Category: 不健康
再検査は早めに
冬至当時はもっと南のほうがら上がっていた太陽も、昨日はずいぶん東寄りでした。

新しい東北電力のビルあたりから。
でもまだまだ寒いです。湯治に行きたい。
先日、友人から入院したとのメール。
病院のホームページによると、インフルエンザ流行の折、親族以外の見舞いは遠慮ください。
それで少し遠慮していたのですが、週末に行って見ることに。
暇だろうからと回りにあった読み物をかき集めて車に積み込んだのですが、

翌日退院だって。
空振りに終わりましたが、いろいろ話は出来ました。
少しは療養の一助になったのであれば、いいのだけれど。もう家で休んでいるはず。
急に自分自身の体調が気になり出しました。
Category: カメラ
クラシックカメラマン115

実にカッコイイんです。
オリンパスのサイトには、カメラを題材にした壁紙が、ゴマンとアップしてありまして、その中で一番カッコ良いのがPen-FTなんです。

それで実物もゲットしてしまったわけ。
ちなみにそのサイトには、ペーパークラフトなんかもあったりします。お暇な方はどうぞ。
Black & Silver。

レンズはどちらにも似合うように出来てますね。シルバーヴァージョンの紹介はこちら。

ハーフサイズ一眼のPenですから、38mmレンズはフルサイズの53mm相当。

ハーフサイズなので、フォーカルプレーンは縦長。金属ロータリーシャッター搭載ですね。

かなり使い込まれているカメラ。昔の真鍮ボディは、こんな風にブラック塗装が禿げるところがカッコイイんです。

ファインダーももちろん縦長。
黒と銀でこれだけ印象が変わるカメラも珍しいと思います。

いやーーーー渋い。
銘機ですね。

すごい会社でした。
Category: Car & Bike
かき氷屋さんか
しどろもどろで決算報告と、来季の予算を説明して、一年間のお役目終了。良い経験でした。
自分たちの番の時に、1000年に一度の災害とは。
次回は14年後?
サイクリングもポタリングも無理な季節。
ジムニーが車検ということもあって、チャリは室内へ。

タイヤに毛がまだたっぷり残っているのは、ほとんど使っていない証拠ですね。

使ったのは、仙台七夕、金山と村田だけかなぁ。それに十和田だ。

たたんだままジムニーに積んだままだと、部品同士の接触で傷が付いている箇所があるはず。
点検です。

大したことはないけど、何か保護のために貼るか巻きつけることにしましょうか。

子供の頃、こんな風に自転車をひっくり返して遊びませんでしたか?

三輪車だったも。何屋さんごっこだっただろう。
軽量化のため、なんちゃってバックミラーと泥除けを外してみました。
変速機の調整がどうも完璧でなかったので、取説を読みながら、弄ってみたのですが、難しくてダメ。

誰か教えて下さい。ローとトップの調整はOKなんですが、途中のギアで、ガイドプーリーがずれるのです。
Category: Car & Bike
雪❆雪❅の土曜日

結構降り続きます。

それでもお出かけか?

いえいえ、ジム兄ィーの車検を予約していたのです。二回目だからちょうど五年ですね。
このままでは失礼なので、頑張って雪下ろし。
木町通の整備工場。
変わったストーブがガレージにありました。

廃油ストーブ。
冷気が堂々と吹き抜ける工場内をしっかり温めています。

このとんでもないデザインに心惹かれたのですが、工場長曰く、インターネット通販で購入したもの。おとりよせだ。
どこかで見たことがある形だと思ったら、プロパンガスのタンクをぶった切ったものが二つ並んでるだけ。単純です。ひとつが燃料タンク、ひとつが燃焼室ですね。

車三台分の廃油でタンク半分ぐらい、左の蛇口から爪楊枝ぐらいの太さで下の漏斗へオイルがこぼれていまして、大体一日持つそうです。蛇口で暖房の強さを調整するわけです。
天ぷら油でもOKだそうですが、一般の家庭ではそんなに廃油は出ませんね。
北海道の従弟の工房にもあるようですが。
家に帰ってこの記事を書いていたら電話があり、以前折れたラジオアンテナやその他いろいろ交換込みで、65,000円弱だそうです。前回は5万円ぐらいでしたが、今回はボディ下の防錆塗装も頼んだし、こんなもんでしょう。

