Category: 美味いもん
レディオガガを見てみたい
あまり宣伝してはいけないのかもしれませんが、あまちゃんは録画して週に一二度まとめて見ています。
大昔、若花田貴花田が上り調子だった時、日本で一番愛されてる兄弟で、部屋のおかみさんは世界で一番幸せな母親かと思ったもんですが、あまちゃんは、今の日本で一番愛されている娘か、なんて思ったりしています。
東京編は、もっと暗いいじめの世界になるかと心配だったのですが、思わぬ方言の応酬で、楽しさが引き続いてますね。小学校六年のクラスの催しで、狂言ぶすの太郎冠者次郎冠者を、東北弁と大阪弁でやったのを想い出しました。今もセリフの一部を覚えています。
あまちゃんは、キョンキョンが好きで見始めたのですが、登場人物的には、副駅長と花巻さんが好きです。
ああいう役どころ、似たようなキャラクタが多い中で、ちょっとずれたクールなボケ役が、一番笑わせますね。
さすがクドカンです。
三陸鉄道は北も南も走破しています。こちらに紹介がありますが、eyevioが閉鎖されてしまったため、動画は見られなくなってます。そのうち、再開できるように努力しますね。
先週某日、久しぶりに北四番丁の、旬菜(しゅんな)味いち。

カウンター攻撃です。
珍しく、大山が置いてあり、堪能しました。

体が肉を欲していたので、庄内豚ステーキDE・味そソース。

超柔柔の庄内豚と、味噌ソース。オススメです。
他にもいろいろいただきましたが、これは親方がサービスで出してくれた、カレー風味(だったかな)のフリッター。

ご馳走様でした。
親方がHASEKURAで、出張シェフをやるという噂が出ていました。
Category: 美味いもん
またまたいつもの
まとめて昼飯シリーズです。

20日の、野羊山十八番、名物冷し中華800円。ピーナッツ風味のスープが秀逸。

24日、社員食堂無料開放。

ありがたいことに、最近頻度が上がって来ました。いつもの3倍くらいの集客になります。
一番カロリーが低そうな、海鮮バラちらし。

向かいの同僚は、エキストラの、焼きそばとわんこそばまで。

25日は十八番。

ソース焼きそば、650円。

そして26日。

社員食堂の、白身魚の唐揚げ、ねぎソースがけです、450円。

ほとんど葉っぱ。

夜になって、肉が食いたくなりました。
Category: 空花鳥風月雲
梅雨がくーると想い出す
ハイシーズンなので、駐車場が一杯だったら諦めるということで。
朝9時半頃、何とか空いてました。
家族連れや、団体客多数です。
歩きます。

1時間もあれば、駐車場から歩いてぶらぶら回れる湿原、お手軽なので私向きです。

気軽に歩ける湿地帯は二つ。第一湿原と第二湿原。

団体が第一の方へ向かったので、私はまず第二の方へ行ってみましたが、通行止。

それでもゲートをくぐり抜けて進みましたが、戻ってくる方の話ではたいしたことないとの話で、取りやめ。

第一湿原に向かったら、やはり団体で渋滞してました。

そう、ニッコウキスゲが見頃なのです。

前回2007年に来た時に綺麗だった、コバイケイソウはもう終了、かろうじて花の形を保ってました。

湿原の木道は絵になりますね、好きです。

例によって世界谷地のホームページからコピペ。
世界谷地とは広い湿原という意味です。
標高1,627.4メートルの栗駒山の標高669から707メートル地帯に広がる細長い湿原で、面積は14.34ヘクタール。栗駒山の緩やかな南斜面、標高1,154.9メートルの大地森と標高869.4メートルの揚石山の間にあります。

世界谷地原生花園は、上・中・下の3段に分かれて広がる4つのグループ、大小8つの湿原からなり、その間を幅50メートルものブナの原生林が横断しています。
この湿原は、深さ1.3メートルの泥炭層の上をミズゴケ類の厚い層が覆っていて、その表面に高山植物が群生しています。

