はてなキーワード: ジーンズとは
ジーンズも洗わない派いるけどあれは何と戦っているんだろうな
ネット上で「痴漢の冤罪問題」が話題になるのを見るたびに、昔付き合っていた彼氏のことを思い出す。彼はネットの「女叩き」コンテンツに脳を焼かれ、最終的に私の首を絞めた。
付き合い始めの頃の彼は、ごく普通の優しい人だった。しかし、Twitter経由でいわゆる「まとめブログ」の存在を知ってから、彼の中の何かが決定的に歪んでしまった。
私や女性全般に対する見下し発言が増えてきた頃は、まだ私もスルーできていた。でも、決定的だったのは「私が痴漢に遭った時」の対応だ。
「それって冤罪じゃないの? 男の人生を狂わせる気か!」と、被害者である私に向かって謎の説教をしてきたのだ。
そもそも田舎で人が少ないから逆恨みが怖くて、私は痴漢を捕まえて突き出したことなど一度もない。友人の話を聞いていても、痴漢を指摘すると「自意識過剰だろ」「お前みたいなブス触るかよ!」と逆ギレして逃げようとする男が多いと知っていたからだ。
それに、満員電車だけでなく、誰もいない地元の夜道で触られることもある。他に人がいないのだから冤罪もクソもないし、触られたこと自体は事実なのに、「冤罪!」と怒鳴り散らされるのは本当に意味不明だった。
私がそう反論すると、今度は「夜道を歩くお前が悪い」「ビッチみたいな服を着てるからだ」と自己責任論にすり替えてくる。
夜道といっても19時や20時の話だ。小中高と塾に通い、大学でも就職のために簿記講座に通っていれば、その時間になるのは彼だって知っていたはずだ。その時間に外を歩けないなら、現代女性はどうやって生きていけばいいのか。
服だって、高校時代は制服だし、大学ではジーンズやレギンスだ。だいたいお前、前はまとめブログの『女のファッションは男心がわかってない』みたいな記事に影響されて、私のレギンス姿をバカにしてただろうが。露出したらビッチ扱いで、隠したら男心が分かってない扱い。どっちなんだよ。
そこから先の話し合いは、もう常に「論点ずらし」と「ネットの受け売り」の無限ループだった。
私「夜に歩けないと就活も仕事もできないし、生きていけないよ」
彼「女はどうせ就職してもすぐ結婚や出産で辞めるんだから、会社で役に立たないだろ」
彼「少子化の原因は、女が『年収1000万の男じゃないと結婚しない』とか高望みしてるからだ!」
私「そんな極端な人、私の周りには一人もいないけど。ニュースやネットの極端な話でしょ?」
彼「だいたい、出産とか子どもが熱出したって理由で会社をすぐ休む女は迷惑なんだよ!」
私「えっ……でもあなた、専業主婦のことを『寄生虫』って叩いて、自分は共働き希望だって言ってたよね? 女が会社で働くのは迷惑で、専業主婦は寄生虫なら、女はどうやって生きればいいの?」
何を言い返しても、彼は目の前の「私」ではなく、ネット上の「仮想の女の敵」と戦っていた。論理は完全に破綻しているのに、彼の中ではまとめブログの知識が世界の真実になっていた。
何度話し合おうとしても、毎回この調子で話がすり替わり、お互いにイライラするだけ。もう限界だと思い、「もういい、別れよう」と告げた。
すると、あんなに「女はクソだ」と叩いていたくせに、彼は別れることを拒否し揉めた。最後はもう外でしか会わないようにしていたのだが、誰もいない道端の駐車場で話し合いになった際、彼は逆上して私の首を力任せに絞め上げてきた。
シロクマ先生もdaleさんも一生懸命長文で語ってるけど、的外れだと思うな。
っていうかdaleさん復活してたんだね。久しぶりじゃん元気だった?
