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2020年9月28日 (月)

アメリカは石油のためでなく「イスラエルを守る」ため中東にいるとトランプ

2020年9月27日

 クリントン政権以来、アメリカが中東で、イスラエルの近隣諸国を破壊している本当の理由は、イスラエルを守るためだと、トランプは語った!

 石油ではなく、(我々による介入の結果の)「テロリズム」ではなく、地域でイスラエルを優位にするためだ。他のどの大統領が、これほど正直だっただろう。「対テロ戦争」はイスラエルのための戦争だったのだ。

https://mondoweiss.net/2020/09/u-s-is-in-middle-east-to-protect-israel-not-for-oil-trump-says/

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2020年9月12日、フィリップ・ワイス

 2020年9月8日、トランプはノースカロライナ州ウィンストンセーラムで講演。NBCニュース動画のスクリーンショット。

 四日前、ドナルド・トランプは、アメリカは石油のためにではなく、「イスラエルを守りたいと望む」から、中東に関与していると語ったが、この発言は主流報道機関ではほとんど報じられていない。

 9月8日、トランプはノースカロライナ州ウィンストンセーラムでの集会の際、アメリカのエネルギー自立について自慢して発言し、もしジョー・バイデンがホワイトハウス入りすれば(47分)、それを損なうだろうと述べた。

 私はエネルギーで自立しているのが好きだ。皆さんもそうでは? 私は皆さんの大部分が、自動車のタンクを満たしに行く際には、それが二ドル以下なのに気付いたと確信している。皆さんは、一体どうしてそうなったかご存じだろうか? トランプ大統領、ありがとう! 電気代や他の全てが、この連中では、4、5、6倍に上がるだろう。それがグリーンニューディールと呼ばれる緑の新しい悪夢だ。私が大統領である限り、アメリカは石油と天然ガスで、世界一の産出国のままでいるだろう。我々はエネルギー自給国のままでいるだろう。今後、何年間もだ。我々は、イスラエルを守ろうと望む以外、中東には、いなくてもよいというのが事実だ。我々はイスラエルに非常に親切にしている。それ以外、我々は中東にいなくてもよいのだ。皆様は、我々が絶望的に石油を必要としていた時期があったのをご存じだが、我々はもはやそれを必要としない。我々は必要以上に、多くのエネルギーを持っている。それは素敵ではないだろうか? 他の国々を再建した何年も後に、我々はとうとう、我が国を築いている。

 The American Conservativeのバーバラ・ボランドが、このトランプ発言を取り上げたように思われる唯一の記者だ。明らかに、他の誰も気にかけていない。

 アメリカがなぜ中東でそれほど多くの紛争に携わっているかについて、皆様は全ての議論を覚えておられるだろうか? 我々は、なぜイラクで戦争をしたのか? 主流派の基本的見解は、石油のためだということだ。我々は、イラクでは採掘権を失ったが。

 イスラエルをより安全にするために、イラクに侵略したという、秩序破壊者トランプの発言は、長いが、いかがわしい政策当局による分析の歴史と結び付く。イスラエルに対する脅威が、戦争の動機だったが「その名はあえて言えない脅威」だと言った911委員会の前委員長のように。あるいは、国防長官が、イスラエル圧力団体のユダヤ国家安全問題研究所に言及して、「JINSA連中」ネオコンの主張を受け入れたので、我々はイラクに侵略したというコリン・パウエル発言。

 トランプは、この地域全体の不安醸成を進めた、イスラエル創生という、より大きな現実政治の理解に軽く触れたのだ。1940年代に国務省が警告したのと同様に。だが、アメリカ・メディアの誰かが、このような考えを検討するなどと期待してはいけない。

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2020/09/27/u-s-is-in-middle-east-to-protect-israel-not-for-oil-trump-says/

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 大相撲も終わった。大本営広報部を見る気にはなれない。youtubeをみている。

【ニッポンの崖っぷち】「ゾンビ道路」が街を壊す~東京都杉並区(山岡淳一郎×西荻窪の道路拡張を考える会)20200923

 古くは田中正造が闘った谷中村遊水池化、現代では辺野古基地建設と同根。理不尽な権力の横暴。

 下記番組で、マルクスの思想を論じる若手学者を知った。

西谷文和 路上のラジオ 第35回 斎藤幸平さん「納得!コロナと気候危機から学ぶ
今後の社会構築」/小出裕章さんも登場!

 続けて、他の講演も聞いた。

斎藤幸平×白井聡トークイベント(斎藤幸平・編著『未来への大分岐』刊行記念)

「ベルリンの壁崩壊がもたらしたもの」(3) 冷戦終結30年 大分岐の時代に 斎藤
幸平・大阪市立大学准教授 2019.12.11

 それで『未来への大分岐』を読んだ。書店の棚に並んでいたが、手にとったことがなかった。『人新生の「資本論」』を読んでいる。

 『人新生の「資本論」』第二章の冒頭、トランプ発言とつながっている。

 ▼緑の経済成長というビジネスチャンス
 グリーンニューディールを掲げる人々のなかでも 以下略

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