Posted in "評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部"
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 12 06, 2024
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2025年版』(宝島社)
- 所用で春日に出かけ、せっかくなので帰りに神保町へ寄り、気になっていた新刊をわさわさと買い込む。最近好調の河出文庫からは海野十三の『盗まれた脳髄』と諏訪哲史『偏愛蔵書室』、お馴染み論創社からは『アパートの鍵貸します』、ちょっと面白そうなところでは、加賀山 卓朗、♪akiraの『警察・スパイ組織 解剖図鑑』、そして一番の目当てだったシャーロット・ゴードンの評伝『メアリ・シェリー』。 あとは今年のミステリラ...
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 06 20, 2024
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このホラーがすごい! 2024年版』(宝島社)
- ホラーや怪奇幻想小説に関しては嫌いじゃないけれど、そこまで日々、新刊情報を追いかけているわけではない。とはいえジャンルとしてはミステリの親戚筋みたいなものだし、サイトやSNSを定点観測しているだけでも、それなりに情報は集まってくる。つい先日もそうやって知った本を買ったのだが、これがホラーならぬホラーのランキング本『このホラーがすごい! 2024年版』である。 ▲『このミステリーがすごい!』編集部/編『こ...
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 12 08, 2023
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2024年版』(宝島社)
- つい先日、『ミステリマガジン』で本年度ミステリのランキングが発表されたと思ったら、あっという間に『このミステリーがすごい!2024年版』の発売である。この記事を書いている時点ではすでに『週刊文春』の「ミステリーベスト10」も発表されているし、ミステリ界隈もあっという間に年末気分である。 ▲『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2024年版』(宝島社)【amazon】 とりあえず買うだけ...
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 12 08, 2022
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2023年版』(宝島社)
- 年末の風物詩、各誌のベストテンランキングも『このミステリーがすごい!2023年版』で打ち止めか。ただ、買ってはいたがネットで結果がチラチラ出てくるので、なんだか読んだ気になってしまい、ようやく目を通してみる。 海外編のランキングについては想像していたとおり、やはり『ミステリマガジン』の「ミステリーが読みたい!」、『週刊文春』の「ミステリーベスト10」とも似通っており、1位、2位は三誌とも同じである。...
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 12 03, 2021
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2022年版』(宝島社)
- 『このミステリーがすごい!2022年版』が出ていたので買って帰る。昨日は「ミステリーベスト10」が発表された『週刊文春』も出ており、先日の『ミステリマガジン』と合わせて、早くも三つのベストテンが出揃ってしまった。 パラパラと中身を見たが、まあ、いつもどおりではある。「私のベスト6」と「我が社の隠し球」は情報として参考になるが、いわゆる企画記事はないに等しい。もちろん作家さんのインタビュー等はあるけれ...
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 12 05, 2020
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2021年版』(宝島社)
- 昨日の記事でミステリの年末ベストテンについてグダグダ描いてみたけれど、本日は大トリである、このミスこと『このミステリーがすごい!2021年版』が発売されていたので、さっそく買ってみた。 ランキングについては、嫌な予感が見事に的中して、『その裁きは死』が怒涛の三連覇。文春ベスト10の権威主義的なところが嫌だと言って新たなベストテンを提唱したこのミスだが、この結果をどう見ているのかな。下位は多少の個性も見...
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 12 13, 2019
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2020年版』(宝島社)
- 今週は仕事が何かと忙しなく、ようやく『このミステリーがすごい!2020年版』をパラパラと。 今ではなんだかんだ言われることも増えた『このミス』だが、ミステリのランキング本では一応、真打。たんに最後に出るだけという話もあるが(苦笑)、それでも信頼性がほかのランキングより多少なりとも高い気がするのは、やはりその出自(文春ミステリーベスト10のアンチテーゼとして誕生)、そして中立性の高さゆえだろう(公平を...
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 12 15, 2018
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2019年版』(宝島社)
- 『このミステリーがすごい!2019年版』にざっと目を通す。例によって管理人は国産の現代物をほとんど読まないので海外中心ではありますが。 ランキング結果は案の定『カササギ殺人事件』がトップで、これはもう鉄板だと思っていたが、二位の『そしてミランダを殺す』には正直ちょっと驚いてしまった。確か文春、早川の各ベストテンでも二位だったはずで、今年はワンツーフィニッシュをすべてこの二作で独占という結果なのだ。...
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 12 10, 2017
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2018年版』(宝島社)
- 今年も早いもので、もう年末の各種ミステリベストテンがほぼほぼ発表されたようだ。 だいたいいつもは講談社の『IN★POCKET』が「文庫翻訳ミステリー・ベスト10」で先陣を切り、続いて『ミステリマガジン』の「ミステリが読みたい!」、『2018本格ミステリ・ベスト10』、『週刊文春』の「ミステリーベスト10」あたりが雪崩れ込んできて、ラストを『このミステリーがすごい!』が締めるという感じだろう。 このなかで個人的にチ...
- Category: 評論・エッセイ・ノンフィクション 『このミステリーがすごい!』編集部 12 12, 2016
- 『このミステリーがすごい!』編集部/編『このミステリーがすごい!2017年版』(宝島社)
- 宝島社の『このミステリがすごい!2017年版』にようやく目を通す。昨年の記事で、各誌ランキングの同一化を憂えてみたりしたのだが、今年もそれほどの差はないようだ。トップグループは似たような顔ぶれで、下位グループに多少は個性が出ているような感じか。 作り自体はいつものとおりで、基本的にはあっさり目。まあ、「このミス」もけっこう長く続いているから、今さら簡単に面白い企画が出るとも思えないが、それでも今年...