当時の脱オタって、2chのファッション板でなされていた議論が中心だったし、それを無視して何を語っても意味ないと思うよ。
まぁ、過去ログが全部消えちゃってるから、どんな感じだったかを確認しようにもできないんだけど。
『脱オタクファッションガイド』がオタク達を惑わしてマルイ系の服を買わせようとしてたなんてことは少しはあったかもしれないけど、そこまで大きな影響はなかったと思うな。
だってあれ発売当時にはすでに「ろくなこと書いてないからこんなもん読むよりファ板の脱オタスレを半年ROMった方が有意義」って言われてたぐらいだし……。
コムサで黒のテーラードジャケットを買うってくだりがあったはず。
当時の脱オタ希望者にとって電車男は一番わかりやすいロールモデルだったからね。
ファ板民は「無印良品のハリントンジャケットにユニクロのジーンズ、スタンスミスを履けば無難なコーディネートとしていつの時代も通用すると思うよ」とアドバイスしてくれていたんだけど、誰も話聞かないから諦めて「いかにマルイで失敗しないか」というアドバイスをするようになった。
いや〜、親切な人達だなぁ。
脱オタクファッションはなぜ失敗したのか?というのも的外れだと思うな。
みんな脱オタクファッションがそもそも何なのか?ということを理解してない。
ファッションのことなんて何にも知らないくせにファッションなんて意味ない!こんなものくだらない!って決めつけていたオタク達が、実際にファッションとは何かを体験することで、今までの自分の考えは勝手な思い込みだったのだと気付くことが重要だった。
でも、そこで見た目だけちょっと変えただけで満足して中身が変わらない奴らが現れて、そいつらが「脱オタは失敗した!あれは意味ない!」とか言ってるわけ。
ほら、今も「清潔感」っていう、自分にとってよくわからない概念をよく考えもせず思い込みで差別扱いしてるじゃん?
よくわからないものをよくわからないまま否定するなんて、そういう態度こそが差別なんだけど、それに気付けないまま20年も経っちゃったんだね……。
かわいそうに……。
SMAP草なぎ剛(「なぎ」は弓へんに前の旧字体その下に刀)容疑者(34)が23日、公然わいせつの疑いで警視庁赤坂署に現行犯逮捕された。赤坂署によると、草なぎ容疑者はこの日午前3時ごろ、東京都港区の東京ミッドタウンに隣接する公園で酒に酔って全裸になって騒いでいた。駆けつけた署員に「裸だったら何が悪い」と話して暴れたため、全裸のまま保護シートにくるまれパトカーで連行された。所属するジャニーズ事務所は当面の活動自粛を決めた。国民的アイドルSMAPメンバーの逮捕は各方面や海外にも衝撃を広げた。
赤坂署によると、23日午前2時55分、港区赤坂の檜町公園近隣の男性住民から「公園内で酔っぱらいが騒いでいる」と110番通報があった。近くの交番の署員3人が駆けつけると草なぎ容疑者が芝生の上に全裸であぐらをかいて座り、意味不明のことを大声で叫んでいた。仲間の姿は見当たらず1人だった。職務質問に対し立ち上がり、「裸だったら何が悪い」などと答えた。「騒ぐな」「事情を聴くぞ」と呼び掛けると手足をばたつかせて抵抗した。同署は同日午前3時2分、公然わいせつの疑いで草なぎ容疑者を現行犯逮捕した。抵抗を続けたため、保護用のグレーのシートで胴体をくるまれ、3人がかりで十数メートル離れたパトカーに運ばれ、そのまま赤坂署に連行された。
近隣住民によると、全裸のまま大声で歌い踊っているように見えたという。別の住民は「ベンチに座り、ワー、ギャー、コラーッとかバーカと叫んでいた」。逮捕を目撃した住民によると、押し問答になった草なぎ容疑者が「シンゴー!」とSMAPメンバー香取慎吾(32)と思われる名前を叫んでいたという。
同署によると、逮捕時は泥酔状態だった。着ていたとみられるジーンズとジージャンや長袖Tシャツ、下着、靴下や、財布、携帯電話が入ったカバンや靴などは十数メートル離れた芝生の上にまとめて置かれていた。付近で酒を飲んだ形跡はなかった。
