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はてなキーワード: 地上軍とは

2026-04-04

アメリカ戦争でこれほどまずい戦争はなかったと思う

ベトナム戦争よりさら大義がなく、現地の味方もいない。

携帯対空火器航空優勢絶対的ではなくなっているし。

イラクときと違い西側に味方もおらず、政権もまともじゃない。

ドローン兵器の普及と決定的な対抗兵器の不在でこれまでの非対称戦のルールが変わったのが大きい。これがパワーバランスを変えた。

唯一マシなのは地上軍を投入していないか自国の死者数は少ないってことぐらいか

2026-03-27

anond:20260327134733

現状明らかに革命防衛隊管理下ホルムズ海峡はある。

イラン自体軍事的にどうこうするのもイランの地形は要害で予備役含めたら100万規模の勢力なんで地上制圧米軍でも相当きつい。

ならば海峡だけどうにかすればいいのだが、移動式ミサイルやらドローンやらの脅威があってあの狭い海峡でこれらの飽和攻撃を防御するのは無理だし、機雷も小舟でまけるので中国とかの友好国の船があるので政治的ハードルは高いが物理ハードルはかなり低い。要は日本派遣したところで実際どうにもならん。

で、交渉の方だがどうも一回通すとは言ったものの実際に通れてるのは中国とか一部の密接な友好国のみっぽい。

なんで日本としてはイラン交渉続けつつ、トランプが折れるのを期待するしかないのだが縮小とか早く終わらせたいとか言ってる一方で地上軍派遣とかも言ってるので実行したら泥沼の長期化必至。

anond:20260327060935

勝てはしないが負けてもいないよな。このまま負けなければイラン政治的目的は達成されるから戦争で勝つ必要もない。そして、真の意味ボコボコならアメリカは核心的勝利を掴むためには本土地上軍派遣しているはずだ。

文脈読んでほしいが俺は別にイランシンパからこう言う話をしている訳ではないし、むしろ嫌いだ。

軍事大国規模でなくても防衛費をある程度割くことは国家主権を守る上で重要と言うことを話している。つまり日本においても

2026-03-24

日本イラン賠償金を払えばホルムズ海峡の封鎖を解いてくれるのでは?

ホルムズ海峡の封鎖を解かないと日本は干上がっちゃうわけで、9条がどうこう言ってる場合じゃないんだが、9条がなかろうと行ってなにができることなんかないわけで。

船が倒れる幅が数キロしかないのに、ミサイル迎撃機雷除去もねーだろ。音速航行する船でも作らない限り無理でな。

もう、地上軍投入でローラー作戦してくまなく拠点を潰すしかないはずやけど、米兵が1人捕虜になったり死んだりするだけで米国民が発狂するから日本9条派兵できないように米国は地上作戦はできない。

まりアメリカは期待できないが、なんとかしないといけない。

で、考えた。

アメリカの代わりにイラン日本賠償金払えばいいんじゃね?

「うちの親分迷惑かけてすいません!」

とな。

アメリカに80兆円カツアゲされるんだから、おかわりでイランに5兆円くらいなら払ってもいいだろ?

2026-03-23

anond:20260322213120

逆だろ。

斬首作戦だけでは意味がないとイラン証明してしまたから、中国がやりづらくなった。

やるなら台北地上軍占領しなければならない。

2026-03-19

ロシアクリミア併合は、容易に達成された。

これが、プーチンの目を曇らせた。

そしてウクライナ戦争を始めた。

トランプ場合ベネズエラだ。

斬首作戦があまりにもキレイに決まりすぎた。

そのあとのベネズエラ政府従順な態度とあわせて、

まりにことが簡単に運びすぎた。

おそらくイランベネズエラは違う。

と何度も警告を受けただろう。

(警告を言える人間がまだ側にいるかどうかは疑問だが)

