Category: カメラ
モダンカメラマンⅩⅩⅩⅡ

上の青いのが、2003年製のU20、左が2004年発売のT3、そして右が今回紹介する2009年発売のWX1です。

これまで時々使っていたT3、このところ弟に貸していたら、先日CCDが故障、無償交換した顛末は前に記事にしましたが、今回は液晶モニターが逝きました。

これはもう明らかに人為的な故障、何か固いもので圧力がかかった結果と思われます。もう修理する価値はないと思われ、博物館入りです。
それでと言うわけではないのですが、最近入手したポケットカメラが、このCyberShot DSC-WX1。

手のひらサイズ以下の可愛らしいカメラですが、レンズは35mm換算で24mmから120mm相当の5倍ズーム。F2.4からと結構ハイスペックなんですね。
直系の後継機はないものの、型落ちしているため、だいぶ安くなっています。
そしてこいつが重要、さんざっぱら礼賛してきた、撮像素子の大革命、裏面照射型CMOSセンサー搭載なんです。

Exmor Rはスゲェ高感度、今回の札幌と小樽の写真は殆ど(札幌ラーメン共和国以外)このカメラで、手持ち撮影したものです。


解像度もコンパクトカメラとは思えない高性能。

最新型のサイバーショットはついにSDカードが使えるようになって来ましたが、WX1は最後のメモリースティック専用世代。T3のものが必然的に余ったので問題無し。

これは大当たりでした。

小樽の水天宮周辺で撮影した画像です。

スイングパノラマという機能もあるんです。↓クリックしてみて下さい。

シャッターを押しながら自分で横パンするとこんな180°パノラマ写真。

マン・レイの作品。

艶も色気も素晴らしいです。

パノラマ写真はもう少しいろいろ撮ってみますね。

たまたま小樽市博物館運河館にあった、古のポケットカメラ。

帰りのジェットストリーム。

下北半島がくっきり見えました。

Category: ドライブ
きらきらひかる硝子坂
パラゴンのあるジャズ喫茶で休もうとも思いましたが、もう一頑張り、残った堺町方面にも行ってみました。

ナウでヤングな若者向けの土産物屋や、ローカルでCMが流れているスウィーツショップが並んでいます。
オルゴール館と言うのが在ったので、覗いてみました。

これが結構面白い、手の上に乗るやつからせいぜいノートパソコンぐらいだろうと思ってたら、

もうゲージツ品です。私の背よりでかいのも。

ドイツ製もたくさん。ディスクも交換できるんだそうです。
こんなオートバイ型もありましたよ。

あと、なぜか小樽では硝子細工が盛んです。
どーも、漁に使う網用の浮き球製造がルーツ。

街中に硝子細工の店が氾濫しています。

絵にはなります、昼も夜も。

面白いのは、どの店も床が盛大に軋むんです。昔の小学校の廊下みたい。

あと、このあたりは於古発川と言う川が道路の真中を流れているんですが、その上に風鈴がたくさん。

この辺りには住みたくありません。

実はステンドグラスが好きで、退職したら教室にでも通ってみたいと思っています。

あまり私好みのものはありませんでした。高いし。

とにかく床が軋む店が沢山。

グラス・ムラノと言う工房で買ってきたぐい呑。前に松島で買ったぐい呑とちょっと似てるかも。

ちょっとモネっぽい。
一番大きなガラス工房は、北一と言う居酒屋のような名前で、何軒もショップがあるのですが、私が注目したのが此処。

またまたぐい呑を二個ゲットしました。

どうも色がワンパターン。
どちらも試作品だそうです。
Category: 美味いもん
風景だけが売りではない
それから、いよいよ明日、一関から栗駒山へ駆け上がる国道がついに開通します。
来週あたり行けたらいいな。
小樽の飲み屋街。

ちょっと変なカブリが出ていますが、この横丁は映画「NANA」で二人のナナが歩いたそうです。
結構賑やかそうに見えましたが、結局足は踏み入れませんでした、要は二日酔。
北海道を代表する観光地小樽には、考えられる北の味は何でもありです。

