Category: 生活
Longhorn beetle
時々膝が痛くなるのと同じメカニズムなんでしょうか。
昨日の午後は、ビーノで定例の歯医者さん。
いったん治療が終了、一ヵ月後に再開ということになりました。
歯医者を出たら、いつの間にか小雨が降り出していました。
会津や越後に比べたら、雨のうちには入りませんが。
銀行に寄って飲み代をおろしてきたら、カミキリムシを発見。
子供のころは、良く捕って虫かごに入れてたもんです。
英語では、Longhorn beetle、中国語では、天牛と呼ぶそうです。
どちらも、髪切虫よりかは、ずいぶんと格好いい名前ですね。
Category: 電脳生活
夏の狭間の工作員 後編
ミニチャーシュー丼とラーメンのセット。700円。
チャーシューを暖めすぎて、パサパサになっていたのが×。
さて、パソコン自作の続きです。
無事Windows 7 Home Premium 64bitバージョンをインストールし、デュアルコアの節電CPUも確認できました。
ものすごく静かです。
手振れしていますが、カードリーダーと、初めて買ったブルーレイディスクドライブ。
前面にUSB端子を出したくて買ってみたアクセサリー。
いくら何でもこんなに要るかよ。
それで今回の注目部分をチェックするために、こんなものまで入手していたのでした。
AC100Vの電流を測って、電圧(V)x電流(A)=電力(W)で、使用電力を表示するワットメーターですね。
これで今回作ったパソコンの電力を測定します。本体にマウスとキーボードを接続した状態、モニターは含みません。
ちょっと見にくいですけど、63.5W。数%変動ありです。
そして3年前に作った方、こちらも同じ条件で測定します。
130Wですよ、倍以上。
CPU単体の差、約60Wがほとんどを占めていますが、前者は内蔵グラフィック機能とハードディスク2基(1基2テラですけど)、後者は別立てのグラフィックボードとハードディスク3基(合計しても1テラ未満)というのも影響していますね。
ではパフォーマンスの差はどうなのでしょうか。
コントロールパネルの中で調べられる、Windows エクスペリエンス・インデックスを比べてみました。新しいほう。
グラフィックスのサブスコアが足を引っ張っていますが、予想以上に高い数値です。グラフィックカードを追加すれば向上が見込めます。
人間ドックと違って高い数値で喜ぶのはいいもんですね。
古いほう。
さすがにこちらのほうが高いのですが、電力を60Wも余計に食っている割にはたいしたことがありません。
足を引っ張っているのはハードディスク。IDEのディスクなのでやむを得ませんね。
ハードディスクを最新型に変えられれば、かなり早くなりそうです。
ベンチマークテストも実施してみました。
CrystalMark 2004R3というベンチマークアプリを使っています。
やったことがある方は、よくご存知だと思います。
さまざまな画像を表示する、時間を計るのですね。なかなか楽しいのです。
新しく組んだ節電マシンの結果。
やはり下のほう、グラフィック系の数値が低いですね。でもメモリーやハードディスクの数値は良いです。
旧型、電気大食いマシン。
グラフィックも含め、こちらのほうが高いですね。
モニターの画面サイズが異なっているため、比較は参考程度です。
というわけで、消費電力が半分以下になった新マシンで、電脳生活が続きます。
Category: 音楽
私のお気に入り
LYNX☆さんのガレージから大量にいただいたリバーサルフィルムなんですが、期限切れなんです。
試写に使って、いつものホワイト急便に現像とCD焼きを頼んだら、いろいろあって、回りまわって二週間、結局もとの格好で戻ってきました。
確かに先週、CDに焼くには東京に送らなきゃなくて、送料となんだかで何千円といわれ、だったら現像だけでいいですよと言ったのですが、結局現像すらもやってもらえず。
別の店に持っていかなきゃ。
物心がついてからずっと聴いてきた唄の数々。
その中から私のお気に入りを紹介します。まずはたー坊。
大好きなムーンライダーズ。
私がヨーロッパに渡った1982年ごろ、何かのCMで使われていた曲。
ウィキペディアによると、サントリーの角瓶だそうです。
