Posted in "アンソロジー・合作 光文社文庫その他"
- Category: アンソロジー・合作 光文社文庫その他 01 31, 2015
- 赤川次郎/選『学園ミステリー傑作集 教室は危険がいっぱい』(光文社文庫)
- 1996年に光文社文庫で刊行されたアンソロジー『学園ミステリー傑作集 教室は危険がいっぱい』を読む。まずは収録作。宮部みゆき「サボテンの花」仁木悦子「鬼子母の手」赤川次郎「わが子はアイス・キャンデー」東野圭吾「小さな故意の物語」辻真先「一件落着!」夏樹静子「雨に消えて」大下宇陀児「金口の巻煙草」戸板康二「大学祭の美登利」藤沢桓夫「不完全犯罪」北村薫「織部の霊」 光文社文庫のミステリアンソロジーとい...
- Category: アンソロジー・合作 光文社文庫その他 12 12, 2003
- 石橋喬司、結城信孝/編『黄金の腕』(光文社文庫)
- ギャンブルをテーマにしたアンソロジー『黄金の腕』を読む。 元版はカッパ・ノベルスから出たギャンブル小説傑作集全三巻の一冊目で、そのときのタイトルは『黄金の指』だったそうな。なぜ「指」から「腕」に変わったかは謎。ギャンブルの腕前と言うことであれば確かに『黄金の腕』の方がわかりやすいだろうが、微妙なニュアンスを考えると『黄金の指』に、よりセンスを感じる。 収録作は以下のとおり。筒井康隆「スペードの女...
- Category: アンソロジー・合作 光文社文庫その他 08 03, 2002
- 日本ペンクラブ/編『殺意を運ぶ列車』(光文社文庫)
- 日本ペンクラブ/編『殺意を運ぶ列車』(光文社文庫)を読む。ちょっと思い立って数えてみると、本書が今年九十九冊目の読了本である。年に二百冊が目標なのだが、少しペースが遅いか。今月も仕事が忙しそうなので、だんだん厳しくなってきた感じ。 さて、『殺意を運ぶ列車』は鉄道ミステリーのアンソロジーである。収録作は以下のとおり。江戸川乱歩「一枚の切符」平林初之輔「山吹町の殺人」鮎川哲也「汚点」天城一「準急《皆...