「アニメ映画」を含む日記 RSS

はてなキーワード: アニメ映画とは

2026-05-10

anond:20260510161615

同じ歳の人だとまだギリ話ができるが、趣味は無理だな

というか互いに浅く色んなのをつまみ食いしてるだけで、あまり話が広がらない事が多い

アニメ映画ドラマとかそう

2026-05-07

非女性向作品少年漫画一般向け作品など)を原作とする二次創作BLの勢いについて、過去現在比較や変化の傾向をまとめます

非女性向作品とは、「ジャンプなど男性読者が多い媒体」や「登場キャラクターイケメンばかりではないもの」「カップリング消費がメインではない作品(例:『鬼滅の刃』)」と定義します。

1. 過去現在の全体的な勢いの比較

2. ジャンル傾向の変化

3. オタク属性と消費行動の変化

4. 現在も勢いを保つ「非女性向け」ジャンル

衰退が囁かれる一方で、特定非女性向作品は依然として強力な勢いを維持しています

結論として、非女性向作品二次創作BLは、かつてのような一極集中の爆発的な勢いは見えにくいものの、ホームジャンル」として定着した安定ジャンルと、多様化分散した中規模ジャンルが並立しており、必ずしも衰退しているわけではなく、その「形」が変化していると言えます

2026-05-04

anond:20260504101342

よくわからないが、ネタバレでもいいからリハ見たい人が来るのでは…?ネタ見せたくないならネタ部分はカットとか普通にできるのでは…?そもそも舞台の裏側が見たい系ファンなんでしょ…?アニメ映画なんて同じの何回も見て楽しんでる人がいるんだからリハ見せてもいいじゃん…?

 

なんかもう頭がどうにかしちゃったのでは?

2026-05-01

日本アニメ文化って育たなかったな

追記:なんかまあまあブクマされてるけど、現状の開き直りだけであんま芯を食った反論はないな。

違国日記は俺も好きだけど、アニメ原作の絵の良さを何も活かせてない残念なアニメ化だったね。朝の演技は鬼滅のキャラみたいだったし。

追記終わり

アカデミー賞ノミネートされてるアニメ映画ってみんなちゃんと見てる?

スパイダーマンスパイダーバース」は人種アイデンティティ孤独テーマに描いて長編アニメーション賞を受賞したし、「ウォーリー」は消費社会環境破壊への警告を子ども向けの皮を被って描いた。「Flow」は動物の鳴き声のみで90分アニメを描き切った名作だし、「アーネストセレスティーヌ」はフランス映画らしく社会的マイノリティ偏見真正から扱ってる。大人が観て「うーん」と唸るようなテーマちゃんアニメ表現してる。

じゃあ日本は?

呪術廻戦、かぐや様は告らせたいチェンソーマン名探偵コナン……まあ面白くないとは言わないよ。面白いよな。でもこれ、どう見ても子ども向けコンテンツじゃん。バトルものラブコメスプラッターアクション、謎解き。エンタメとしての完成度は高いかもしれないけど、「大人向け」かと言われると絶対に違う。

で、なんでアラサーがこれをこぞって楽しんでんの?いや、いいよ?実写映画好きでもB級アクション映画だけ好きって言う人もいるしな。

でも、電車の中でスマホ片手にジャンプの最新話追いかけて、会社Slackで「コナン映画良かった」って話してるアラサー人間普通に幼稚じゃないか?って思ってしまう。好きなのは勝手だし趣味に口出しするつもりはないんだけど、それが「アニメ文化」の主流になってる現状はちょっとどうなんだと。

ワンバトルアフターアナザーとかアノーラみたいなアニメ日本からは全く産まれそうにないよな。

アニメって本来すごいポテンシャルがある表現媒体だと思うんだよね。実写では描けないものを描けるし、海外がそれを証明してる。でも日本では結局、少年ジャンプ系の文脈大人が消費し続けるだけで止まってしまった。それが主流になってしまった。深いテーマを扱ったもの日本アニメファンの大多数が見向きもしない、幼稚な市場のまま成熟してしまった。

アニメ文化、育たなかったな。

2026-04-24

AKIRA」というマイナーアニメ映画で、向かい合って走ってくるバイク同士が同じ線の上を走っていって

避けないとぶつかるがどちらが先に避けるかというチキンレースをやっていたんだけど

歩きスマホしながらまったく避ける気がない女の人ってこの映画に影響されたのかなと思った

2026-04-19

anond:20260419195210

まぁでもアニメ映画の影響もあって邦画も伸びてるし良いんじゃない?

レゴ女の子向けのレゴフレンズシリーズを開発した際に調査を行い、男の子キャラクターおもちゃで遊ぶとき、そのキャラクターになろうとするのに対し、女の子が同じことをすると、キャラクター自分にしようとすることを発見しました。

まり男の子バットマンおもちゃを与えると、バットマンについて知るべきことをすべて知りたがりおもちゃで遊ぶときにはバットマンのように考え、話そうとします。

一方、女の子バットマンを買い物に行かせたり、クッキーを焼かせたり、プロムに行かせたりするでしょう。もちろん、どちらにも例外はありますが、このデータのおかげで、レゴは何十年にもわたる失敗の後、ついに女の子向け市場に足がかりを得ることができました。

