マスクの弊害が再確認される。
<記事原文 寺島先生推薦>
Adverse Effects of Face Masks Confirmed
筆者:ポール・アンソニー・テーラー(Paul Anthony Taylor)
出典:グローバル・リサーチ 2023年6月23日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年7月11日
![](https://blog-imgs-170.fc2.com/t/m/m/tmmethod/20230711072733851s.jpg)
マスクはCOVID-19大流行期に広く使用されてきた。そして法律で強制されることも多い。マスクはSARS-CoV-2コロナウイルスの感染を縮減するのに有効であるとされてきたが、マスクの弊害について調査した研究からは、そのような通説とは相容れない結果が出ている。そのことを念頭に置いた新たな研究が中国の研究者らにより行われたが、その研究により、N95マスクによる心肺機能への影響が調査された。なおN95マスクとは、種々のウイルスに対して最高段階の保護力があるとされてきたマスクだ。
この研究結果により明らかになったのは、マスクの着用により重大な弊害が引き起こされるということだった。具体的には、心肺機能障害を引き起こす可能性があり、命に関わる場合も出てくる、ということだった。
ジャマ・ネットワーク・オープン誌(JAMA Network Open journal)に出されたその論文は、30人の健康な被験者のもとでの無作為の臨床実験という形を取っていた。 N95マスクを14時間着用した際の心肺機能に対する影響を分析するためのこの実験は、被験者らのカロリー摂取量や肉体運動量を厳格に制限できるよう、代謝研究室で行われた。
マスクを14時間以上着用すれば、血液の酸性度、心拍数や血圧が大幅に増加することがわかった。そして、マスク着用が原因となる心肺機能への圧迫がさらに増大するのは、被験者らが軽い運動をした際だった。さらに、エネルギー消費や脂肪の酸化も、運動中に上昇した。
この研究者らが警告したのは、健康な人々ならマスク着用により生じた心肺機能に対する圧迫を調整できるが、老年層、子どもたちや心肺機能に障害を持つような人々であれば、困難な状況になる可能性がある、という点だった。この研究者らの推測によれば、心肺機能への圧迫が長時間続けば、心肺機能障害を引き起こし、命に関わる場合も出てくる、としていた。
COVID-19に対する公共医療政策の失敗が拡散
N95マスクは、SARS-CoV-2などの種々のウイルスに対して最大規模の防御力を持つとされてきたが、このマスクが、病弱な人々を保護することができる証拠が十分ではない、と主張している医療当局もいくつか存在する。英国健康安全保障局は、2023年3月、このような状況を調査した研究を発表した。具体的には、N95マスクの着用は、このウイルスにより重症になる可能性が高い人々を保護できるかについて調べた研究だった。注目すべきは、この報告書の著者らはマスク着用の効果を証明する数値を提供した研究を一つとし見つけることができなかった点だ。
しかし、マスクの着用だけが、COVID-19に対する医療政策として、大きな疑問の声が上げられている医療措置ではまったくない。2022年に米国のジョンズ・ホプキンス大学の研究者らが出した論文によると、都市封鎖措置によって防げるコロナウイルスによる死者数は、たったの0.2%である、という。以前行われた総数34件の論文を調べたこの研究者らは、都市封鎖措置、学校の休校、国境の閉鎖、人々の自宅軟禁、公共の集まりの制限などの措置が、COVID-19による死者数を減らすことに関して顕著な効果があったことを示す証拠を見つけることができなかった。
これらの研究者の分析に基づき、ジョンズ・ホプキンス大学の研究者らが推奨したのは、都市封鎖措置により「壊滅的な影響」がもたらされることから考えれば、このような措置は、「大流行に対する医療政策の手段から外す」方が適切である、という内容であった。さらにあきらかになったことは、国境封鎖をしても、都市封鎖措置よりも命を救う効果は薄いことがわかった、という点だ。国境封鎖で減らせる死者数は、たったの0.1%に過ぎないことがわかったのだ。
COVID-19に対する科学に基づいた種々の解決方法