そしてあの名曲。
ジョンの楽曲の中でも特に歌詞が印象的な作品で、"words are flowing out like endless rain into a paper cup" という一節が浮かんだ後、しばらく考えた末に一気に書き上げた、とジョン自身は語っている。繰り返し歌われるマントラ、"Jai Guru Deva Om…" は「我らが導師、神に勝利あれ」(神に感謝を)の意である。詩作には松尾芭蕉の影響が指摘されることもあり、1968年にインドで受けたマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの講義から着想を得たとされることもある。
ジョンは、「本当に良い歌は、メロディーがなくても歌詞だけでその価値を見出せる歌であり、それに該当する曲こそが、アクロス・ザ・ユニバースである」と言っている。
NASAが設立50周年を迎えることを記念して、2008年2月4日米東部時間午後7時(日本時間5日午前9時)に北極星へ向けてこの曲が発信された。この日は、楽曲のレコーディングから40周年ということもあり、ポールは「NASAよくやった!異星人によろしく」と粋なメッセージをNASAに寄せた。また、オノ・ヨーコは「何十億もの惑星と交信する新しい時代の始まりを感じる」と伝えたという。(ウィキペディアから)
何か似たような傾向を感じられるでしょうか。
Category: 電脳生活
夏の挟間の工作員 前編
一応食えます。昨年初めて作ったときの様子はこちら。
昨年は茄子でしたが、今年はズッキーニで作ってますね。
作りだめして数日間ちびちび楽しみます。
3年前に組み上げたデスクトップパソコンが夏バテ気味になってきたせいもありますが、自宅でうだうだしているときにはいつも火が入っているパソコン、消費電力がちょっと気になっていたのでした。
それで、早速パーツのお取り寄せです。
マザーボードは最新のもの、ASUSのP8Z68-V。(各パーツ名をクリックすると、価格コムのページにジャンプします)
価格コムの新製品レポートからの引用です。
インテルは、第2世代インテルCoreプロセッサー・ファミリー対応チップセット「Intel 6シリーズ」チップセットに、新たに「Z68 Express」チップセットを追加した。同チップセットを搭載したマザーボードが各社から発表されている。
今回追加された「Z68 Express」チップセットでは、従来の「P67 Express」チップセットと「H67 Express」チップセットの機能を統合。映像出力用のディスプレイインターフェイス(FDI)を装備し、CPU内蔵GPUを利用できるだけでなく、CPUのオーバークロックやディスクリートGPUを使ったマルチGPUなどが利用できるようになっている。
CPUスロットはLGA1155、最新のインテル製CPU、Core iシリーズを装着して、最強マシンも作れるのですが、今回の狙いは省エネ。
Pentium Dual-Core G620Tという石を選び、毎日少しずつ組み立てていきます。
通常のCPUは消費電力が100W前後なのですが、このG620Tはたったの35Wしか食わないというのです。1/3ですよ。
グラフィック機能「Intel HD Graphics」を内蔵したSandy Bridge世代の製品だ。CPUソケットはLGA1155、製造プロセスは35nmとなっている。
「ハイパー・スレッディング・テクノロジー」や「ターボ・ブースト・テクノロジー」には非対応となっている。
しかしペンティアムという名前は、まだ現役だったのですねぇ。
シリコングリスを適当に塗って、純正の放熱器を装着、ネットの書き込みではやや五月蝿いという評判なので、その通りなら後で静穏型を探そうと思っています。
メモリーはW3N1333Q-4G。なんと、DDR3/1333タイプ、4GBを二枚です。すごい。
一番安い8MBのメモリーを探してアキバを歩き回ってた日々が懐かしいです(遠い目)。
CPUとメモリーを乗せたマザーボードをケースに入れます。
ケースは、ANTEC SOLO、電源はENERMAXのLiberty ELT400AWT、いずれも前の前のマシンで使用していたものがそのまま使えました。