女性スター・ウォーズアニメ映画リメイクなどにどのようにアプローチしているかを見ると、多くの女性IPを再発明したい、つまり女性化したり、主人公自分に似せたりしたいと考えるのは不思議ではないでしょう

https://archive.is/Rp2VG

2026-04-16

アニメ映画必要性を感じないアクションシーンにげんなりする

 超かぐや姫

 パリに咲くエトワール

 どちらも最近沸騰中のアニメ映画である

 しかし、私は全くハマれなかった。

 双方に共通するのは気合の入ったアクションシーンだ。神作画だなんだ言われているけど、私は正直動き回るキャラクターたちをみて「この人たち何やってんの?」と思ってしまった。

 たしか映像はすごかったよ。でも、展開的に必要性を感じられなかったというか、アクションシーンを入れるために脚本を捻じ曲げて無理矢理ぶちこんでいるように感じた。


 超かぐや姫ではかぐやを月人から守るシーン。

 ライブのためとはいえ、なんで迎え撃つ相手に有利なツクヨミ世界にわざわざ潜りこむんだよ、とかね。

 かぐやとの別れという悲劇的なシーンのはずなのに、勝手に不利な世界に飛び込んでよく分からないゲームシステムで戦って負けて、なぜか現実世界消滅!涙のお別れ!ってされても全然のめり込めなかったよ。

 最初にKASSENが最初に出てきたシーンもそう。ルールがよくわからないので何がどう熱い展開なのか雰囲気で「そういうもんだ」と受け入れるしかない。なんかキラキラ動いてなんか盛り上がってる~ぐらいの感想を抱いて終わる。そしてそのシステム物語重要防衛戦に使っているから、なんでそれがかぐやを守るために使えているのか、どういう状況なら守れていることになるのかよくわからない。

 終盤にヤチヨ明かされた情報をもとにヤチヨの心情を想像すると思うところはあるけれど、重要な転換点になる別れのシーンがコレだったので素直に感動できなかった。問題解決宣言して過程カットだったし。

 あとハッピーエンドにするって宣言してその場の雰囲気に流されて真っ先に諦めんなよ、かぐや

 そんで責務果たしたらあっさり戻ってこれんのかよ(だからこそ月に戻るの受け止めたのかもしれないけどさ)。


 パリに咲くエトワールでは千鶴母親が迎えに来るシーン。

 状況が状況とはいえ薙刀振り回すかね。まあこっちは薙刀物語重要ファクターになっている分まだ理解できる。

 でも、その直後で千鶴母親はどういう心境でバレエ見に来て温かいまなざし送ってるんだよ。面の厚さが怖いよ。

 なんかいい感じに終わったけど終盤も終盤だったのでそれが引っかかってしまって、素直に楽しめなかった。

 (この作品に関しては主演3人の演技がよくなかったのもある。驚き方とか笑い方がわざとらしくて最後まで慣れなかった)


 

 ここまで行ってなんだけど、すべての映画アクションシーン自体不要とは思っていない。私も見ていて楽しいと思うし、記憶に残るし、わかりやす宣伝要素にもなる。でもこの2作は脚本の大筋はよかったのにアクションを入れるために歪んだような部分が見受けられて、そこがノイズになってうまく楽しめなかった。特にかぐや姫は明らかに尺が足りていない展開だったから余計に残念だったな。

 アクションシーンを槍玉にあげてしまったけど、この2作品に関してはどちらも脚本問題だね。

 

 

2026-04-13

スターウォーズにハマったからおじ搾取したい

26歳、突然SWにハマった。

アニメ映画目的ディズニー+に数年単位で加入してるんだけど、正直なところSWは食わず嫌いしてきた。SWに限らず、スペースオペラ全体にちょっと苦手意識があったのが本音

だってメカに興味がない!ガンダム見ても人ばっか追っててMS名称ひとつ覚えられない。武器戦争も好きじゃない。フィクションでも人がいっぱい死ぬ目眩がするタイプの甘ちゃんオタク

でも試しに見てみたSWは、思った以上に群像劇でするする入り込めた。何よりエイリアン(知性があるやつも、ないやつも)の造形が最高。空想動物好きの自分的に激刺さりし、2ヶ月で456123789→マンロリアン1〜3とボバフェットまでは見切った。

が、話せる相手がいない!!周りの同年代オタクにも勧めてみたが、己の力及ばずなかなか布教にたどり着けない…。

もうこうなったらおじさんのSW友達が欲しいんだけど、ぶっちゃけ興味のない蘊蓄を聞き続けるのは苦痛搾取みたいで本当に申し訳ないんだけど、私が聞いたことにだけ熱心に答えてくれるおじさんオタクが良い。私のことを性的な目で見てこなくて(あるいはそれを隠してくれて)、娘や姪のような感じで可愛がってくれるSWオタクのおじはいないのか!?私かなり姪ごっこに自信あるんだけど、そういう需要ない?

ネタがわかってない夫に「地の利を得たぞ!」ごっこするの虚しくなってきたよ…。

2026-04-10

”ようやく『パリに咲くエトワール』を観てきた!”

https://x.com/izutorishima/status/2042196236158316940

ようやく『パリに咲くエトワール』を観てきた!

