Category: カメラ
モダンカメラマンⅩⅩⅦ
南三陸は、ちょうど50年前、1960年にやはりチリの地震で大きな被害を受けているのでした。
明日から3月、待ちに待った春ももうすぐやってきます。
それで、ブログデザインのテンプレートを替えてみました。いかがでしょうか。
以前、こんなもの買えるかと書いていたカメラが、いつの間にかうちにあります。

LeicaのD-LUX4です。
それもチタンカラーモデル、国内では1000台限定だったらしいのですが、このオークションで落札した個体は、大英帝国向けです。
ノーマルヴァージョンや、OEM兄弟である、PANASONICのLUMIX LX-3と差別化させるためでしょうか、同系色の速写ケースとポーチが付いています。

D-LUX3と4の兄弟です。

D-LUX3が、広角端でF2.8、35mm換算で28-110mm相当の4倍ズームなのに対し、D-LUX4はなんと広角端F2.0の明るさ、だけどズームは24-60mm相当。ほとんど望遠側がありません。
明るいけど広角専用。

あと、アクセサリーシューが付きました。

液晶モニターも16:9から3:2に。
あとメチャ細かいことですが、レンズ部分の文字フォントがライカフォントになっています。私のクレームが通じたのかな。

それから、46mmΦのフィルターがねじ込めるアタッチメントも着けられるようになったのは◎。D-LUX3はいっさいフィルターを装着する手段が無かったんです。
ただしこれはPANASONIC製。LUMIXと書いてあります。

43mmへのステップダウンリング経由で、Ricoh製のワイドコンバーターをかませれば19mm相当になるし、光学ファインダーも着けられる等、色々遊べます。
黒いグリップもありますね。

カメラやアクセサリーは基本的に日本製なんですが、このグリップだけはドイツ製。LX3は始めからグリップ付きのボディなんで、これは着けられません。

それからこれを着けると、バッテリーとSDカードの出し入れができなくなります。蓋の部分を覆ってしまうためですね。ちょっと不便。
ところで、このカメラのレンズキャップ、ライカロゴの浮き出しで実に格好いいのですが、失くし易いんですよね、このカタチは。

ライバルのRicoh CAPLIOにはオプションでこんなメカロボチックなキャップがあるんですね。

こんな風に開くんですけど。

世の中にはいろんなことを考えてくれる方が居るもので、このCAPLIO用のキャップLC-1を改造して、LX3やD-LUX4に着けられるようにやり方がウェブにアップされているのです。

早速LC-1を取り寄せて改造開始。
CAPLIOは、バヨネット式、D-LUX4はねじ込み式なので、砥石ルータを使って、余計な出っ張りを削り落とします。

このために、簡易な万力も買ってしまったりして。

余計な部分を削ったあと、レンズの鏡筒がキャップの扉を押す部分にゴムのカケラを貼りつけたり。
工作は楽しいです。
なんとかカタチは出来たのですが、私のD-LUX4は限定チタンカラー。
どうせならと、ホームセンターで似た色のペイントスプレーを探してきたのでした。ニッサンのセドリックやアベニールの、ダークグレーメタリック。

三度塗りして、完成。

何故か向きが180°違いますね。

このカメラのズームは、望遠テレ側で引っ込むタイプ。
テレ端だとこんなになっちゃうんですが、

ぎりぎり蹴られません。と言うか上記のHPでちゃーんと蹴られないような改造設計になっているのでした。

ちょっとライカの雰囲気ではないですか。

どっちにしてもPANASONICのOEMですけどね。

まだ微かに蹴られているみたい。
もっと使ってみないと。

Category: カメラ
旅の重いでぇ

技術とか精神力とか言われていますが、二人の差はアスリートにとって一番重要な、基礎体力ではないでしょうか。スポーツ選手なんだから。
筋力とか肺活量とか計れば歴然じゃないのかな?
これからは仲良く日韓友好に活躍して欲しいものです。
先週末に行った宇都宮の大谷資料館には売店が併設されています。

民芸 かねいり
カフェもあるそうですが、陶器や民芸品と共に、大谷石の加工品がありました。
石なのに、素焼きの陶器のような柔らかさが独特です。

ブロックと、ポップスタンドを買ってきました。
フォトスタジオ用ですね。撮影用小道具。

ソリッドなカメラとのコントラストがいい感じです。

このレンズが今回採掘場や、教会を撮影した超広角ズームレンズです。
kazuさんへ
ロマネスク、バロック、ルネッサンスと続けたので、順不同だけど残るはゴシックですよね。
ネタがあまりありません。
ケルンの大聖堂。