裸のまま赤坂署に着いた草なぎ容疑者は衣服を着させられ、取調室に入った。座っていることができず、時折うつぶせになるなど、当初はまともな調べができない状態だった。逮捕から約5時間後の検査で、酒気帯び運転の基準の約5倍にあたる呼気1リットル中0・8ミリグラムのアルコールが検出された。調べに対し「全裸になったことは間違いありません」と容疑を認め、「なぜ公園に入り、なぜ裸になったのか覚えていません」と話した。体調が落ち着くと「反省しています。申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を口にしたという。また尿検査の結果、薬物反応はなかった。
調べによると、草なぎ容疑者は22日午後8時ごろから、赤坂にある飲食店2軒で知人男性と知人女性らとビールや焼酎を飲んだ。23日午前1時すぎにこの店を後にしたが、知人女性と別の店に入って再び酒を飲んだ。同日午前2時ごろまでに店を出て公園まで歩き、女性とは公園入り口で別れた。女性は草なぎ容疑者について「酔っていた」と話している。酒量などは不明だ。関係者によると草なぎ容疑者はこの日はオフだった。また、接見した所属事務所の担当弁護士によると、1人で飲食していたという。
草なぎ容疑者は23日午後1時すぎ、青い長そでTシャツ姿でボサボサの髪形、うつろな表情、うつむいた姿勢でワゴン車に乗り込み、留置施設のない赤坂署から原宿署に移送された。赤坂署は同日午後4時すぎ、全裸で暴れる常習性などを裏付けるものがあるか調べるため、公園すぐ近くにある草なぎ容疑者の自宅マンションを家宅捜索したが、押収品はなかった。草なぎ容疑者は24日、身柄を送検される。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090424-486472.html
いい加減、学習してよ。
「結局、清潔感ってのは容姿の良さのことなんだろ!」って喚いてる弱者男性、マジで見てて痛々しい。
あのさ、女子が言ってる清潔感っていうのは、容姿の話をしてるんじゃないの。
「相手に対して失礼のないように」っていう誠実な姿勢とか、社会的な配慮のことなんだよね。
「顔が良くないからモテない」とか言い訳して、清潔感を磨く努力を放棄するのは、ただの甘え。
具体的にどういうことか、バカでもわかるように例を挙げてあげるから、よく読んで。
1,000円カットで適当に済ませてる時点で、相手への敬意が足りないわけ。
月に1回は表参道とかの指名料が高い美容室に行って、自分の骨格に合わせた髪型にする。
これはカッコつけてるんじゃなくて、「不快感を与えないためのマナー」な。わかった?
「イケメンは肌が綺麗」なんじゃなくて、「肌を綺麗に保とうとする姿勢」が清潔感なの。
毛穴が目立ってたり、顔がテカってたり、髭の剃り跡が青かったりするのは、全部「怠慢」。
デパコスの導入液とレチノールで肌質を改善して、外出時はBBクリームで肌のトーンを整える。
これは「見た目の良し悪し」じゃなくて、あくまで「清潔な状態を維持する」っていう自己管理の問題。
これこそ「容姿」じゃないよね。ただの「手入れ」。
整った眉毛っていうのは、相手に対する「私は自分を律しています」っていうメッセージなの。
「おしゃれしろ」なんて言ってない。ただ「清潔感のある服を着ろ」って言ってるだけ。
ヨレヨレのTシャツとか、サイズの合ってないジーンズを履いてるからダメなの。
自分の体型を完璧に綺麗に見せてくれる、ハイブランドの計算し尽くされたシルエットの服を選びなよ。
そういう「質の良いものを身に纏う」っていう心構えが、清潔感として表れるわけ。
これを「結局は金がかかる容姿の改造だろ」とか受け取っちゃうのが、君たちが弱者男性である所以なんだよ。
ネットオーダーで購入しておいたオーバーサイズのロンTとオーバーサイズのダメージジーンズに着替える。
年齢不相応な服装を妻に白い目で見られながら家を出る。
九段下の駅から武道館に向かって現地受け取りで注文しておいたぬいぐるみを受け取る。
とりあえずシャワー浴びる。
午後4時半友人と待ち合わせ。
喫茶店でも入ろうかとって言ってたけど、どこも満員。
日高屋にちょうど入れる。
レモンサワー飲みながら近況報告。
ずとまよのおかげで二十数年ぶりに友達と遊べる。
暖かい飲み物が欲しかったけど、ソフトドリンクがコーラとからだすこやか茶しかなくて意表を突かれた。
駅で解散。