昼飯は近くの味の新宮。味噌チャーシュウ麺です。750円かな。

軟めの手打ち麺と薄いチャーシュウ。薄いのが好きなんです。

夕方、検査終了です、ピカピカ。雪も上がりました。結局仙台の積雪は13cm、今季最高だったそうです。

年金生活に入ったらユーザー車検にも挑戦しましょうね。
えっ!?? シニアカーは車検不要ですカルプ?
Category: 音楽
トランジスタラジオ
子供の頃、母が買ったのかな、家には「みんなのうた」のソノシートがありました。
父が買っていたレコードプレーヤーで、おお牧場はみどり、とか、線路は続くよどこまでも、とか聴いてましたね。
小学校の時は近所の友だちのおかぁさんにピアノを習っていて、家には電気オルガンしかなかったけど、一応音符は読めて鍵盤を押せたので、小中学校の音楽の成績は悪くなかったと思います。でも教わったのはバイエルだけ。
高学年になって、モンキーズやビートルズ、もちろんグループサウンズの時代。
スパイダースの「夕陽が泣いている」や、モンキーズの「アイムアビリーバー」のドーナツ盤がありました。
叔父貴から貰ったSONYのトランジスタラジオ、家族で団欒のテレビと違う世界がやってきたのでした。
テレビではビートポップス(勝手にリンク)という、洋楽のレコードをかけて、若人が只踊ってる番組が好きでした。ビートルズのレディ・マドンナの雰囲気。
YOUTUBEで検索していると、その頃の世界に戻ります。
ヨーロッパの女の子が訳のわからない言葉で歌ってる曲たち。
まさかそこに赴任するなんて、想像だにしなかった頃です。
いやーーー懐かしい。
二代目のラジオは、お年玉を集めて買った、これまたSONYのIC-11でした。
まさか40過ぎてから、そのラジオを流す側に回るとは、更に想像出来なかった時代でした。
Category: Car & Bike
Go your own way
タイトルも著者も忘れましたが、覚えているということは、それだけ印象に残っているのでしょう。
ストーリーや結末も覚えていませんが、主人公は、高い税金か何かを支払うことで許される、数少ないマニュアル運転が可能な車に乗っていたのです。
そのような自動化システムを実現する技術はすでに現在の世界にはありますが、地下鉄を一本通すのにも5年10年かかるわけですから、実際にはもちろん簡単ではありません。
一方、海外の大都市で、道路渋滞を緩和するために、市内への進入制限をかけている街があります。
もちろん、ここでは車は、まず移動手段として捉えられているわけです。当然ですが。
自動車には、目的地まで短時間で、できるだけ快適に人と荷物を運ぶと言う機能と、ひたすら走ったり移動する景色を楽しむと言う趣味的な機能がありますね。
ほとんどの人は前者を求めて車を所有しているわけで、先のSF小説の世界では、眠っていても目的地に辿りつける自動自動車に乗る人達になります。
車で走るのが好きで、週末はかならずツーリングに行くよという人でも、実際の走行距離の半分以上は、通勤や単なる移動手段として、車を使っていると思います。
そんなこんなで何を書きたいのか、よくわからなくなっていますが、私は、車はもう電気自動車の世界へまっしぐらに向かっていると思うのです。
日産リーフのHPから無断引用の絵。

多少は演出もあるのでしょうが、なんと単純。床下に並ぶバッテリーのせいで、1.5t以上と重い車ではありますが、モーターはずいぶん小さくて、構造がシンプル。
そう、そのメカニズムがシンプルという点が、今後新たな自動車メーカーを生み出してくると思うのです。
中学校の技術家庭で習ったガソリンエンジンの構造と、マブチモーターで作った模型の自動車。
差は歴然ですよね。
ただ、もちろんバッテリーがもっと軽量化されること、充電可能な場所が増えることが絶対条件ですが、時間が解決してくれるように思います。
だから、今はまだ早い。
まず、うちのマンションには充電設備が無いし。
ではHVなのでしょうか。