電源は6年前の製品なので、コネクタ等が合わないかもと心配でしたが、大丈夫、ただ最新の製品だともっと省エネに貢献するかもと思っています。
画像はありませんが、ハードディスクは、WesternDigital WD20EARX、2TBを二個使い。あーー340MBのハードディスクをアキバで値切ってた昔が懐かしい。
これに、格安で入手できたWindows 7 64bit SP1をインストールします。
つづく。
Category: 美味いもん
仙台に来る前から
ではどうしたらいいか、提案がありませんね。
昨日の夕方は、呑みの誘いがあり、国分町へ。
千花に行ったけど満席、結局稲荷小路のじょじょやへ。
入社面接で、11年まえに久しぶりに仙台へ来た時、入った店なんです。
初めての人には入りやすい店なんですね。日高見は品切れ。
イワシとカツオのお造り。
結局もう一軒だけ行って早あがり、バスで帰宅できました。
Category: 生活
これも義捐金に
週末の夏まつりの獲物。
東北魂のTシャツを買いました。
ご存知サンドウイッチマンプロデュース。
通販サイトから引用:サンドウィッチマンが単独ライブを開催した際に制作した「東北魂」Tシャツ。東日本大震災を受け、サンドウィッチマンは同Tシャツを着てチャリティーイベントに出演するなどし、この言葉を胸に掲げています。新たに背面に力強いメッセージをプリントした「東北魂」Tシャツの収益は、サンドウィッチマンが立ち上げた「東北魂義援金口座」に義援金として全額寄付されます。
そして、onagawa fish。自分好みの木目を選ぶのが楽しいですね。
これも某サイトからいただき:『おさかなマーク.onagawa』は、「おさかなドットおながわ」と読みます。
おさかなが“ドッと”取れる女川にもどれるように。
そして、これを持つことで、 いついかなる時も起こりうる“自然災害”を忘れないでほしい。
そんな願いや思いがこのキーホルダーには込められているのです。
たとえばこんなサイトで購入可能です。通販では木目は選べませんけど。
東北魂Tシャツは、たとえばイーグルスの通販サイトで買うことができます。
被災者支援の一環として、いかがでしょう。
Category: 空花鳥風月雲
アリスの庭 再び三度
携帯電話の緊急地震速報が鳴るより早く、揺れで起きていました。
おかげで、コパアメリカの決勝を観ています。
オリンパスOM-4で撮った写真を現像しました。
ウルグアイが先制。
写真は一ヶ月ほど前のものでしょうか。
そういえば、アナログ時代、日付が入った写真、多かったですよね。
こちらは5月22日、デジカメも持っていった日なので探せば日付が判ります。
川内の宮城県美術館です。ちょうど二ヶ月前。そうすると最初の2枚はそれよりも前か。同じ日かな。
アリスの庭ですね。
一応まともな写真だけを載せていますが、ピンぼけ多数。
ファインダーがおかしいのかも。
腕が悪いのか。
時の旅人。
でもZuikoレンズ、良いボケ味です。
ウルグアイが二点目。
Category: 祭りだワッショイ
夏まつり なう 2
ソーラーキャップのファンも、クルクル回っています。大活躍。
ところで今日、全国的にアナログ放送が終了しました。
来年3月まで延長が可能になった宮城では、デジタル放送をD/A変換ダウンコンバートしたものを、アナログで放送しています。
それで表示も、デジアナ。
Category: 祭りだワッショイ
ぜひ来て下さい
但し被災三県は例外。3月まで延長となりました。アナログ放送が見たい方、ぜひ岩手宮城福島へ観光がてらお出かけください。
↑クリック。ONAGAWA FISHも買えるかも。
震災直後、印刷ができなくなった、石巻日日新聞、記者たちが必死で作った手書きの号外も見ることが出来ます。
避難所に貼って回ったそうです。泣けてきますね。
ぜひご覧ください。新聞の、いや報道の原点です。
Category: 祭りだワッショイ
onagawa fish ゲット
夏まつり会場で、購入することが出来ました。
なんと私が、購入第一号。色が各種ありました。¥1,200。
企画者たちの思いを転載しておきます。
・被災地の方々が避難している場所(近く)で出来るお仕事をお届けしよう!