COVID-19に対する公共医療措置の失策に付け加えられるものは、この大流行に対して使われたワクチンだ。ファイザー社やモデルナ者などの業者が製造したmRNAワクチンに関わって、深刻な副反応が出たことが報告されたが、今はその副反応に肝臓障害も含まれるようになった。具体的な副反応は、血小板の多大なる減少(血小板減少症)、重症で命に関わる危険のあるアレルギー反応の高確率での発生(アナフィラキシー)、心筋の炎症(心筋炎)、血栓(血栓症)、さらには亡くなることさえある。
したがって重要なことは、大手報道機関からは事実上無視されている、この大流行を抑え込むための科学に基づく解決法が存在する、という事実だ。カリフォルニア州のラス医師研究協会で活動中の研究者たちは、特定の植物エキスと微量栄養素の組み合わせを開発した。この組み合わせにより、SARS-CoV-2コロナウイルスのもともとの菌株だけではなく、アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株、カッパ株、ミュー株などにも効果的であることがわかっている。この独自の方法に基づいたこの組み合わせについては、最近米国特許商標庁より特許が認められた。
ビタミンCの静脈内へ大量投与は、COVID-19による死者数を減らすことを示す臨床上の証拠が出ているだけではなく、科学に基づいた自然治癒法的な方法を取ることも広がっており、これらの方法を取っておれば、この大流行を抑え込むことができ、マスクの強制着用、試行段階にあるワクチンの使用や都市封鎖措置といった厳しい公共医療処置をとらなくてもよかったかもしれない。大きく宣伝されている「次なる大流行」が発表される前に、政府や公共医療当局が学ぶべき貴重な教訓は、明らかにいくつかある。
この記事の原版は、ラス医師研究協会が初出。ポールは、ラス医師研究協会の業務取締役であり、爆発的な反響を得た当グローバル・リサーチ発刊『ブリュッセルのEUにあるナチスの根本』の共同著者の一人。ポールは、国際食品規格委員会についての専門家であり、国際食品規格委員会での公式監視員として、会議の現場を目にしてきた。ポールのツイッターはこちら、@paulanthtaylor。ポールは、当グローバル・リサーチに定期的に寄稿している。画像はPixabayから。
Adverse Effects of Face Masks Confirmed
筆者:ポール・アンソニー・テーラー(Paul Anthony Taylor)
出典:グローバル・リサーチ 2023年6月23日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年7月11日
![](https://blog-imgs-170.fc2.com/t/m/m/tmmethod/20230711072733851s.jpg)
マスクはCOVID-19大流行期に広く使用されてきた。そして法律で強制されることも多い。マスクはSARS-CoV-2コロナウイルスの感染を縮減するのに有効であるとされてきたが、マスクの弊害について調査した研究からは、そのような通説とは相容れない結果が出ている。そのことを念頭に置いた新たな研究が中国の研究者らにより行われたが、その研究により、N95マスクによる心肺機能への影響が調査された。なおN95マスクとは、種々のウイルスに対して最高段階の保護力があるとされてきたマスクだ。
この研究結果により明らかになったのは、マスクの着用により重大な弊害が引き起こされるということだった。具体的には、心肺機能障害を引き起こす可能性があり、命に関わる場合も出てくる、ということだった。
ジャマ・ネットワーク・オープン誌(JAMA Network Open journal)に出されたその論文は、30人の健康な被験者のもとでの無作為の臨床実験という形を取っていた。 N95マスクを14時間着用した際の心肺機能に対する影響を分析するためのこの実験は、被験者らのカロリー摂取量や肉体運動量を厳格に制限できるよう、代謝研究室で行われた。
マスクを14時間以上着用すれば、血液の酸性度、心拍数や血圧が大幅に増加することがわかった。そして、マスク着用が原因となる心肺機能への圧迫がさらに増大するのは、被験者らが軽い運動をした際だった。さらに、エネルギー消費や脂肪の酸化も、運動中に上昇した。
この研究者らが警告したのは、健康な人々ならマスク着用により生じた心肺機能に対する圧迫を調整できるが、老年層、子どもたちや心肺機能に障害を持つような人々であれば、困難な状況になる可能性がある、という点だった。この研究者らの推測によれば、心肺機能への圧迫が長時間続けば、心肺機能障害を引き起こし、命に関わる場合も出てくる、としていた。