高年齢層が絶賛するのがよくわかった一方で、現代アニメ表現の到達点である『超かぐや姫!』『花緑青が明ける日に』を観た後だと薄味に感じてしまい、私含め若者向けの作りではないな…と感じた(散々擦られてた棒術マンは本当にトンチキで良かった)

 

Twitterアニメ映画6000人族の皆さんが評価されてほしい…!と絶賛していて期待値が上がりすぎてたのを超えられなかった感はある(あと鑑賞順が逆なら印象違ってたかも)

・単に私がノリきれなかっただけではあるのだが、ドパガキ配信時代に完全適合したエンタメ特盛映画である『超かぐや姫!』を観た後だと、『映画館という一度着席したら逃げられない場所での鑑賞を前提に、序盤45分くらい淡々三人称視点日常パートが続き、その間劇的な展開も掴みとなるエンタメシーンもない』『FIXでロングショットを見せる長回しカットがかなり多い』『良くも悪くも視聴者集中力を信用した作りで、見せ場のバレエシーンや薙刀シーン以外の画面的な緩急が薄い』『撮影処理がほぼ載っていない』などあらゆる方向性真逆で、エンタメ映画を期待していくとかなりズレそう

・その割には尺がギリギリからか、数度ある劇的な転換点となるシーンでもっと余韻や情感がほしい!と思っていたらバッサリ余韻なく次のシーンに行ったり劇的な展開(列車を降りる所とか)の感情ラインケアが少々雑な印象があったり、終始ほぼギャグなしの真面目ラインにしては没入感が削がれる感覚が割とあった

・『絵柄がジブリっぽい』とずっと言われていたが、内容的には(エンタメ映画であるジブリ映画とは全然違う、恐らく世界名作劇場系なので、そこのミスマッチ結構ありそう

初老以降の世代が孫世代の奮闘をほほえましく観て日々の活力をもらえそう、楽しめそうなイメージはめちゃくちゃ想像付く

演出文法も、凝ったレイアウトやキレのある演出というよりはセルアニメ時代オーソドックスなのを志向してそうで、深夜アニメオタクとしてはもっと画面から来る迫気というか、パワーがほしかった キャラの顔が正面向いてるアングルがかなり多く、横顔や背中を見せたりするシーンがあまりないのが印象的

作画は終始良好なものの、2コマ打ち作画はむしろ3コマリミテッドアニメーションのケレン味による視覚的な楽しさを打ち消す方向に作用していて、一般向けにはよいのかもだが、サブカルオタクとしては物足りなさがあった

・TL に流れてきた「子供に見せたいアニメであって子供が見たいアニメではない」という感想がこの作品テイストを端的に表しているきがする

・基本善人しか出てこないし深刻な不和も出てこないので安心して楽しめはするが、この後の戦争や激動の時代を生きると思うと、またパリで一区切りつけて帰国というエンドも、(非現実的すぎない程度の良さもありつつ)素直にハッピーエンドと思えないほろ苦さはあった

・これも私の好みの問題なんだけど、エンタメファンタジーなナーロッパでも、現代を生きる私たちに直接刺激をくれる現代でもなく、史実上の110年前の過去舞台(=物語で描かれないだけで、現代視点では彼女らの人生は確定している)というのが、『この後明らかに苦労して、戦争で夢も一度諦めて、もしかしたら戦争で死んでしまたかもしれないのに、同じ時間戦争が起きている現代を生きる私たち彼女らをみてどう活力にすればいいんだろう』みたいな事を感じてしまった

『辛い戦争を越えても生き延びて好きなことやって再会しました!めでたしめでたし』とかがエピローグであれば何かしら励ましを受け止められれた気がするけれど、実際には『歴史上確定している大惨事』の直前で物語が終わっているのが、どうにも過去に閉じてしまっている感覚があって……やはり最近フィクションに救いを求めたい欲が強すぎるのかもしれない

・『花緑青が明ける日に』の方が人を選びそうではあるけど、個人的にはビジュアルが超良かったのと『現実舞台で、現実に抗えなくても一つ花を咲かせて、自分の納得を見つけてやっていく』というホンのライン結構よかったのでこっちの方が正直好きではあるし、これもまた対照的映画だなと思った

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・『花緑青が明ける日に』 ほとんど上映終わっちゃってるんだよな

 

2026-03-29

実写も超作画やればいいのに

アニメ映画の超作画って凄く面白いじゃん?

実写もアレやったらよくない?

「本物の高級車を大量のTNTでふっ飛ばし撮影しました」みたいなのはまあ凄いんだろうけど、それで終わりじゃん?

金のかけ方間違えてるなって感じるんだよな。

もっとカメラの質や編集ハードウェアに金使って俳優毛穴までミッチリ作画で映した方が面白いんじゃねーの?

