Category: 美味いもん
もう気軽にというわけには
しばらく暖かかったし、もう春かななどと思っていましたが、今日の仙台は結構な雪です。

冬タイヤと分厚いコートはまだまだ必要ですね。
週末のお昼です。
牛タンの供給が逼迫しているというニュースを見たら来たくなってしまいました。

近所のお店ですが、こんな居酒屋風というか、まぁ居酒屋なので、昼に来るのは久しぶり。

こんな日本酒もありました。

炭火焼場の目の前の、カウンターにに陣取ってカメラ構えてたら、親方もやりにくいでしょうね。

はい、牛タン焼き定食。テールスープと麦飯込みですが、とろろはオプションで、+210円です。

ランチメニューというわけではないので、結構タンの量はありますね。

美味しいんですけど、10年前に仙台に来て、時々食べてた頃と比べると、ずいぶん硬く薄くなったように思います。歯が悪くなったせいでしょうか。

もともと安い食べ物ではありませんでしたが、上の定食が1780円。
大手の専門店が、米国や豪州産のタンを大量に買い付けているという話も聞きますが、世界的に牛肉全体の価格が上がっているそうで、仙台を代表する料理も、気軽には食べられなくなってきました。
Category: カメラ
モダンカメラマンXL
我が家のCONTAXファミリー、一眼レフ班です。
上段が137MAquartz(1982)、AX(1996)。

下段が、RTS(1975)、ST(1992)、167MT(1987)。RTSだけが手巻きです。
RTSと137がYASHICA製、その他が京セラ製です。工場は同じだと思いますが。
今日紹介するのは、STです。

なんとも美しい、欧羅巴の自動車のような、剛健という言葉を具現化したようなデザイン。
これもポルシェデザインなのかな。

すべての具の位置に、必然性があるような芸術性。

手袋したままでも使えそうなスイッチやノブ達。

シャッターの最高速は、マニュアルでは1/4000秒ですが、

オート時は、1/6000まで使えるそうです。

鎧戸のようなフォーカルプレーンシャッターと、ここまで居るかと思う、幅広のフィルム保持面。
レンズはカールツアイスブランドだけでなく、ヤシカブランドも使えます。特に中古では割安。

DSB 28mm、F2.8。
すごいのは、フィルム圧板。

セラミック板なんです。さすが京セラ。
当時新品で20万円もした重厚かつコンパクトな名機でした。
Category: 美味いもん
続 食生活に難有り
先週、「揚げずにからあげ」を使って作ってみた、アジの南蛮漬け。

この季節の玉ネギは硬いから、もっと薄くスライスしないとね。
今週、ある日のランチ。
社員食堂の、肉じゃがカレー風味定食。450円。

同じく、ナスのはさみ揚げ定食。これも450円。

八木山十八番のチャーシューメン。700円。

このチャーシューが好きなんですけど、後ピン。

今週再度、「揚げずにからあげ」で作ったアジの南蛮漬け。

結局味の決めては、つけ汁の酢加減、塩加減。
油で揚げても、揚げなくても、(関西弁で)ひ・き・わ・け。
Category: アルコホリック
大山総括
お陰さまで全員満身創痍ではありましたが、なんとか仙台に凱旋、各職場や、飲み屋で土産話に天狗の鼻が咲いていることでしょう。私はこれを布教活動と呼んでいます。

二週間が過ぎ、各ブロガーの記事もほぼ出揃ったようですし、一応ここで総括しておきます。就活でも、ソースかつでも、ましてや大山倍達でもありません。
まず、そろそろ四合瓶に詰めてきた甘露も空になりつつあるかと思います。
現地で呑む搾りたてには敵わないかもしれませんが、当然各酒蔵の銘酒は通販でも買うことが出来ます。そのリンクです。
栄光冨士の冨士酒造、加藤本家。

自前のHP「創業230年」があり、通販のページ「蔵直販売」へのリンクがあります。
酒蔵まつりで試飲したお酒、仙龍のしぼりたて生酒も購入可能です。
今回一番旨かったとの声が高い、大山の加藤嘉八郎酒造。

様々なサイトで紹介されていますが、特に蔵元のHPも直売HPも見つかりません。
しかし楽天市場の庄内観光物産館のサイトで購入可能です。
出羽ノ雪の、渡會本店。

公式のホームページはあるのですが、特に自前で通販はしていないようです。
そこで再び庄内観光物産館のサイト。ここで買えます。
ここは酒造博物館も公開していて、売店もありますから、ツーリングの途中で立ち寄ることも出来ますね。
最後は羽前白梅の、羽根田酒造。