COVID-19に対する公共医療政策の失敗が拡散
N95マスクは、SARS-CoV-2などの種々のウイルスに対して最大規模の防御力を持つとされてきたが、このマスクが、病弱な人々を保護することができる証拠が十分ではない、と主張している医療当局もいくつか存在する。英国健康安全保障局は、2023年3月、このような状況を調査した研究を発表した。具体的には、N95マスクの着用は、このウイルスにより重症になる可能性が高い人々を保護できるかについて調べた研究だった。注目すべきは、この報告書の著者らはマスク着用の効果を証明する数値を提供した研究を一つとし見つけることができなかった点だ。
しかし、マスクの着用だけが、COVID-19に対する医療政策として、大きな疑問の声が上げられている医療措置ではまったくない。2022年に米国のジョンズ・ホプキンス大学の研究者らが出した論文によると、都市封鎖措置によって防げるコロナウイルスによる死者数は、たったの0.2%である、という。以前行われた総数34件の論文を調べたこの研究者らは、都市封鎖措置、学校の休校、国境の閉鎖、人々の自宅軟禁、公共の集まりの制限などの措置が、COVID-19による死者数を減らすことに関して顕著な効果があったことを示す証拠を見つけることができなかった。
これらの研究者の分析に基づき、ジョンズ・ホプキンス大学の研究者らが推奨したのは、都市封鎖措置により「壊滅的な影響」がもたらされることから考えれば、このような措置は、「大流行に対する医療政策の手段から外す」方が適切である、という内容であった。さらにあきらかになったことは、国境封鎖をしても、都市封鎖措置よりも命を救う効果は薄いことがわかった、という点だ。国境封鎖で減らせる死者数は、たったの0.1%に過ぎないことがわかったのだ。
COVID-19に対する科学に基づいた種々の解決方法
COVID-19に対する公共医療措置の失策に付け加えられるものは、この大流行に対して使われたワクチンだ。ファイザー社やモデルナ者などの業者が製造したmRNAワクチンに関わって、深刻な副反応が出たことが報告されたが、今はその副反応に肝臓障害も含まれるようになった。具体的な副反応は、血小板の多大なる減少(血小板減少症)、重症で命に関わる危険のあるアレルギー反応の高確率での発生(アナフィラキシー)、心筋の炎症(心筋炎)、血栓(血栓症)、さらには亡くなることさえある。
したがって重要なことは、大手報道機関からは事実上無視されている、この大流行を抑え込むための科学に基づく解決法が存在する、という事実だ。カリフォルニア州のラス医師研究協会で活動中の研究者たちは、特定の植物エキスと微量栄養素の組み合わせを開発した。この組み合わせにより、SARS-CoV-2コロナウイルスのもともとの菌株だけではなく、アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株、カッパ株、ミュー株などにも効果的であることがわかっている。この独自の方法に基づいたこの組み合わせについては、最近米国特許商標庁より特許が認められた。
ビタミンCの静脈内へ大量投与は、COVID-19による死者数を減らすことを示す臨床上の証拠が出ているだけではなく、科学に基づいた自然治癒法的な方法を取ることも広がっており、これらの方法を取っておれば、この大流行を抑え込むことができ、マスクの強制着用、試行段階にあるワクチンの使用や都市封鎖措置といった厳しい公共医療処置をとらなくてもよかったかもしれない。大きく宣伝されている「次なる大流行」が発表される前に、政府や公共医療当局が学ぶべき貴重な教訓は、明らかにいくつかある。
この記事の原版は、ラス医師研究協会が初出。ポールは、ラス医師研究協会の業務取締役であり、爆発的な反響を得た当グローバル・リサーチ発刊『ブリュッセルのEUにあるナチスの根本』の共同著者の一人。ポールは、国際食品規格委員会についての専門家であり、国際食品規格委員会での公式監視員として、会議の現場を目にしてきた。ポールのツイッターはこちら、@paulanthtaylor。ポールは、当グローバル・リサーチに定期的に寄稿している。画像はPixabayから。
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