世界谷地原生花園では、5月のミズバショウから9月のエゾオヤマリンドウまで、数多くの花々が咲きます。
特に6月下旬に咲くニッコウキスゲの大群生は全国的に有名です。湿原がオレンジ色の花に覆われ、美しい風景が見られます。

微妙な自然のバランスの上に成り立つ湿原の花園。

ピンクのペンギン型の花。なんだろう。

盗み聞きしたボランティア案内人の話では、結構人の手を入れて保全しているようで、本当の自然とは言えないというか、人が入ることで変わってしまう部分を補正しているというか。

栗駒山です。

ニッコウキスゲと言う名は通称で、正式にはゼンテイカ。ユリ科です。

一つ一つの花は一日しか咲かないのだそうで、儚いもんですね。

気仙沼の海沿いに咲くニッコウキスゲも、ローカルでは有名ですが、普通は山に登って見る花。

歩く人に摺り寄るように、木道沿いに開く花は健気です。

ちなみに世界谷地の木道、かなり新しく、ごく最近修理されているようでした。

ありがたいことです。

来るときに、レンズを上に向けて撮りまくってるお姉さんが居たので、帰り道に真似してみました。

葉っぱたちが一番美しい季節でもあるのですね。

どなたか同定おねがいします。

鳥の声が聞こえて来ませんか?

爽やかです。

これだけは解りました。

これは何でしょうね。

不気味です。
一時間ほどの散歩。車に戻り、違う道で荒砥沢ダム経由、細倉方面へ。
画像はありませんが、荒砥沢ダム下から、深山牧場へ上る道、牧場ではまだ牛の放牧は始まっていませんでしたが、ここから文字地区へ降りる道、すんばらしい道でした。お薦めです。

一時間ほど走り回って花山へ。

初めて来てみました、花舞の里。

想像していたよりも、ずっと可愛らしい店舗。広い駐車場。

まだ新しいお店なんですね。

迷います。

ざるそば大盛りか、野菜天ざるか。はたまた、ざるそばとカイモチにするか。

結局珍しく、野菜天ざるに。

暑い日にはピッタリのキリッと冷えた蕎麦。

ご馳走様でした。
このあと、栗駒山をぐるっと回ろうかとも思ってたのですが、花山湖のそばで聞いたことがある窯元の看板。
食後に戻って寄ることに。

しかし、しかし、こんな時に限ってお休み。

残念です。
座主、変わった名前ですが、地名なのでしょうか。
花山湖に掛かる橋が、座主橋ですね。
池月、古川インター経由で帰仙。
近所で洗車し、帰宅しました。

気持ちのよい半日ツーリングでした。
Category: ドライブ
梅雨の晴れ間と言えるほどの梅雨でもない
日曜日は北へ向かってみました。
まずは鶴巣インターの吉野家で朝飯。結構席が埋まってました。ピンぼけ。

牛丼店で食事するのはほとんどここの朝食だけです。
並盛280円+けんちん汁120円。

築館インターを出て北へ。県道42号築館栗駒公園線。17号栗駒岩出山線、179号文字上尾松線。

荒砥沢ダムです。

岩手・宮城内陸地震からも5年が経ちました。

大きく崩れた山々、保全工事はほぼ終了しているようです。

2009年当時の現地見学の様子はこちら。

被害の修復工事のおかげで、快適な道路が出来ています。前回3月は雪で入れませんでしたが、さすがに今回はOK。

それでも、以前の道路が通行止の場所がありました。

通行止の所に車を停めて少し歩きます。

まだ少し雪が残る、栗駒山。

崩落した山の中腹には、新たな道路。

以前は特別に入れてもらった、崩落現場の見学ポイント、未だに一般の人は入れません。

ツーリングルートとしては快適でした。つづく。
Category: 美味いもん
万物の根源
仙台駅東口のパソコンショップに行ったついでにパルシティ裏へ。駅裏のビル裏。

