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2020年9月 5日 (土)

平和に暮らすことも、アメリカ帝国で暮らすことも可能だが、両立は不可能。

2020年9月1日
ケイトリン・ジョンストン

 イスラエルは絶え間ない軍事暴力に存在が依存している国なので、報道によれば、わずかここ数日で、イスラエルは南レバノンにクラスター爆弾と白リン弾を投下しガザを爆撃しダマスカスにミサイルを打ち込んだ

 帝国主義アパルトヘイト国家として、イスラエルが存在し続けるためには、近隣諸国に対しても、益々残忍に取り扱っているパレスチナ住民に対しても、常に四方八方で戦争をしている必要があるのだ。この地域の住民は、イスラエルの迫害や暴政や複数の不法占拠を決して許すまいから、爆撃が終われば、我々が知っているイスラエルも終わるのだ。

 だから、平和とイスラエルは、二つの相いれない概念なのだ。平和に暮らすことは可能で、今のイスラエルが存在することも可能だ。両方同時には実現不可能なのだ。

これまでの数日にわたり、イスラエルは南レバノンに白リン弾を発射した。野外刑務所のようなガザを砲撃した。そして今日#シリアの首都ダマスカスに爆弾を投下した。
そして、いつもの通り西洋メディアは沈黙しており「国際社会」はどこにもない。
- サラ・アブダラー(@sahouraxo) 2020年8月31日

 絶え間ない戦争なしで存在できない国は実際は国でない。それは、いくつかの郊外や学校が混じった一緒進行中の軍事活動だ。絶えざる戦争なしでは存在できない国は、絶えざる建築なしでは存在できない家のようなものだ。家が存在し続けるため、年365日週7日1日24時間建築工事が必要なら、人は完全に設計しなおすか、引っ越ししているはずだ。

 これはイスラエルにあてはまり、より大規模には、アメリカに緩く集中している地球規模の帝国風少数者支配世界秩序にもあてはまる。

 イスラエルが、その一部である、アメリカに集中したこの帝国は、生き残りのため、果てしない戦争に完全に依存している。軍事暴力が、この権力構造が、連中の狙いを実施するために使える手段であることを終えれば、世界舞台で諸国が主権を行使するのを阻止するものは何もなくなるので、この帝国は存在を停止するはずだ。通貨も資源も貿易も、全く違う経路を流れ始めるはずだ。

 これはアメリカ帝国だけではなく、我々が知っているアメリカにも終止符を打つだろう。自分の狙い通りになるよう、世界をいじめ、罰する能力なしに、アメリカが、何らかの程度、存在し続けても、全く、それとは、わかるまい。アメリカは、一部の資本主義カルト信者が考えたがるように「自由市場」によってではなく、人の血の川によって、経済覇権を獲得したのだから、残っている組織が何であれ、全く違う形の経済を開発するよう強いられるはずだ。

 アメリカの、そう呼ぶのが可能なら「経済」は、不可解な負債のクモの巣や官僚的な専断的命令だけでなく、果てしない大規模残虐行為や、兵器輸出と軍事同盟のオイルダラー合意や、これまでで最も洗練されたプロパガンダ機関によって維持されている。アメリカは、戦争を基盤に築き上げられており、戦争でできており、戦争によって維持されている。もし戦争が終われば、我々が知っているアメリカは終わるのだ。

 アメリカを中心とする帝国のどの地域に住んでいる人々も、我々が慣れている生活様式が、着実に積み上がりつつある人骨の山を元に作られているのを知っているべきだと言いたいのが理由の一つで、私はこれを指摘している。平和を願うと主張する人々に、彼らが一体何を求めているのか、はっきりさせておきたくて、私はこれを指摘している。