・出来上がった商品を売って収入につなげてほしい。(依存から自立へ)
・作業に集中することで、気持ちを切り替えれるのではないか。(頭が震災から少し離れる)
・いつか本当の仕事が決まるまでのつなぎでも良い。きっかけにしてほしい。(自立~復興)
・購入者(支援者)は誰を支援したのかが明確。(商品代金から製作費として作業した方々へお金が渡る)
・購入することで手元に支援の証(手作りの商品)が残る。つまり支援への具体的な参加。
・後になっても、被災地の方々への支援の思いを確認できる。(まだまだ終わっちゃいない・・・)
復興支援のためにも、是非お求めください。
Category: ドライブ
會津の二重螺旋
シャワーを浴び、最後に残ったポロシャツを着てチェックアウト、幸いまだ日陰に停めてあったTTのエアコン全開で飯盛山へ向かいました。
白虎隊にちなんだ史跡が多い場所ですね。
しかし此処の、私が観たかった建物は、白虎隊とは関係ないみたい。
1796年ですから、幕末よりだいぶ前に建てられた、さざえ堂という建物なんです。
塗りもない、木造彫刻。
ちょっとガウディっぽいといえなくもありませんが、同じような精神構造の巨匠が設計したのかも。
割とゆるいホームページもあります。
例によってウィキペディアから無断引用。
栄螺堂(さざえどう)は、江戸時代後期の特異な建築様式の仏堂である。堂内は回廊となっており、順路に沿って三十三観音や百観音などが配置され堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造となっている。仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに三回匝る(めぐる)ことで参拝できるようになっていることから、本来は三匝堂(さんそうどう)というが、螺旋構造や外観がサザエに似ていることから通称で「栄螺堂」、「サザエ堂」などと呼ばれる。
このような堂は江戸後期に東北~関東各地の寺院に建てられた。現存するものとしては、二重らせん構造をもつ福島県会津若松市の旧正宗寺三匝堂(きゅうしょうそうじさんそうどう)のほか、長勝寺(青森県弘前市)、長禅寺(茨城県取手市)、曹源寺(群馬県太田市)、成身院(埼玉県児玉町)、西新井大師(總持寺・東京都足立区)などの堂がある。
二重らせん構造を有する近代以前の建築物としては、世界では他にフランス、ロワール地方のシャンボール城内部にある、レオナルド・ダ・ヴィンチの設計による二重螺旋階段が知られている。ダ・ヴィンチのアイデアが蘭書に掲載され、めぐりめぐって会津地方まで伝わったのではないかという説もあるが、物証は無く定かではない。
平面六角形の特異な建物である。概ね三層構造といえるが、内部には二重らせん構造の斜路が続き、右回りに上る斜路と左回りに下りる斜路が別々に存在する。入口から斜路を最上階まで上り、他者とすれ違うことなく、別の斜路を降りて出口から出ることができる。
かつてこの地にあった正宗寺の仏堂として、江戸時代後期の寛政8年(1796年)(『新編会津風土記』による)に当時の住職であった郁堂(いくどう)が建立したものである。当時は阿弥陀如来を本尊とし、斜路には三十三観音像が安置されていたという。
同名の堂は他所にもあるが、旧正宗寺三匝堂のような特異な内部構造をもった堂は他に知られず、稀有な例として1995年6月27日付けで国の重要文化財に指定された。
飯盛山の二重螺旋、会津人のDNAでしょうか。
ピサの斜塔のように傾いているわけではありませんが、傾いて見えるかも。
ちなみに弘前のさざえ堂を見に行ったときの記事はこちら。このときは真冬でした。
フォトショップで合成した縦パノラマ。
飯盛山にはそこそこの人出があり、少しほっとさせられました。
さて暑かった会津若松を離れ(しばらく車の中に居たかった)北へ。45分ほど。
喜多方市内になります。
何やら入口の鳥居が大変な事態。村の男達も総出で眺めてました。
古い鳥居を解体修理するようです。震災の影響でしょうか。
新宮熊野神社です。
この長床と呼ばれる広い拝殿と、秋の銀杏で有名。
黄葉を見に来てみたいものです。
本殿側から。
気軽に上がることも出来ます。涼しい風が通り抜けていました。
こちらが本殿。本宮・新宮・那智の熊野三山が祀られていました。
さて熊野神社をお参りしてまた冷房の効いた車内へ。
県道336号線、熱塩加納会津坂下線(長い名前!)を北上して喜多方の街をパス。
国道121号線、大峠トンネルを抜け山形県へ。米沢市内で昼飯です。
コース沿いで発見したお店。
味噌屋三男坊、辛味噌ラーメンのお店ですね。朝ラーに続いて昼もラーメンになってしまいました。
数人順番待ちしてましたが、一人のおかげで早めに着席。
ディスプレーが派手な店内。
詳しいメニューはお店のHPをどうぞ。
辛味噌ラーメン、味、麺、油、辛味全て普通です。
仙台駅東口のりゅうぞうとはなにか繋がりがありそうです。
ぱんだ(親)さんのブログから画像を無断引用。
似てますよね(辛味噌とナルトだけ?)。
このサイトに、三男坊とりゅうぞうのリンク先が同居してました。やはり姉妹店ですね。
美味しくいただきました。辛いのが好きな方はどうぞ。
米沢市内を抜け、国道13号線で福島へ。東北道に乗ってさっさと帰ってきました。15時帰宅。
風写の観光地INDEXはこちら。
Category: 街角探検
暑く熱くなる前に厚く
仙台の常盤木学園出身の鮫島と熊谷の活躍に涙を流し狂喜の朝でした。宮間のどや顔も最高。
私が夏休みに高校のテニス合宿に行ってた20歳の夏に、熊谷はドイツでワールドカップ決勝のPK戦、じらす相手のゴールキーパーの動きを物ともせず、美しく落ち着いた顔のアップをゆっくりと世界中に魅せ、直後に見事なゴーーーール。
すごい。すごすぎる二十歳。
綺羅びやかな表彰式を見届けて、朝飯です。
ホテルの駐車場には、DAHONの折りたたみ自転車がありました。
さて會津の食といえば、喜多方ラーメン。
喜多方といえば、朝ラーが有名です。
それならば、若松にもあるだろうとは思っていたのですが、それほど多くはないみたい。
でも、前日お城を見た帰りに発見していたのですね。
こだわり支那そば大笑家。朝ラーは一年ぶり?