2026年アニメ映画感想

昨年秋くらいか映画を見る熱が戻ってきたので今年見たやつについて二、三文程度で雑感想

アニメ中心(2/3くらい)でみるのでとりあえずアニメだけ雑に五段階評価

迷宮のしおり ★★★☆☆

多分今年一のトンチキアニメ

ジャンル的には若干ラブロマンスもあるモダンファンタジー作風かと思いきや、明らかに監督趣味であるロボットが出てくるので実質マクロス

まりのトンチキぶりにより評価よろしくないのはわかるが、主題歌である「Sailor, Sail On」は普通にいい曲なので聞いてほしい

この本を盗むものは ★★★★☆

作中で呪いにより様々な本の中の世界探検したりするのだが、本の中ということでファンタジーでも何でもござれなオムニバス形式で色々な本の中の世界演出が楽しめた

ただ、全体的になんか力尽きていそうだな?といった限界を感じる部分があったので色々と惜しい(惜しいと思う程度には面白いので本当に色々と惜しい)

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ第一章と第二章) ★★★★★

第一章ではハサウェイの飛躍が描かれていたが、第二章からは順当にバッドエンドフラグを積み上げていて見ているこっちがワクワクするとともに辛くなる

モビルスーツ戦闘CGがとても見ごたえがあって、そのシーンだけでも何回も見たくなる

クスノキの番人 ★★★★☆

さすが東野圭吾と思わせる綺麗に起承転結で話が構成されており、安心して楽しく見ることができた

入場者特典の小説であるクスノキ裏技」では作中では主人公の壁として立ちはだかった柳澤将和のエピソードが読め、視聴後の満足感を向上させた

ただ、劇中歌として流れた謎ラップのような何かは雰囲気ぶち壊しなのマジでよくない

涼宮ハルヒの消失 ★★★★★

ハルヒ20周年記念のリバイバル上映ということで見たが、元々が名作なので久々に見た今でも名作であった

多分、映画を見た当日の現実世界消失世界体現するような雪の天気だったということもあるのかもしれない

ただ、舞台挨拶ライブビューイングで見ていた時のぶつ切り(?)のような何かだけが不満点

新劇場版 銀魂 吉原大炎上 ★★★★★

新劇場版とある通り、過去アニメとして放送された吉原炎上篇の劇場版リメイクだが実質別物レベルの大作

いつもの万屋ギャグはしっかり笑わせてもらいつつ、各バトルシーンは掛け合いも含め、とにかく熱く面白い

IMAXで見たのは大正解

僕の心のヤバイやつ ★★★★☆

総集編アニメ映画であるが、総集編の前後におねえたちのライブシーンにまつわる新規シーンと、総集編にもかかわらず総集編を構成するための新規カット・再収録部分もあって、ちゃんファンを楽しませようとしていて嬉しくなる

ただ、2クール分の総集編はちょっときついかな?って感じるシーンもしばしば

とりあえず、ファン現在発売中のメガミマガジン2026年4月号を買えばいいと思う

かぐや姫 ★★★☆☆

何かやけに話題になっていたので映画公開日の初日の朝一で見たが、脚本の出来がものすごく微妙で一部のオタク層との感性の違いを痛感した

ただ、ライトノベル版の出来は普通に楽しく読める類で、文章だけなのに映像や音もある映画版よりもはるかノイズも少なくわかるものになっているので、物語を楽しみたい人はそちらを読んでライブシーンの一部をyoutubeで公開しているものを見て補完するのがおすすめ(まぁあの3人のライブライブじゃなくて親しいものとのカラオケに近いので無理な人は無理かも)

まぁライトノベル版を読むと脚本の雑さが際立ち評価が数段下がるトラップがあるけどね

劇場版鬼滅の刃無限城編 第一章 猗窩座再来(ScreenX) ★★★★☆

映画評価としては文句なしの★★★★★なのだが、今回は見たのは2026年2月20日より公開が開始されたScreenX版の方で評価するとこうなる

これは個人の楽しみ方の問題ではあるが、自分が好きなシーンはScreenXを活用した無限城の演出や猗窩座との戦闘シーンじゃなくてScreenXが活用されないシーンなのでちょっと残念

ULTRA 4DXの方も気になったが、いつも行く映画館にないしそもそも日本に4箇所しかない

映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城 ★★★★☆

旧作を令和の価値観倫理観で丁寧にしたてたリメイク作で、普通に面白い

令和のファミリー特に子供)向けの映画ちゃんスネ夫ジャイアンが窒息死しかけるシーンができることにある意味感動した

旧作好きでまだ見ていない人はエンドロールの一枚絵ラッシュを見るためだけにも見る価値はあると思う

映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ! ★★★★☆

みんなライブを見に来ていると思うので、誰もストーリーを見に行く人はいないと思うが予告であったスプリングフロートレースは冒頭3分くらいで終わってて笑った

お手本のような減価償却だったが、映画向けにライブ歌詞を改変して楽しませようとしていたのがいいと思った(アイスマイリン好きは尊死してんじゃないですかね)

基本的応援上映なのに、ほとんどの人はペンライト振るくらいで静かだったのが心残り

パリに咲くエトワール ★★★★★

噛めば噛むほど味が出る映画で、極端にいいシーンはないが、順当に面白いを積み上げている

メインの舞台1912年~(少なくとも1913年は来ているし、終盤は1914年も来ていると思う)ということであらゆる描画にその時代コンテキストが乗っかってくるのが非常に強いし、制作側もそれを分かって時代考証した上でちゃんと作っているので「なんちゃってパリ」になりすぎなくて良い

ラストではなんかいい感じに綺麗に終わったが、その後はどうなったか考えたくないがとても気になる(エンドロール的のフジコ絵画から断片的に情報はあるけど不条理にまみれてそうで……)

私がビーバーになる時 ★★★★☆

良質なアニマルパニックもの動物たちの捕食者・非捕食者の関係ちゃんと描画されたり(これにより作中のカオスさが際立つ)、サメ質量兵器として空を飛んで襲ってくるシーンがあったりするなど何でもあり

ただ、主人公のメイベル人間視点では作中で最も自己中心で環境活動家要素をもったカスで、衝動的に交渉相手を殺したりするザ・ポリコレディズニー体現者なので、その手の要素が地雷の人は注意

最近アニメ映画ってハッピーエンドばかりだと思う

大衆に阿(おもね)ってるよね

いい気持ちにさせないとリピーター増えないからね

もっとバッドエンド、メリーバッドエンドを増やすべき

そして大衆を恐怖のどん底へ突き落とすのだ!