フォントもゴシックですけど。
Category: Car & Bike
Compact Renaissance Zero
色んな意味でニッチな製品でもあるのですが、結構気に入っています。

小型クーペである前に、ハイブリッドカーであるのですが、低燃費車と言う点については好ましいと思っているものの、多量に搭載されているバッテリーの寿命と交換費用については、大きな心配です。

電気で走ることが、本当に石油で走るよりも地球に優しいのであれば、車は完全モーター式に移行すべきで、ハイブリッドは中途半端な気がするのです。
ただ、バッテリー充電は、ガソリン給油のように短時間では行えないので、マンションの駐車スペースや、一般のパ-キング等に電源コンセントが設置される等、大きなインフラ転換も必要ですね。

その、CR-Z、車名もそうですが、特にリア側が、昔のCR-Xと良く似ています。

ドイツに居た頃、同僚のイタリア人女性がこれに乗ってかっ飛んでいました。
なかなかこの手のカッコいい小型車、国産では減っているんですね。箱型ばかり。
海外製に目を向けると、気になる車がズラリ。
ルパン三世で有名な、FIAT 500のスペシャルモデル。500 by DIESEL。

VW CrossPOLO。すっかり大型化してしまった、GOLFの代り、POLOのオフロードモデル。

AUDI A1。AUDIの一番小型のシリーズですが、国内未発売。

言わずと知れた、ミニのワゴンモデル、MINI Clubman。

Alfaromeo MITO。チョーカッコええーー。

がんばれ日本メーカー!!
若者よ、車に乗ろう!!
※画像は全て無断借用です、すみません。
Category: 音楽
最後はバロック?

栃木県総合文化センター。
これも大谷石でしょうかね。違うかな。

ここで従妹がコンサートを開くと言うことで、冷やかしていたら、招待券を手渡され、来ないわけには行かなくなってしまったのでした。
弦楽器だけ、11人の編成はなんと呼ぶのでしょうか。
プログラムによると、曲は、
メンデルスゾーン 弦楽のための交響曲 第3番 ホ短調
バッハ ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調
ヘンデル 合奏協奏曲 作品6 第4番 イ短調
メンデルスゾーン 弦楽のための交響曲 第7番 ニ短調
短調ばかりですね。

クラシック音楽は嫌いではありませんが、うちにあるレコードやCDと言えば、父が求めた全集ものか、名曲のサビだけをまとめたやつぐらい。
小中学校の音楽の成績は良かったので、著名な作曲家の名前や楽器の名前ぐらいは知っていますが、上に並んでいる暗号のような呪文のような曲の名前はさっぱり。
マンションのテレビは、ケーブルテレビ経由でつながっており、ラジヲをアンテナにつなぐとクラシックチャンネルが聴けるのです。
夜ベッドで、無音が寂しい時に時々聴くのですが、どうもそこで聞いたことがあるような、ないような曲でした。
ましてや、クラシックのコンサートなんて、たぶん中学校の時に世田谷区民会館で聴いたオーケストラ以来。
ドイツに8年も居たのに、聴いたことがあるのは、路上ライブ演奏だけ。
作法がわかりません。
曲の終わりがわからないので、拍手も周りに倣うだけ。
流石に写真撮影はまずいと思い、開演前のこの写真だけです。

雰囲気を味わいたい方は、こちらにリハーサル時の写真があります。
本番時には皆さんもちろん綺羅びやかなステージ衣装でした。
演奏はゲストの桐山氏はもちろん、全て素晴らしい、楽しいものでした。(私が書いても説得力がありません)
MCがないのは寂しかったけど、クラシックのコンサートって、それが作法なのでしょうか。
それにそもそもマイクとスピーカーが無いんですね、クラシックって。
ちなみにこの栃木県総合文化センターサブホール。
殺風景に見え、音響が心配だったですが、音響家が選ぶ優良ホール100選に指定されているそうでして、ど真ん中で聴いたせいか、良い音でした。
関係ないけどプロレスの試合にも使われるとか。
5時前にコンサートも終わり、速攻で東北道へ。
小腹がすいているので、前回宇都宮に来たときにチェックしていた上河内SAで、栄養補給です。
昼にも食べたかったのですが、クラシックのコンサート会場でニンニクの香りは無作法だろうと遠慮していたのでした。

セルフレストランの端っこに併設されている、宇都宮餃子広場。
餃子しかありませんが、他のブースで、ラーメンや定食を頼んで一緒に食べることも出来ます。御飯と味噌汁だけがあるかは不明。

上は今回のメニューで、下は食べなかった前回のメニュー。

流石に30分待ちならやめようと思って、おばちゃんに聞いてみたら、15分だと。
あまり商売熱心ではないようです。

3種類頼んでも1000円以下の価格設定は嬉しいですね。

同じ鉄板で焼くので、焼き上がりはそっくりです。
みんな美味しいけど、選択にもよるのでしょうが、思ったより味の違いはありませんでした。
餃子会館が標準的とすると、わいわいは具が乱切りで歯応えがあり、鵜の木はインド系の香辛料を微かに感じました。
この日のコンサートの楽曲が、果たしてバロックなのか、はっきりしませんが、ウィキペディアによれば、バロックという語は、真珠や宝石のいびつな形を指すポルトガル語のbarrocoから来ているそうです。
ならば餃子もバロックかも。
と言うわけで、ロマネスクでバロックな旅の終わりは、愛する餃子で〆たのでした。
硫黄とニンニクの香り漂うTTで300km弱爆走して帰宅。めでたしめでたし。
Category: ドライブ
故郷のロマネスク

ちょっと地中海風でしょう、天気まで含めて。

梅の蕾もほころんでいました。

東武宇都宮駅に近い、カトリック松が峰教会。
地元産大谷石造りのロマネスク様式。1932年ですから、昭和7年完成。
こんなに立派な双塔の教会は国内でも数少ないと思います。

素晴らしい。
実は宇都宮にこんな教会があるのは、知りませんでした。
中も見たかったのですが、日曜日の午前中と言うことで、ミサの最中、遠慮したのでした。

前にも書いたと思いますが、宇都宮は両親のふるさと。
私は東京育ちですが、母の実家でお産婆さんに取り上げられたので、生まれたのは、ここ宇都宮なんですね。
子供の頃は休みのたんびに遊びに来て父母の実家を渡り歩いていました。
でものんびり街中を歩くのは何十年ぶりでしょう。
横丁で見つけたラーメン屋さん。オギノラーメン。

ラーメンと欧風アイスクリーム、ラーメンと甘党の店だそうです。
宇都宮の街の中心にはオリオン通りと言うアーケード街があって、夏には七夕祭りが開かれます。
JRの駅は街の中心部の東の端にあって、その向こうは駅裏。
仙台そっくりなんです。
仙台は仙台平野の西の端、宇都宮は関東平野の北の端。
ただ仙台七夕のわし座やこと座は夏の星座ですが、オリオン座は冬の星座ですね。
この日は昼に餃子を食べるのは躊躇われたので、軽くラーメン。
オギノラーメン、550円です。

だしの昆布をそのまま使っているのか、千切りの昆布が入っていて、たぶんそのせいで緩いとろみがあるスープが特徴です。
やわ目の麺と昔懐かしい味。

喫茶店のようなテーブル配置、甘党の店だからかな、ひっきりなしに家族連れがやってきて、待ってる人はいないけど、常に満席に近い状態。人気店のようでした。
帰宅してネットで調べてみると、ちゃんぽんが名物。
このあとも時間があったので街をぶらぶら。

二荒山神社です。
昔はそばにデパートがあって、その裏通りにあった餃子屋さんへ、祖母に良く連れて来て貰ったのですが、もうありません。

市民と鳩の憩いの場です。

さらにぶらぶら。
呑み屋の入り口。

綿屋と日高見のラベルが対角線上に。
それだけでよさげな店に映ります。そうなると、王祿が気になりますね、どこの酒でしょう。
こんなスポットも。

平日の夕方2時間だけしか開かないって、完全に観光客無視。
このあとがやっと今回の旅のメーンエベントだったのでした。
Category: ドライブ
Oooh Yaaah !!
でもCanonとPentaxが出展取りやめ。何があったのでしょう。
今のところニュースをチェックしていて再注目がこれ。

SONYのレンズ交換式一眼?、APS-Cミラーレス機です。
どこにもマイクロフォーサーズとは書いていないので、またまた得意の独自マウントなんでしょうか。
展示会ではモックアップだけのようですが、年内発売を目指すそうです。楽しみ。
それから付け焼刃ではありますが、PMAに出展していないPENTAXから、K-7のSilber Limited。

メカニカルで格好良いし、1000台限定には惹かれますが、大体ペンタックスがキャッシュバックキャンペーンをやったり、こんなのを出すと、すぐ新製品が出ます。
日曜日、奥塩原の宿を出て日光江戸村の辺りを抜け、今は日光市の一部に編入されてしまった今市から有料道路、宇都宮の市内に入ります。

西側の郊外にある、大谷。オオタニではなく、オオヤと読みます。日光には同じ字を書いてダイヤ川と呼ぶ川もあり、日本語は難解。
見ての通り、ダイヤモンドの産地ではなく、大谷石の産地です。オオヤイシ。

町中の山が大谷石と言うか、大谷石を切り出した谷に道が通って人が住んでいる感じ。
そこにぽつんとある、大谷資料館。

一階には、大谷石の歴史や、切り出し道具が展示されています。

何故か酒瓶もあったりして。

しかしこの資料館は地下がすごいんです。

大谷石とは、この大谷町付近一帯から採掘される、流紋岩質角礫凝灰岩の総称で、推定埋蔵量10億トンだそうです。

巨大な地下空間の何処かには日本酒も貯蔵されているようです。どこかな。

とにかく暗くて巨大。Pentax K-xのISO6400が大活躍です。

ピラミッドの地下に迷い込んだみたい、行った事ないけど。

12mmからの超ワイドズームを持って行ったのですが、人を入れないとその広さを表現出来ません。


壁面には最後に石を切り出した跡がそのまんま残っていたりします。

一番奥には、オベリスクのようなモニュメント。

綺麗でした。

町内にはおそらくこのような採掘場が無数にあり、時々畑が陥没してニュースになったりしていますね。

戦時中には、本物の秘密基地と言うか、中島飛行機、今のスバルの秘密工場があったとか。

最近はコンサートなどのイベントにも使われているそうです。
天井の通風口と言うか、深さを知らせる目安の穴。

内部の照明が赤いので、外の光が入る場所では青く写ります。

感動して、内部だけでも30分ぐらいうろついてました。
周囲には、他にも史跡があります。
大谷観音。

お堂の中の、大谷石の岩に、平安時代に彫られた、日本最古の石仏、千手観音があります。
そして平和観音。少なくともベースのの大谷石は、この観音様より高かったことになりますね。

ここには子供の頃にも来た記憶があるのですが、観音様の開眼は、私が宇都宮で産声を上げた三日後。同い年ですか。
大谷石の最大の特徴は、軽くて柔らかくて加工しやすいこと。見た目もソフトですよね。

でもそれが災いして、大きな地震のときに、悲惨な事故の原因になったりすることがあるのは残念です。
このあと宇都宮の市内へ向かったのでした。
Category: ドライブ
硫黄の香りを求めて

オーナーも含めて、三人とも無口なので、静かなカメラ品評会でした。
空港勤務の特権を生かし、某エアラインのCAさんの写真を誇らしげに披露する友人。

何故かこざっぱりした髪型です。モザイク足りませんかね。
玄龍に行ったけど、昼前にすでに駐車場が満車。
別の中華屋さんで、坦々麺。

野菜みそ坦々麺と言う感じですね。美味しい。
昼食後に東北道に乗り南下しました。熱を求めて南へ、南へ250kmあまり。

でもやっぱり雪。
辺りにはなんともいえない硫黄の香りと噴煙。

下野は奥塩原温泉新湯の源泉です。一番好きな硫黄泉。アイスランドでも入ったぐらい。
源泉の周りだけ雪が溶けています。

ここが源泉ですと書かれた道標のとこの木造作りが今夜のお宿。

壁の内側。まさに源泉かけ流しです。

飲んでみると、鉄錆味。

ハンターマウンテン、略して「はんたま」と言うスキー場が近いので、スキー合宿中のような若者チームも含め、満室。

夕食は普通。右上はシラウオの柳川風です。
地酒は天鷹。大田原産でした。

辛口というけど、それ程ではなく、仄かに苦味がありました。
夕食後は、いそいそ露天風呂へ。脱衣所だけが男女別の混浴。
男用の脱衣所に入って、浴衣の帯を解いていたら、はなれた湯船に誰か入っているようだったので、こんばんわーーと声がけしました。
そうしたら、ばちゃばちゃばちゃばちゃ。
ちょっと慌てた様子で、この時間は女性専用ですよーだって。
ホントだ。最初に写真を撮らなくて良かった。仕事を棒にふっていたかも。
すみませーん、失礼しましたーーと言い訳して退散。また屋内の風呂に浸かりました。
宿泊者は町内に散在している銭湯にも無料で入れるのですが、結局寒いので出かけず。
ぐっすり寝て起きて、ラージヒルのジャンプを見て、もう一回屋内の風呂に使って、朝食。

これも普通です。
サービスの牛乳を飲んで出発。天気もサイコー。

日塩もみじラインの展望台からは、日光連山が綺麗です。TTがチョロQみたい。

爽やかな朝の景色でした。

生まれ故郷の宇都宮へ向かいます。
Category: カメラ
クラシックカメラマン82
と言うことは、中判デジカメなんでしょうか。
そう言えばライカのS2も、35mmフルサイズ比56%アップの中判カメラ。
プロ用中判カメラで、ニッチを狙うのか。だとしたら私には残念。
でも、レンズマウントはKAFで、35mmレンズでフルサイズ撮影も出来たりして。どうなんでしょう。
今日紹介するのは、LeicaのR3 ELECTRONICです。

1976年(資料によっては'77年)製。モントリオールとインスブルックでオリンピックがあった年です。ウインターゲームはデンバーに決まっていたのが住民の反対で中止になり、1964年、東京と同じ年に開催したインスブルックが二度目を引き受けたそうです。

ライカの一眼レフ、完全自社設計だった、LEICAFLEX、SL、SL2に続いて発表されたこのR3は、当時技術提携していたミノルタのXEをベースにしています。
それでも、アルミとプラスチックを多用していたXEと異なり、オール真鍮ボディ。ずっしり重いカメラです。

TTL露出計と電子シャッターを電池で駆動する、ライカ初のELECTRONICカメラですが、デザインは重厚、メカニカル感満載です。

R3の主力生産工場はポルトガル。
別に入手したレンズは、VARIO-ELMAR-R 28-70mm。
安かったので中身はこれも日本製なんでしょう。

ちょっと変わっているのは、フィルター径が、60mmなんです。

なぜ、58mmや62mmでは駄目なのかは謎です。
とても柔らかで温厚なシャッター音が特徴。

この後もライカの一眼レフは、R4、R5、R6と続いて発売されて行くのです。
Category: 空花鳥風月雲
春よ、遠き春よ
本人と奥様の頑張りで、最近やっとHPを更新出来るようになったようです。
さくさん ←ページを開いて車椅子アイコンを押して下さい。
優秀なソフトウエアエンジニアであった彼は、今、片手で操縦出来るラジコン送信機を発注中。
なかなか応援出来ないのですが、暖かくなったら彼が飛ばすラジコンヘリを見に行きたいものです。
我が家のなんちゃってラジコンヘリ。

今朝の仙台、大粒の雪がしんしんと舞い降りています。

仙台はまだまだ冬。
今日は成田から遊びに来ている友人とランチしたあと、奥塩原温泉まで硫黄泉に浸かりに行くのですが、辿り着けるでしょうか。
いっぽう、またまたkazuさんから写真を送っていただきました。
神田川沿いの緋寒桜。
東京はもう春が始まっているようです。

いつもありがとうございます。
最近の新聞で目を吸い寄せられた写真。

おととい、広域赤外線探査衛星(ワイズ)"Wide-field Infrared Survey Explorer"から送られてきた、アンドロメダ大星雲の撮影画像です。
すごいですね、綺麗ですね、見に行きたいですね。
死ぬまでに行けそうにはありませんが、NASAのサイトで4400万画素の生画像を見ることが出来ます。
Category: 空花鳥風月雲
風化のはじまり?

てなもんや三度笠は、子供の頃、大好きだった番組の一つ。制作は朝日放送で、東京ではTBSが放送していました。まだ朝日と毎日のテレビネットワークがクロスしていた時代。
いかりや長さんと、藤田まことさんの穴はしばらく埋まりそうもありません。
17日の朝の空。

美しい朝焼けは、広く大きな自然の上空にも、人工的なコンクリートジャングルにも、平等にやってくるのです。
先週の朝方、また野鳥がベランダに飛んできました。
九官鳥ぐらいの黒っぽい鳥。前回はもう少し大きくて嘴も曲がっていましたが、こいつの嘴は細くてとがっています。

なんでしょうね。
髪型は、最近の若者と似ています。

うちのマンションももう築6年目。
始めのうちは蚊もいなかったけど、だんだん蜂が飛んできたり、鉢植えにも雑草が生えたり、カメムシがいたり、エレベーターでも虫と一緒になったり、そうそう蟻も来ました、建物が自然の一部になってきたと言うことなんでしょうね。
蟻退治の顛末はこちら。
Category: スポーツ
現地の空気を感じたい

日本酒好きのかたは是非お出かけ下さい。昨年の様子はこちら。
オリンピック・ウィンターゲームも宴たけなわです。
一昨日の夕刊と、昨日の朝刊。
宮城では唯一夕刊を発行している河北新報ですが、朝刊のみの読者も多いし、その人達用の特別版もないので、この手のネタは夕刊も朝刊も一面トップが同じになることがしばしば。

一応朝刊だけは、銀と銅の文字を色刷りに変えています。これはキオスクなどで他紙と並んだ時に負けないように、ですね。
今はどうかわかりませんが、子供のときに遊んだ折り紙、金と銀だけは特殊なコーティングがしてある紙でした。銅は無かった。
印刷でも、写真でも、もちろんテレビの画像でも、金銀銅の色と質感を表現するのは簡単ではありません。
特に金と銅、金と同じと書けば銅だからと言うわけなんでしょうか。
ところで、オリンピック中継の時に感じるんですが、朝から晩まで、あまりにも同じシーンが、あらゆるチャンネルで矢継ぎ早に放送されるため、どれが本当の生だったか、LIVEだったのか、良くわかりません。
新聞のテレビ番組欄を眺めても、どれが本物の生なのか、さっぱり。

昔は見る方も、貴重な映像を見逃すものかと言う緊張感があったのでしょう。
複雑な放送権利の関係もあるのでしょうが、見逃してもすぐまたどこかで放送してくれるのは、良いのか悪いのか。
ドキドキ感が無くなったのは、今時のテレビと人の関係全てに当てはまるのかな。

私は特にゴルフの番組で感じるのですが、昔は、撮って出し、現場で収録して時間差で絵を出す機器の数が限られていました。
だから放送もほとんど生で、ホールからホールへの移動や、グリーン上の選手の動き、間があることで選手と同じ緊張感をリアルタイムで味わうことが出来たのに、今は各ホールそれも複数のカメラの映像が同時録画され、それらを次々に並べて放送出来るようになったため、情報量は多いものの、生番組としての緊張感が薄くなってしまっています。
生なのに、V編集したような番組にするのが流行りなんですね。

順位のスーパーを出したり、実況アナや解説者が、無理してしゃべり続けなくても、現場の音と、競技者の真剣な表情や仕草を見せるだけで、十分面白いと思うんですが。
そう感じるのは、年寄りだけなのかもしれませんがね。
今週の一本は、建国記念日に松山で買ってきた、冬季限定一ノ蔵特別純米生原酒しぼりたて。

ちょっと甘めに感じました。
ただ、甘みと言うのはずいぶん体調に左右されるように思います。
何を食べても甘く感じることが、時々、私にはあります。
Category: カメラ
クラシックカメラマン81

データバック付きで入手出来たのですが、私にはほぼ不要。邪魔なので外したい。
しかしデータバックを外すことは出来ません。

それで、データバックなしの普通の裏蓋だけをオークションで探していたんですが、2000円台程度で、タマも少ないんです。
いろいろ検索してみると、AE-1やAE-1Pの裏蓋が共通であることがわかり、AE-1のジャンク品なら1000円前後でも入手出来る事が判明。

それでAE-1で再検索していて、程度の良いAE-1P、AE-1PROGRAMを結局入手してしまったのでした。

AE-1Pは1981年発売、言うまでもなく1976年発売のAE-1にプログラムオートを加えたマイナーチェンジモデルなんですが、デザインは結構異なっているんですね。
これがうちにはないAE-1(某サイトから無断借用)。

CANONロゴが、AE-1はプリズムカバーの垂直面に彫られていたのが、AE-1Pは斜めの面上になっています。
こうしてみると、AE-1のプリズムカバーデザインはちょっとニコンっぽいですね。

ちなみにこのシンプルなCANONロゴが使われたのは、このAE-1PとAL-1が最後で、次のTシリーズからは今と同じ、より現代風のロゴになっています。
私はこの金釘流の方が好みですね。
A-1とも似ているようでちょっと違いますね。A-1のプリズムカバーの方がごつい感じ。

ところで、Canonの正式社名は、片仮名だとキャノンではなく、キヤノンだそうです。ヤが大きい。でも読みはキャノンなんですね。観音カメラからCanonになったのは有名な話ですけど。
若い時FTb用に買った、安レンズ。SIGMAの28mmが、保管時の相方です。

SIGMAのロゴも今とはずいぶん違いますね。

A-1の裏蓋用に買ったAE-1PROGRAMですが、何だかこっちの方が格好良く見えてきてしまいました。
Category: バスツアー
ハレの日も終わり
もちろん翌日セントヴァレンタインズデイは休肝日。
隊員の皆様のブログをじっくり楽しみました。無断リンク、問題あればコメント下さい、削除します。
びーえむあいさん「大山新酒・酒蔵まつり(15周年)」
ぱんだ(親)さん「大山新酒・酒蔵まつりバスツアー(その1)」「大山新酒・酒蔵まつりバスツアー(その2)」
keiさん「のんでぇ~、のんでぇぇ~♪」
Kzさん「バスツアー」

今回の旅の獲物です。

栄光冨士と大山のしぼりたてを合計3本、スタンプラリーの景品、今回初めての末等のワンカップです。

3年前はワンカップは参加賞で、その他に景品があったので、二等の四合瓶と二本貰った記憶があります。参加費300円の時代。

今回は15執念じゃない、15周年と言うことで、JR東日本協賛のお猪口が配られました。四軒の蔵元のブランドロゴ入りです。
小百合さんも来ていたら良かったな。

さて今回の風写隊バスツアーの反省です。

まず、往復のバスで、酒呑み過ぎ。仙台に戻って二次会もあるので、バスではもう少し休息しましょう。

あとは現地で時間が足りませんでした。全てが急ぎ足。

keiさんもブログに書いていますが、お祭り自体は11時から16時くらいまで。ちょうど全てを回れる時間なんですが、我々は一軒の酒蔵に滞留する時間が長いんですね、きっと標準より。

でもそれは譲れないので、来年は鈴木屋さんで昼飯を食べるのをやめて、食事はテントのどんがら汁や、煮込み、玉こんにゃく、きんつまで済ますと言うか、食べながら行列すると言うのが一案。
食べ物のバラエティも毎年増えているようだし。

もう少し市内の名所やお雛様を眺めるなら、本長の漬物屋さんをパスすると言うのも一案。

今回もそうなりかけているけど、小隊に分けて、基本別行動で敵を攻略するのが良いかもしれませんね。

どこの行列が短くなったとか、IT技術を駆使して、ケータイのメーリングリストか掲示板を使うのも良いかも。これは、他の食物イベントでも使えます。

と言うわけで、隊員の皆様、来年も宜しくお願いします。
今年の年末、またツアーの募集が始まる頃には此処で声がけしますので、各自申し込んで下さい。
または、単独でバスをチャーターする件。
スタンプラリー参加券をどう調達するかと言う問題はありますが、もし20人集まるとしたら、(3,980-500)x20=69,600円、約7万円でバスがチャーター出来、ガス代も高速代も込みならトントンです。
好きな時間に移動できるし、トイレ休憩も自由。
どなたか研究お願いします。

ところで、15周年で貰ったお猪口、洗ってたら手が滑り、この始末。

トホホです。
大山の酒の神様にはずいぶん貢献してるはずなんですが、未だ足らないのかな。帰りのバスで、酒田の初孫を呑んでたのがばれたのかも。
土曜日、ツアー当日の三次会(行きのバス、鈴木屋、冨士酒造、加藤嘉八郎酒造、渡會本店、羽根田酒造、帰りのバス、たけ政をそれぞれ一軒と数えると、九次会)五つぼに忘れて来た携帯電話、無事回収出来ました。
関係者のみな様にはご心配をおかけしました。初めて買ったPHS以来二度目です。
五つぼ駅裏店の親切なスタッフ、酔っぱらいたちが去ったあとに発見してくれていて、すぐあとを追っかけたそうですが、間に合わなかったと言うことで、ずいぶん恐縮してました。

月曜日の19時過ぎの、五つぼのカウンターは、若い女性が4人だけ、すいてましたがぱんだ(親)さんはいませんでした。

皆さん、いろいろありがとうございました。
Category: 美味いもん
酒蔵の街、一番の日

今はデジタルテレビ鉄塔が建ち並ぶ、高館山の伏流水と庄内の良質の米から生み出される甘露。

江戸時代には天領となり、最盛期には40軒の酒蔵が、北前船で日本中に旨い酒を供給していたとか。

北の灘とも呼ばれる所以です。

さて、そんな街の年に一度のイベント、いちばん華やかな日に、私たちは毎年大山を訪問するのでした。
2007年にはたった一人で、翌年は4人で、高速バスを使って来たんです。
去年はクラブツーリズムのツアーが始まって、紹介したらなんと10人に、今年はついに16人も集まりました。
流石に16人で一緒に移動するのは大変かと予想していたのですが、今年で3回目になる3人が上手く別チームで行動してくれたので、助かりました。

まずは大好きな、栄光冨士の冨士酒造。
酒蔵の中で、出来立ての「仙流」しぼりたてその他を試飲させてくれるんです。

今年はぬる燗もありました。
馥郁とした香りと、喧騒の中に同業者。地元老舗局の庄内駐在記者兼カメラマン。テレビは違うけど、ラジオは系列。
試飲中にいきなり近寄ってきて、取材されてしまいました。
人を選べよ。