11:25ごろ、まだ開いていない、麺匠ぼんてん。

32分頃に開店です。
仕込みがうまく行かなかったとかで、白湯スープが出せないとかの貼り紙がありました。
自販機や貼り紙の写真を撮りたかったけど、客が私だけで、大人しくしてました。

BGM、一曲目はLed Zeppelinの天国への階段、良いなぁ。
ここは太麺が売りですが、細麺も選べるようなことが書いてあったような気もします。
ラーメン680円+中盛100円。二種類の叉焼。

天国です。
2曲目はGloria Gaynorの、I will survive。あの世に行っちゃいかんのね。
極太麺。コシが強いです。

3曲目はSHAZAMる暇がなかったですが、R&B系。
食べ終わるまでに他の客は2名、すいてました。

美味しかったァ。
Category: 空花鳥風月雲
後ろ向きはないだろう
それで昨年と同じというか、逆コースですが、多賀城へ。

これは花菖蒲でしょうか。毎年見てるのに、まだ見分けがつきません。

あやめまつりが開幕間近。

昨年車を停めた場所が、今年はイベント会場。

露天もイベント用のテントも準備万端でしたが、まだ始まっていませんでした。
ここで上の画像ですが、私は何故か霜降りの牛肉を思い出すのでした。

そうですね、3年ぶりの開催なのかな。

こちらも艶やかですが、薔薇や百合ほどのカラーヴァリエーションはありません。

ところ荒井からこちらに来る途中、東北本線の踏切に、撮り鉄が数人居たので、もしやと思っていたら、東のほうから大きな汽笛が聞こえました。
それで線路に近い方向へ移動しようとしたら、

悲しいことにこんな日に限って、ズームレンズを持って来てない。
上の画像をトリミングしてみます。

かろうじて蒸気機関車が走ってたのは解りますかね。

情けないことに先頭は電気機関車、SLは最後尾で後ろ向きに白煙を時々吹き上げながら引っ張られてました。

待ち構えてた撮り鉄たちも拍子抜けだったろうな。
Category: 空花鳥風月雲
ちょっと意味深?
土曜日は朝飯後に車で東へ。荒井です。

この仙台東道路が、津波をせき止めたことは有名ですが、その手前に、マンション建築中。
家を失って仮設住宅に住んでいる人達向けの、公営住宅でした。

部屋からは荒井の水田地帯から海までよく見えるはず。
何だか悲しい場所かなと感じました。
向かったのは海側にある、仙台市農業園芸センター。
9時の開園より早かったけれど、脇の方から入ることが出来ました。

センターの大花畑、植え込みの作業中です。
津波の被害がひどく、取り壊しが決まった大温室。

そして、この季節は薔薇が綺麗なんですね。

盛りは過ぎて、だいぶ花びらが散ってます。昨年の様子はこちら。

雨上がりで、ウェットな花びら。

有名なコメディアンの名前がついた品種は、もう花がありません。

NEX-7用のマクロレンズを入手していたので、テストでした。30mm/F3.5。35mm換算だと、ちょうど50mmぐらいでしょうか。等倍まで寄れます。

ほとんどレンズ密着ですが、ここまで寄ると、何の写真だかわかりませんね。

大沼と、海の方角。

西遊記を想い出します。
もう百合が咲いていました。

薔薇と百合、どちらも香りが強い花ですね。

どちらもゴージャスです。

インドアで、サツキと山野草展開催中。

昔は、親父にせがまれて、この山野草展をよく見に来たものです。
この日のおもしろ写真、なんじゃこれ。

買ってくれば良かった。
昨年の様子はこちら。
Category: アルコホリック
今週はこの一本(伝心)
富士山が世界有数の美しい山なのは事実ですが、どうも文化遺産てのがピンと来ません。文化も、遺産も。
何で自然遺産じゃないんだろう。
最近入手した酒です。

