     特に、未決拘留の被収監者の処遇は劣悪で、拷問に近い。未決拘留の被収監者の管理を担当し、ソーシャルワーカーとしても働くD氏は、自らの信念を隠そうとはしない。未決拘留の被収監者であれば、有罪であると彼は考えている。

     彼が推定無罪を無視したことが、私が独房に入れられた主な理由だ。

     彼は重大かつ故意の職務違反を犯しており、私はその現場を実際に目撃した。これらの違反は刑務所の管理によって隠蔽された。2つの例外を除いて、刑務官たちはロボットのように、何のためらいもなく受けた命令を遂行する。

     2024年8月8日、私は刑務所の副所長と話したいと申し出た。私は、法廷審問で不在にしていた間に、私物や書類が私の独房から消えたことを彼女に伝えた。独房は通常、厳格な規則に従って定期的に検査されている。これらの窃盗は、記録される公式の検査以外で発生した。

     迫害:ライナー・フュルミッヒ博士は、レッドゼップの事例について言及している。(彼が犯していない殺人容疑で不当に投獄されたもう一つの以前の事例である。裁判所もそのことをを知っていた。)

     「この事態の深刻さは、公判前の拘留者であるケビン・レゼップが暴行を受け重傷を負ったことでもわかる。彼は、私に自分の名前と経緯を公表することを許可してくれた。彼はモンテネグロ出身で、知能が高く、数か国語を話すものの、ドイツ語の読み書きは流暢にできない。彼は、暴力的な受刑者や計画殺人容疑者のいる監房に収容されていた。彼は他の受刑者たちから「ジプシー」と呼ばれ、脅迫され、D氏に助けを求めたが、D氏は危険度の高い受刑者たちと彼を一緒にすることを拒否した。翌日、ケビン・レゼップは散歩中に他の3人の受刑者に襲われた。彼はガラス瓶で頭部を激しく殴られ、左目の上にある頬骨が砕け、視力が失われる危険にさらされた。

     2024年7月9日、ケビン・レゼップはその傷が癒えていないにも拘わらず、ロスドルフ刑務所に復帰する前に手術を受けなければならなかった。彼は5、6人の刑務官と再び身体的な争いになり、彼らは彼を地面に投げつけ、再び頭部を負傷させた。D氏は、すでに深刻なトラウマを抱えていたケビン・レゼップの隔離を命じた。

     ケビン・レゼップは、暴行の件でD氏、刑事施設、ニーダーザクセン州を訴えたいと考えており、私に助けを求めてきた。私がこの受刑者に助言し、弁護士を付けたことをD氏が知ると、ケビン・レゼップは姿を消した。おそらく他の刑務所に移送されたのだろう。それ以来、私の弁護士であるヴェルマー氏は、彼がまだ生きていることを願って、彼を見つけようと努力しているが、無駄に終わっている。

     かすかな希望。


     彼らは懲戒処分を受けるにもかかわらず、私に連帯を示してくれた。彼らは私を励ましてくれた。例えば、「あきらめないで、がんばって」と叫んでくれた。

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     刑務所の職員の中には、今回のパンデミック詐欺を見抜き、私の裁判が秘密警察の仕組んだ茶番劇であることを知っている人もいる。彼らは私にそのことを知らせ、私の幸運を祈ってくれている。

     私にとって最も助けになるのは、世界中の人々からの多大な支援だ

     私は刑務所当局がもはや読まなくなった手紙を大量に受け取って読んでいる。私はすべての手紙を読み、彼らの愛情に深く感動している。できる限り返事を書くようにしている。

     裁判所へ向かう車中で座っていると、時々、プラカードを掲げて私を応援してくれている人々が見える。

     私を支えてくれるすべての人々との間に、非常に強い絆を感じる。この絆があるからこそ、私たちは一緒に逆境を乗り越えることができるのだ。

     私は血液提供を拒否したため、週に2回、医療サービスで検査を受けなければならない。私は、医療行為、特に侵害を伴う医療行為は、患者が自発的に同意しない限り、身体の完全性の侵害に該当すると主張した。そのため、私は定期的に検査を受けている。結核を患う囚人は接触した人々に感染させる可能性があるからだ。

     刑務所の医師の一人は、私の仕事に共感を示してくれた。また、医療スタッフは、多くの被収容者の健康状態は収監されていることと相容れないと考えていると私に話した。しかし、刑務所の経営陣はこの事実を意図的に無視している。

     私は、未決拘留で実際に起きていること、すなわち、被告人の基本的権利が停止され、被告人の運命を真に案じる弁護に接することが困難であることを実際に目にした後、刑務所はそこから利益を得る者だけが恩恵を受ける場所であり、未決勾留は判決後の拘禁よりも(刑務所にとって)利益が大きいことはまちがいない。

     私は「邪悪」と表現できる被告人に会ったことがない。私は、刑務所の医師が認めたように、私には無実に見える、あるいは何よりも治療を必要とする多くの、多くの未決囚に会ってきた。

     例えば、パンデミックや戦争、ガザのような虐殺、制度の腐敗の責任者など、少数の社会病質者のために少数の刑務所も必要ないというのであれば、刑務所なんか廃止してしまえばいのだ」。

*

この陳述はライナー・フュルミッヒ博士が弁護士のカタ・ヴェルマーの電話で録音したものです。
Kerstin Heusinger によりフランス語に翻訳され、ピーター・ケーニヒが Deepl.com を通じて英語に翻訳しました
写真およびスケッチ:Kerstin Heusinger
独房の図:ライナー・フュルミッヒ博士
オリジナル記事のコンセプトおよびデザイン:ミシェル・コウレアおよびカロ
ドイツ語原文
この報告書は、まず(フランス語で)BAM! NEWSに掲載されました。
すべての図はドイツ語の原文記事でご覧いただけます。

ピーター・ケーニヒは地政学アナリストであり、元世界銀行および世界保健機関 (WHO) の上席経済学者であり、30年以上にわたり世界各地で働いてきた。著書に『Implosion–An Economic Thriller about War, Environmental Destruction and Corporate Greed』がある。Cynthia McKinney著「中国がくしゃみをするとき:コロナウイルスのロックダウンから世界の政治経済危機まで」(Clarity Press–2020年11月1日)の共著者でもある。
ピーターは、Centre for Research on Globalization (CRG) の協力研究員。また、北京の人民大学重陽研究所の非居住上席研究員でもある。
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