トヨタ初の5ナンバーサイズHV、AQUA(TOYOTAのHPから無断借用)。かっこいいですね。おまけにMADE IN TOHOKUです。
デザインももうひとつ、車を買うのには大事な要素。
現行の小型車の中では、デミオやスイフトと並んで好きなデザインです。美しいブルーもあるし(デザインサイコーのアルファMITOにはない)。
好燃費と言われるハイブリッド車ですが、データ上は同じぐらいの数値のガソリン車もあり、なんだかそちらのほうがお得な気もしますね。
ま、いずれにしても、燃費で車を選ぶのは、年金生活に入ってからにしたいと思います。
でもSFワールドでも我が道を行きたい、B型です。
Go Your Own Way. 勝手にしやがれ!! って意味みたいですけどね。
Category: 美味いもん
待ちぼうけ

誰もいない縁Yenishiのテーブル席。kazzさんに聞いても、何時に何人なのか、全く連絡がないとのこと、ひどいチームです。
席は12人分ほど用意してくれていました。
YASUさんにメールしても返事なし。
結局お茶をすすりながら待つこと30分弱。
関東から遠征してきてくれた、イタチョー率いる燻製隊チームが到着。
合計10名ほどで乾杯です。

ケン坊さんとも二度目でした。
相変わらず素晴らしい縁の肴。比内地鶏のレバーその他刺し。
鮮度が命!濃厚なレバー、食感の砂肝、ハツ、胸肉の盛り合わせ。
抜群に美味いんです。

串焼きがたっぷり出たあと、こちらは鴨の料理かな。

旨い日本酒のラインナップで、3時間ほど大騒ぎしました。
翌日の料理教室があるので、二次会はなく、ぶらぶら歩いていると、結局薬局。
今年初の〆のラーメン。

国分町、大喜飯店のワンタンメンでした。

あっさり系で〆にはもってこいなんです。へへへ。
Category: アルコホリック
出来たて買いたて搾りたて

今日が新月らしいので、二十六夜ぐらいになりますが、肉眼で見える限界でしょうか。昨日も探したのですが見ることが出来ませんでした。
週末のツーリング、村田で最後にこれを買って来ました。

乾坤一のしぼりたてです。本醸造だけど、無濾過生酒。

県内限定品らしいのですが、村田町内の酒屋さんでは普通に買えました。
繊細な毛筆書きの乾坤一ラベルと大きく趣が異なり、豪快な木版画風の文字。

勿体無くてしばらく栓を開けられそうもありません。
というのも、このところしぼりたての入荷ラッシュで、大変なんですね。

栄光冨士のしぼりたて、日高見の初しぼり「感謝の手紙」、一ノ蔵の立春朝搾り、大山の槽前生原酒。
今、栓が開いているのは、日高見と栄光冨士。
嬉しくて楽しい悩みなんです。
Category: 街角探検
観光客増加中
再び宮城県に入る直前に国見SAがあります。
磐城と陸前の国境、とおもたら、白石と角田は陸前ではなく磐城の国に入るようです。
と言うことで、伊達鶏の親子丼と、白石うーめんセット。1180円。