福興支援酒、絆伝心。

珍しい、佐賀の酒です。

ラベルも肥前和紙。

放射能の風評被害で出荷できなくなった、登米の酒米イセヒカリを使って造ったお酒なんだそうです。

酒蔵、天吹酒造があるのは、三養基郡みやきという町なんだそうです。
嬉しい話ですね。

詳しいストーリーはこちらをご覧ください。
Category: ニュース
金華山沖かよ
一応同学年の彼が、なぜこんな時季にヨットで太平洋を横断しようとしたのかはさっぱりわかりませんが、正直、困ったもんです。
遭難した場所は、金華山沖1200kmの海上ということでしたが、地図を見ると、どうしても銚子沖にしか見えない場所。

と言うか、沖という言葉はこんなに遠くまで含まれるのでしょうか。
しかし救助に向かっているのが、第二管区海上保安部ということになると我が社の管轄。
それで今朝になって二管のホームページで管轄海域を確認してみました。画像は無断借用です。

おそらく海上保安庁の中でももっとも広い範囲を担当しているのではないでしょうか。
上の海図で、福島と茨城の県境、勿来の関のところから右下斜めに伸びている直線、これが恐らく三管との管轄の境。
どう見ても銚子の方が近いとは思いましたが、このラインより北側だったということでしょうか。
三管の担任水域と言う画像も見つけました。無断借用。

うーん、こちらの管轄のほうが広いか。
数年前に、塩竈の駐在を閉めた時に本部長にご挨拶したこともあり、自衛隊や警察よりもなんとなく親近感を持ってる海保ですが、いろいろ検索してみると、結構好きな灯台も海保の管轄なんですね。
海保と海自の任務の比較もちゃっかり借用。
■海上自衛隊の任務
海上自衛隊の任務は下記の通り定められています。
自衛隊は、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対しわが国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当るものとする。
陸上自衛隊は主として陸において、海上自衛隊は主として海において、航空自衛隊は主として空においてそれぞれ行動することを任務とする。
(自衛隊法より)
■海上保安庁の任務
それに対して海上保安庁の任務は下記の通りに定められています。
海上保安庁は、法令の海上における励行、海難救助、海洋の汚染の防止、海上における犯罪の予防及び鎖圧、海上における犯人の捜査及び逮捕、海上における船舶交通に関する規制、水路、航路標識に関する事務その他海上の安全の確保に関する事務並びにこれらに附帯する事項に関する事務を行うことにより、海上の安全及び治安の確保を図ることを任務とする。
<中略>
この法律のいかなる規定も海上保安庁又はその職員が軍隊として組織され、訓練され、又は軍隊の機能を営むことを認めるものとこれを解釈してはならない。
(海上保安庁法より)
辛坊さんのお父さんは自衛官だったようですが、今回のような遭難事故、水上航空機で着水し救助するというのが、普通なのかはちょっと気にはなりました。
彼が出演している番組は、比較的好んで見ていますが、ジャーナリスト、そしてキャスターとしての彼の活動にも、大きな影響を与える事故だったでしょう。
最終的には海自の航空機で救出されて、厚木に運ばれたので、我が社の業務は急速に縮小されたのでした。
Category: 美味いもん
何者でもなく、何者にもなる

12時前に行ったのに、予約も含め満席。人気ですね。

おのくん。

東松島の仮設住宅に住むお母さんたちが作っている人形、詳しくはこちら。

超バラエティに富んだメニューの数々。

迷います。

これは平日のみね。

佐浦の酒粕が使われてます。

結局今日のランチメニュー、地鶏と温野菜の香り醤油ソース、コックさんの気まぐれランチ700円。

量が少なめですが、ンまそうでしょう。

伊達餃子3個、+200円。

薄味で美味しいスープ。

幸せです。
先輩からあんかけ焼きそばのおすそわけ。

ご馳走様でした。夜のスペシャルコースはこちら。

Category: 街角探検
勿体無い日帰り
ここから乗るのは、村田の乾坤一に行って以来。

一度仙台駅まで行って、ぐるっと回るので、仙台宮城インターに入るまで30分ぐらいかかってしまします。
仙台は曇り時々小雨の天気でしたが、県境を超えると晴れていました。