ここもあまりHPサイト運営には興味がないようで、酒蔵紹介サイトとインタビュー記事が見つかる程度。
通販で買うなら地元鶴岡の、酒の佐野屋のサイトがよさげです。さすがにここでは四つの酒蔵のお酒、全てを取り扱っていますね。
今後も是非大山の旨い酒を、枯渇させない程度に楽しんでください。
さて、今回の参加者ブログのリンク先を再度まとめておきます。ぜひ暖かいコメントをお寄せください。
副隊長anegoさんの、おとしぶみ。
大山新酒・酒蔵まつり2011 その1 その2
参加四回目のベテラン、びーえむあいさんの、んまいもんinみちのく。
2011・大山新酒祭り
寡黙な大酒飲み、Kzさんの、ドライブログ日和。
大山新酒まつり
有名日本酒ブロガー、痛風ぷりん体さんの、日本酒~のんべ。
大山新酒酒蔵まつり 出発編 昼食編 スタンプラリー編1 同2 同3
有名大食いブロガー、ぱんだ(親)さんの、ぱんだこぱんだ。
第16回大山新酒・酒蔵まつりツアー その1 その2
風写隊の経理部長、ユケチュウさんの、散歩に行こう。
酒と笑いの旅~風写隊 大山新酒・酒蔵まつり2011~ その① その②
撮影班長、zepさんの、D40と日々いろいろ。~D5000と日々いろいろ~
大山新酒・酒蔵スタンプラリー vol.1 vol.2 vol.3 更新中?
デジブック 大人の遠足 vol.1 vol.2 vol.3 vol.4
keiさんと、なおちゃんはまだのようです。
最多不倒、不肖隊長は五回目の参加、風写の黙示録。
1→4→10→16→23 その一 その二 その三
もう一度画像で酔ってください。
今回のお宝写真は、栄光冨士の加藤有慶社長とのツーショット by zepさんです。

皆様ありがとうございました。
肝心なソースかつですが、順調な布教活動のおかげで、すでに早くも来年の新たな参加希望者が出てきており、おそらく大型バスにしても今年程度の参加費で行けそうな気もします。
あと、マイクロバスに加えて、10人未満乗りのワンボックスと、ドライバーを隊員内で調達出来れば、持ち主と二人を無料参加にして行けるのではというアイデアもあります。
個人的には、今回のサロンスペース付25人乗りマイクロバスというのが、おそらく人数も含めてベストサイズのような気がしているのですが、BBSの方にご意見お寄せください。のんびり一年間議論していきましょう。

走る居酒屋ですが、大山攻撃以外でもやってよという声と、年に一度だから楽しいのだという声がありまして、盛り上がればやって見る手もあるかなぁと感じています。
一応行ったことがある場所で、日帰りコースとなると、道の駅「石鳥谷」南部杜氏の里と、一関の世嬉の一酒造「酒の民俗文化博物館」を回ってくるツアーに、前沢牛の博物館あたりと、yonejiyさんの姪御さんが杜氏をされている廣喜酒造の見学を盛り込めれば、ちょうど一日コースになります。

置賜方面だと、米沢の東光の酒蔵、高畠のワイナリーと、米鶴酒造なんかを回れます。昭和ミニ資料館通りの散策も。
行ってみたいのは南秋田、横手や湯沢あたりにヨサゲな酒蔵がありそうなんですよね。
このへんは痛風ぷりん体さんと、anegoさん、アイデアを下さい。
時期は非行楽シーズン狙い、梅雨か8月末あたりはどうでしょう。
そのあたりも、是非風写の掲示板/BBSで提案願います。
Category: 空花鳥風月雲
ここから始まり

旧北上川。
石巻市街地を流れる街のシンボルのような川ですね。
今でも毎年のように周辺に浸水の被害を及ぼす、憎っくき川でもあります。

此処にこんな水門があるんです。街の北部かな。

石井閘門。明治13年に完成した、日本最古の単純合掌扉を持つレンガ・石造り閘門だそうです。以下の地図や一部画像、リンク先は、全て宮城県庁職員有志が製作している、貞山運河事典HPからの無断引用です。
伊達政宗の時代に始まった仙台湾沿いの運河建設、南は阿武隈川から、名取川、七北田川、松島湾、そして成瀬川に北上川まで、総称して貞山運河と言われる、国内最長の運河の北の端に当たるんです。
岩手県北から福島中通り、那須連峰のすぐ北までをつなぐ壮大な内陸水系を形造る、要の運河なんですね。

水門、メカ好きにはたまらない施設ですよね、動かして!!
世界中の水門だけを撮り続けているカメラマンもいたと思います。

仙台方面に向かってまっすぐ掘られた北上運河。

一度は歩いて、または自転車で、駄目ならスクーターに乗って、出来れば小舟で、端から端までのんびり見てみたいものです。
この話をすると、番組を作れという声がかかるのですが、地味すぎますよね。
貞山堀ウォーク&クルーズ。

カヌーを漕いでいこうというイベントも、かつて有りましたが、定期観光クルーズは存在しません。
端から端まで船に乗って、みんなで酒呑みながらのクルージング、いつか実現したいものです。サービスエリアのトイレ休憩は出来ないけどね。
ところで最初の方の画像の奥、土手の上にもっこり膨らんだもの、気になりませんでしたか?

