Posted in "海外作家 バウチャー, アントニー"
- Category: 海外作家 バウチャー, アントニー 10 29, 2022
- H・H・ホームズ『九人の偽聖者の密室』(国書刊行会)
- 魅力的なクラシックミステリのレーベルが新たに登場した。山口雅也氏が監修する〈奇想天外の本棚〉である。以前に原書房から三冊出たところで頓挫したレーベルだが、版元を国書刊行会に変え、装いも新たにリスタートしたわけである。クラシックミステリとは書いたが、今回はミステリに限定はされておらず、より幅広く奇想天外な本を紹介していくらしい。Twitterでも山口氏が精力的に告知しており、今後のラインナップも発表して...
- Category: 海外作家 バウチャー, アントニー 05 31, 2014
- アントニー・バウチャー『タイムマシンの殺人』(論創社)
- アントニー・バウチャーの『タイムマシンの殺人』を読む。論創社の本ではあるが、いつもの論創海外ミステリではなく、ダーク・ファンタジー・コレクションからの一冊。埋もれた作品の発掘という趣旨は似ているが、こちらはホラーやSF系の短篇集という縛りである。 とはいえ、作者はミステリ評論でも有名なアントニー・バウチャーである。中身がホラーだろうがSFだろうが、アントニー・バウチャーの邦訳本というだけも貴重であり...