山形県です。朝日連峰までくっきり。

山形の天気がずっと良かったために、南東北の梅雨入りは、だいぶ遅れました。
山形駅。

結局仙台宮城インターから、山形交通のバスターミナルまでは50分ほど。
片道900円、回数券は2枚綴りが1800円、6枚綴りが4600円です。宮城交通山形交通共通で、無期限で使えるそうです。
山形大学の前では、定期券で下車する女子学生がいました。
逆に定期で仙台に通ってる学生も多いのでしょう。
バスから、仙台駅前にも支店がある亞呉屋が見えたので行ってみましたが、

定休日でした。
それでこちらに。

ぐらんふぁ。おじいちゃんという意味ですかね。

カウンターのみの席はながーいコの字型。
表の佇まいといい、明らかに以前は牛丼店。
前菜が出ます。

野菜たっぷりの冷やしラーメンです。830円。

ピンぼけですいません。

長い会議をやっつけて、夜は前にも来たことがある、香味庵まるはち。

老舗の漬物屋さんなんですが、映画の撮影にも使われてました。

憧れていた二階の部屋で飲み食いすることが出来ました。

お昼に来た時の記録はこちら。

帰りも高速バスです。

仙台行きの最終は10時ちょっと前。
ラス前を狙っていたのですが、もう一本前のバスに乗れました。

速度制限を守ってのんびり走るバスですが、1時間で仙台着。広瀬通フォーラス前で降りて、歩いて帰宅です。
稲荷小路のスペインバルのそばに、末廣の支店が出来ていました。

〆のラーメンはやめておきます。
東京エレクトロンホール宮城。

夜に通りがかると不気味です。
Category: 美味いもん
バクダンか賄いか
今日は久しぶりに本降りの雨です。
さて、グルメ旅の最後の食事、昼飯なんですが。
お目当てのお店の前にこんな車。

耳がでっかくなっちゃった車。ナンバーも33。

消息筋の情報によると、マギー審司さんの実家の電気屋さんでした。
小型車だけど、3ナンバー、これで車検を取っているんですね。

お目当てのお店は、北かつまぐろ屋。

宮城県北部鰹鮪漁業組合の直営店。

少し並んで待って、入店です。

これは迷いますね。

最後は、バグダン丼とまぐろ三色丼と迷いまくった挙句、結局このまぐろ屋の賄い丼。

まぐろが光っていますねぇ。んまい。

腹ごなしに向かったのは、リアスアークミュージアム。

ノアの箱舟が、陸地に辿り着いたイメージをモチーフにしているそうです。

いわゆる震災瓦礫が、震災発生後の写真とともに数多く展示されていました。

ちょっと重い気持ちになって、美術館を後にしました。
さてツアーのトリは、お買い物。

気仙沼さかなの駅です。
皆さん、カツオやモウカをお買い求め。私はもちろんコレですね。

帰り道の林林館、またスワローズに会いました。

皆様有難う御座いました。
ルートマップ、割といい加減です。
Category: ドライブ
唐桑の縞模様
県境を超えて、陸前高田へ。正式には、たかた、ですが、地元の人でも、たがだとか、たかだと発音するそうです。2010年のGW、八戸へ行く途中に、昼飯に立ち寄って以来でした。
しかし、三陸地方最大の平野、ほとんど何もありません。
これは、カーナビによれば、市役所があったあたり。