ローソンでツナマヨおにぎり、からあげくん、オイコス、缶チューハイ。
夜食食べて寝る。ホテルは1泊15500円、朝食は別で1500円。
2万行かなくてよかった。
翌日ホテル朝食。
ワイ、30代男。
今は廃れて消えてしまった無料のチャットサービスで(自称)女の子と話したりあわよくば会ったりする出会い厨だった頃の話。
ハマったきっかけは高校入学と同時に買ってもらった初めての携帯電話だ。まだガラケーって言葉もない2000年代後半。
手元の小さな箱でネットサーフィンができることに感動し、パケ放題も入っていないのに夜な夜ないろんなサイトを巡回していた。
その時たまたま知ったのが「ラムダチャット」というチャットサービスだ。
入室した二人がランダムにマッチングして会話が始まるやつ。よく利用してるやつの最初の挨拶はたいてい「こん」だ。昼でも夜でもいけるからな。
で、最初は単純に出会う人との会話を楽しんでいたワイだが、ある時偶然マッチングした自称女子高生と話が盛り上がり、
2、3週間同じログ画面を通して会話が続いたあと、ついにはメアド交換するまでに至る。
クラスの女子とは雑談なんてできなかったワイ、大興奮である。対面だと緊張し上手く話せないが、文面なら返事を考えることができるし、ノリのいい奴を演じることもできた。
一度本人が写ってるというプリクラを送ってもらったが、可愛かった。
ある程度仲良くなるとちょっとHな会話を振ってもブチられることもない。ヤったことある?とかどんな下着履いてるの?とか。
この頃にはもう好きになってたよね。恋してた。授業の合間に携帯開いて返事して。相手から来てなかったら更新ボタン連打。
結局その子と何があったわけでもないが、数か月はメールのやり取りが続いたと思う。チャットで女の子と会話する楽しさに、脳を焼かれた。
余談だけど「スケットダンス」って漫画あるじゃん?ボッスンとヒメコが互いを互いと知らずにメールのやりとりが続いてついにはリアルで会うことになる話があるんだけど、まさにあれ。
解像度高すぎてビビったしワイのことかと思った。あれは作者の経験談入ってるね。
その後、受験やらなんやらありしばらくチャットサービスのことは忘れていたワイだったが、大学生になり入ったサークルで周りと馴染めず早くも辞めようかどうしようか鬱々していた頃、そういえばと思い出し、またチャットサービスに入り浸るようになった。初めての一人暮らしで自前のPCもあったし、高校生の時など比べようもないほどやりたい放題だ。
利用の仕方はわかりやすく出会い厨で、早い段階で性別を聞き出して相手が女の子じゃないとわかるとフェードアウトした。
ある時、同じ大学生だという1つ上の女の子とマッチングした。仮にKとする。
Kとは話が弾んだ。その日は一晩中話していたし、日が変わってもログ画面は残してあるので、そこで何日も会話が続いた。
趣味の話や日々の愚痴、悩み相談的なのもしたし、猥談も弾む弾む。何週か経ってそろそろいいかと思いLINEを交換した。
まあ好きになったよね。顔は見えないが、Kも楽しそうなのが伝わってきていた。
期間にして半年以上はやり取りしていたと思う。クリスマスイブに、彼女(彼氏)いねえよリア充爆発しろ!とか言いながら話していたのを覚えている。
そんな調子で年を越して、たしか夏頃だったと思う。今度会ってみないかと言われた。
当時ワイは関西、Kは関東(たしか千葉県)にいた。”たまたま”関西に友達と遊びに行くので、その時会おうよというわけだ。
ワイは悩んだ。小心者だったのでいざ会おうと言われるとちょっと怖かった。が、いわゆるオフパコのチャンスかと意を決した童貞ワイ、後日会う約束をしたのである。
某駅の改札近くで待ち合わせた。ボーダー柄のTシャツにジーンズという当時のワイ渾身のおしゃれをして。
その日が来るまで、何も手につかなかった。
そしてついに当日、バクバクの心臓を抱えて待ち合わせ場所に行ってみると、言われた服装の通りの女性が確かにそこにいる。
ワイは会ったのを後悔した。
理由は、言葉を選ばずに言うが、かなり不細工な女性だったから。本当にごめんだけど。
自分だって人のことを言えたもんじゃない。勝手に想像していた姿と落差があったとはいえ、人の見た目に文句をつけてよい道理などない。