それは無視された。

ドツボにはまっている

プーチンウクライナ戦争の初期、簡単制空権を取れると思っていた。

そこが最大の誤算だった。

おそらく制空権さえ取れていれば、

ウクライナにどれだけ対戦車ランチャー

旺盛な士気があったとしても

ロシアの物量の前に敗れ去った可能性が高い。

一方、トランプ制空権だけは完璧に獲得している。

今、イラン上空は、アメリカイスラエルの庭だ。

だが肝心の地上軍がいない。

さもそも必要であるとも考えていなかった。

政権を屈服させるためには、トップの首を刈り取ればそれでいいと勘違いしていたからだ。

が、そんなわけはない。

ベネズエラのほうが例外なのだ

トランプが何を望んでいたのか正確にはわからないが、

現行のイラン政府転覆させることを望んでいたのなら、

テヘラン占領とそれに続く長い戦争をやり切る覚悟必要だった。

どうかしている。

2026-03-09

anond:20260307111032

トランプ任期まで耐えればイランも逃げ切れるのだろうか?

トランプと違って建前くらいは用意するだろうけど、やっぱりアメリカがやることは同じなんじゃないかな。

先制攻撃したことは棚にあげて報復の名の下にインフラ破壊し尽くし、地上軍展開より安上がりだから反政府組織武器支援するだろうし、それでグダグダになろうと石油さえ奪えれば知ったこっちゃなく。

2026-03-07

anond:20260307023416

山と砂漠が広すぎて補給線維持しながらテヘラン周辺で地上軍展開するのが難しいとか。

メリケンは隣のイラク叩き潰してたし平野なら人口関係ないと思う

2026-02-02

anond:20260201212711

だったら講説してやるけど、そもそもウクライナ軍常備軍地上軍じゃなくてミサイルにやられてるわけ

開戦当初にロシアミサイルは枯渇した!みたいな報道あったろ?

あれってロシア保有する巡航ミサイル2000発以上を全部機甲師団にぶっ込んだ

人類史上最大規模のミサイル攻撃ウクライナ軍戦車装甲車合わせて3000両だか4000両だか失った。陸上自衛隊4個分が消し飛んだ

まり地上戦を行わない時点でウクライナ陸軍は壊滅状態に陥り、そこから地獄徴募兵の逐次投入が始まる

海の向こうの小競り合いなんて認識中国と事を構えたら、一撃で終わりかねない

初撃で全滅し、そこから自衛隊を立て直すために社会のあらゆるリソースが費やされるリスク、これをどこまで本気で考えているのか

2025-12-26

anond:20251226110243

ベネズエラの船の話、「麻薬を運んでる船だからミサイルで沈める」って凄くね?

普通、港で逮捕して海に積荷を捨てるくらいだろ?それだっていちゃもんつけられてアヘン戦争になったくらいだけど、洋上民間の船沈めるとか笑う。

「そうか、麻薬を運んでたら仕方ないね

ってなるかよw

さすがアメリカ!俺たちに出来ないことを平然とやってのけるッ

そこにシビれる!あこがれるゥ!

で、そんなニュースが何件かあったと思ったら、今度はベネズエラタンカー拿捕だろ?

麻薬資金源になってるからかいロジックで。

麻薬を作るような国の営利活動は全て麻薬資金源だから、全ての営利活動妨害してよし!悪の国家財産接収してよし!原油ゲットォー!

ってことみたいで。

もう3隻目だっけ?スゲーよな。

さすがアメリカ!俺たちに出来ないことを平然とやってのけるッ

そこにシビれる!あこがれるゥ!

そういや、今年も核開発疑惑イラン空爆したよな。

キノコ雲でるバンカーバスターで派手に。

領海侵犯したとかしてない、レーダー照射したしないで揉めてるのがアホらしいわ。

さすがアメリカ!俺たちに出来ないことを平然とやってのけるッ

そこにシビれる!あこがれるゥ!