何もない街の跡をぐるっと回ったあと、気仙中学校。

海辺にほど近い場所にある学校、おそらく3階まで津波をかぶったのでしょう。

発災後2年以上が経つというのに、全くの手付かずです。

政治家は一体何をしているのでしょう。

気仙川の河口の向こう、有名なモニュメントが見えました。

実は正直、なんで一本の枯れた松の木を、手間と時間を掛けて保存するのだろうと思ったことがありました。

気仙沼や女川は、港が中心の街、なんとか船が着けるようになり、魚が集まれば、復旧復興への道筋が付けられます。
しかし陸前高田には大きな港もないし、復興の核になるのは、やはり松原と砂浜なのでしょう。
悲しいけど、ここが陸前高田なのだと確認するためのモニュメントなんですね。広田湾。

宮城県へ戻ります。
旧唐桑町です。今は気仙沼市の一部。

浜で探しものです。
唐桑には、縞模様が美しい小石が多いとか。

自然破壊にならない程度、いただいて来ました。

このあと唐桑半島を南下。
御崎岬のビジターセンターです。

唐桑では、端午の節句を旧暦で祝うそうで、鯉のぼりが半島中に翻っていました。
ここで、津波体験館を見学。

とんでもない施設と思うでしょうが、未来の子どもたちに、体験させることは必要かもしれません。
そして、漁火パーク。

鯉のぼりと、仮設住宅。
唐桑半島の絶景ポイントですね。初めて来ました。広田湾。

東海岸。

そして、気仙沼大島(左)と、大島瀬戸。奥は松岩のあたりでしょうか。

このあたりに橋が架けられることが決まっています。
ところで風光明媚な唐桑半島には10年前、2003年6月に来たことがありました。機材はNikon Coolpix 5000です。

まだブログを書き始める前の時代、車もレガシィランカスターに乗っていました。

実はこれらの画像、震災発生直後の記事でアップしていたのでした。

唐桑半島、行くと感じるのは、坂道が多い集落に、御殿のような邸宅が、結構な密度で立ち並んでいること。上の方の画像を確認ください。

唐桑御殿で検索してみると、あまちゃんのじっじと同じ、マグロ遠洋漁業に出る漁師たちの家なんだそうです。
この折れ石と、縞模様の石、関係があるのでしょうか。

とても興味深い、唐桑半島でした。
Category: 街角探検
目を背けないで

温泉ではありませんが、最上階に大浴場とサウナ。
夜朝一回ずつ入浴しました。
最上階のバルコニーから望む、大島。手前が一景閣の名の由来になった一景島の緑。

土台だけが広がる弁天町ですが、水産関連の会社、氷や発泡スチロールの工場、冷凍庫などが少しだけ出来てきています。

震災発生2年3ヶ月後の現実です。

朝食。ありがたいです。

恒例、宿の周りを散歩します。

土台。地盤沈下した地域、車が走る道路は1mほど嵩上げされているので、見下ろす感じになります。

ホテルの前の一景島。

元々は気仙沼湾に浮かぶ小島だったらしいのですが、昭和31年に周りが埋め立てられたそうです。

こちらも嵩上げされた岸壁と、魚市場。

前日にお餅をいただいだマグロ船。まだいました。

傾いたまま残されている関連施設。

地盤沈下しているということは、冠水するということ。水溜りからは悪臭が漂っていました。

主要な道路は嵩上げされていますが、脇道はまだ。

嵩上げを見込んでマンホールや下水管が設置されていました。

しかし、それはいつのことやら。

何の施設でしょう、太い鉄骨が巨大な力で引きちぎられています。

恐るべき自然の力。

一景閣が残ったのは、いろんな偶然が重なったことなんでしょうね。

一景嶋神社のご加護かも。

新聞には平和な日本の現実。

三階くらいまでは波の中になったと思われるホテルのロビー、美しく整えられていました。

まさに、オアシスですね。

この日はこのあと、さらに悲しい被災地に向かいます。

発災前の気仙沼の風景は、こちらに少し画像があります。
Category: 美味いもん
気仙沼くいだおれ
少しテレビを見て、出発です。
気仙沼湾の湾奥にあったエースポート跡。フェリー乗り場の駐車場、がすっかり取り壊されて更地。