何が名物か、わからなくなってきます。

普通の通りにも美味しそうな看板が並んでいるのですが、改めて造られたミニ横丁のような場所も何箇所かありました。

何を食べても美味しそうです。

小樽通の知り合い何人かにメールで質問したら、名前が帰ってきた店の一つに入ることにしました。

寿司屋通りの場末、JRの高架のそばにある、幸寿司。
観光客におもねっていない佇まいには好感が持てます。
一杯やるのに肴が欲しかったのですが、ここはストレートな鮨屋さん、刺し盛りしかありませんでした。

鮨屋のカウンターで親方とサシで食べるのが苦手で、鮨は好きだけど、鮨屋は嫌いな私なんですが、やっぱり気まずく美味しいお鮨をいただきました。
二貫ずつ出てくるのは、ブロガー向きかも知れないけど、私には撮れません。

ほとんど会話もなく、地酒もミニボトル一本だけでこの夜は終わりです。
翌朝、ホテルの朝食には目もくれず、市場を目指して歩きます。北運河のそばに立つ可愛い市場、鱗友朝市。

市民の台所です。

朝市には定番の食堂、ここでは二軒のうちのひとつ、「味さき」にしました。

蟹味噌汁付きの刺身定食、これはいけました。前の晩も居酒屋の方が良かったかなぁ。

その後、足がパンパンになるまで散々歩きまわって、昼飯。

今度は、明らかに観光客向け宣材満載の「海月」。
本日すしの日で、200円割引の特上寿司。

美味しゅうございました、カウンターでも無かったし。
土産物街にはメロンと並んでこんなものも売っていました。

近所のスーパーで売ってるアスパラの、倍ぐらいの太さ。安いのかな。
Category: 街角探検
人間は考える運河?
地図を見るのが大好きな少年だった私は、運河といえば、最初にパナマ運河、スエズ運河を思い起こします。
地峡と呼ばれる、陸のくびれた部分で、両側の海を真っ直ぐ繋いでやれば船が行き来できて、便利になるというのは明らかですね。

ところが、例えばヴェニス、ヴェネツィアの運河はそうではありません、わざわざSの字型です。
干潟を埋め立てて街を作ったときに水路として残った部分も運河と呼ぶのですね。
オランダの運河もそう、あの国はほとんどが埋立地ですから、陸も川も人工です。

英語のCanalの語源は葦だそうです。
初めて河を造った、恐らくエジプト人あたりが、中空の茎から連想してそう名付けたのかも知れません。

日本語の運河、中国から来たものか、明治の日本人の造語かわかりませんが、言い得て妙。
物資を輸送するために造られた人工の水路が運河です。
仙台の貞山運河は、掘削されたものなのなのでしょうか、ここ小樽の運河は沖を埋め立てて島を造り、陸との間が運河となったもので、東京の京浜運河と似た生い立ちです。

上の画像では、運河の左側にセーヌ川のような河畔の歩道と、見えにくいかも知れませんが、歩道の奥に四車線の道路がありまして、かつてはこの道路のところまでの幅を持つ運河だったそうです。

今はその半分が埋め立てられて、狭くなっていますが、美しい観光スポットとして整備されているのです。

元々このような運河が作られる場所は、浅い浜だったでしょうから、掘削と埋立は両方必要だったでしょうね。
山の中腹に道路を通すのと同じ理屈。

夕闇が迫ると、だいぶ表情が変わってきます。。

被写体としての水面が大好きな私向きの場所。

川沿いのライトアップもセーヌ川に似ています。

しかし古い城郭や、神社仏閣教会が、後の人達の観光対象になることは昔の人も想像がつくでしょうが、こんな実用一点張りの運河と倉庫が名所になるとは、思いもよらなかったのではないでしょうか。

カラフルな建物の部分はコペンハーゲンにも似ています。

現在は倉庫として使われている部分は少なくて、特にこの区画は、レストランや居酒屋等の飲食店がほとんどでした。

夕方から夜まで、少しずつ変化して行く空の色。
運河周辺の雰囲気も変わっていきます。

かなり暗くなって来ても、デジカメは性能がいいので、もう無理かなと思ってもまだまだ綺麗に撮ってくれます。

本当に良い所です。

ちなみに一番端の倉庫は!!? びっくり!!