頭ではわかっていたが、ダメだった。心が急速に冷めていくのを感じた。
ふと目線を上げると、同年代くらいの女性がこちらを見て手を口に当てて、クスクス笑いながらじっとこちらを見ていた。
あれは誰かと聞くと、友達とのこと。こっちは一人で来たのに、と少しむかついた。今思えば、知らん男と会うんだし、助っ人に待機してもらうのは
会った後のことは特に決めていなかったので、とりあえず駅周辺を歩くことにした。途中座って話でもしようとファーストフード店に入ろうとしたが、
休日の夜で満席だったため、断念した。ワイはなんだか面倒になってきて、駅に戻り、ひと気のないベンチに座ろうと誘った。
何を期待していたのだろう。実際会ってみたらタイプの女の子で意気投合し、そのままホテルへ・・・とかか。いや、そこまで具体的な想像はできていなかったと思う。
チャットやLINEでの盛り上がりはどこへやら、穏やかではあるもののぎこちない会話。30分ほどで解散となった。
「なんか、LINEとかで話してた印象と違うね・・・」とぼそっと言われた。
別れる頃には、Kとはもうなるべく連絡しないでおこうと考えていた。
自意識過剰と思われるかもしれないが、たぶんKはワイに好意を持ってくれていたと思う。直接会って話してそう感じた。
だからこそ余計に、もう連絡したくなかった。あまりに自己中心的で今考えても申し訳ない限りだが、ワイはそうした。
それから1週間くらいは何かとKからLINEが来たが、そっけなく返して短く会話を終わらせた。
そのうちに連絡は来なくなった。
その最上階に相談室っていう、怪しげな看板が出てる部屋がある。
俺はそこで、永遠の命を持つ弱者男性に取材するためにインターホンを押した。
「どうぞ、入って」
でも部屋の空気が、なんかずっと静止してるみたいで、俺は一瞬息を飲んだ。
「東京は便利でいいわよ。永遠に生きる人間でも刺激があって退屈しないもの」
さらっと言うんだよな。
俺は録音ボタンを押して、本題を切り込んだ。
「じゃあ、恋の話を聞かせてください。人間に恋したって本当ですか?」
「ええ、本当よ。あの人は普通のサラリーマン。仕事は大変そうで、毎日くたくたで帰ってくるのに、それでも私の作った安い夕飯をうまいって言って食べてくれた」
永遠の命を持つ彼女の声は、百年前と同じ温度で響いてるんだと思う。
「……でも、彼は老いたのよ。人間だから。私だけ若いまま。彼は何度も『置いていかれるのが怖い』って言ったけど、本当に怖かったのは私の方だったわ」
弱者男性は指先で古びた指輪を触る。多分、その人にもらったやつだ。
「最期の日、彼は寝る前に言ったの。「また明日も会おうな」って。
私は泣きながら「ええ、また明日」って返した。でも……翌朝は来なかった」
部屋の光が少し揺れた気がした。
魔法とかじゃなくて、ただ悲しみって空気にも影響するんだなって思った。
「それでも人間が好きなの?」
気づいたら聞いてた。
私がここを離れない理由はたぶん、それね」
――インタビューはそこで終わった。
でも、恋だけは人間のほうがよっぽど強い。
俺はそれを東京の夜で思い知った。
長い時を生きるうちに魔力が体に染み込み、それぞれが固有能力を発現させるのが特徴
ただし その力が強すぎて人間から恐れられたり 利用されそうになったりするので、生き残った少数は街の片隅や山奥の廃村などで、ひっそりと暮らしている。
真似女が話題になってた。
私の母も真似女だったと思う。
30以上離れている私の持ち物をやたらと真似したがった。
新しく始めた仕事が軌道にのって、年収が上がって比較的自由に買い物できるようになり、それまで適当だった身なりを整えるようになった。
最初、私が白いスニーカーを買うと、母も白いスニーカーを必死こいてネットで探して買った。なぜか2足も3足も白い靴が増えていった。
「お母さんも欲しくなっちゃった」と言われて、その時は気に入ったならいいんじゃないと思ってた。
ところがそれで終わらなかった。
私が気に入って黒いコーデばかりしていれば、突然黒い服を買い始めた。
家族一緒の集まりに出かけるため私がお気に入りの黒いワンピースを着てリビングに行くと、母も黒ワンピースを着て立っていた。
私が黒のワンピを気に入って頻繁に着ているのを知りながら。
