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2024/12/15 【Jリーグ：移籍市場】 「今オフの素晴らしいと思う補強 (1位～20位)」 (2024年12月14日時点)
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2025/01/13 【J2：順位予想】 2025年の順位予想バトルの参加者・募集中 (参加者数：56名)
2025/01/14 【J3編】 2024年の順位予想】 ～1：大宮、2：富山、3：松本、4：金沢、5：今治、6：奈良、7：岐阜、8：FC大阪、9：八戸、10：長野、11：岩手、12：鳥取、13：沼津、14：琉球、15：北九州、16：福島、17：相模原、18：YS横浜、19：讃岐、20：宮崎～ (最終結果)
2025/01/14 【J3：順位予想】 2025年の順位予想バトルの参加者・募集中 (参加者数：8名)
2025/01/15 【J2編】 今オフの補強の中間評価 ～1位：長崎、2位：千葉、3位：仙台、4位：大宮～
2025/01/16 【J1編】 2024年の順位予想 ～1：浦和、2：広島、3：神戸、4：横浜FM、5：川崎F、6：C大阪、7：名古屋、8：鹿島、9：FC東京、10：新潟、11：福岡、12：町田、13：G大阪、14：鳥栖、15：札幌、16：京都、17：柏、18：磐田、19：湘南、20：東京V～ (最終結果)
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【J2】 2018年シーズンのクラブ別の大総括 (愛媛FC編)
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愛媛FC
→ 間瀬監督になって2年目を迎えた愛媛FCは2度目のプレーオフ出場を目指したが開幕4連敗。最悪のスタートを切った。その後も調子は上がらず14節を終えた時点で2勝8敗4分けと低迷。20位という残留圏ギリギリのポジションだった。このタイミングで間瀬監督との契約は解除されて育成年代の指導者として実績を積んできた(当時は)36才の川井監督に再建を託すと次第に結果が出るようになっていった。
表1は間瀬監督の時代と川井監督の時代の各種スタッツを比較したものになる。川井監督になってからは24試合で9勝8敗7分け。一時は京都や熊本とともに2018年の残留争いの中心的な立ち位置になっていたが22節から4連勝を飾るなど夏場に一気に勝ち点を積み上げて気が付くと残留争いのグループからは抜け出していた。38節を終えた時点で11勝16敗11分けで勝ち点「44」。18位まで順位を上げてきた。
川井監督になってからは白星が先行しており、シーズン途中での監督交代は大成功だったと言えるが、各種のスタッツを見ると劇的に改善されたものは意外と少ない。パス数は増えているが、クロス数やシュート数は微減。30mライン進入回数も微減で、ペナルティエリア進入回数は大きく減っている。劇的に改善された箇所は少ないが枠内シュート率は25.9%→33.8%。シュート精度は高まっているようだ。
表1. 各種のスタッツ (監督交代前/監督交代後)
ドリブル数が9.50回→12.17回と増えているのも注目に値するが、最大の違いはタックル数になる。25.64回→15.67回と大幅に減っており、相手チームが得た直接FKの数も12.79回→8.58回に減っている。東京Vのロティーナ監督は「余計なファールをしないこと」を選手たちに口酸っぱく指導しているが川井監督も同じような考えを持っているのでは？と思われる。監督交代によってここまで数値が変わるのは珍しい。
「激しく行き過ぎて余計なファールをしてしまうこと。」、「簡単に相手にセットプレーの機会を与えてしまうこと」の2つは長丁場のJ2のリーグ戦で結果を出すためには避けないといけないことになる。特に愛媛FCの場合は空中戦に強い選手が少なくてセットプレーの機会をたくさん与えてしまうと失点する確率がグーンと高まる。監督交代によって愛媛FCのタックル数が激減しているのは興味深いところである。
38節を終えた時点ではまだ「J2残留」は確定していない。数字上は21位に転落する可能性を残しているが、21位の讃岐との差は「14」なのでセーフティーリードと言える。讃岐は1試合消化が少なくて残り5試合になるが、讃岐が残り5試合を全勝した場合のみ、愛媛FCが追い抜かれる可能性が出てくる。一方、4勝1分けの場合は愛媛FCには届かない計算になる。「愛媛FCのJ2残留は確実」と言える状況になっている。
なかなか勝ち点を得られずに苦労した時期が長かったことを考えるとこの時点で「J2残留は確実」と言えるところまで浮上できたのは良かった。31得点というのはJ2で2番目に少ない数字になるが、45失点というのは16位以下のチームの中では栃木SCと並んで最少タイ。ピンチの数は少なくなかったが千葉から期限付き移籍してきたベテランのGK岡本の活躍もあって最小限の失点に抑えることができている。
一時はJ3降格の危機が訪れたことを踏まえると今シーズンに関しては「(最終的には)余裕を持ってJ2残留を確定させることが出来そうな状況になったこと」は評価できる。最悪のスタートを切ったが、J3降格という最悪の事態になることは阻止できた。リカバーに成功したが2015年が5位、2016年が10位、2017年が15位なので、3年連続で順位を落とす可能性大。サポーターの期待に応えるシーズンにはならなかった。
2019年がJ2で早くも14年目のシーズンになる。快進撃を見せて5位になった2015年のようなサプライズを起こしたいが、これまでの戦い方を見る限りでは川井監督は優秀な指導者である。知名度は低いが着実に実績を積んできた指導者であり、パスをつないで自分たちが主導権を握った状態で試合を進めようとするアグレッシブなサッカーを志向する。河合監督の存在が今の愛媛FCの一番のポジティブな要素と言える。
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・【日本人監督】 Jリーグ史上屈指の監督だと思うのは誰ですか？ → 11票
・【外国人監督】 Jリーグ史上屈指の監督だと思うのは誰ですか？ → 14票
投票 → 905票
・【J2】 今オフのモンテディオ山形の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 26票
・【J2】 今オフの水戸ホーリーホックの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 31票
・【J2】 今オフの栃木SCの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 31票