朝7時から営業です。7時に入ったら客は私も入れて3人。朝ラーはそれほどポピュラーではないのかな。
ちょっと魚出しが目立つ混合風味に、太くて白い縮れ麺。
支那そば600円を、美味しくいただきました。
暑くなる前に朝散歩です。
日本基督教団若松栄町教会。
明治末に建てられた木造建築なんですが、建物のベースに対して塔が45度傾いているんです。もちろん水平方向に。
何やらイベントの準備中にお邪魔しました。
野口英世青春通りを歩きます。
古いガラス戸、昔はどこもこんなでした。
地震の被害かな?
この街にはとても多かったノウゼンカヅラ。どこで咲いてても、はっとさせられる色ですね。
街中の御蕎麦屋さん、
これは前回も撮影してましたね。福西本店。
大正時代に建てられた、黒漆喰の民芸品店。
野口英世青春広場。彼が下宿していたんだか、手の手術を受けた場所だそうです。
朝8時前なので、どこも開いていません。
青春通りのHPはこちら。
そのHPから引用。
白木屋漆器店は、慶安年間の創業。 享保年間より現在地で営んでおり、累代の漆器店として地元の人々に 知られています。 現在の店舗は、大正2年に竣功したルネサンス様式の土蔵造り三階建ての めずらしい建築で会津観光の見所の一つでもあります。
店内では約千種類の漆器を展示、産地価格で販売しています。
昭和12年創業の、吉原ミシン商会。
またまた、ノウゼンカヅラ。
東へ歩いて、一ノ町。
これまた何やら古い建物ですね。
レトロな町並みで、何故か目についたチョッパーサイクル。
ホテルに戻ってシャワーを浴びました。
Category: 街角探検
若松の宵、ヨイヨイ
前回訪れたのは真冬、雪が積もってほとんど歩き回れなかったのです。
土蔵石蔵の数はもうハンパではありません、喜多方なんて目じゃない。
だけど喜多方ほどコンパクトな街ではないし、広い市内に分散し、コンクリートジャングルの中に拡散しています。
だからいわゆる蔵の美しい街並みは少ないんですね。
平均的な地方都市の姿形。
広角レンズで、引きの写真を撮る街ではありません。
この旅の機材は主に、オリンパスE-PL2+17mm/F2.8、一部サイバーショットWX1。(画像をマウスでタッチするとファイル名で判別可能です)
35mm相当の単焦点レンズで風景を切り撮りました。
これはサイバーショットですが、街中の街灯、日本酒の看板が標準なんです、さすが会津。
しかしあ゛づい。
自宅周辺では一人外呑みはしないので、旅先では新鮮な気持ちで居酒屋を探します。この日は無調査で飛び込み。
わっぱ飯、美味そうです。昨年喜多方で食べたのは旨かった。
ヨーロッパでも通じた鼻で、探します。
若松の街、国分町みたいに密集はしていないけど、居酒屋が実に多いんですね。ヨサゲな店も沢山。
昼間に一度通って確かめた店。
此処に飛び込んでみることにしました。
座敷にテーブルが六卓ほど、カウンターも十席程度のお店でしたが、なんとカウンターに空き席がひとつだけしかありませんでした。私が嵌張にハマって満席。
そうしたら、隣で独り呑みしていたお母さんが、話しかけてきます。
最初はちょっと引き気味でしたが、ツマミをいろいろ食わしてくれるので、有り難く頂戴しながら、お話。
私よりちょうど二回り上の、そのお母さん、なんと私と同じ宇都宮生まれ、仙台にも住んだことがあり、旦那さんが先立つまで暮らした会津若松が大好きで、毎月宇都宮から墓参りに来て、このお店に来るのだそうです。
これは自分で注文した、会津地鶏のツクネ。
汗をかきまくったこの日は、生ビールも二杯目。
そして榮川(えいせん)の生原酒。くううーーーっ。
会津塗りのぐい呑みグラス。
会津といえば、馬刺し。馬は稲わら食べないのかな。
ピリ辛ニンニクのタレは、どうもイマイチ。シンプルな生姜醤油か胡椒醤油のほうが好きです。