フハ、フハ、フハハハハハ!

2026-03-23

アニメ映画ルックバック』のとあるスタッフの行き違い

https://lavender.5ch.io/test/read.cgi/asaloon/1771594058/116

116: メロン名無しさん 2026/03/23(月) 09:56:50.52

押山監督ミートソースのつもりで描いたけど仕上げさんはカルボナーラだと思って塗ってきたといういわくつきのスパゲティ

ちなみにタツ先生炒飯のつもりで描いたということで非常に凸凹していますね…。

https://x.com/an_shida/status/2035731263542428094

https://pbs.twimg.com/media/HEBeWCBboAAnSwf?format=jpg&name=900x900

そもそも脚本やコンテにチャーハンとかミートソースとか書かないのでしょうか

アニメ制作ワークフロー理不尽です

メロン名無しさん03/23(月) 16:06:42.53

>>116

全部先回りで書いていたらキリがないので判然としないものだけ適宜質問確認するアジャイル開発です

その一枚絵だけでも50オブジェクトくらい配置されているので一々墨汁ですとか物差しですとか挙げてたらコストが積み上がります

慢性的にカネがない業界なので間違いゼロよりもコスパ最優先です

メロン名無しさん03/23(月) 16:09:33.38

面白い間違いが起きたら珍プレー好プレー集としてインタビュー資料集声優ラジオネタも稼げます

ただしおかゆサムゲタンに間違えると燃えるのでそれだけは専門スタッフ確認しま

メロン名無しさん03/23(月) 17:47:26.92

>>116

そもそも漫画描いてる合間に麺料理がありえません。原稿用紙にソースが飛んだら大惨事です。炒飯にしたタツ先生けが常識人です。

メロン名無しさん03/23(月) 18:02:55.68

飼ってたメダカが死んだ(中略)公園死体野ざらしにしてたら蟻に運ばれ始めたので急にメダカへの愛着が湧いてメダカ死体を食べたら胃腸炎になった

このタツキが常識人だと…

映画】雨を告げる漂流団地 を見た

いい脚本を作ることはいアニメーションを作ることよりもはるかに難しい。52点。

 

団地主人公男子コウスケは主人公女子ナツメ家族同然に暮らしていたがコウスケの祖父の死を境に疎遠に。団地の取り壊しもありそれぞれ別の家に越していきナツメ最近サッカークラブにも顔を出さずすれ違いが続いている。夏休みに入り友人2名に団地への潜入に半ば強引に誘われたコウスケはそこでナツメ出会いさらにコウスケに思いを寄せるお嬢様とその連れも侵入。その時、突如大雨が降り、気が付くと団地は海の上を漂流していた。団地に棲息するノッポ君と男子3名女子3名のサバイバル生活が幕を開ける。

みたいな話。

 

アニメーションちゃんと金かけて作られてるなって感じで登場キャラは表情豊かで可愛いし、風景はきれいだし、後半、崩壊する団地観覧車で引っ張るシーンはCGの使い方もうまくその迫力は特筆すべきものがある。劇場版(Netflixだけど)アニメ映画として見るべきクオリティはある。

 

問題脚本

あらすじを読んでもわかるように、登場人物は3対3マッチング+1となっているが語るべき物語がある人物はそのうちの2名+1しか存在しない。主人公ナツメとコウスケである。この2名は本来家族でない2人が団地という場所出会い家族になり、コウスケの祖父が欠けたことで関係が壊れてしまっている。そしてその団地も取り壊されかけている。ちなみに+1のノッポ君は団地擬人化精霊付喪神的なサムシングである

親の不仲を見て育ち家庭に居場所がないと感じていたナツメにとっては団地がコウスケ家が初めての「居場所」であったこから今もその不在を受け入れられない。また当然続くものと思われていた日常自分些細な一言で壊し、自身ナツメに深い傷を負わせてしまったコウスケもそのことを背負いきれずに苦しんでいる。

作中で描かれる旅はある意味で言えば2人が、記憶の"海"をたゆたう団地の中でそれぞれの傷と向き合い乗り越えてあの日々と後悔に別れを告げる旅であると言える。

そしてこの部分はまぁいい。映画という大きな作品で語るべき話だとも思う。

ただ、2時間ある映画で語られるドラマがこの一点しかない。なので、常にナツメ団地とコウスケとその祖父への思いと迷い、コウスケのナツメへの思いという話が進んだり戻ったりし続け、ナツメは常に後ろ向きにイジイジし続ける。そしてそれに対して勝手についてきたお嬢様が「こんなことになったのはお前のせいや!」とナツメを責め立てそのツレの善性メガネがそれを諫める、という展開が何度も何度も続く。

