【J3:第1節】 Y.S.C.C.横浜 vs カターレ富山 (ニッパツ三ツ沢球技場)→ Y.S.C.C.横浜と富山の試合は飲水タイム明けの前半24分にFW吉平翼が強引に左サイドを突破してFW大野耀にパスを送るとFW大野耀がシュート。こぼれ球を古巣対決となるMF音泉が押し込んでアウェイの富山が先制に成功する。1点を追うY.S.C.C.横浜は大卒1年目のFWンドカ・チャールスにボールを集めたが富山のCBのDF今瀬がしっかりと対応して起点になることは出来なかった。後半43分にはY.S.C.C.横浜のMF柳雄太郎が暴力行為で一発レッド。退場になる。1対0で逃げ切った富山は白星スタートを切った。
「昇格請負人」と言われる石崎監督を招聘した富山は2014年以来のJ2復帰を目指すシーズンになる。J3に降格してかなりの年月が経過しているが無事に白星スタートを切った。放ったシュートは7本のみ。新・エース候補として期待を集めるFW吉平翼のチャンスシーンはあまりなかったが先制ゴールの場面にはしっかりと絡んだ。価値ある決勝ゴールを奪ったのはMF音泉だったが右WBの選手が休むことなくゴール前に入って最後はドフリーだった。新たに「3-1-4-2」を採用しているが左右のWBはキーポイントになる。
敗れたY.S.C.C.横浜は東京VのDFンドカ・ボニフェイスの弟になるFWンドカ・チャールスが2トップの一角で起用された。兄と同様で身体的な能力は高い。パワーを生かしてキーパーと1対1に近い決定機を迎えた場面もあったがDF今瀬に止められるシーンの方が多かった。2トップの相方はFW河辺だったがこちらは地域リーグのジェイリースFCからの加入になる。こちらもなかなか良さを出せなかったがスピードがあって瞬間的なキレもある。Jリーグ初出場となった選手が才能の片鱗を見せた点はポジティブに考えられる。
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◆ まとめ #2766 YS横浜×富山、FC岐阜×八戸、宮崎×岩手 (2021/3/18)
◇ Y.S.C.C.横浜 vs カターレ富山 (ニッパツ三ツ沢球技場)
◇ FC岐阜 vs ヴァンラーレ八戸 (岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
◇ テゲバジャーロ宮崎 vs いわてグルージャ盛岡 (ユニリーバスタジアム新富)
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