 平和に対する誠実な願望とは、個人的現状が維持されるのを望む以上に、世界の他の地域に暮らす人々の大虐殺の終わりを望むことを意味する。自身「反戦」と考えている多くの人々にとって、アメリカが世界中の問題に対する単極支配の立場を失いつつあり、アメリカ帝国主義なしの世界に賭けてみるという考え方は、実際、心地よくないのだ。平和とは本当は何なのか、それが本当に何を意味するかの核心となると、他国人の血の大洪水に生活が浮いている人々の多くは、実際それを欲していないのだ。

 だが彼らは少なくとも自分に正直であるべきだ。彼らは少なくとも反戦のうわべの下、大量殺人行為を「実体」とするパラダイムに必死にしがみついているのを認めるべきだ。

平和についての瞑想
「我々がこれをする最もばかげた最も破壊的方法は、空より色を優先する奇妙な認知的偏りのおかげ可能になっている戦争だ。"https://t.co/fl9kMiIWmR
- ケイトリン・ジョンストン⏳(@caitoz) 2020年8月31日

 平和は、必然的に、未知のものへの跳躍だ。人が平和を願う場合、今存在するものとは異なり、今まで存在したものとも異なる世界を願うのだ。もし人が本当に平和を欲するなら、実際、内面的に深い本能的レベルで現実に取り組み、それでも本当に平和を欲するなら、必然的に人間として変わるだろう。

 それは、人を良い方に変えるだろう。自分の状況の現実に正面から直面し、それでも最大の関心事を選んだのだから、必然的に、人は、全く正直な人になるだろう。

 我々の生活様式が果てしない戦争を元に築き上げられているのと同時に、平和に対する本物の願望を本気に考えることで、我々は生活を変えつつあるのだ。これは、自滅的な種から、人間同士でも、生態系とも調和して生きることへの転換は、我々の集団的運動の一環なのだ。この内的変容への参加は、人間として最も高尚な使命だ。

 我々は従来のまま続けることはできない。人類は劇的に行動を変えるか絶滅するかだ。未知の中へ跳躍し、平和に賭けてみる時期だ。思いきって踏み込む人々の一人になっていただきたい。

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 LITERA

“菅親衛隊”状態の田崎史郎が石破茂批判で「飲み食いの数が少ない」! 政界の「飲み食い接待」をメディアが正当化する異常

 工場勤務をしていた時期、東京から、ある後輩が来ると、同僚も上司も尻尾を振ってついていった。「どうして、彼がそんなにすきなのですか」と同僚に質問した。「おごってくれるからね」という答えだった。庶民とは財産の桁が違うのは知っていたが、自腹だったのか、交際費だったのか、もちろん知らない。日頃尊敬していた頭脳明晰な同僚による驚異的答えに日本文化の象徴を見た気がした。小生残念ながら、後輩におごってもらう機会皆無だった。理由は単純。小生におごっても、得るもの皆無。

 「安倍政権を「評価する」が71% 朝日新聞世論調査」というニュースを見ると、日本人の「眠度」は高い。世界の人々は、驚きに言葉もないかも知れない。

 『日本を開国させた男、松平忠固』の著者、関良基教授のブログで、youtubeでの彼の講義がみられる。

ポスト安倍に期待できない理由を150年の時間軸で捉える〜ゲスト企画第7弾関良基先生インタビュー(前半)〜

 当然のことながら、既に、様々な書評が書かれているそうだ。

『日本を開国させた男、松平忠固』の反響

 この本を読むまで、佐久間象山のことを、吉田松陰を育てた極右帝国主義者と思い込んでいた。佐久間象山が、外国を見るよう勧め、餞別?も与えていたのは事実だ。だが、吉田松陰は、渡航に失敗し、幽閉されて以来、佐久間象山の教えからすっかり離れ、逆方向に進んだことを知って、佐久間象山と横井小楠関連の本を読んでいる。佐久間象山も、吉田松陰の渡航失敗に連座し、長年蟄居を命じられていた。攘夷に反対し開国を唱えた佐久間象山も横井小楠も、尊皇攘夷派テロリストに暗殺され、尊皇攘夷派テロリスト集団がクーデターを起こし、侵略戦争を続けた結果が今の属国状態。

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