考えてみりゃ、アメリカにとって空爆くらい朝飯前だよな。

イラクなんか大量破壊兵器を隠してるっていちゃもん地上軍展開して徹底的にやられちゃったしな。

さすがアメリカ!俺たちに出来ないことを平然とやってのけるッ

そこにシビれる!あこがれるゥ!

ってことで、いつかアメリカ中国先制攻撃すると思う。

2025-11-20

anond:20251120220445

中共みたいな権威主義体制が苦手なのはどう出てくるか読めないデタラメ相手だよ。

トランプ任期中に駆け込みで台湾侵攻しようとしてるんだとか本気で言ってたら失笑されるよ。

しかも、キャンプに行く準備じゃないんだからそんな一朝一夕に準備できないよ。

国境越えて地上軍が侵攻すればいい地続きの隣国と違って

島だから機動部隊で攻めていかないといけないし

島としては大きい島だから大規模地上兵力投射しなければならない。

しかもそれらを電撃的に遂行しなくてはいけない。

簡単制圧できるようなもんならとっくにやってるんだよ

2025-11-18

斬首作戦定義すらわかってなさそうな書き込み斬首作戦とは、総統斬首することとイコールではないんだけどな、包含はしてるかもしれないけど)だったので、とりあえず議論の土台になる定義の共有からねという意図だったが。

最近台湾総統独裁者でもないしカリスマリーダーでもないので「斬首」しても意味がない

https://anond.hatelabo.jp/20251118131834



・踏まえてたそうで。でもたぶん君、元増田と別の人だよね。元増田の主張と君の主張、一貫性が薄いというか、元増田と君はおそらく真逆の主張だもの

・文の読めてなさ、語彙への理解不足が甚だしいのは君。そんな短い書き込みなのに、その中で「前面」侵攻とか誤字も平気みたいだしね。

からそれを踏まえて

中国台湾に対しては斬首作戦オプションを取れない

前面侵攻ののち地上軍により占領するしかない

と言ってんだよ文盲

anond:20251118142433



アメリカ経済力軍事力他国を引き離す超大国だが、他国侵略戦争を仕掛けていない。

なぜなら、現代では侵略を行うコストが高すぎるから

資源貿易で手に入り、莫大な占領コストがかかり、物理的な土地から得られる利益は限られ、国際経済から得られるメリットを失い、核抑止によるカウンターがあり得、同盟ネットワークを失い、国内情勢が不安定化する。

そのコストに見合った侵略が、選択肢に無くなるから

 

ではロシアはなぜウクライナ侵略たか

ロシア軍事的コスト経済制裁国際的反発のコストを、かなり楽観的に見積もっていた、見誤っていたという見方が強い。

コストに見合った利益を得られず、国際的地位も低下し、長期的には世界の中でのポジションを落とす、失敗した戦略ということになる。

 

では中国はどうか。

中国南シナ海で強行姿勢を崩さないのは、地政学的な必然性があると言われる。

世界海上貿易の1/3が通過し、中国原油輸入の80%はこのエリアを通って中国に入る。

もしそのエリアアメリカに封鎖されるとすると、中国にとって最大の弱点になり得る。

当然、海中の資源を確保したい思惑もある。

 

同じように、中国台湾への強硬策に出るのか。

可能性はゼロでは無いが、政治的軍事的経済的になコストから軍事侵略は行われないだろうと考えられている。

台湾軍は山岳地帯防衛に特化しており、中国海軍は見かけより外洋戦能力が弱いと言われている。アメリカ日本が介入する可能性もある。

また、武力侵攻が行われれば、日本アメリカ欧州ロシア以上の制裁を発動すると想定され、中国ロシア以上の経済的な打撃を受けることになる。

中国が取り得る強硬策は、台湾への経済封鎖や民間企業への圧力サイバー攻撃SNS工作による世論への介入などなど。

なおこれらは、中国侵略コストを正しく認識していることが前提となる。

https://anond.hatelabo.jp/20251118130104

2025-10-31

anond:20251031154635

北朝鮮なんか世界で1番レアアース埋まってるし、ウランとか核兵器原料も埋まっとるし、絶好の代理戦争舞台だと思う。

最近ベネズエラの船をアメリカ麻薬対策()で沈めまくってて、地上軍麻薬対策()で送り込むって意気込んでるけど、ぶっちゃけ反米石油が埋まってるしからだろ?

