2022年10月22日、荻窪の新店「there is ramen」へ。
2022年10月16日大安にオープン。「there is ramen」=「らぁめんがあります」という屋号で、「一杯のらぁめんが旨いと思える人生を送ろう。 」というコンセプトを掲げるお店。「しおらーめん進化 2nd」→「ひつじそば 人と羊」の後こちらへ。

店主さんは神保町「きたかた食堂」、御徒町「鴨to葱」、恵比寿「手打 親鶏中華そば 綾川」等を展開する㈱FFダイニング(FF Dining)出身。

前職では蘊蓄を掲げてこだわりをアピールするらーめんを作り続けてきた店主さんですが、独立して「情報を食べてもらうのではなく、一杯のらぁめんを純粋に楽しめる環境を作りたくてこの店を作りました。」というポリシーを打ち出すことに。

ちなみに、2022年10月7日公開の映画「七人の秘書 THE MOVIE」に登場する「ラーメン萬」(「中華そば 麺や食堂」監修)のラーメンを食べた江口洋介さんの決め台詞に、「ラーメンが美味しいと思える人生を送れ。腹いっぱい食べて寝れば大概のことはなんとかなる」というのがあります。
店の場所は荻窪駅西口徒歩約5分。行列の絶えなかった人気店で2022年1月26日閉店した「迂直」の跡地。「迂直」は個人的に珍しく2度訪店。閉店には驚きましたが、理由はより良い環境を求めた結果の移転のため。
13:30頃到着で先客12に接続。店頭待ち席7、約50m離れた飛び地に列びを作る方式。後客10以上、途切れない行列。後続に知り合いが来ましたが、列びが激しく途中断念離脱。
徐々に列が進んで列びの先頭に。席の用意が出来て合図があってから食券を買って下さいとのことで、準備が整うまで待機。
「どうぞ」と声がかかって入店。主なメニューは、ラーメン850円、チャーシュー麺1100円、白めし150円、他。オープン記念でチャーシュー麺注文時ライスサービス。ライスにはチャーシュー載せてタレとからしでセルフチャーシュー丼がおススメ。
列び始めてから50分で着席。店内は厨房を囲むL字型カウンター6席(3・3)。パーティションは無し。消毒液は券売機横に配置。スタッフは調理の男性2、接客の女性1。スタッフTシャツのフロントプリントは何故か「西荻窪」。
BGMはTOKYO FM、福山雅治「福のラジオ」なうオンエア。箸は洗い箸で資源環境に配慮。卓上調味料は一味唐辛子、チャーシュー丼のタレ、からし。からしもチャーシュー丼用。
そして待つことしばし、「ラーメン」完成で~す♪
着席から6分後、受皿にレンゲ付き、サイドが青い切立丼で着丼。提供時「スープが結構なみなみと入ってますので気を付けて下さい」のアナウンス。
具は部位の異なるチャーシュー2種、メンマ、なると、海苔、小口切りねぎ。
スープはさらさらの清湯醤油味。半透明で琥珀色の煮干しが芳ばしく香り立つ、ニボくてエモいスープ。煮干しの癖を活かした様な、えぐみをうま味に転嫁させたフックのある味わい。タレを抑えて出汁を前面に出した淡麗で上品、耽美で典雅な煮干しスープでとても美味しい!
麺はストレート中太タイプ。コシとハリのあるシコシコ食感が心地よいなめらかなで風味の良い麺です。
おいしく完食!列びは多いですが、食後の満足感は高い一杯。情報に流されずゆったりと味わうのも一興です。ごちそうさまでした!there is ramen (355/’22)

前職では蘊蓄を掲げてこだわりをアピールするらーめんを作り続けてきた店主さんですが、独立して「情報を食べてもらうのではなく、一杯のらぁめんを純粋に楽しめる環境を作りたくてこの店を作りました。」というポリシーを打ち出すことに。

ちなみに、2022年10月7日公開の映画「七人の秘書 THE MOVIE」に登場する「ラーメン萬」(「中華そば 麺や食堂」監修)のラーメンを食べた江口洋介さんの決め台詞に、「ラーメンが美味しいと思える人生を送れ。腹いっぱい食べて寝れば大概のことはなんとかなる」というのがあります。