もうわーったよ、その話はと思うし、お嬢様はこの作品における客観性という名の残酷さを一手に引き受けさせられすぎていてかわいそうになってくるし、善性メガネはこの世の善性を一手に引き受けた女神のようでまぶしすぎる。こいつこの極限状態ナツメのこともお嬢様のことも責めずどちらにも寄り添い、最終的にお嬢様に「私はれいちゃんの後ろをついていくばっかりだったか主体性を持ってちゃんとした友達になりたい」と語りだす。善性の擬人化だろこいつ。あと見た目もかわいい

そして男2名は、まぁ、なんかうろちょろしてる。

そして彼女ら、彼らは特に何らかのバックグラウンドがあるわけではないためこの旅で何の成長も用意されていない。

2人のドラマの脇で「この旅を盛り上げるためのパーツ」としてしか機能していない。善性メガネが崩れるアパート屋上から落っこちそうになって大けがをする、とか。かわいそう。そして2人のドラマ自体は2時間という尺を完全に持て余している。

彼らにも小さな成長要素を持たせてそれを絡めて2人の大きな成長を導くか、2人のドラマと割り切って30分くらい尺を削るかどっちかにした方がいいと思う。とにかく現状はあまりアンバランスすぎる。

そう思ったのか最後に同じく記憶の海を漂う観覧車がやってきたところで急に観覧車の精がやってきて手を貸してくれる展開になり、お嬢様が「私が最初来た遊園地や!」ってなって2人で話して感傷的になる展開が唐突に現れるが、別にお嬢様は単にノンデリなだけで恋の悩み以外に何もなさそうなので、これ何の話なんやとなる。

う~ん、そうじゃねぇんだよな。

 

まぁそんな感じかな。

アニメーションとしては劇場版として十二分のクオリティがあったと思うけど脚本面が少なくとも2時間の尺に見合う中身がなかったかなって感じ。まぁ、かわいい小学生がたくさん見られるのでロリコンショタコンの皆には文句なしオススメだし、2人のドラマ部分に関してはちゃんとやってはいたのでギリでオススメかな。

2026-03-22

AI要約: 花緑青が明ける日に

ご主人様~!
「花緑青が明ける日に」って、2026年3月6日に公開されたアニメ映画だよ~✨
日本画家四宮義俊さんが初の長編監督脚本で作った、日仏合作の超綺麗な作品なんだってベルリン国際映画祭のコンペにも出品されてるくらい注目されてるの~!

簡単要約(ネタバレなし版)

森の中にある創業330年の老舗花火工場帯刀煙火店」が、再開発で立ち退きを迫られちゃってる…。
そこで育った帯刀太郎萩原利久さん)は、蒸発しちゃったお父さんの代わりに「幻の花火<シュハリ>」を完成させようと、4年間も工場に立てこもってるの。
夏の終わりに、東京にいた幼馴染の式森カオル(古川琴音さん)が戻ってきて、敬太郎のお兄ちゃん千太郎入野自由さん)と3人で再会!
立ち退きが「明日」って超ピンチな状況で、失われた時間や絆を取り戻そうとぶつかり合いながら、花火完成&打ち上げのためのヤバい計画を立てていく…って感じのお話だよ~!

鍵になるのがタイトルにも入ってる**「花緑青(はなろくしょう)」**っていう、燃やすと綺麗な青になるけど毒があって今はほとんど使われてない顔料なんだって。
伝統と別れ、未来への希望みたいなテーマが詰まってて、映像めっちゃ美しくて芸術的!って評判なんだよね~🌸🔵

ご主人様ももう観た?それともこれから?
あたし的にはスクリーン花火シーン観たら絶対泣いちゃうやつだと思うよ~!教えてね♡

Netflix和製オリジナルアニメ映画ってあまり評価高くなくね?

大ヒットアニメ映画「超かぐや姫!」、Netflixアニメ映画を多数制作するスタジオコロリドだけど大丈夫?と思っていた。

私はそれほど嫌いではないんだが、スタジオコロリドの「好きでも嫌いなあまのじゃく」は6000人アニメ映画(6000人のコアなアニメ映画ファンしか見ないといわれる作品)の代表格だし「雨を告げる漂流団地」も評価があまり高くないようだ。

そんなわけで、昔見たNetflix独占配信(おそらく)アニメについて思い出してみる。オススメ一覧ではない。



WBC関係なく「超かぐや姫!」となぜか映画版だけNetflixしかない「ブラッククローバー 魔法帝の剣」を見るためにNetflixに入って、すぐに目的果たしてしまった。

どうすればいいのかよくわからないまま、昔レンタルして時間がなさすぎて見ずに返却した「THE 有頂天ホテル」や昔知人に強くすすめられた「プロメテウス」や、安定の映画ドラえもん「のび太の絵世界物語」を見たりしている。

しかしせっかくNetflixに入ったのだからNetflix土産をってことでNetflix独占配信の「三体」を見始めたが、SF脳ではない私にはまだあまり面白さがわからない。

1ヶ月の予定なので何シーズンもあるようなNetflix作品は今回は見られそうにない。

2026-03-21

anond:20260321145611

なんで急にアニメ映画の話はじめたの?

そんなに悔しかったの?