びっくりドンキーです。地下駐車場までありました。
Category: ロコモーション
線路は唄うよいつまでも
神戸や、長崎、函館、横浜。バルセロナやリスボン、サンフランシスコもそうでした。

大型船が接岸する海岸は、海が深くなければならず、そんな地形は山から急に海へ標高が下がる場所しかありませんから。
小樽もそんな街で、歩く観光客を坂道が暖かく迎えてくれます。

現在のJR函館本線はそんな街の平らな場所を避け、山手の中腹を走っているのですが、街なかの坂道を降りて行くと、平らになるかならないかの辺りでレールと交差するんです。

アスファルトで埋められているので、歩いている人には使われていないことはわかりますが、踏切の遺構も残されていたりするので、ドライバーには危険。
一旦停止不要の看板がある場所もあるそうです。

立ち入り禁止の部分もあるのですが、単なる空地になっている場所にも、レールはちゃんと残っています。

これは明治13年ですから、西南戦争の直後、京浜や阪神に続いて国内で三番目、北海道で最初に汽車が走った官営幌内鉄道の一部、のちの手宮線の線路なんです。

当時の開拓使、黒田清隆が幌内の石炭を小樽に運ぶ目的で作った鉄道ですね。
幌内、岩見沢、札幌、小樽のルート。
現在は岩見沢から南小樽までが函館本線の一部となっていますが、両端は廃止されています。

南小樽から手宮(旧小樽)まで一駅分だけの路線が廃止された後も、こうして市民の散歩道として残されているのでした。

京浜や阪神の鉄道は英国式だったのに対し、幌内鉄道はアメリカ式だったそうです。
ここに初めてアメリカ式の蒸気機関車を走らせた鉄道マンの子孫たちが、今新幹線をアメリカに売り込んでいるわけですね。