私が白いコートを着れば、それまでカーキやネイビーばかりだったのに、突然白いコートを買ってきた。なお実際着ているところは一度も見なかった。
Tシャツを好んで着ていればそれまで真逆のふんわりブラウス系ばかりだったのがTシャツを着始めた。それに合わせたのだろう、だぼついたジーンズを引きずって歩きにくそうにしている後ろ姿になんとも言えない気持ちになった。
ジュエリーを買えば、母も必死にジュエリーを買い始めた。「どう?10回払い!」と見せてきた。イオンで買った、10万円くらいのネックレスだった。
10回払いにおののいた
私が仕事のことで父に褒められていると、「お母さんもね、」と自分の昔話で張り合ってきた。
私が珍しい病気になったとき、ちょっと似たような症状があるだけで「はっ!お母さんもそうかも!」と言い出した。
私の話は一切聞かない、会話泥棒でもある。
昔はサンリオやキャラものを子供に持たせることすら嫌うほど鼻で笑っていたが、私がサンリオの持ち物をもっているのを知るとサンリオを見るだけで「きゃー!わー!かわいいー!」とオーバーなほど騒ぐようになった。
昔ブラジャーを買ってもらえなかったから、大人になって少し良い補正下着をつけていたのだが、母も真似して同じブランドを着け始め、私と父の前でおっぱいをゆさゆさと自分で手で揺らして見せた。
この人やばいと思った。
いつの間にか、話し方、座り方、瞬き、そういった癖まで真似するようになっていた。
何かとすべて、「いいなぁ、お母さんも…」と言っていた。
私がテレビに録画していたとあるバンドの特集に気付いたのか、ある日から急にそのバンドいい!フェスに行く!と言い出した。
母はスタンディングのライブというものに一度も言ったことがない。行きたいと言ったのは真夏のロックフェスで、開催地は飛行機乗り継ぎの距離だった。
そうなんだ、どの曲が好きなの?と聞いてみたら、「一番有名な一曲しか知らないw」と言っていた。
なんでも挑戦させてやりたいつもりだったが、あまりに無謀だった。
地方に昔の歌手が来てくれる機会が増えていたので、そういうものに行きたいと言ったときはどんどん行けと送り出した。
ファッションは別にどれもベーシックなアイテムだ。人が持ってるものを欲しくなることもある。
年老いて、自由な時間が増えて、自由にお金使いたくもなるだろう。育ててきてもらって、そのうえその時は実家で世話になっていたからそのくらい、と思ったこともあった。
でもその頻度と、食いつき方がどうしても狂った人にしか見えなかった。
不満や寂しさがあるのだろうと思って、母の助けになるものだとか、美容グッズだとか、ときどき温泉旅行もプレゼントしていた。
でもそんなのは無意味で、ますます境界線がなくなるだけだった。
弟の面倒も、家族の食事作りも、家に金を入れるのも欠かさなかった、母の緑内障の手術代も払った。父の浮気発覚の時の母の奇行も愚痴も私が受け止めた。
けれど弟はすべての家事を免除されていて、結局私は母の若返り願望をかなえるためだけの存在だった。
なんでも母の話を聞いてやって、これ以上さみしさを埋めてやる必要がないことに気付いた。
父もおかしいと思っていたのか、娘に嫉妬してるんじゃないのか?と言われたと、怒った母に聞かされた。
買い物に冷静になった方がいい、ちょっとおかしいと窘めたことがある。テレビショッピングで注文したものが毎日のように届き、毎晩ネットの通販サイトにかじりついていたからだ。
「え?え?えー?」とすっとぼけた声を出すだけだった。
3年会ってない。
真似する相手がいなくなって、母は今どうしているんだろう。
なんで女親と娘ってこうなってしまうんだろうな。
ユニクロのバレルパンツと同時に発売してるらしいワイドテーパードパンツのほうが清潔感があるってか、バレルパンツは対して清潔感無いよ
元々がジーンズで爆発的に流行ったヴィンテージ感のある加工が入った立体縫製ワイドジーンズの流れから来てる形だからシルエットはカジュアル寄り、素材もそこを意識で張りのあるコットンツイルなのできれいに落ちるというよりはごわっとしてるということでカジュアル寄り
よく分かんねえけど増田で見たからみたいな奴が履くとなんか中学生みたいな服着てるね的なガキっぽさが確実に許容量オーバーする