Posted in 08 2004
東武池袋本店で開催されている江戸川乱歩展を観にいく。
今回の目玉は何といっても蔵の公開だが、なんせ物が物だけに完全公開など無理に決まっている。入り口程度でお茶を濁されるだろうと思っていたが、まさにそのとおりで、期待以上でも以下でもなし。
ただ、三十前後の頃、この近所に住んでいたこともあり、懐かしさもあって個人的にはいい記念になった。
一方、東武デパート内の乱歩展。とにかく直筆原稿の多さに驚く。並の文豪の展覧会ではここまで生原稿など展示できまい。さすがに自分史を作ることに人一倍情熱を燃やしただけのことはあり、原稿はもちろん手紙やメモの類に至るまで圧倒的な量を誇る。これでもかというぐらいの生原稿、そして生貼雑年譜を見せられ、なかなか満足度は高い。
ちょっと意外だったのは、人の多さ。東武デパート、蔵のどちらも入場制限があるほどの盛況ぶりである。ミステリファンはともかく一般人に対して「乱歩」がどの程度の訴求力を持っているのか、これは主催者もちょっとなめていた部分があるのではないだろうか。会期が短く、土日も一回しか含まないので、一気に集中した感じはある。せめて二週間あればもっとよかったかも。
今回の目玉は何といっても蔵の公開だが、なんせ物が物だけに完全公開など無理に決まっている。入り口程度でお茶を濁されるだろうと思っていたが、まさにそのとおりで、期待以上でも以下でもなし。
ただ、三十前後の頃、この近所に住んでいたこともあり、懐かしさもあって個人的にはいい記念になった。
一方、東武デパート内の乱歩展。とにかく直筆原稿の多さに驚く。並の文豪の展覧会ではここまで生原稿など展示できまい。さすがに自分史を作ることに人一倍情熱を燃やしただけのことはあり、原稿はもちろん手紙やメモの類に至るまで圧倒的な量を誇る。これでもかというぐらいの生原稿、そして生貼雑年譜を見せられ、なかなか満足度は高い。
ちょっと意外だったのは、人の多さ。東武デパート、蔵のどちらも入場制限があるほどの盛況ぶりである。ミステリファンはともかく一般人に対して「乱歩」がどの程度の訴求力を持っているのか、これは主催者もちょっとなめていた部分があるのではないだろうか。会期が短く、土日も一回しか含まないので、一気に集中した感じはある。せめて二週間あればもっとよかったかも。