原酒にもちょっと合いませんでした。
お次は辰泉の会津流。
写真用にマスターが並べてくれました。
お姐さんに、あいづりゅう!!って注文したんですけど、あっさり、アイヅナガレですねだって。
一合400円は実に良心的、美味い酒でした。マスターはバイク乗りみたいです。
お母さんがご馳走してくれた、ニシンの山椒漬け。
これが旨かったーー。今回一番の味。
そして普通は前菜なんでしょうけど、私には〆の、こづゆです。
低いお椀で出てくると思っていたのですが、なんと普通のお椀。
たっぷりいただきました。
また行ってみたいお店です。彩喰彩酒 會津っこ。
翌朝に備えて、早寝しました。
Category: ドライブ
会津若松 あ゛づい
猪苗代湖畔の強清水に行こうかなぁとなんとなく思いながら走ると、道に手打ちそばの看板。即決定です。
磐梯町の、磐梯更科そば、そばさだです。そもそも、猪苗代町の西に、磐梯町と言う土地があることすら知りませんでした。
名前から、七ツ森の、手打ちそば「おさだ」のイメージが、沸騰しそうな頭脳を横切りました。
更科という割には、色は普通です。天ざるそば、800円。
理想の太さではありましたが、私には腰が強すぎ。硬めです。
座敷を仕切るお母さんの対応も悪いし、部屋にエアコンはあるものの、座ってるだけで汗が滴る室温。
でも満席でした。
冷茶のおかわりも、蕎麦湯も、頼まなかったのでもらえませんでした、おすすめは出来ません。
何か想定外があったのかな。
磐梯町の中心へ迷い込んだら、あのレンズメーカーの工場がありました。
SD1やDP1も此処で造られているのでしょうか。
震災に負けず、頑張って欲しいものです。
行きたかった場所は此処。
猪苗代第二発電所。
大正年代に建設された歴史ある発電所です。建物は東京駅を設計した辰野金吾博士が監修し、周囲とマッチした赤煉瓦の外壁が特徴ですね。
自然を支配したかのような傲岸なダムを作らなくても水力発電所は作れるのですね、もちろん少しは自然を破壊しているのでしょうが、こんな美しい発電所ならもっと有っても良いですね。
この発電所、会津にありながら、東京電力の施設、福島はずいぶん侵食されています。発電機5台で合計出力36,000kWだそうです。風力発電機だと最新のものでも一基で2,000kWほど、単純計算では18基分にあたりますね。
そしてこの日の目的地、会津若松へ。
あまりの暑さに、歩くのもためらわれ、ホテルのチェックインタイム、15時まで、珍しく喫茶店で20分時間調整、ホテルに入って冷房最強でしばし休憩、陽が傾きかけてから散策です。
甲賀町口門跡、昔の街の外を囲んでいた石垣の跡でしょうか。
そして鶴ヶ城です。
姫路城や大阪城、熊本城にに名古屋城、いろんな城跡に行きましたが、このお城は特にスケールがでかいんです。
場内の石垣も高いけど、とにかくひとつの石がでかい、これだと岩垣ですね。
昨年、リニューアル工事が終わったばかりの天守閣。
初めて幕末当時の赤瓦に葺きかえられたのだそうです。
巨大な天守閣ですが、ちょっと白粉を塗りたくったイメージ。真っ白。
時間が遅くて、天守閣には入場できませんでしたが、水分補給だけは出来ました。
城内には弓道場もありましたよ。
こんな広いお堀、なかなかないと思います。幅も鶴岡や米沢の倍はありますね。
あらためて、会津の国力と、会津城主が京都所司代にならなければならなかった歴史を感じました。
力があったために、薩長軍が押し寄せ、民衆が苦しめられたのです。
そして街中にあるこの美しい建物。
市役所ですよ、会津若松市役所。いいなぁ、いいなあ、本当にいいなぁ。
会津若松には、被災者のための避難所もあるそうです。
もし戊辰戦争で会津藩が勝利していたら、この街が首都になり、原子力発電所がない国になっていたかもしれないと、想ったりしました。
あ゛づいわかまつ、でした。