核も持たずに反米キメたのがアホ。

2025-07-19

米国に攻勢を促されてもウクライナには兵士の数が足りていない。それならば…

トランプに言われんでも反転攻勢に出れるのならとっくに出ている。

でも兵隊の数が足りていないから防御に専心しつつ、後方での破壊活動などを地道に続けていくしかないのだ。

一方のロシア意味兵隊の数が足りていない。

同盟から非公式兵士派遣してもらっていることからもそれを証明している。

逆に言うと、どちらかが数万人から十数万人規模の兵隊を集めることが出来れば戦況は変わるということだ。

このような状況は、ひょっとしたらこから戦争ではスタンダードものとなる可能性もある。

従来の欧米理想としてきた戦力の集中による大突破作戦通用しない時代突入しているのかもしれないのだ。

それならば、ある国家正規兵と同質の大規模地上軍傭兵として供出するだけの能力を備えたならば、かつての中世欧州世界スイスのようなポジションを得ることが出来るのではないだろうか?

まり現代傭兵国家である

あるいは日本のように自動車産業鉄鋼業のような国の根幹として機能してきた産業が衰退していく国が目指すべき姿なのかもしれない。

2025-06-22

しろイランアメリカに反撃をしないほうがいい。

そして核開発は止めない、しか核兵器など作っていないと主張し続けるのだ。

トランプの行動原理の基本は厳しい態度に出れば、必ず相手は折れるはずだ、という出たとこ勝負な考え方だ。

それに従って乗っかってはいけない。

我慢して粘り強く持久戦に持ち込むのだ。

イスラエル空爆に耐えるのは苦しい。

米国も第二波を行うかもしれない。

しかし、耐えるのだ。

そして、無法なのはイスラエルアメリカである

という事実を全世界の前で確定させるのだ。

そうこうしているうちにイスラエル弾薬も尽きる。

空爆だけで国家転覆させることは出来ない。

さりとて米国地上軍派遣することなどもありえない。

宙ぶらりんになったトランプは振り上げた拳をいつものようにゆっくりと降ろさざるを得ない。

anond:20250622141439

空爆だけで国家体制崩壊しません。

必ず地上軍の投入が必要なのです。

しか米国地上軍の投入なんてするわけがありません。

現にそんな準備は全くしていません。

ということは戦争に勝つも負けるもないのです。

2025-06-18

空爆だけでは戦争に勝てない

これはイラク戦争湾岸戦争で繰り返し言われたことだ。

地上軍を投入しなければ国家体制破壊することは決して出来ない。

ただ空爆により弱体化した国家が何らかの別勢力によって転覆されるという可能性はもちろんあり得る。

2025-05-16

anond:20250516220913

これは小説版に明確に答えが書いてある

連邦地上軍将官としては最終的には勝つので今損害を出したくない、があったので遠い前線にはほとんどMS配備しなかった

オデッサ作戦の段になってようやくそれまで欧州に展開していた連邦兵力の倍以上がジャブローから出撃して勝ち馬に乗りに行った

なので最前線に配置しないのが正です。全部手の届く範囲の小競り合いで功績稼ぎのために使われてた

2023-10-19

イスラエルガザ空爆しているのは地上軍作戦の下準備なのだという。

最終的にはハマス戦闘員捕縛するとともに、地下トンネル弾薬庫やロケット弾生産/発射のための施設を潰さなくてはならないが

いきなり突っ込んで行くのはリスクが大きいので空爆ボロボロにしてからだと。

そういう目的を達する上で遥かにスマートソリューションはいわずもがなロボット兵器だ。イスラエルLAWSに関して世界最先端だという。

AI積んだ変な犬みたいなロボットテロリストを狩る、グロテスク世界が来るのだろう。住民もろとも空爆で吹っ飛ばすよりそれはマシなのだろう。

ロボット兵は核に次いで戦争の形を、つまり世界のあり方を変えることになる。

2023-10-09

メモ イスラエルの状況

ガザ地区への地上軍の投入は必至か?