古墳でも、塹壕(トレンチ)のあとでもありません。

FinePixのぐるっとパノラマ360モードで撮影。(クリックすると拡大します)

露出が最初に決まってしまうのが難点、コントラスト差が強い場所には向きません。
旧北上川側を拡大。

こちらがその不思議な形の建築物側です。

内部に入ってもう一回ぐるりパノラマ。

北上川・運河交流館 水の洞窟です。

モダンなデザインのベンチに座って、のんびり旧北上川を眺めることが出来ます。
戦国時代には、この地域の河川はこのように流れていたそうです。

毎年のような北上川の氾濫で、現在の米どころも、当時は遊水池状態。
壮大な治水の歴史の説明はこちらやそちらに譲りますが、現在ではこんな感じです。

今でこそ、あまり良い話題にはならない巨大建設ですが、先人たちの努力を忘れてはいけません。

そんな周辺の歴史を、館内のAV設備で勉強することが出来る、入場無料の無人施設なんです。

この日は数人の小学生が、ゲーム機で遊んでいました。

河畔では親子が凧揚げ。パンダコパンダか?

長閑な石巻でした。
Category: 美味いもん
オレは猛者

先週は出番がなかったTTのバッテリーを充電するために少し県内を走ってきました。
江合川下流の涌谷。前に大小をくっつけると、箱根の有名な大涌谷、小涌谷になりますが、ここはわくや。
日本で最初に金を産出した場所です。城山公園に来たのは初めてです。
鳴子の荒雄岳の北側に端を発する江合川は、岩出山や古川、小牛田を流れて、涌谷の東で旧北上川に合流します。

伊達騒動で原田甲斐に切られて絶命した、伊達安芸の城跡です。
桜とばん馬レースで有名な小さな町のお城。

三戸城と同じで、天守閣の様に見えるのは、歴史館、模擬天守でした。しかもこの日は休み。なんてこったい。
むしろ隣にある質素で可愛い隅櫓のほうが、歴史的な価値があるそうです。

「樅ノ木は残った」では、名優と言われる森雅之が伊達安芸宗重を演じました。有島武郎の子、中島葵の父だそうです。
余談ですがウィキペディアによると、樅ノ木は残ったの総集編は現存し、DVDも発売されている。しかし本放送の映像についてNHKは、フィルム・VTRは残っていないとしている。そのため全話の再放送および全話収録の完全版映像ソフトの製作・発売は困難であるそうです。

このあと石巻まで走って、もう一ヶ所、行きたかったところを訪問(明日の記事)し、昼飯です。
とりあえずスシローを目指して、ヤマダ電機やケーズデンキ周辺に行ったのですが、大混雑でなかなか駐車場にも入れず、結局流して門脇まで入り込んでしまい、やっとここに決めたのでした。

すごい名前ですね。猛烈食堂、また来て屋。
名物を発見。

お姉さんに、並でも量が多いんですか? と聞いたら、結構多いです、とのことだったので、石巻焼きそば(並でも満足)です。

量の比較に目玉焼だけでは不十分かと思い、キーホルダーを置いてみましたが、広角撮影だとよく判んないね。
オサレな焼きそば(そんなもん無いか)の二人前分はあります。
石巻焼きそばは一昨年のお花見以来。ぱんだ(親)さんが焼いてくれたんですよね。美味しかった。
サエモンさんのブログにも東京屋食堂の焼きそばが登場しています。

