前回(
春の花めぐり・2019年5月編(都立水元公園・東京都葛飾区)Part6)の続きです。
花菖蒲園から水辺のさとへちょっと~。
いろいろな園内の自然を探しつつ...。
※【都立水元公園】
水元公園は小合溜に沿って造られた、都内で唯一水郷の景観をもった公園です。昭和50年まで、このあたりは都立江戸川水郷自然公園に指定されていました。 小合溜から引いた大小の水路が園内を走り、水郷景観を作りだしています。園内にはポプラ並木やメタセコイアの森、ハンノキなど水辺に強い樹木が生育し、ハナショウブ、スイレン、コウホネといった水生植物を多く見ることができます。
(
東京都公園協会より)
※【水辺のさと(水産試験場跡地)】
この場所にあった水産試験場は戦後の食生活における重要なタンパク源としての鮒と鯉の増殖・養殖の研究や金魚の品種改良などを行ってきました。
しかし、水元の水産試験場としての役割は終了し、試験場本場の機能は港区に移転しました。
この跡地は水元公園の開園区域で既に姿を消してしまった貴重な水生植物や動物の生育・生息環境を保有しています。また、都天然記念物に指定されているオニバスが自生していることでも有名です。
現在ここに残されている貴重な資源、水産試験場としての歴史資源を大切に保護しつつ、失われつつ低地水辺の豊かな生態系を守りながら、水元小合溜の水源観察を復元するための整備を行いました。
またこれらの自然資源を将来にわたって継承しなければなりません。そのためには継続的に管理を行い多様な環境を維持していく必要があります。そして自然のしくみを学ぶ場として環境学習の拠点に育てていきます。
(現地案内より)
水元小合溜沿いでは、アジサイ(アジサイ科)が咲きはじめました~。
それでは、都立水元公園の模様を...。(↓[春の花めぐり・2019年5月編(都立水元公園・東京都葛飾区)Part7]の続きを読む...をクイックでご覧下さい)
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現地案内→
東京都公園協会、
葛飾観光ポータルサイト、
葛飾区観光協会web(ウェブ)、
葛飾区公式サイト(2019年5月26日撮影)
水元小合溜沿いでも、オオヨシキリ(ヨシキリ科)の声が響き~。
水辺のさと(水産試験場跡地)へ~。
(↑画像クイックで拡大)
まだカキツバタ(アヤメ科・自然種では準絶滅危惧(NT)・東京都の自然種では絶滅危惧ⅠA類(CR))の開花が見られました~。
コウホネよりも小さいヒメコウホネ(スイレン科・自然種では絶滅危惧Ⅱ類(VU)・東京都の自然種では絶滅危惧ⅠA類(CR))の開花が見られました~。
ここで都合上、逆戻り...。
綺麗なハナショウブ~再び花菖蒲園を通過し~。
水元小合溜では、葛西海浜公園で見たことがなかったコアジサシ(カモメ科・絶滅危惧Ⅱ類(VU)・東京都では絶滅危惧ⅠA類(CR))が~。
遠望のみさと公園側の方に...。
水元小合溜沿いを進むと...。
近づくと、カルガモの親がどこかへ動こうとしましたが、こちらが躊躇し、いったん後戻り...。
できるだけ離れてこのカルガモの親子の脇を通過し...。
静かに、ここで...。
バードサンクチュアリへ再び、観察舎を覗くと...。
ニホンカナヘビ(カナヘビ科・東京都では絶滅危惧Ⅱ類(VU))が静かに...。
気持ちよく寝ているようにも見えます。
水元小合溜のコウホネ(スイレン科・地域によって絶滅危惧種・東京都では絶滅危惧Ⅱ類(VU))~多く見られました~。
ポプラ並木に近い水路に...。
このアオサギ(サギ科)の集中力~すぐそばにいた自分を気が付かず...。
再び水元かわせみの里へ~。
いつも感動するこのチョークのイラスト~。
今日は一日中、カワセミは見られなかったようです。
再び見たシモツケ(バラ科)の開花に、スミゾメハキリバチ(ハキリバチ科)と思われるハチが~。
花菖蒲園での綺麗なハナショウブ(アヤメ科)~。
見どころ多い都立水元公園~今シーズンも楽しみながらの自然散策できました~。
またの機会を楽しみに~それではまた~。
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葛飾区観光協会web(ウェブ)、
葛飾区公式サイト(2019年5月26日撮影)
テーマ:地域情報 - ジャンル:地域情報
- 2019/06/07(金) 23:00:06|
- 東京の自然
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