現状ではハマスガザ地区から突出して占拠したイスラエル国内の拠点をすべて奪還できていない。

その地域では戦闘が行われている模様。

すべての地域を奪還したあとで、今回の被害の総計を知ることになる。

人質問題をどうするのか?

背後にイラン支援があると推測されている。

そのことの証拠イスラエルが入手した場合にはイランに対する報復行動が考えられる。

先々の話となるが、そのような状況は米国さらに困難な状況に陥れる。

中国シフトしつつあった米国だがウクライナ問題に加えて中東問題を抱えることで難しい状況となった。

中国との融和が必要な状況となりつつある。

米国空母打撃群を東地中海に移動させて、さらなる紛争を抑止しようとしている。

紛争が長引けば、イスラエルの対空防御兵器やその他の弾薬が枯渇する可能性があり急ぎ支援することを約束

大統領権限委譲出来る物資には制限があり議会予算を獲得しなければならない。

ウクライナ支援予算イスラエル支援予算を獲得する必要がある。

予算問題により、解任された下院議長の後継を務める人物政権協調姿勢を取るかは不明

2023-10-07

パレスチナイスラエル、今年だけで200人死んでるよ。

というかここまでやったら確実に地上軍による報復受けるだろうけど何考えてんだろうね

いや、「何考えてんだろうね」って、お前は呑気すぎるぞ。今までのイスラエルパレスチナのやり取りを見ていれば、こんな状況がいつ起こるかなんて、時間問題だった。今年だけでも、こんだけ死人が出てるんだぞ。だいたい1ヶ月に1回は軍事衝突してて、死人が出てる。

パレスチナウォッチャーとしては、パレスチナ人はむしろ良く我慢してたなって印象。

ちなみに、今年8月時点で、パレスチナ200人が死亡、イスラエル人30人が死亡という結果になってる。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230822/k10014170801000.html

anond:20231007213757

2023-02-19

ロシアウクライナ戦争の開戦一年を前に

まもなく開戦から一年を迎える。

冷戦終結させ核戦争の恐怖から逃れた人類が祝砲とともに迎えた21世紀が、よもや侵略戦争とそれに伴う核戦争懸念に飲み込まれるとは誰が予想したであろうか。ここに至る経緯は長く複雑であって一冊の書物にさえ収まりきらないものではあるが、それが世に出るころには世間の関心は賞味期限切れを起こしていると思われるので、ここにその一部を記そうと思う。


そもそもウラジーミル・プーチンウクライナ併合をもくろむようになったのはいつのことだろうか。すなわち、民族的ロシア人保護というロシア社会における要求に甘んじず、かつてのロシア帝国的な全スラブ民族庇護者というアイデンティティ確立し、ウクライナロシア範疇とするべく模索を始めたのはいつのことだろうか。これは遅くとも2019年にはその転換は生まれていると考えられる。冷戦の勝者であったはずのアメリカトランプ政権の下で国際的威信を低下させ、アラブの春以降に生まれた膨大な中東難民ヨーロッパ社会疲弊させた。東に目を向ければ2008年の中露国問題解決をもって後顧の憂いを絶ち、和平条約こそ結べないものクリミア危機をもってしてもなお対露宥和政策を維持する日本を見る限り不安要因とはなりえない状況であった。そして、ウクライナにおいてさえ、2019年大統領選挙では対露強硬派ポロシェンコが敗退し、政治的には素人コメディアン出身ウクライナ語さえ満足に話せないゼレンスキーが対露宥和政策を掲げて当選するに至ったのである。むしろこの時にこそ、プーチンミンスク合意を超えたウクライナ併合という天啓を得たとしてもおかしくはない。彼の帝国に、およそ実現不可能侵略戦争妄執を諫める官衙が無かったことが、世界悲劇であった。