・【J2】 今オフの大宮アルディージャの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 25票
・【J2】 今オフのジェフ千葉の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 82票
・【J2】 今オフの東京ヴェルディの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 15票
・【J2】 今オフの町田ゼルビアの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 20票
・【J2】 今オフの横浜FCの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 16票
・【J2】 今オフのヴァンフォーレ甲府の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 56票
・【J2】 今オフの松本山雅の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 59票
・【J2】 今オフのアルビレックス新潟の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 61票
・【J2】 今オフのツエーゲン金沢の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 35票
・【J2】 今オフのFC岐阜の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 62票
・【J2】 今オフの京都サンガの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 37票
・【J2】 今オフのファジアーノ岡山の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 62票
・【J2】 今オフのレノファ山口の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 55票
・【J2】 今オフのカマタマーレ讃岐の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 16票
・【J2】 今オフの徳島ヴォルティスの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 48票
・【J2】 今オフの愛媛FCの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 20票
・【J2】 今オフのアビスパ福岡の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 59票
・【J2】 今オフのロアッソ熊本の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 24票
・【J2】 今オフの大分トリニータの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 65票
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→ 間瀬監督になって2年目を迎えた愛媛FCは2度目のプレーオフ出場を目指したが開幕4連敗。最悪のスタートを切った。その後も調子は上がらず14節を終えた時点で2勝8敗4分けと低迷。20位という残留圏ギリギリのポジションだった。このタイミングで間瀬監督との契約は解除されて育成年代の指導者として実績を積んできた(当時は)36才の川井監督に再建を託すと次第に結果が出るようになっていった。
表1は間瀬監督の時代と川井監督の時代の各種スタッツを比較したものになる。川井監督になってからは24試合で9勝8敗7分け。一時は京都や熊本とともに2018年の残留争いの中心的な立ち位置になっていたが22節から4連勝を飾るなど夏場に一気に勝ち点を積み上げて気が付くと残留争いのグループからは抜け出していた。38節を終えた時点で11勝16敗11分けで勝ち点「44」。18位まで順位を上げてきた。
川井監督になってからは白星が先行しており、シーズン途中での監督交代は大成功だったと言えるが、各種のスタッツを見ると劇的に改善されたものは意外と少ない。パス数は増えているが、クロス数やシュート数は微減。30mライン進入回数も微減で、ペナルティエリア進入回数は大きく減っている。劇的に改善された箇所は少ないが枠内シュート率は25.9%→33.8%。シュート精度は高まっているようだ。
表1. 各種のスタッツ (監督交代前/監督交代後)
| 項目 | 1節-14節 | 15節-38節 |
| 監督 | 間瀬 秀一 | 川井健太 |
| 試合数 | 14 | 24 |
| 勝ち点 | 10 (0.71) | 34 (1.42) |
| 勝ち | 2 | 9 |
| 引き分け | 4 | 7 |
| 負け | 8 | 8 |
| 得点 | 11 (0.79) | 20 (0.83) |
| 失点 | 21 (1.50) | 24 (1.00) |
| シュート | 10.50 | 9.00 |
| 枠内シュート | 2.71 | 3.04 |
| 枠内シュート率 | 25.9% | 33.8% |
| パス | 440.57 | 490.63 |
| クロス | 12.57 | 11.33 |
| 直接FK | 13.14 | 10.67 |
| 間接FK | 1.36 | 1.88 |
| CK | 3.57 | 3.92 |
| スローイン | 23.57 | 19.13 |
| ドリブル | 9.50 | 12.17 |
| タックル | 25.64 | 15.67 |
| クリア | 26.21 | 24.29 |
| インターセプト | 2.00 | 2.04 |
| オフサイド | 2.07 | 1.83 |
| 警告 | 1.57 | 1.00 |
| 退場 | 0.07 | 0.04 |
| 30ｍライン進入 | 31.71 | 31.13 |
| ペナルティエリア進入 | 11.07 | 8.25 |
| 攻撃回数 | 129.79 | 111.08 |
| チャンス構築率 | 0.08 | 0.08 |
| ボール支配率 | 0.49 | 0.50 |