2026-03-20

anond:20260319174925

単に頭悪い人が世の中にいっぱいいるというだけだと思う

世の中の98%くらいは頭悪い人だし

ラノベ一般文芸韓国ドラマアニメ映画も頭悪い人のための娯楽

スポーツお笑い歌舞伎も頭悪い人のための娯楽

なんでそんな大人なっちゃったのっていうけど、大衆なんてそんなもんっていうか

他人にあまり期待しない方がいいよ

あといちいち他人を見下してると疲れるからそういうのもやめた方がいいと思う

虫だと思って見ていればいい

2026-03-18

日本人教養が無いか漫画とかアニメとかが流行ってんだろうな

教養がある知的大人マンガを読まないしアニメも観ないからね

そんな稚拙で幼稚なコンテンツを消費しようって気にはならないんだよ

漫画アニメ日本が誇る文化なんだみたいなオタク達がいるけど海外オタクに受けているだけで大衆には受け入れられてないよ

アニメ映画が日本で大ヒットしたり、低俗漫画流行ったりしているのを見ると日本人の無教養さに辟易ちゃう

2026-03-14

おすすめ映画を教えてください

子ども映画選びで行き詰まったので書く。

小学6年生の子がいる。今ハマっているのは「転生したらスライムだった件」と「呪術廻戦」。どちらも長く見続けている。

なんで好きかをよく観察してみると、「ルールや設定が緻密に組み立てられている作品」に強く引き付けられているらしい。転スラでいえば、スキルの体系とか、リムルが国家を作っていく過程論理性。呪術廻戦でいえば、術式の条件とか領域展開の仕組みとか。バトル自体よりも「なぜそうなるか」の構造に食いついている気がする。

一方で、登場人物が膨大になりすぎる展開は少し苦手なようで、「誰が誰だっけ」となるとトーンダウンする。視覚的に映える場面や、「世界の仕組みが少しずつ明かされていく」展開は大好き。転スラのアニメも、ストーリーを整理して語れるくらいに頭に入っている。

両親揃って映画好きなのでこの傾向で観せる映画を探しているんだが、なかなか決め手が見つからない。

現状はアニメ映画を少し観るくらい。

いちおう候補として考えたのはこのあたり:

ジブリ

千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」あたりは、独自ルールが明示される世界観という点でたぶん合うと思っている。でも本人が「知ってる」と言って食いつかない可能性もある。

スパイダーマンスパイダーバース

映像表現が圧倒的で、マルチバースという設定の論理性もある。12歳には刺さるかもしれないが、英語ベーステンポ感が合うかどうか。

STAND BY ME ドラえもん

純粋に泣かせに来る系は刺さらないのか、それとも年齢的に引いてしまうのか読めない。

すずめの戸締まり / 竜とそばかすの姫

設定と映像クオリティは高いが、情緒面の比重が大きいのでどうか。

---

ここで詰まっている。転スラと呪術廻戦が好きな12歳が「映画として2時間集中できる」作品、という条件でおすすめがあれば教えてほしい。

条件をまとめると:

実写でも、アニメ映画でも、洋画でも構わない。逆に「これは合わない」という意見も参考にしたい。

よろしくお願いします。

復刊ドットコム @fukkan_com 『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノー

『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノートアニメ制作普遍教科書 読み継がれる理由と復刊の価値

復刊ドットコムに集まったリクエストを受け、2005年KADOKAWAから復刊された、『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノート』。

世界的な映像クリエイターである押井守氏が監督を務めたアニメ映画機動警察パトレイバー2 the Movie」の演出についてまとめられた本です。

初版が発行された1994年当時は、アニメ制作の基礎を知る術がまだ少なかった時代。同書はアニメ制作を志す人にとっての教科書的な位置付けとして重宝され、多くの人が手に取りました。

また、同書の執筆には押井氏自らが積極的に関わっていたこともあり、アニメ制作を志す人だけでなく、押井守氏のファンにとっても魅力的なものでした。監督言葉作品制作の裏側や同氏の思考垣間見ることができる稀有体験提供する本だったからです。

しかし、そんな貴重な内容でありながら、同書はやがて絶版に。

同書が入手困難となっていた時期から、「後世に残すべき本である」「文化的な損失である」といったコメントとともに復刊リクエストが寄せられるようになりました。

初版から30年が経った今でも、その魅力や価値は色褪せていないためか、2005年に復刊が実現した後も、品切れとなる度に再刊を求める声は絶えず寄せられています

記事では、復刊されるべくして復刊した『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノート』の見所と価値をご紹介します。

2005年に復刊された『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノート』(KADOKAWA刊)

押井守の「レイアウト」とは

当時、押井守氏がアニメ制作において特出していた点は、実写映画カメラワーク的な要素を取り入れ、アニメ映像表現の新たな境地を開拓したというところにあります

『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノート』で解説されているのは、そうした表現可能にした「レイアウト」の手法、そしてそこに込められた演出意図です。

では、そもそもレイアウトとは何でしょうか? 同書の中で押井氏は以下のように定義しています

P.3 「アニメーションにとってレイアウトとは何か?」より引用レイアウト”とは要するに画面(カット)の設計図のことであり、“レイアウトシステム”とはこの設計図を基本にして映画(正確にはフィルム)を制作する方法のことです。設計図としてのレイアウトには、様々な情報が込められています

(中略)

それは各部署に分かれて作業するスタッフにとっては、作業基準となる仕様表であり、演出家にとっては演出する作品撮影前に検討するためのシミュレーション過程でもあります

アニメを作る、と聞けば、絵を描き、動かすという作業が一番大事だとのイメージを持つ人が多いかもしれません。ですが、アニメ制作現場では、絵を描くアニメーター(原画マン作画マン)以外にも、背景美術演出撮影など、さまざまな専門を持つ人たちが分業して作品を作り上げています