ロシア軍の当初の作戦は様々な面で事前の調査検討が不十分なものであった。もとより実現可能性も実効性もない目標を大真面目に検討しろと言う方が無理であろう。とはいえ杜撰侵略作戦はいかにして作られたのだろうか。これにはおよそ二つの側面がある。一つは、計画立案の手間を惜しんで集団安全保障条約(CSTO)加盟国内で政変が起きた際の介入計画を下敷きにしている面。もう一つは、プーチン個人が気に入るであろう要素を加えることで、彼個人が満足するように作られている面である。このため、作戦計画はもとより無理のある要求に非現実的企画で回答するという悪循環産物と化しており、2022年2月の史上稀に見る大失敗に至るのは当然のことであった。

プーチンはこれまでに2回、親露派内閣の救援に失敗している。ブルドーザー革命で当時ユーゴスラヴィア大統領であったミロシェビッチ保護できず、またマイダ革命でもヤヌコヴィッチ内閣を支え切れなかった。これを踏まえ、CSTO加盟国内で政変が起きた際の対応計画は、かなり真面目に練られていた。そのうちの一つが開戦劈頭のアントノフ空港攻略作戦の原型になっている。原型となった計画では、クーデターなどによって親露派政府が打倒されそうになった場合ロシア空挺軍部隊首都近郊の空港制圧して先行する特殊部隊とともに政府首脳部を保護し、これを空挺堡として首都や周辺の主要都市軍事拠点順次制圧していくという展開を想定している。

実際、ウクライナ侵攻の直前に起きたカザフスタン政変ではトカエフ要請を受けてロシア空挺軍によるアルマトイ国際空港を中心とした展開が行われており、一方の権力を奪われたナザルバエフ隣国キルギス脱出し、カント空軍基地プーチン政権奪還を支援してくれるものと待ちわびていた。権力闘争の結果は周知のとおりだが、仮にトカエフがより反露的な人物であれば結果は違っていたかもしれない。

ウクライナ侵攻計画においても、親露派大統領に対するNATO とりわけアメリカ主導のクーデターが発生した際の対応計画を元に、少数の特殊部隊と大規模な空挺軍を利用したアントノフ空港制圧とこれを拠点としたキエフ制圧計画立案されていた。この作戦の致命的な欠陥として、クーデターであれば存在していたはずのウクライナ国内の親露派有力者、とりわけウクライナ部隊ウクライナ保安庁内の協力者からの援護が十分に期待できない点が挙げられる。計画上は確かに彼らが侵攻開始と同時に蜂起する想定になっていたのだが、ウクライナ国内の親露派の多くはロシア軍の本格侵攻を信じてはおらず、投下された膨大な準備資金個人的な利益に帰してしまった。さらに、開戦直前に至るまでアメリカによる情報公開攻勢が行われたため、ウクライナ国内の親露派との連絡調整を職掌に収めていたロシアFSB第五局は情報漏洩を恐れて正確な開戦日時を伝達せず、結果的2月24日は(開戦日は教えてもらえると思い込んでいた)親露派に対する奇襲となってしまった。この、事前連絡のない開戦とロシアによる一方的な協力への期待は、数字としては出ていないが、民族的ロシア人あるいは経済的恩恵といったものを背景とした親露派の翻意を大いに促し、以後のロシア軍を大いに苦しめることとなる。

