Category: Car & Bike
人はなぜクルマに乗るのか。
若者を中心に車離れが進んでいます。
クルマを単に機能で捉えると、人と荷物を積載して、移動する道具です。
荷物だけなら、コスパという点で、軽トラを超えるものはないでしょうし、人数ということになると、三列シートのワンボックスカーは、5ナンバーサイズでも購入できます。
かつて1980年代にテルアビブに行った時、街じゅうに三列シートのスバルサンバーが走ってました。国内モデルには無かったと思いますけど。
東名阪のような超大都会では駐車場代も高いし、公共交通機関が発達しているので、機能として若い人にはクルマは必要性が低く、小さい子供や、お年寄りがいる家族になって、やはりクルマが便利ということになりますが、結局薬局ワンボックスになってしまいますね。
ワンボックスであふれるのは、地方都市も同様です。
一方、道具には実用的な機能以外に、当然趣味的というか、嗜好の対象としての、存在理由を忘れるわけには行きません。
ファッションや飲食物、様々な道具たち、文房具、食器、時計やカメラと同列に語られる世界です。
ただ、物理的に大きいし、所有したり公道を走らせる目的だけで様々な税金がかかる、特異なモノですから、よっぽどの人でない限り、靴やジャケットのように所有することは難しく、何を選ぶか、これがまた、趣味の対象として、深みを増す理由になっています。
車好きの世界は、二輪車好きの領域と深く交わっています。
上に書いた、クルマの存在理由ふたつの内、後者が突出した方向性ですね。
両者の違いについて、よく考えるのですが、クルマの場合、自分の周りの空気、道具や音楽、人によってはおやつやドリンクとともに移動できるというのが大きいですね。
当然、他人の中を走るわけですが、距離感がある。離れているので、歩いている時よりも、見栄え、着ているものや、女性の場合化粧などへの比重が下がります。
もちろん夏は外より涼しいし、冬は暖かい。
二輪車の場合根本的に違うのは、外の世界と密着するということです。
バイクと身に着けているものとで、世界の空気を切り裂いていく。
同じ未知のルートを走るにしても、クルマの場合は、眺めているのに対し、バイクは侵入していく感じでしょうか。クルマでも屋根なしだと、バイクに近い感覚なのかもしれませんね。
サービスエリアなどで並んで止まった時も、クルマ同士だと赤の他人ですが、バイクだと同志。並んだだけで空気を共有している。
車好きよりもバイク乗りのほうが、ファッションにも凝るような気がするのですが、それは着るものが、外部との接点だからかも。
しかし何れにしても、クルマでもバイクでも、共通しているのは、自立した自在な移動を可能にする(BLUTUSから引用)という点。これがクルマやバイクを所有またはレンタルする最大の理由です。与えられた速度で、好きな方向へ走り、好きな時に停まり、曲がり、戻る。
もちろん徒歩や自転車でも、同じ事は可能だし、スピードが出るからといって、深い経験ができるかどうかは人次第ですが、散歩やサイクリングが好きな人が、バイクやクルマを得たら、生活のリズムや、内容は大きく変わるでしょう。自家用飛行機でも買えればもっと変わるでしょうけど。
もっと乗ってやらないと。いじってやらないと。
走りたくなって来ました。自立した自在な移動。
クルマを単に機能で捉えると、人と荷物を積載して、移動する道具です。
荷物だけなら、コスパという点で、軽トラを超えるものはないでしょうし、人数ということになると、三列シートのワンボックスカーは、5ナンバーサイズでも購入できます。
かつて1980年代にテルアビブに行った時、街じゅうに三列シートのスバルサンバーが走ってました。国内モデルには無かったと思いますけど。
東名阪のような超大都会では駐車場代も高いし、公共交通機関が発達しているので、機能として若い人にはクルマは必要性が低く、小さい子供や、お年寄りがいる家族になって、やはりクルマが便利ということになりますが、結局薬局ワンボックスになってしまいますね。
ワンボックスであふれるのは、地方都市も同様です。
一方、道具には実用的な機能以外に、当然趣味的というか、嗜好の対象としての、存在理由を忘れるわけには行きません。
ファッションや飲食物、様々な道具たち、文房具、食器、時計やカメラと同列に語られる世界です。
ただ、物理的に大きいし、所有したり公道を走らせる目的だけで様々な税金がかかる、特異なモノですから、よっぽどの人でない限り、靴やジャケットのように所有することは難しく、何を選ぶか、これがまた、趣味の対象として、深みを増す理由になっています。
車好きの世界は、二輪車好きの領域と深く交わっています。
上に書いた、クルマの存在理由ふたつの内、後者が突出した方向性ですね。
両者の違いについて、よく考えるのですが、クルマの場合、自分の周りの空気、道具や音楽、人によってはおやつやドリンクとともに移動できるというのが大きいですね。
当然、他人の中を走るわけですが、距離感がある。離れているので、歩いている時よりも、見栄え、着ているものや、女性の場合化粧などへの比重が下がります。
もちろん夏は外より涼しいし、冬は暖かい。
二輪車の場合根本的に違うのは、外の世界と密着するということです。
バイクと身に着けているものとで、世界の空気を切り裂いていく。
同じ未知のルートを走るにしても、クルマの場合は、眺めているのに対し、バイクは侵入していく感じでしょうか。クルマでも屋根なしだと、バイクに近い感覚なのかもしれませんね。
サービスエリアなどで並んで止まった時も、クルマ同士だと赤の他人ですが、バイクだと同志。並んだだけで空気を共有している。
車好きよりもバイク乗りのほうが、ファッションにも凝るような気がするのですが、それは着るものが、外部との接点だからかも。
しかし何れにしても、クルマでもバイクでも、共通しているのは、自立した自在な移動を可能にする(BLUTUSから引用)という点。これがクルマやバイクを所有またはレンタルする最大の理由です。与えられた速度で、好きな方向へ走り、好きな時に停まり、曲がり、戻る。
もちろん徒歩や自転車でも、同じ事は可能だし、スピードが出るからといって、深い経験ができるかどうかは人次第ですが、散歩やサイクリングが好きな人が、バイクやクルマを得たら、生活のリズムや、内容は大きく変わるでしょう。自家用飛行機でも買えればもっと変わるでしょうけど。
もっと乗ってやらないと。いじってやらないと。
走りたくなって来ました。自立した自在な移動。
テーマ : 車やバイクの本・雑誌 ジャンル : 車・バイク