坂の多い街には公園も少なく、貴重な緑道にもなっていますね、長閑です。

100年前には、ここを石炭を満載した貨物列車が、がたんがたんと走っていたわけです。

人気の観光スポットや土産物街と違って、街の人と旅人が同じ空気を吸って、ゆったりと等しい時間を過ごせる貴重な場所です。

そしてこのどこまでもどこまでも続いている線路をたどって歩いていくと、野や山や谷は越えませんが、

またまたレンガ造り。
これがすごい。

たぶん生まれて初めて見る、本物の転車台、ターンテーブルです。

現役。
鉄ちゃんじゃなくても興奮しますね。

電気やディーゼル機関車にはどちら向きでも運転しやすいものもありますが、蒸気機関車や除雪車には方向性があり、線路上で向きを変えるためのポイントです。

国の重文ですよこの機関車庫。SLも置いてありますね、これが国産弐号機、1895年製の「大勝号」小樽産です。

こちらは今でも動く、1909年製、アメリカ産の「アイアンホース号」鉄馬ですね。

走行準備中でした。

ここ、旧手宮線の終点手宮駅周辺は、小樽市総合博物館として展示公開されているのでした。

広い敷地に、多くの機関車、貨車、客車が展示されています。実に無造作に、異常な数が。

全部、乗れるんです。

屋外だけでなく、屋内展示もあります。
幌内鉄道が開業した5年後に実際に走っていた「しずか号」

実に美しい車体です。
最初に走ったのは同じ7100系の「義経号」「弁慶号」だったらしいのですが、名前もその流れですね。「光圀号」というのもあったとか。

館内には、幌内鉄道建設の歴史を見せるジオラマなんかもあって、実に楽しいのですが、ちょっと金をかけすぎかもと感じるのは事業仕分け中継の見過ぎでしょうか。

石炭はこんな風に運搬船を鉄橋に横付けして積み替えたようです。

転車台の模型、子供の頃から博物館で動く模型の前のボタンを押すのが大好きだったのですが、この子に独占され押させてもらうことは出来ませんでした。

時間があれば本物のSLの走行や転回を間近で見ることが出来ます。
Category: 街角探検
北前船の終点

定番ご当地マンホールには、なぜかラッコ。
日本銀行旧小樽支店。明治45年、1912年の建設、私の祖父母と同世代です。

今は金融資料館ということで、お金の展示館になっています。
建物以外で目を惹いたのが金庫の扉。

旧北海道銀行本店。日銀と同時期に建ったそうです。今は小樽バインと言うワイン屋さん。

旧三井銀行小樽支店。

昭和2年に、小樽で初めて造られた鉄筋コンクリート建築で、2002年まで実際に使われていたそうです。
萌黄色。

アールデコ様式の、小樽商工会議所。使われていると思いきや、

売りに出ています。昭和8年竣工ですから、私の両親と同じ昭和一桁。

かつての商店街なんでしょうか。
そう、小樽は江戸時代、関西から、新潟、酒田を経て、松前、函館に寄った北前船の終点だったのですね。

明治維新後も、石炭の積み出しで港町として栄え、さらに日露戦争の勝利で、樺太への玄関口として、国内屈指の重要港になったそうです。

龍馬伝に登場する若者たちが、鎖国を破って世界へ向けて羽ばたいた時代の勢いが感じられる街並みです。

まだまだ現役のビルもたくさん。

旧安田銀行小樽支店のビルには、居酒屋チェーン花ごころが入っています。

どんな形でも、古いものを遺してくれるのが嬉しいのです。

そして日銀と並んで立派なのが、旧日本郵船小樽支店。明治39年落成。

当時は札幌ではなく、小樽が北海道の経済の中心だったことを示す素晴らしい建築ですね。

中山美穂と豊川悦司が主演した「ラブレター」の撮影場所だそうです。


もちろん酒蔵も。

そして目抜き通りに並ぶ土蔵造り。


質実剛健な東北の土蔵石蔵と比べて、豪華と言うか、アクセサリーが多いように見えますが、最近になって加えられたものかも知れませんね。

硝子細工のお店や、カフェ、土産物屋さんなどが入っています。

実際はもっともっと派手で賑やかな、典型的観光地っくな街並みなんですが、あえて落ち着いた佇まいを切り取ってみました。

この最後の絵なんて、電線さえ無ければ、ヨーロッパの風景じゃないですか。
違うか、向こうが小樽みたいなのかな。
Category: 街角探検
がっかり名所に参内
先日日本三大がっかり名所について触れましたが、早速訪問するチャンスが訪れたのでした。

いわゆる札幌市時計台。ビルの谷間の可愛らしい建物です。
明治11年、1878年建設、大時計は明治14年設置だそうです。

バックのビルが入らない場所を正面で探そうとすると、そこは4車線の道の真ん中、轢かれます。
ポプラ並木を通り抜けた先あたりに建っていて、広い北海道の牧場を見下ろすイメージなんですが、コンクリートジャングルの真っ只中、周りの建物のほうが高いので、みんながっかりするというわけなんです。

斜め前に、写真撮影用の足場があったので、上って撮影してみました。

変わり映えしません。
どうも被写体の方がここに上るようです。

まぁ、工夫次第でビルが入らない角度はすぐ見つけられます。

昔ベオグラードやブカレストに行ったときには、目立つ大きな建物についていた、赤い星、レッドスターが目立つ建物です。どうしてでしょう。
ところで、札幌市内の交差点、歩車分離式の場所が多いんです。
ゼブラゾーンは無いのですが、いわゆるスクランブル交差点と同じ信号のローテーション。
いきなり始まる歩行者天国、ちょっとビビリます。