解説は例によってウィキペディアから
1. 二度蒸しして茶色くなった生麺を用いる。
2. 焼き上げ時に、だし汁を加えて蒸し焼きにする。
3. 目玉焼きがトッピングされる。
4. 食べる直前にソースをかける(必須ではない)。
石巻焼きそばの最大の特徴は、調理前の麺が元々茶色いことである。生の茶色い麺を焼きそばに使っているのは、この地域だけとされる。一般的に強力粉と呼ばれる粘りの強い小麦粉を用いて中華麺は作られるが、石巻焼きそばでは「中力粉(普通粉)」と呼ばれるやや粘りの弱い小麦粉を用いて麺を作る。これを一度蒸し上げると麺は黄色化し、一般的な焼きそばで使用される中華麺のようになるが、それを水で洗い、もう一度蒸し上げることで麺は茶色くなり、石巻焼きそばで用いられる麺となる[3]。麺が茶色くなる理由については、「麺に含まれるかんすいと熱の作用[2]」とされるが、詳細は分かっていない。
麺は、二度蒸しによって一度蒸しに比べてふっくらとするが、これにより液体を吸収する能力が高まるとされる。この特徴を利用して、調理の最後の焼き上げ時にだし汁を加えて蒸し焼きにし、味に深みを与える。
調理された石巻焼きそばは、褐色の見た目に比べてだし汁の影響により味がマイルドになっているため、食べる直前にさらにソースをかけて味に切れを持たせる猛者も多い。

出てきた状態、見た目は普通で、元々の麺が茶色かったかどうかは見極められないのですが、その声に応えてか、超薄味。
茶色いのに味がしないということは、麺が元々茶色かったの鴨、というわけです。
当然ソースをかけますよ、猛者だもん。
あえて味を表現するとしたら、具もたくさん入っていて超美味しい屋台の焼きそばって感じ。柔らかでマイルド。
三陸道を、仙台港ICまで走り、降りて洗車して帰宅しました。

腹いっぱい。
Category: ドライブ
写真とウサギとモツ煮定食

来た道を帰るのも芸がないというか、ひょっとしたらもっと近くに駐車場があるかも、ということで、湖から離れる方向の道をたどってみました。

他に誰も人がいないので、帰り道も足跡だけが頼り。
ここは池なのかな。

雀よりもずいぶん小さな小鳥たちが群れで雪の上をついばんでいました。雪解けですね。

途中で一人だけ地元のおじさんとすれ違いました。
一回りするなら、まずこっちの道から入って時計回り、帰りに湖沿いを歩けば、ずっと磐梯山を眺められるんだよと教えてくれました。
なるほど。
25分ほど行軍して元の駐車場へ。隣に天満宮がありました。
なんと天暦二年、西暦948年建立の、小平潟天満宮。
京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで、日本三大天満宮の一つだそうです、すごい。
福島には日本三大不動尊もあるし。

大事な看板が雪に埋れてますよ!!

ここにも全く人はいませんでした。

磐梯山に別れを告げ(これってバスガイドさんしか使わない)ます。

国道49号線を東へ。分水嶺、中山峠にはいつも元気に回る風力発電機があります。これで作られる電力が、ロードヒーティングに活躍しているのです。

せっかく郡山の方へ来たので、市立美術館に寄ってみることにしました。

特に調査したわけでもないし、ここが写真の美術館というわけではないのですが、偶然、植田正治氏の企画展を開催中。

名前を聞いたことがある程度ですが、鳥取境港の出身ということで、百日紅さんの日記にも時々登場する写真家です。
愛用のNikon F3も展示してありました。

三ヶ月だけ東京で写真を勉強したことがある以外は、地元で写真館を営みながら、身の回りの風景や家族のポートレイトを撮り続けた偉大なる在郷のカメラマン。

植田調と称されるシュールな演出写真には強く惹かれました。
上のパンフコピー、右下端の鳥取砂丘に立つカメラマンは、親交が深かった土門拳氏です。
ウィキペディアによると、1994年、歌手福山雅治「HELLO」のCDジャケット写真を手がけたことをきっかけに福山と親交を深め、写真を指導したそうです。
伯耆大山の麓には、植田正治写真美術館が建てられています。
美術館は、広くて静かで大好きです。

庭に何処かで見たことがある韋駄天ウサギの像がありました。

鐘の上を越えようとしていますね。
前に見たのは、横手の秋田県立近代美術館の庭でした。

こっちは鐘が割れています。
そういえば、宮城県美術館にもウサギがいました。アリスの庭。

これは鐘の上に立っていますね。何なんでしょう。

突っ込まれる前に自分で調べました。
バリーフラナガンという英国人彫刻家の作品だそうです。画像はこちら。
日本中にあるそうです。これは福岡市美術館の、三日月と鐘の上を跳ぶ野うさぎ。(美術館HPより無断引用)

そう言えば仙台には市立美術館はありませんね。
昼飯どころを探しながら国道4号線を北上。
のんびり走っているマーチの後ろ、四つ葉マークと、枯葉マーク両方貼ってありますよ、遅いわけだ。

結局本宮インター直前の、五百川食堂へ。

モツ煮定食です。820円。

なかなか美味しいけど、モツ煮の定食って珍しくないですか?