本線に戻り北上。村田インターを降ります。

蔵の町並み、村田のメインストリートです。自転車で走った夏以来。

陶器製のポスト。

通りには、更地になっている場所がありました。壊れた蔵が建っていたのかも。

電話を最初に引いたお家。

町外れの工場、納豆工場かな。

ちょっと地中海沿岸風の景色。

これも土蔵でした。

みちのく宮城の小京都。

どっちに行きましょう。

前回は朝早かったので閉まっていた観光案内所。

季節柄、つるし雛がたくさん飾ってありました。

案内所のおかぁさんとしばし歓談。

ずっとここで育ったので、蔵の価値なんてさっぱり判らなかったけど、最近は東京からわざわざ村田に来てくれる旅人も多いそうで、蔵を見なおしたとか。

蔵人のやんべさんの噂話も。
最近テレビにも出たんですよーーーなんて。

乾坤一の大沼酒蔵。

被害は大きかったものの、今年の出荷は始まっています。

そして蔵人。

隣が商店街の駐車場なので、着いてすぐ覗いたのですが、満席。
一回りしてきたら、何とか座ることが出来ました。

テレビ出演効果ってあるんですね、少し安心。

ちょっと変わったコーヒーを所望。

ここで7-8人の団体様ご一行が入店。カウンター席へ移動します。

南三陸から来たおじさんグループでした。

エルサルバドル産のパカラマ温泉珈琲。

やっといただくことが出来た絵はがきセットと一緒でちょうど1000円。

ご馳走様でした。
Category: 博物芸術
豪農の擬洋館
そう言えば、中高時代に一番好きだった深夜放送は、TBSラジオのナチチャコパック。
白石冬美は、しらいしふゆみです。飛雄馬のお姉さん、星明子の声ですね。

正月に駆け足で外観だけ眺めた、保原歴史文化資料館「旧亀岡家住宅」です。

周りにロープが張ってあったので、今回もダメかと思いましたが、裏から入館出来ました。210円。

面白いのは、外観は洋館なのですが、内部は完璧に和式。飯坂温泉のなかむら屋新館と同じ、小笠原国太郎と言う建築家の作だそうです。

100年以上前に、一般の住宅として桑折に建てられた時、周りの人は驚いたでしょうね。

一番豪華なのは階段。

喜多方の蔵の螺旋階段ほどは曲がっていませんが、ピカピカで見事です。

説明書きによれば、はじめから曲がっているケヤキ材を使っているそうです。

裏側も少しだけ眺められました。

二階も全て和室。だけど考えてみると、ふすまや障子戸ではなくてガラス戸、19世紀の日本ではすごいことです。

正面玄関の真上、アルコーブです。三階の展望室に上がる階段は登れませんでした。

変わった材が使われている床の間。

もっと変わっているのは外側廊下の床です。

岩手の金ヶ崎の古民家でも同じような造りを見たことがありますが、ここは床だけではなく天井も。

行き止まらない様にと考えたそうです。

一階に一間だけある洋室は、当主の書斎。
写真を撮り忘れたので、某HPから無断引用の天井。

中央折上傘板張り天井というそうです。
とても面白い建物でした。

伊達市保原総合公園にあるのですが、野球場やサッカー場、テニスコートにフィールドアスレチック、子供用の遊具、施設の殆どは未だに地震の影響で使用できない状態。昔の建物の強さが印象的です。
Category: 街角探検
しらいし じゃないよ
猪苗代湖のしぶき氷を見に行きたいのですが、会津は連日の雪。

NEX-7を使いに、結局白石へ向かったのでした。

仙台にはない天守閣がある白石。片倉小十郎の城ですね。

仙台藩は、領内に城が複数あった数少ない藩。幕府に気を使って、大櫓と呼んだようです。
もう少し雪をかぶっているかなと想像していたのですが。

頭上には青空が見えますが、蔵王の方向は雲の中でした。

咲いている花もあるかと、少し期待はしたのですが、全くなし。

ところで、この白石城、地震の被害が大きいです。

建物が傾くようなことはありませんが、白壁にひびが入ったり、落ちたりしている箇所多数。

1995年に木造で再建された大櫓と大手二の門。

それでも見学は可能でした。

復旧には時間がかかりそうですね。

第十八代横綱、大砲万右エ門は白石出身だそうです。

二の丸にあった、枝垂桜。

植樹された方の願いが記されていました。

春よ、来い。

Category: 空花鳥風月雲
雪解け はやっ
どうなることかと心配しましたが、出勤時にはすっかり上がり、何事もなかったような青空が広がりました。

午後に業界の会議が錦町であり、夜は懇親会。7cm積もっていた雪も、この時間にはすっかり無くなっていました。
久しぶりに本町の倅に行きました。前回の訪問はこちら。

普段は競合する相手ではありますが、一緒に仕事をしたくなる皆さんでした。
今朝の朝焼け。
細い三日月です。

Category: 美味いもん
冬のお楽しみは
昔から冬の数少ない楽しみは、鍋料理でした。
最近の好みは昆布だし塩味鍋です。
たっぷり食べたかった頃はそれなりに材料を買ってきて作ったものですが、最近はスーパーの出来合いで丁度いい量になり、こんな感じ。