ドリブル数が9.50回→12.17回と増えているのも注目に値するが、最大の違いはタックル数になる。25.64回→15.67回と大幅に減っており、相手チームが得た直接FKの数も12.79回→8.58回に減っている。東京Vのロティーナ監督は「余計なファールをしないこと」を選手たちに口酸っぱく指導しているが川井監督も同じような考えを持っているのでは？と思われる。監督交代によってここまで数値が変わるのは珍しい。
「激しく行き過ぎて余計なファールをしてしまうこと。」、「簡単に相手にセットプレーの機会を与えてしまうこと」の2つは長丁場のJ2のリーグ戦で結果を出すためには避けないといけないことになる。特に愛媛FCの場合は空中戦に強い選手が少なくてセットプレーの機会をたくさん与えてしまうと失点する確率がグーンと高まる。監督交代によって愛媛FCのタックル数が激減しているのは興味深いところである。
38節を終えた時点ではまだ「J2残留」は確定していない。数字上は21位に転落する可能性を残しているが、21位の讃岐との差は「14」なのでセーフティーリードと言える。讃岐は1試合消化が少なくて残り5試合になるが、讃岐が残り5試合を全勝した場合のみ、愛媛FCが追い抜かれる可能性が出てくる。一方、4勝1分けの場合は愛媛FCには届かない計算になる。「愛媛FCのJ2残留は確実」と言える状況になっている。
なかなか勝ち点を得られずに苦労した時期が長かったことを考えるとこの時点で「J2残留は確実」と言えるところまで浮上できたのは良かった。31得点というのはJ2で2番目に少ない数字になるが、45失点というのは16位以下のチームの中では栃木SCと並んで最少タイ。ピンチの数は少なくなかったが千葉から期限付き移籍してきたベテランのGK岡本の活躍もあって最小限の失点に抑えることができている。
一時はJ3降格の危機が訪れたことを踏まえると今シーズンに関しては「(最終的には)余裕を持ってJ2残留を確定させることが出来そうな状況になったこと」は評価できる。最悪のスタートを切ったが、J3降格という最悪の事態になることは阻止できた。リカバーに成功したが2015年が5位、2016年が10位、2017年が15位なので、3年連続で順位を落とす可能性大。サポーターの期待に応えるシーズンにはならなかった。
2019年がJ2で早くも14年目のシーズンになる。快進撃を見せて5位になった2015年のようなサプライズを起こしたいが、これまでの戦い方を見る限りでは川井監督は優秀な指導者である。知名度は低いが着実に実績を積んできた指導者であり、パスをつないで自分たちが主導権を握った状態で試合を進めようとするアグレッシブなサッカーを志向する。河合監督の存在が今の愛媛FCの一番のポジティブな要素と言える。
投票
・【日本人監督】 Jリーグ史上屈指の監督だと思うのは誰ですか？ → 11票
・【外国人監督】 Jリーグ史上屈指の監督だと思うのは誰ですか？ → 14票
投票 → 905票
・【J2】 今オフのモンテディオ山形の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 26票
・【J2】 今オフの水戸ホーリーホックの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 31票
・【J2】 今オフの栃木SCの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 31票
・【J2】 今オフの大宮アルディージャの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 25票
・【J2】 今オフのジェフ千葉の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 82票
・【J2】 今オフの東京ヴェルディの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 15票
・【J2】 今オフの町田ゼルビアの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 20票
・【J2】 今オフの横浜FCの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 16票
・【J2】 今オフのヴァンフォーレ甲府の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 56票
・【J2】 今オフの松本山雅の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 59票
・【J2】 今オフのアルビレックス新潟の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 61票
・【J2】 今オフのツエーゲン金沢の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 35票
・【J2】 今オフのFC岐阜の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 62票
・【J2】 今オフの京都サンガの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 37票
・【J2】 今オフのファジアーノ岡山の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 62票
・【J2】 今オフのレノファ山口の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 55票
・【J2】 今オフのカマタマーレ讃岐の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 16票
・【J2】 今オフの徳島ヴォルティスの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 48票
・【J2】 今オフの愛媛FCの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 20票
・【J2】 今オフのアビスパ福岡の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 59票
・【J2】 今オフのロアッソ熊本の補強ポイントはどこだと思いますか？ → 24票
・【J2】 今オフの大分トリニータの補強ポイントはどこだと思いますか？ → 65票
★ 現在の投票数 → 20票
→ 最大で10項目まで選択して投票することができます。
→ 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)
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