本宮から東北道へ、またまた国見インターで休憩&買い物です。
これはサエモンさんのお友達セブンさんも育てている、ちょろぎ。長老喜と書いてますね。

何故か福島なのに青森の物産もありました。

関東以西から来る人にとっては、東北はひとつということでしょうか。
Category: 美味いもん
プロフェッショナル

時間がある方、是非ご覧になってみてください。
私の左が、内山くんです。

1972.6.2@新宿御苑
Category: 空花鳥風月雲
神のしわぶき
天気が良かった土曜日は4時に目が覚めたので、ブログを書いて、5時半に家を出発することにしたのでした。

沈んでいく満月が綺麗な朝。
東北道に乗って、6時すぎに国見SAで朝食です。
味噌さば定食(豚汁付)650円、1082.3kcal。納豆も付いてる。

ずいぶん昔から何故かサービスエリアって、豚汁が定番なんですよね、なんでだろう。

ちょっと風はあるけど、天気はサイコー。左が安達太良山、右が吾妻連峰ですね。
6:49

朝日に輝く、吾妻連峰のアップ。運転しながらは、このサイズが限界です。この日は噴煙は見えません。

郡山ジャンクションあたりから磐梯山が見えてきますね。磐越道を西の方へ曲がります。
7:35

分水嶺を越え、日本海側へ。猪苗代磐梯高原ICで降りると雪の中です。
オートキャンプ場がある天神浜へ。
7:54

上のサイズだと判りにくいけど、猪苗代湖って一級河川だったんですね。

ずいぶん太い川です。

浜に出れば、宝の山がお出迎え。
絵葉書のような景色です。

青森と大山を制覇した折りたたみスパイク付きのスニーカーでここまで来てみたのですが、所々体重のせいで雪の中に30cmぐらい、ズボっとはまってしまう場所があったため、一旦車に戻り、予め用意してきた長靴に履き替えます。たぶん5年は使っていません。

変色してるし。
オーバーパンツも持ってきましたが、それは要らないみたいな気温。
8:07

今回は雪の湖畔を行軍します。
前の晩、仙台は雨だったし、こちらは雪が降ったのでしょうね、1-2分先行して歩いて行ったご夫婦の足跡だけが頼りです。

猪苗代湖には、こんな小川がいくつも流れ込んでいて、美しい水がキープされているんですね。

時々見える、磐梯山。ちょっと雲がかかっているのが残念です。

湖畔に様々な形に凍った天然のオブジェが見られます。
湖なのに浜がある、猪苗代湖ならではの風景かもしれません。

これは私が勝手に、オペラハウスと名づけました。

あの辺が布引高原かなぁー、天鏡閣はどこ?なんて、遠くを眺めながら湖畔を歩くと、滑って湖に落ちるので危険。

時々振り返りますが、やっぱり宝の山には雲。年寄りが振り返るとちょっとふらついたりするので、これも危険。

無粋なテトラポッドにかぶった氷も何かの形みたい。

さてさて20分ほど歩いてやっと森が湖岸まで迫っているところへ。
8:26

そうです、ここです。やっとたどり着きました。

猪苗代湖の名所、天神浜のしぶき氷です。すごーーい。

しぶき氷を引っ掛けて、磐梯山を撮るには、あそこまで行かないと駄目みたい。
8:31

長靴の私は諦めました、怖いもん。スパイクシューズかアイゼンが必要です。
特に撮影のために人が入る場所の足場がつるつる。

滑ったら即、In the 湖です。過冷却に近い状態。

それでも美しいしぶき氷を、たっぷり拝めました。

日本海から阿賀野川沿いに、吹いてくる強風が、猪苗代湖の湖水を巻き上げ、湖畔の木々に付いて凍ったものですね。

1月末頃はもっと広い場所で見られるらしいのですが、今回はほんの20mぐらいの幅だけ。

夜間に氷点下まで気温が下がる場所なら、同じような現象は他の湖でも見られるんでしょう。

かと言って湖面が結氷してしまうと飛沫も上がらないので駄目ですね。

まっすぐな枝についた氷はまっすぐに、曲がったり縮れたり芽が出ていたりする枝についた氷は、ボコボコというか、モコモコに。

自然の神が造りたもうた、まさに美の結晶。

西側、つまり湖側の氷が厚くなっているのがわかります。

この時期には日中の気温が零度以上になるので、少し融けて形が変わっていくのかもしれませんね。

ほんとうに美しい造形です。

ぴんぼけ。
ここまでのしぶき氷は、LUMIX GH2 + 14-140mm(35mm換算28-280mm相当)で撮影したものですが、ここからは予備カメ、FinPix F300EXRです。24-360mm相当。