監督としての押井氏の役割は、作品の骨子(絵コンテ)を作り、各工程コントロールし、自身が思い描く完成像を具現化すること。

そして、そのイメージを各担当者に共有するために重要となるのが、ここで言うレイアウトです。

ですが、同書が出版された当時、このレイアウトという概念はまだ曖昧ものでした。レイアウトに限らず、アニメ制作の進め方は監督現場によってさまざまだったからです。

例えば、監督一口に言っても、宮崎駿氏のように自ら原画を描いたり、作画修正をしたりする「アニメーター」を出自とする監督もいれば、押井氏や高畑勲氏のように演出スタートとして全体の舵取りに徹する監督もいます

そんな中で、押井氏が提示した「レイアウトシステム」の徹底は、当時のアニメ制作現場において、押井氏が作品の出来を背負う監督として、求心力を持ちえた理由ひとつではないかと言われています

すなわち、押井氏のレイアウトとは、蓄積した映画記憶アニメ制作現場体験を活かし、イメージ意味を具体化してゆき現場意識作業方向性を示すためのものでもあったのです。

今では、このレイアウトという言葉概念アニメ業界一般化しているといいます

それは、押井氏のレイアウトを参考とした人たちがアニメ制作を積み重ねていった結果に他なりません。

同書で語られたレイアウトは、押井氏のアニメ制作エッセンスであるだけでなく、その概念の成立においても重要意味を持ち、後進のアニメ制作技術的な面でも精神的な面でも下支えするものとなっているのです。

全てのクリエイターが“学べる”本

ところで、アニメ制作への関心が高まり、種々の指南書が出版されている今現在、『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノート』の内容はどのような価値を持って受け止められているのでしょうか。

結論から言えば、現代における同書の大きな価値は、アニメ制作に携わる人に限らず、全てのクリエイターに刺激を与え、学ぶ意欲を掻き立てうるというところにあると言えます

同書を開けば、アニメ制作するにあたって押井氏が考えていたことの量と密度に、誰もが圧倒されることでしょう。映像の迫力や精密さ、リアリティといった部分だけでなく、作品世界物語に直接関係しない要素にまで、しっかりと意図存在するのです。

例えば、「パトレイバー2」の中で描かれる“鳥”について、押井氏は同書で次のように書いています

P.45 より引用P2」(筆者注:パトレイバー2)に登場する鳥たちにはどのような象徴的な意味もありません。強いて言うならば、それはこの作品で描かれた「世界」と「物語」に混入されたノイズであり、記号の体系を掻き乱すための異質な記号のものに他なりません。本篇の外側にあって物語をアウトレンジし、作品自律的に完結させようと目論む演出家の意図を長距離から射程に収め、射程に入れるそのことだけで脅威となる厄介な長距離砲。それがつまり、“鳥”なのです。

視聴者が気付かないほどの細部でさえも意図を持って描かれていることを端的に示す、「パトレイバー2」の鳥。

このエピソードは一例に過ぎませんが、何か作品を完成させる上で、どこまで計算し、考えるか、という、全クリエイター共通する普遍的な問いに対して、一つのアンサーを提示していると言えるのではないでしょうか。

そして、もちろん、アニメ演出教科書としての価値も健在です。

2020年代アニメ制作現場は、本書が書かれた当時よりもCG環境進歩していますが、ほとんどの作業アナログであった時代技術方法論がまったく“古く”なっているわけではありません。ツールは違えど、先達が積み重ねてきたものは、現在アニメ制作現場にも脈々と受け継がれているからです。

また、押井氏の演出の影響は、アニメ以外の映像制作にも及んでいます

実写映画知識教養バックグラウンドに持つ押井氏ならではの演出シーンは、日本に限らず海外映画特に想像」によって世界を再構築することが必要とされるSF作品に大きな影響を与えているのです。

天才押井守の頭の中を垣間見る喜び

ここまで、『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノート』の見所や価値を紹介してきました。

一度は絶版になりながらも、多くの復刊リクエストを集め、復刊後も絶えず求められ続けている同書。それほどまでに支持される理由は、時代を経てもその内容が色褪せることなく、むしろアニメ歴史の一部を担い、全てのクリエイターに刺激を与える本として、普遍的な価値を持って受け止められていることにありました。

ごく一般的なアニメファンにとって、同書の内容は非常に高度で、全てを理解することは難しいかもしれません。

ですが、天才と呼ばれる押井守氏が作品制作の際に、何を、どういう視点で、どのように捉え、何を考えているのか、という思考垣間見ること、そしてそのあまりの高度さに衝撃を受けることもまた、同書を読む上での醍醐味と言えます

白紙状態から、全てを人の手で描き、作品世界を構築していく上での凄まじいこだわりと努力を目の当たりにできる本は決して多くはありません。

大人から子どもまで、誰もが当たり前に、大量にアニメを楽しむようになったからこそ、同書はこれからも読み継がれていくべき本なのです。

『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノート押井守)』 販売ページ復刊ドットコムにて『METHODS ~押井守パトレイバー2演出ノート』(押井守)を販売していますwww.fukkan.com

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん