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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "海外作家 ノイハウス, ネレ"

Category: 海外作家 ノイハウス, ネレ    09 23, 2018
ネレ・ノイハウス『穢れた風』(創元推理文庫)
 ネレ・ノイハウスの『穢れた風』を読む。今やドイツを代表する警察小説、オリヴァー主席警部とピア上級警部を主人公にしたシリーズの第五作である。我が国では第三作が最初に刊行され、その後、4→1→2という順番で紹介されてきたため、本作でようやく順番どおり読めるようになった由。 風力発電の施設建築を進める会社で警備員の死体が発見される。だが、事件を取り巻く状況は奇妙なことだらけだった。ビルに何者かが侵入した形...

Category: 海外作家 ノイハウス, ネレ    09 20, 2017
ネレ・ノイハウス『死体は笑みを招く』(創元推理文庫)
 ネレ・ノイハウスの『死体は笑みを招く』を読む。オリヴァー首席警部とピア警部を中心としたホーフハイム警察署の活躍を描く、いまやドイツを代表する警察小説のシリーズの一冊。 本作はシリーズ第二作だが、本邦初紹介となったのは第三作『深い疵』で、そこから四作目、一作目と紹介が続き、これでようやく順番が揃ったわけである。 本来ならやはり第一作から順に出してほしかったところだが、いいものを先に出さないとファン...

Category: 海外作家 ノイハウス, ネレ    04 01, 2016
ネレ・ノイハウス『悪女は自殺しない』(創元推理文庫)
 いまやドイツミステリ界の女王と称されるネレ・ノイハウスから『悪女は自殺しない』を読む。ホーフハイム刑事警察主席警部オリヴァー・フォン・ボーデンシュタインとその部下、女性警部のピア・キルヒホフを主人公とするシリーズの第一作である。 2005年8月のドイツ。一度は家庭の主婦におさまったものの、警察の仕事が忘れられず、仕事に復帰したビア。彼女の配属先は主席警部オリヴァーが指揮にあたるチームであった。そんな...

Category: 海外作家 ノイハウス, ネレ    10 19, 2014
ネレ・ノイハウス『白雪姫には死んでもらう』(創元推理文庫)
 ネレ・ノイハウスの『白雪姫には死んでもらう』を読む。オリヴァー主席警部とピア警部のコンビを主人公とするドイツの警察小説のシリーズ。  連続少女殺害事件の犯人トビアスが刑期を終えてアルテンハイン村に帰ってきた。彼はずっと冤罪であると訴えていたが、司法はもちろん仲の良かった村人たちからも信用されず、家族共々村から孤立する。 同じ頃、空軍基地の跡地にある燃料貯蔵槽から人骨が発見された。検死の結果、正に...

Category: 海外作家 ノイハウス, ネレ    10 28, 2012
ネレ・ノイハウス『深い疵』(創元推理文庫)
 土曜は秋葉原でクライアントさんが行っているイベントに顔出し。その後、「神田古本まつり」をのぞく。けっこう盛況なのはよかったが、最近、疲れがひどくて三十分もぶらぶらしていると気力がなえること夥しい。とりあえずクロフツの『サウサンプトンの殺人』のみ購入して(これで邦訳クロフツをコンプリート)、そそくさと撤収。 実はコンプリート間近の東京創元社クライムクラブ(もちろん古い方)を一冊見つけたのだが、八千...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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