カメラが壊れるかもしれないことを想定して、予備カメは忘れません。

ずっと来てみたかったのですが、良かった良かった。

東北の冬ならではの風景、毎年来てみたい場所になりそうです。

もう一度深呼吸して、湖畔をあとにしました。
9:01

運が良いと白鳥も来るそうです。餌持ってくか。
ルールールールルルー。それはキタキツネ。
Category: カメラ
クラシックカメラマン103

札幌味噌ラーメンが本州にやって来た頃の雰囲気を残しつつ、スープはもっともっとまろやか。
二年ほど前からさり気無く出されるようになった、辛味噌。たっぷり入れると辛味噌ラーメンに変身するのですが、ニンニクも入ってるので、会社に戻る時は駄目ですね、少しだけ。
この店のメニューでもこれだけが中太麺です。

十八番でオススメの味なんです。
今日はこのカメラを紹介します。

1949年から1951年に、12,000台ほどが生産されたLeica Ⅰcです。アイシーではなく、ワンシー、いちシー、アインツツェー。
見ての通り下のⅢcからスローシャッター、ファインダーと距離計を取り去ったシンプルなモデルです。顕微鏡に取り付けて医学・科学用に使用されたもの。

バルナックライカには、初期のウアライカやスタンダードから距離計はなくても、ファインダーはついていました。
ファインダーレスのモデルは、Ⅰc、Ⅰf、Ⅰg、M型になってからは、M1、MD等々。
Ⅰgとの2ショットです。

Ⅰc、Ⅰfは、スローシャッターがないⅡc、Ⅱfからファインダーと距離計を外したモデルですが、Ⅱgと言うカメラが存在しないため、Ⅰgにはスローシャッターが付いています、貴重。

そのせいかⅠgのほうが少し背高です。
Ⅰcのシャッターは、1/30から1/500とBだけ。ファインダーがない分アクセサリーシューが二つ付いています。

英独併記の底蓋は他のバルナックライカと共通、ドイツ語の勉強になります。

何故かこの個体に付いて来た、ロシアンレンズ。

インダスターの沈胴50mmです。距離はメートル表示。
ところで、このカメラ、どうやって使うんでしょう。うちには顕微鏡もないし。
距離計を着けてみました。

これでは距離は測れても、構図が決められません。
ファインダーを着けてみます。

この状態で取り付けられる距離計を付けるしかなさそうです。確かライカでは縦型の距離計が用意されていたはず。
ありました。これこれ、某HPから無断借用の画像、ちなみにカメラはⅠfです。

まあ通常は距離計があまり必要ない、ワイドアングルレンズを着けて楽しむのが良いんでしょう。
これはフォクトレンダーの15mm超広角、ファインダー付き。

同じくフォクトレンダー製の露出計、VCメーターを着けてみました。

やっぱりファインダーが着きません。
アクセサリーシューの二股コンセントのような商品も世の中にはあるんですが、そこまでいろいろぶら下げるならⅢcか、Ⅲfに露出計だけぐらいのほうがスマートですね。
やっぱり、このカメラは広角スナップ専用。
風写のカメラINDEXはこちらです。
Category: スポーツ
大勢のランナーに駆け抜けて欲しい

外から仙台に引っ越してきた我々は、仙台の素晴らしさ、コンパクトにして必要な機能があり、海も山も近くて、街並みも美しく、とにかく食べ物が美味いと言う賛辞を様々な場所で繰り返していますが、やっと仙台のジモティもその魅力に気付き始めたようです。
私は自分の足で走るのは苦手になってしまいましたが、この街の中を駆け抜ける気持よさは想像することが出来ます。
ランナーたちが走りたくなる、街の空気、人と声援、樹々と風を、仙台は備えていると思います。
私も退職したら、ぜひボランティアで参加したいものです。給水所とか、バナナを配ったりとか。
ただ、一万人が駆け抜け終わるまで、街中の渋滞は避けられそうもありませんね。
今年から仙台では暮れに、女子駅伝では世界最高峰の大会とも言える、全日本実業団女子駅伝も行われることになっていて、一気にロードレースの街へ変身中といったところでしょうか。でもそのためには、広瀬川河畔にもっとジョギングやサイクリング用の径を整備して欲しいものです。
広瀬川といえば、最近楽しいサイトを再発見しました。
ジョジョの奇妙な冒険というマンガを書いている、荒木飛呂彦さんは仙台出身なんですね。
小松島周辺で遊びまわっていたとか。インタビュー記事はこちらをご覧下さい。
ジョジョに出てくる杜王町は、東松島市の地形と、仙台の鶴ヶ谷の町をイメージしているそうです。

このサイトでは仙台の中心を流れる、広瀬川にまつわるエピソードを、仙台に関わる様々な人のインタビューでまとめています。
「私の広瀬川インタビュー」 ぜひ読んでみてください。

ちょうど二ヶ月前に農業園芸センターで買ってきた、ポインセチア、だいぶ萎れてきました。
緑の葉っぱが殆ど落ちて、花の数も減っています。

シクラメンも同様、花は咲き変わっていますが、数がすっかり少なくなりました。

今年の年末にまた咲いてもらうにはどうしたら良いのでしょうね。
それから、大山新酒・酒蔵まつりに関する感想等には是非掲示板もご利用下さい。
Category: 美味いもん
私のおハコ。

朝ラーメンは、喜多方では一般的だし、新潟や青森でも朝から開いている店がありました。
仙台でも長浜ラーメンの一閃閣のように24時間営業のお店なら朝でも食べられるわけですが、朝ラーを意識して出すお店が出てきたのは面白いと思います。
では自分は食べに行くだろうかと考えると、微妙ですけど。
来年の酒蔵まつりツアーはここから始めますかね。
話は変わって、エースナンバーという言葉がありますね。
ウィキペディアによれば、
野球やサッカーなどのスポーツにおいて、伝統的にチームのエース(野球ならば投手、サッカーならばストライカー)がつけるとされている背番号である。チームの顔、柱となる選手に与えられるものであり、これをつけることは精神的に大きな重みを持つ。このため実績のない者に安易に与えられることは少なく、ふさわしい選手が現れるまでは欠番にされるなどの措置が執られることも多い。
プロ野球初期の大投手である若林忠志、野口二郎ら、巨人においては前川八郎→中尾碩志→藤田元司→堀内恒夫→桑田真澄、この他、米田哲也、権藤正利、伊東昭光、佐々岡真司、松坂大輔など、18を付けて活躍した選手は数多い。現役では田中将大(楽天)、涌井秀章(埼玉西武)、三浦大輔(横浜)、新垣渚(ソフトバンク)、前田健太(広島)らが使用している。ダルビッシュ有も日本代表の試合において18を着用した。
スワローズのエースナンバーは17だし、イーグルスでは21の岩隈ですが、八木山のエースは此処ですね。

十八番。
頑なに昔からのメニューを守ってきた親方ご夫妻ですが、昨年から丸得セットというランチサービスを始めました。一週間毎にメニューが変わります。

どうしても量が多いので、あまり利用することないのですが、この日はちょっと腹ペコ(と言っても腹が凹んでいるわけはありませんが)。

やっとこ食べました。このお店の野菜ラーメンはいわゆる湯麺ですね。うまにラーメンは、いわゆる広東麺。
チャーハンも美味いんです。
でもラーメンはやっぱり醤油系か、味噌ラーメンかベターかな。
ところで十八番といえば、
もっとも得意な芸や技のこと。
語源には複数の説があるが、それぞれが相互に関係している。
1.歌舞伎で七代目市川團十郎が、初代・二代目・四代目の團十郎がそれぞれ得意としていた荒事の演目18種を選んでこれを「歌舞伎十八番」といった。ここから、得意とする芸という意味で広く用いられるようになった。
2.阿弥陀如来が仏になる修行をしている時に立てられた48種類の誓い(弥陀の48願)の十八番目が「念仏をする人達を必ず救済する」というものであり、これが他の諸仏の立てられた誓いより突出している(すべての生けとし生けるものすべてを救う)ことから、十八番が得意なものの代名詞となった。
3.武士の嗜む武芸の種類(刀、弓、組みetc)などの種類が全部で18種類(武芸十八般)から来ている。この場合は「とっておきのひとつ」ではなく、18種類全てに優れた「多才」の意味も含まれる。
4.江戸時代、高価な書画や茶器などをは丁重に箱に入れて、「真作である」ことを示す鑑定者の署名である箱書きを添えた。ここから、「本物の芸である、と認定された」という意味で、「おはこ」と言うようになった。
なお、十八番と書いて「おはこ」と読ませた初出は、柳亭種彦が1815年(文化12年) - 1831年(天保2年)に書いた『正本製』(しょうほんじたて)。また七代目團十郎が歌舞伎十八番を初めて公表したのは1832年(天保3年)のことで、この頃から広まった流行表現だったことが分かる。
私の十八番は、無断画像引用と、コピー&ペーストでした。
Category: 美味いもん
またまたガネーシャ

蔵王上空からの映像には、トレッカーや雪上車と共に、月山、鳥海山、朝日連峰まで見事に映っていました。
眠かっただろうけど、カメラマン冥利に尽きた一日だったはずです。
さらにさらに夜は久米島から生中継の特別番組、スタジオも人手不足で久しぶりにニュースサブを手伝いました。生で天カメを操作するのも数年ぶりでしたが、スタジオのリモコンカメラの操作でちょっと悔いが残っています。
また今日も週末の昼飯ネタです。

近所に昨年出来たスープカレー屋さん。BGMはDate FM。

やっぱり男はカレー好きですね。

今回は、チキンレッグ&野菜スープカレー980円+ターメリックライス大盛100円、辛味4。

野菜の下に眠っているチキンレッグ。

食べにくいけど、美味いです。
次回は辛味を5にしてみよう。

退院後に食べたときは相当もたれましたが、大山新酒・酒蔵まつり明けのお昼、大丈夫でした、もう胃腸も万全。
ちっともグルメ情報にはなっていませんが、私が書いた美味しいお店記事は、こちらにまとめてありますので、ちょっぴり参考にしてください。
Category: 美味いもん
食欲呑欲もーり母里
栗駒山でも眺めに行けたらイイですね。
この年末年始は体調がいまいちで、忘年会新年会、共に一度ずつしか出席できなかったのですが、遅ればせながら、これがその新年会の様子です。

ある雪の週末。長町モール前のお蕎麦屋さん、母里(もり)を、LYNX CLUBで借り切りです。

まずは美味しいビールで乾杯。

取材を受ける親方。LYNX☆奥様の幼馴染なんですね。

美味しいお酒もいろいろ。詳しくは、anegoのブログ、おいしい料理の紹介は、びーえむあいさんのブログを参照下さい。

楽しい笑顔は、みっちょんのブログと、LYNX☆さんのデジブックへ。

長町モール前というと、いつも渋滞しているイメージがある場所ですが、こんなほっとする空間があるんですね。
その後、ある日のお昼時。

母里だけに、直球のもりそばも美味しいのですが、他にもいろいろメニューがあって、いつも目移りばかり。
季節メニューのカキそばです。

奥松島産、はふはふの牡蠣が惜しげもなく乗ってます。


(おまけ)これは別の日に食べた島豚そば。

つけ汁から肉があふれてますね。

美味いんですよ。
薬味に出てくる、柚子胡椒と、黄金一味も嬉しいんです。

Category: アルコホリック
毎年同じ............収穫

それで当然この旅は買い物ツアーでもあるわけです。
ただマイカーではないので、持って帰って来られるのは、自分で担げるだけ。

しかし、これは今回の大きな反省点でもあるのですが、トランクが付いていたマイクロバス、最後に栄光冨士裏に横付けしてもらって、残ってる搾りたてを買い占めて来る手がありましたね。
そうすればGarageで、翌週末、新酒パーティが出来ました。
今回の収穫。

帰りのバスで、みんなでツマミにすれば、良いブログネタになるだろうと思って買った、山芋しょうゆせんべい。
食べるのを忘れて、お持ち帰り。

香ばしくて美味しいです。
そしてお酒。

ワンカップはラリー抽選の末等ですね。
2007年は二等、その後も三等、三等だったのですが、昨年と今年は末等の四等です。

上はもちろんイチオシの栄光冨士、このところ二本買ってきます。
下なんですが、酔っ払って羽根田酒造で間違って買ってきた梅酒。これはこれで美味いんですけどね。

純米梅酒って、なんか変ですが、純米酒で造った梅酒です。
それで振り返り。まず昨年。

2010年の収穫です。

変わりばえしないでしょう。
一昨年。

2009年の収穫です。

ほとんどおんなじ。この年の三等賞は帰りのバスで呑んじゃった。
三年前。

進歩がありませんね。少し小さい瓶が三等、当時ワンカップは参加賞でした。

ところでこれは2007年の貴重な画像です。

私がひとりで行ったこの年、栄光冨士の瓶詰め体験会場の様子です。入り口から少し入って広くなった部屋の右奥。当時その場で瓶詰めしてくれるのは冨士酒造だけでした。

すごいでしょう(行ったことがない人はわからないでしょうが)、自分で柄杓とじょうごで汲むんですよ、たらいから。

良い時代でした(遠い目)。今これをやったら行列が駅まで続いてしまいますね。
この時汲んだ酒は、Garageで山分けしたような記憶があります。
撮影班のzepさんが今回の旅をデジブックにまとめてくれています。ぜひご覧下さい。ただしBGMが鳴るので要注意。
『 大人の遠足vol.1 』 『 大人の遠足vol.2 』
内容への苦情は私まで。