大通り公園へ。

ライラック祭りが始まっているのに、

咲いているのは八重桜。
ぐるっと回って一番開いていたライラックはこの木でした。おばちゃんたちと並んでパチリ。

満開は翌週ぐらいだったでしょうか。
イサムノグチのモニュメント、ブラックスライドマントラ、すべり台とも言います。

一番東の端に、これまた佐藤忠良さんのブロンズ像があるのですが、そこまで回れなかったので、大通公園のHPから画像を無断借用です。「若い女の像」。

大通公園を後にします。
まだまだ見たい建物はいっぱいあったのですが、今回はこれで最後。

北大の近くにある、清華亭。

明治13年建築、開拓史のいわば迎賓館です。明治天皇も訪れたとか。

外観は洋風ですが、内部は和風ですね。

札幌駅のすぐそばにありました。昔はここからも時計台が見えたのでしょうか。
自分用のメモ&リンクですが、見たかった場所を遺しておきます。
札幌市資料館(上の彫刻のバック)
札幌農学校第二農場(モデルバーン)
豊平館@中島公園
サッポロビールレンガ館開拓使麦酒醸造所
北大北方生物圏フィールド科学センター植物園博物館本館
Category: 空花鳥風月雲
まだまだ桜前線上
ここ札幌市内の八重桜も、まさに満開でした。

某局のマイクロ鉄塔が覗いています。

街の真ん中のオアシスみたいな公園。市民が繰り出していますね。

並木の向こうに印象派チックな池まであります。

極楽極楽、本当に天国のようです。

桜に、青葉、そしてイロハモミジ?

あれっ? なにやら立派な塔が水面に映っていますね。

大得意の旧官庁シリーズ。
素晴らしい。

明治21年建設の、旧北海道庁本庁舎、通称赤れんが庁舎です。

内部も無料で見学できます。

重厚です。

記念写真を撮るのはこの辺がよさそうですね。

染井吉野に似た桜も満開でしたが、これは霞桜という品種だそうです。

宮城から青森まで、今年はずいぶん桜を見ることができましたが、まだまだ桜前線は国内を北上中ですよ。
Category: 美味いもん
最初は、どさん子
たぶん「どさん子」だったと思うのですが、他にもどさん娘やら、どさん子大将やらもあり、どれが元祖だったのか、今ではよくわかりません。
数年で一大チェーンとなりどこでも食べられるようになったのでした。
味噌ラーメンも初めてだったし、鶏ベースでガツンと来る味、太い麺にバターやコーン、カウンターのニンニク。カルチャーショックと言うのはこういう事だと感じたものです。

それで先週、札幌に行ったので、まずは昼に駅前ESTAビルにある、札幌らーめん共和国。

仙台にあった、ラーメン国技場を彷彿とさせるフロアです。

道内から集結したラーメン店が八軒。
客層は札幌駅に到着したビジネスマンと、道産子修学旅行生がメインです。

場内には何故か万国旗。
私は「大心」が美味そうだと主張したのですが、押しの強い道連れがカップラーメンで見たことがあるとか言うわけの分からない理由で「けやき」へ。

どこも満員でしばし待たされますが、店のおねぇさんがメニューを見せてくれていろいろ説明してくれるので、飽きることはありません。

この後人に会うのにうっかりネギラーメンを注文してしまいました。無料ライス付き。

味噌と言わなくても味噌ラーメン。

食いきれませんでした、無料ライス。
時は過ぎて、夜は当然、すすきのへ。

この時期が旬なのかよく知らないのですが、いきなり毛ガニと蟹味噌です。まァ喧しい人ばかりだからね。

でもよくしゃべる人は、やっぱり一般的には蟹には手をつけないんだそうです。
定番の刺し盛り、みんな美味しくて、これだけでもう私は十分。

参考までにお店は「ほっ貝亭」。飲み放題の冷酒、三種類のうち一つが、一ノ蔵なのには嬉しいやら悲しいやら。
二次会でまた、しこたま呑んで〆のはずが、業界の大先輩に拉致されては、追いていくしかありません。

先輩がとっとと上って行った階段の先は「すみれ」。
仙台にもある「純連」の、関連筋なんですが、これもどっちが元祖なんだかとてもわかりにくいのでした。
※追記:すみれと純連の系譜がさすがサエモンさんの旧ブログにありました。こちらです、御覧下さい。
ここも深夜0:33に順番待ちなんですけど、食券機制なので、待ちながらこのきれいなおねェさんに切符を渡します。