一昨年にもここで取材されたんですが、その時は顔だけ。今回はインタビューされたので、精一杯お祭りの素晴らしさと、大山の酒の美味さをアピールしておきました。山形県内では放送されたかも。
裏の倉庫が即売コーナーになっています。

そこに瓶詰めマシンが1台セットしてあり、新酒を目の前で瓶詰めしてくれるのです。

お金を払って瓶を買いそれを自分で機械にセット。そうするとみるみる俺の酒が充填されるんですね。

幸せな時間。
続いて、大山の加藤嘉八郎酒造。

ここは唯一無料で、ミニ湯豆腐と酒粕焼きをふるまってくれます。

此処でも俺の酒を瓶詰め。

幸せな時間ふたたび。
冨士酒造は初めから瓶にラベルが貼ってあるけど、加藤嘉八郎酒造はあとからラベルを貼ってくれます。一関の世嬉の一と同じ。

続いて、出羽ノ雪の渡會本店。

此処がいちばん寛げる試飲場所なんです。

ほかは立ちっぱなしで、少し急き立てられるプレッシャー(普通の皆さんはそんなに何杯も呑まない)があるんですけど、此処にはストーブの周りに椅子がおいてあるし、出羽ノ雪酒造資料館が併設されているので、トイレも使いやすいし、ずっといたくなる(迷惑!!)雰囲気。只酒だし。ストーブの上では一升瓶ごと燗もしてました。

最後は、白梅の羽根田酒造。一番重雪じゃない、趣がある建物です。

実は昨年までの経験から、大好きな栄光冨士や大山と比べて、出羽ノ雪や白梅はちょっと水っぽくて、私の好みでは無かったのですが、今回味が変わってきたのに気づきました。

私が好きな酒は、辛からず甘からず、柔らかくて酸味の少ないお酒なんですが、出羽ノ雪も白梅も今年の酒はとろみが増して、私の好みに近づいてきたように感じました。
よしよし。
四時間半のフリータイムはあっという間に終了です。
第15回大山新酒・酒蔵まつり。
500円(3年前は300円)でスタンプラリー参加券を買い求め(バスツアー客は料金3980円に含まれる)、スタンプを押しながら酒蔵その他を回るのですが、今回から前売りは500円ですが、当日売りは1000円に値上げ。
さらに私たちが11時前に大山商工会議所に到着したときにはすでに当日券も売り切れ。
まあ風写隊の人数も、3年前の16倍、2年前の4倍になっているわけで、人気が出て参加者が増加しているのはやむを得ませんが、複雑です。
前売り券は鶴岡市内でしか買えないので、来年あたり、ヤフオクに出るかも。
瓶詰体験の四合瓶も出したら高く売れるかな。絶対売らないけど。
Category: バスツアー
今年はついに16人
仙台で2軒寄ったお店のどちらかだと思うのですが、どちらも今日は休みのようです。
もし携帯に電話あるいはメールした方、すみません。しばし返事はお待ち下さい。
今年もこの季節、ツアーバスに乗って行って参りました。

毎年二月の第二土曜日に開催される日本酒好きにはたまらないイベントです。

50人乗りのバス、昨年は6割ほどしか埋まっていませんでしたが、今年は満席。

そのうち14名が風写隊の精鋭、一番後ろに陣取っています。

朝8時過ぎに仙台駅東口を出発、もう始めちゃいました。

銘酒が次々とでてきます。

ツマミまでこだわりの逸品。

片道二時間半の移動もあっという間です。

流石に庄内鶴岡は雪模様、道路も真っ白でした。

旧大山小学校の校舎。

なかなか風情があります。
新酒の試飲が始まるのは12時。
その前に此処に行きます。

漬物の本長。

ここは11時に試食が始まるのです。

珍しい漬物の缶詰があります。
そして毎年振る舞われる、鮭のアラ汁。
今年は目ん玉をビンゴ。

温まります。
そして早めの昼食

昨年と同じ、鈴木食堂、鈴木屋です。

ウコンの力と栄光冨士のワンカップをちゃんぽんしながら、待つことしばし。
野菜うどんです。

要は麦切りのチャンポン風。
麺はつるつるの美味しい麦切りなんですが、これもちゃんぽんでした。
すごいのは誰かさんが注文した特盛り中華。

左から大盛750円、普通盛600円、特盛(3玉)950円です。
この後高速バスで参加の二名が合流、なんと合計16名で、いよいよ酒蔵巡りが始まりました。
つづく。