その山側、おそらく商店街の建物が何軒か流された場所に、屋台村がありました。左上がプラザホテルですね。

基本的に、ほぼ飲食店街。ミニステージもありました。

美味しそうな店ばかり。

フェリー港前ということも合って、観光客とジモティ両方向けというか、楽しい交流の場ということでしょう。

かんばれ気仙沼の寄せ書き、ちょっといびつな達磨さんは、流れ着いたものなのかも。

5時前だというのに、表で呑み始めているグループがひとつ。

奥のお店からビールとツマミをもらい、日本酒は持ち込み。

私には、今日の初アルコールで、乾杯です。

ラーメン屋さんのツマミチャーシュウは、脂身多し。

でもこれが乗ってるラーメンは美味そうだなぁ。
メインの店の予約時間までの時間調整だったのですが、餃子も食べたりして、出ようと思ったら雨。

キョーレツな雨男、晴れ女、晴れ男、雨女のバランスが微妙で、行ったり来たり。
小降りになって、歩き始めます。

フェリー乗り場周りの港湾施設、まだまだズタズタです。

船がぶつかって折り曲げられた大型の道路標識もまだこのまま。

そんな海沿いの一角で、老舗の店が復活を遂げているのでした。

道路は1mほど嵩上げされていますが、歩く酔っぱらいがよく転げ落ちるのだそうです。

以前とは少し離れた場所に移転復興した炉端焼きのお店。福よし。

親方の書による名言、読み始めるとキリがありません。じっくりお読みください。

ホヤの殻を干してこさえたランプも有名だったようです。

この書は、昔の店からかな。ちょうど津波のラインが入っているのかも。

まるでマリーナのようなベランダ前の一等席。

いぎなり、豪快な刺盛り。

日本一の生カツオ、スーパーのカツオと、同品種とは思えない、別モン。
これまで食べた中で、サイコーのカツオ刺しでした。
こちらは蟹ともろきゅう。

地酒の種類はほとんどありませんが、このオリジナル純米酒だけでじゅうぶん。

12飲兵衛で何本開けたのでしょう。

そして名物。

今回品書きを見られなかったので、正式な料理名がわからないのですが、イカの身とワタの味噌陶板焼きと言ったところでしょうか。

烏賊ががまるごと買えれば、海辺のキャンプで作れそうだな。

んまいです。刺盛りの前にこれだけ先に出してほしい。
これは刺盛りのあとに出して欲しかった、イワシの串かつ。

涙が出そうに旨かったイカそうめんfrom刺盛り。脇役じゃないぜ。

とどめのホッケ焼き、腹一杯で食い切れませんでした。ちなみに料理だけで3000円コースです。

このあとに親方サービスで、カツオ差しがさらに一大皿。
誰も箸が付けられないというか、まだ刺盛りが余ってました。
どうなってるの?

おしゃれな店内にはアップライトピアノが一台。
どうも店内ライブが出来るように、親方が置いたそうです。
そしたらホントに始まっちまいました。

なんという幸せ。
世界広しと言えども、日本酒とカツオ刺しを炉端で嗜みながら、生のピアノ演奏を聴ける店はそうそうナイでしょう。
サエモン会のメンバーに、プロのピアニストがいるというのもすごいのだけれど。

ケンイチ親方、本当にご馳走様でした。
もったいないので、次回はコースはやめておきます。あるいは密かにタッパーとアイスボックス持参だな。

危なっかしい海べりを歩いて、次のお店を探します。

暗いのでほんとうに危険。

紫市場に行く予定だったのですが、結局また屋台村へ。

そろそろ締まり始める時間で、開いてる店は客が大勢、と言うか、12人で入れる屋台はそうそう無いし。

結局一旦火を落とした焼き鳥屋さんに無理やり。

まだまだ呑みましたとさ。