これを食べに札幌に来たような、先輩が注文した味噌。

私のしょうゆ。
味噌の方がわりと普通に仙台でも食べられるんだけど、札幌風のしょうゆはあまり無いような気がして。

こまいことは覚えていませんが、旨かったです。

麺が黄色いのは、玉子麺だからなんですかね。

そして翌日の昼、大通公園のほうの店に行って見ました。西のほうにある「千寿」。

ほとんど常連風の人しか入りそうもない庶民的な地下にあるお店です。相席で満席、待ってる人も。

胃がアレだったので、またしょうゆ、意味不明。札幌のメンマはどこも細切りです。

前の二軒よりかはストレートな麺。
これも美味しかったです。
ぜんぜん説明になっていなくてすみません。
Category: 生活
Happy Life Factory

↑クリックすれば、ショップサイトが開きます。
職人の想いがこもった、木の温もりを、ぜひ手にとってみて下さい。
Category: アルコホリック
今週はこの一本(磯)

色ッペーーですね。
一方今週の酒はこれなんです。

小豆島、あの二十四の瞳の島の酒。森國酒造の「磯松」無濾過特別純米。辛口の端麗なお酒です。
アテは、秋保で買ってきたあおばたざる豆腐。

翌日は、竹とうふ。

冷奴が美味い季節になって来たのでした、一年中食べるけど。

Category: 美味いもん
大町良いとこ一度はおいで♪

初めて来た時の記事はこちら。
以前は、がららと言うお店があった場所。
もう少し暖かくなると、表の戸がフルオープンになります。

お通しはサゴシ(?)、サワラの子の南蛮漬けかな。のっけから好み。

メニューの種類は限られていますが、ご夫婦で出せる無理のない厳選された品数。

お店のブログを読んで、一番食べたかった、ホヤのオイル漬け。

これに合わせて、生ビールのあとアルザスの白ワインを飲んでます。
もうひとつ食べたかったサクラマスのマリネサラダは準備中。
ここは美味しいだけでなく、お皿が凝っていますね。
そら豆のチーズベーコン。

ししゃものスモーク。

このあたりから、オススメの日本酒。

大阪の秋鹿と、香川の凱陣。
マスター、今週はこの二つの酒蔵を訪問するそうで、お休みです。

この日の大当たりはこれ、山うどのもち豚巻き。やっぱり肉は旨い。

〆はラーメンじゃなくて、横手焼きそば。

ぶらりと立ち寄って、のんびり大人呑みしたいニコルですが、相席はさせないし、人気があるので予約した方が良いみたいです。

大町良いとこ一度はおいで♪
Category: カメラ
クラシックカメラマン86

名機M3には広角レンズのファインダーがついていなかったことから、35mmの画角を見られるようにするとともに、ややコストダウンを図ったM2、このM4はそのM2の後継機ということになるのですが、M3の後継にあたるモデルは造られなかったため、M4は両機の後継機と言うことも出来ると思います。
M4の発売は1967年、M5が1971年。両機は1975年に製造中止となり、空白の期間を経て1978年に発売されたのが、M4-2で、そのM4-2に28mmのファインダーまで組み込んだのが、1981年発売のM4-Pなんです。

セルフタイマーも省略されているし、露出計も非内蔵。必要な場合は最初の画像のように外付けです。
1980年頃のプロ用のカメラはこれでよかったのでしょうね。

同じブラックモデルのM4-2との2ショット。

非常にバランスが良い優れたデザインですが、ライツバッジが付いているのは、M4-Pの方だけ。当時の会社の事情でしょうか。

どちらもカナダ製です。

このカメラを初めて持ち出したのは、ゴールデンウィークの庄内ツーリング。


上の光漏れの理由は不明ですが、実は24枚撮影してフィルムを巻き戻すときに、リリースレバーが完全に切り替わっっていなかったようで、クランクをちょっと回したら内部で、ブチッ。すこすこすこ。