また、本来であれば、制空権の確保と空挺堡の構築、地上部隊の侵攻は十分に連携の取れたものでなければならない。しかし、ロシア政府内では侵攻作戦プーチンの「お戯れ」であるとみなされていたため、作戦計画の内プーチンが喜びそうな内容、具体的には前述のアントノフ空港への奇襲といった派手な作戦ウクライナ全土制圧後のロシアへの併合宣言といったハイライトのみが詳細に検討され、それ以外の点については何ら考えられてこなかった。例えば、アントノフ空港制圧した空挺軍部隊と合流するためにベラルーシから地上侵攻を行う必要があるが、チェルノブイリ原発周辺の森林地帯を通過する際の計画東部軍管区のある若手士官図上演習課題として丸投げされ、提出された素案を元に別の将校が大規模演習の名目で具体的な計画に起こしていたことがわかっている。想定された場所以外では戦闘妨害が起こらず、また演習名目であったために部隊の移動は迅速に進むという前提で計画が確定してしまたことが、キエフの戦いにおいて裏目に出てしまった。同様にロシア空軍も、地上軍との連携が乏しく長期の作戦計画立案されていないなど、全面戦争を想定したものとは到底言いがたい状況であったのには、このような背景があったのだと見られている。

戦前年にもロシア軍はクリミア半島などにおいて大規模な動員訓練を行っていたが、プーチンが本気であると知らない者には、これら人員物資の集積はあくまウクライナおよびNATO に対する威嚇として理解されていた。事情を知る者は当初計画があまりに楽観的であることに懸念を示していたものの、FSB第5局の人員の多くは親露派ウクライナ人の協力が当然あるとして疑わなかったし、またある者はプーチンが本気でウクライナ侵攻を計画していると認識していなかった。何より、プーチン本人が自分に気に入られるべく作られた即興作戦計画を「狙い通りに」気に入ってしまった。平たく言うと、ロシア軍としては侵攻計画の前提となる環境整備は対外諜報活動を所管するFSB が行うことが大前提であり、しかFSBはその軍事侵攻に十全な準備をできていなかったのである本来なされるべき長期的な見通しの欠如は、未だにロシア軍を苦しめている。


もう一方のウクライナ側の防衛計画についてはどのようなものだったろうか。戦前ウクライナ政府および軍が想定していたロシア軍の侵攻計画は以下のようなものであった。まず、ドネツクルガンスク人民共和国(D/LNR)との停戦ラインにおいて大規模な衝突を起こす。これを受けてロシア政府ウクライナ政府に即時の停戦撤退要求する。ウクライナ政府拒否した場合ウクライナ軍による民族浄化作戦からロシア住民保護」を名目ロシア軍による大規模な空爆を行う。空爆によってウクライナ政府降伏しない場合地上軍による侵攻を行い、かつてノヴォロシアと呼ばれていた民族的ロシア人の多い地域制圧する。これらの地域はD/LNR と同様にウクライナ国内の(EUNATOへの加盟を拒否できる)自治州として温存し、長期的にはこれらを通じてウクライナを間接的に支配する。このプロットは明らかにコソボ紛争における欧米の介入の経過をなぞったものだが、ウクライナ軍はプーチン個人的な欲求からNATOに対する当てつけとしてこのような展開を望むと考えていた。ロシアが率先してウクライナに侵攻するのではなくD/LNR が優位な戦況を作り支配地域を広げる体裁をとることが国際的批判回避する方策であるため、国際社会による仲裁拒否民族浄化を続けるウクライナへの懲罰的攻撃という方便を生み出すよう布石を打っていくのである。前提として、ウクライナ国内クーデターのような政変が無く、ロシアからエスカレートを仕掛ける場合を想定すると、このような順で進むと想定するのは合理的である