レシピ通りに作るとかなり塩っぱいです。
ドイツ時代も、怪しげな現地の食材を買ってきて作ったのを思い出しました。
もちろん美味しい日本酒には滅多にありつけませんでしたけど。
あと、冬は夏より赤ワインが美味いので、シチューやカレーも時々作ります。時間と手間をかけるのは趣味でないので、ルーの箱に書いてある作り方の域を超えませんけどね。

でも出来合いのルー、ずいぶん脂が多いような気がします。
Free World/Love Psychedelico
Category: ニュース
すべてが逆?
まさかと思いましたが、東京に。
政府が本気で被災地を復興させようと思うなら、建物から鉛筆一本紙一枚まで被災地で調達し、職員が復興の進行を肌で感じられる、陸前高田や南三陸のような場所にその中心を据え、出先を東京に置くべきだと思うのですが、各県に置かれる復興局も、結局県庁所在地に。それなら各県に国の職員を出向させたほうが良いのでは?
今回の震災対応、市町村は県の決定を待ち、県や各省庁は国会の予算決定待ち。従来の組織が、迅速な対応の足かせとなりました。むしろ現地の首長が独断で行った行動が、目立った好例として評価されたように見えます。
復興庁、被災者のためと言うより、官僚や政治家のための組織のように見えますね。
調整だけを行うにしても、とにかくスピーディにお願いしたいものです。

復興庁の看板は、陸前高田の松原から流出した松材を使用しているそうです。
木工の工房を開いている従弟が、この看板の材が、上下逆に使われていると嘆いています。
木材は、本来生えていた方向に使うべきで、例えば住宅の柱を上下逆に使った場合、逆柱と言う妖怪となって化けて出たという伝説もあると言うのです。
看板材の向きはさておき、とにかくその行動が、被災者に力を与えられる存在になってほしいと思います。
Category: カメラ
クラシックカメラマン114
マリリンは相変わらず美しく凛々しかったけど、市川も可愛いですね。(スポーツ報知から画像無断借用)

市川の勝ちでした。
選手の真剣な顔アップをあれほど長回しで使えるのは、カーリングならではです。
今日はこんなカメラを紹介します。

アルコ写真工業のArco 35Ⅰ。1952年発売のカメラ。創業後最初の機種です。

某HPから無断引用です。
アルコの歴史
終戦後すぐ(1946?) アサカ精工として発足。単独距離計、三脚など製作
1949年6月 日置商会と合併。アルコ精工設立
1950年 アルコ写真工業に改名
1952年12月 アルコ35発売

いわゆる蛇腹式スプリングカメラです。畳んでポッケに入れてアルコう、というわけでしょうね。
フィルム巻き上げはまだノブ式です。

軍艦部左の大きなダイアルが、フォーカス。

これを回すとレンズ全体が前後してピントを合わせます。距離計も連動式。

この時代のカメラとして、すごいのは35cmまで寄れるところ。
レンズとシャッター。

1955年 普及型アルコ35J発表。レンズf3.5 20,500円
1956年 アルコ35オートマット発売 レンズf3.5とf2.8付き。シャッターチャージをセルフコッキング。レバー巻き上げ。 26,000円
1956年5月 アルコ35オートマットD 発売。レンズf2.4、ブライトフレーム、レバー巻き上げ。29,000円。
1956年5月(私と同じ)発売のArco 35 Automat D(右)と、2ショット。

Automatは、巻上げレバー式になっています。

ファインダー窓のサイズの差が特徴でしょうか。

同じシリーズのカメラでは非常に変わっているのですが、新旧でファインダーの覗き窓位置が左右逆なんです。

1956年 カメラ生産打ち切り。以降8ミリシネに移行。
1958年 アルコ8発売 47,800円
1959年12月倒産
1960年アルコ8ズーム8発売
1961年1月整理に入る。余波を受けズノー光学も整理。
結局Automat Dが最後の機種になってしまったのでした。
時代もあるのでしょうが、とても雰囲気が似ている、ドイツコダックのRetinaⅡ(右)との2ショット。

同じく、コニカのⅡとアベック。

やっぱりArco 35Ⅰのファインダーは逆ですね。