パトローネ側でフィルム端を切ってしまったのです。ライカの巻戻しクランクは、M4から斜めに配置され、回しやすくなったのですが、効果バツグン。軽く回しただけのに。

それでいつものホワイト急便では対処出来そうも無いので、ちゃんとした写真屋さん、大学病院横の吉田カメラへカメラボディごと持ち込み。

暗室で、開けてもらい、別のパトローネに巻き取ってもらいました。

それで今回はその写真屋さん、吉田カメラで現像とCD焼きをやってもらったのでした。

どちらも出来るフォルダのプロパティには、NORITSU KOKIと言うカメラの製造元が表示されます。

ホワイト急便だと画像サイズは、1940x1287。吉田カメラだと、3089x2048です。

料金は1000円ちょっとだったと思いますが、早い時間に持ち込めばその日中に出来ます。

おまけに何故かフィルムを一本もらえるんです。

デジカメ撮影をお楽しみの皆さん、もし家にフィルムカメラが在ったら、一度試してみて下さい。
Category: 空花鳥風月雲
さらに萌黄と花と蕎麦と豆腐
でも見つかりません、おばあちゃんが一人で切り盛りしていたお店、近所のこれもおばあちゃんに聞いてみたら、閉めちゃったそうです、残念。
それで草庵へ。空は晴れてきました。

この無国籍な建物が好きです。
以前来た時と、内部の画像はこちら。

盛りそばの大盛りだけでは足らないかと思い、あげ蕎麦まんじゅうなどと言うものを頼んでしまったのですが、これが餡入り(当然か?)。参った参った。
その後、定番、近くの大滝へ。

そこら中萌黄色です。

秋保大滝も恐らく一番水が多い時期。マイナスイオンも最高値かも。

神社の境内でもイチョウやモミジの若葉やら、

シャクナゲやらに癒されます。

隣の仙台市秋保大滝植物園にも侵入してみることに。そうこのあたりまだ仙台市内なんですよね。

八重桜系の桜がまだ綺麗に咲いていました。
入場料200円。

美しいツツジだかサツキだかの若葉。

植物園には、花の名前が書いてあるのがブロガー的には◎。
モクレン

ツツジ

ゴヨウツツジ

サトザクラ

ハナズオウ

マメ科の植物らしいのですが、藤と同じですね。
またまた、シャクナゲ

そしてそして、またまた、若葉のオンパレードです。


新緑を味わうだけなら、特にお金を払って植物園に入らないでも可能なはずで、歩いてもっと本当の自然を味わうべきなんでしょうね。



池にはオタマジャクシ。

太田とうふ店で、竹とうふを買って帰宅しました。

Category: 空花鳥風月雲
萌黄色をもとめて
まあ仙台周辺ならどこへ行っても自然が豊かなんですが、ちょうど風写隊でキャンプをやろうかという企画があり、秋保の天守閣自然公園へ行ってみました。
車で市内から小一時間。
なぜ天守閣という名前なのか、さっぱりわからないのですが、秋保温泉の西のはずれ、名取川の渓谷に沿って、ロッジ村、カフェ、蕎麦屋にオートキャンプ場、立ち寄り湯やテニスコートと共に、花が豊かな庭園があるというのです。

入園券は400円。これだと足湯まで入れます。

スプリンググリーンを見たいだけの私にはそれだけで十分。

始めから赤い葉が出てくる、イロハモミジが彩りを添えます。

この時間はちょっと曇っていて、思ったような絵が撮れません。

園内にはいくつも池があって、もうすぐ睡蓮の季節もやってきそうです。

今はツツジが満開。

微妙に色合いが異なるツツジ達。



ホバリング上手なマルハナバチも、跳梁跋扈してました。

カルガモのペア。

まだコガモは見えませんでした。
池の周辺の葉っぱは、水芭蕉でしょうか。

シャクナゲ。

藤はまだまだですが、白藤は開花していました。

藤とは種が異なるのでしょうか。

ここでもマルハナバチが飛び回っていました。

鳥の鳴き声がしていたので探すと、

シジュウカラでしょうか。
のんびり散策が楽しめる自然公園です。