問題はこれがどの程度のスピードで進むかであるが、ウクライナ軍の想定ではコソボ空爆と同様に開戦から地上侵攻まで最大3か月程度の時間的猶予があると考えていたようである。今を思えばのんびりした想定であるが、ロシア陸軍各部隊は徴集兵を少なからず含んでおり、これらは法律上ウクライナ派兵できないため、全面的戦争を始めるには予備役招集と訓練が必要であると見られていた。したがって部隊の充足率を高めるのに必要時間がある程度は期待できたのである。このタイムラグの間は空爆ドネツクルガンスク両州が主な戦場となる。そこで、ウクライナ軍としては東部陸軍の主力を集中させてD/LNRとの停戦ラインを堅持することで大きな損害を与え、ロシア本体が参戦するまでに東部戦線を安定化、あわよくば地上侵攻を思いとどまらせるという方針が定まっていた。また、この時、クリミア半島やベルゴロド州からロシア軍が侵攻してくることが考えられたが、ここは動員した予備役領土防衛隊国境線を維持することとされた。長期的な見通しはさておき、ウクライナ軍にとって主眼はあくま東部戦線であり、停戦ラインから20km の範囲で多数の陣地構築を行っている。隣接するヘルソンザポリージャハリコフの各州での陣地構築は開戦後住民避難と並行して行う予定であったと考えられる。

もし、開戦に先立ちウクライナ軍が上述の想定の元東部戦線への戦力の集中を行っていた場合、図らずもがら空きのキエフロシア空挺軍殺到していたことになる。では、ウクライナ軍はどこで引き返したのか。最も有力な説は2月21日のロシアによるD/LNRの独立承認の直後であろうというものである。前述のような経過をたどるには、D/LNR がウクライナの一部という立場のままロシアミンスク合意の履行を強制する状況になければならない。両地域独立承認してしまった場合、D/LNR や民族的ロシア人が優位な支配地域を中心とした間接的なウクライナ支配という筋書きと整合しなくなる。また、東部戦線におけるD/LNR の攻勢が想定よりもだいぶ弱く、ロシア軍が両地域へ展開している部隊数も想定をかなり下回っていることからウクライナ軍では当初想定とは異なる侵攻計画がある可能性を認めざるを得なくなった。この時、米国から情報によればロシア軍の侵攻計画長大国境線での一斉攻撃であった。残念ながら、ロシア軍が主体的に全面侵攻を仕掛けるという情報ウクライナ軍は信じることができず、さりとて東部戦線へ部隊を急派する必要もない状況を踏まえ、ウクライナ軍は部隊移動を取りやめ、部隊位置を秘匿したうえで数日待機、すなわち様子見することとした模様である結果的に、キエフ周辺には開戦直後のホストメリ空港一時的にせよ防衛するのに十分な戦力が残っており、第一機甲旅団チェルニゴフ州でドニエプル川左岸防衛することができた。一方で、南部においては部隊移動が混乱をきたしてしまい、クリミア半島との境界に当たるペレコープ地峡からメリトポリ付近に至る広い範囲守備部隊のいない状況となってしまった。もしこの地域担任する部隊が移動前であったならば、事前準備の不徹底なロシア軍の南部からの攻勢すら頓挫していた可能性がある。

開戦初期の戦況はこのような状況から作られたが、その後の展開は周知のとおりである

2022-10-14

NATOが介入してもロシア核兵器で反撃することはないだろう。

ならNATOが航空支援ウクライナ地上軍連携して

2月の開戦前まで戦線を押し戻してから停戦させればいい。

そのほうが話が早いし、死人の数は減るし、年内の停戦が実現可能だ。

その後のクリミア帰属や一部のロシア占領地区をどうするかは2国間で勝手やらせればいい。

プーチンには最早この問題解決する能力はないし、

ウクライナ米国おんぶしてもらわないと継戦能力がない。

だったら、さっさと終わらせて次のフェーズに移ればいい。

2022-07-12

anond:20220712141919

航空機ミサイルロケットを用いた越境攻撃は繰り返し行っている。

そういう低コスト低リスク方法である程度敵拠点を叩けるのに、地上軍を侵攻させる必然性がない。

いくら守ってるばかりではつらいとは言え、攻撃三倍の法則という言葉があるとおり防御側の方が有利なのは間違いない。

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