廃墟探索動画撮影に使うカメラで悩む

相変わらずyoutubeのほうで動画投稿を続けております。いまは投稿数は徐々に増えて行って176本になりました。
私の動画チャンネル→https://www.youtube.com/channel/UCZMJuyq7n4GdwHezzEoH8tA
相変わらず延々と廃墟探索動画を上げているだけの平凡なチャンネルであります。

動画編集は中々大変なものがあるんですが、これだけ(無駄に)続いているのはなんだかんだで廃墟への執着が強いからなのかもですね。
「このよく分からない建物の正体を暴きたい」「この素晴らしい廃空間は全世界に向けて晒されねばならない」
基本的に動画投稿の原動力になってる考えはこの二つで、この二つがあるからなんだかんだで動画投稿が続いているのです。(なんじゃそりゃ)

で、まあ今後も可能な限り続けたい所なんだけど、最近のもっぱらの悩みはこれで撮りにいきたいぞと確信できるカメラがないことなのです。
いままで何台かカメラを使ってきたのだけど中々これでずっと行きたいと思えるものがないのです。かといって他の物を色々検討しても中々これでいってみようと思える物が出てこないのです。
あくまで関心があるのは廃墟なので本当はカメラのことなど1mmも考えたくはないのですが、次に撮影で使うカメラが思いうかばず延々と堂々巡りしている状況なのです。
そういうわけで今回は今まで使ってきた機材の不満点や廃墟で次にどういうカメラを使うのがいいのか試行錯誤した内容の話を備忘録的に書いておくことにします。
(何か私に良い提案がある方はコメントから教えていただけると私は泣いて喜ぶでしょう。)



まず最初に私が使っていたのは中華メーカーのdjiのdji pocket 2というカメラでございます。
このカメラは以前■この記事でも取り上げました。
たしかyoutubeでこのカメラで夜の街を撮った動画を見て画質が最低限及第点に達していると思ったのが買ったきっかけだったと思う。
そして、例えばこの動画なんかはdji pocket 2で撮ったやつですね。(なぜか無駄に再生されているのですが)


基本的にカメラは良い所と悪い所の両方があってどちらとははっきり言いづらいのだけど、このカメラは正直あまりいいものではなかったと思う。(それなりに使いはしたものの)

<Dji Pocket 2のいいところ>

①まず良い所は(ちゃんと設定すれば)映像が安定するということ。基本的に人間の手は結構常に振動していて歩いている時なんかは歩く際の振動も相まってカメラで安定した動画を撮るのは難しいのだけど、このカメラはモーターがいくつかついていてそれによって強制的に映像を安定させてくれます。また映像の水平を常に保つこともできる。これが一眼カメラなんかだと手に持って歩いたりする映像なんてブレブレで見ていてつらいものがあります。でもこのカメラなら足場の悪い廃墟をふらふら進んでても見れる映像が撮れます。
②価格が5万円とそんなに高くないというのも美点の一つですね。
例えば20万とか30万円のカメラだったら壊したり無くしたりしたら相当がっかりするしダメージ大きいけど、5万円ならまあ仕方ないかとあきらめがつきます。
基本的に廃虚というのは足場が不安定な所が殆どで高い物を持っていくには気が引けるので、安いカメラを使うのは重要だと思う。このカメラはそういう意味で廃墟に持っていくカメラとしては適していると思う。
③ほかに良いと思ったところはaf(オートフォーカス)が速くて正確であるということ。向けたらいい感じにピントを合わせてくれるのでこのカメラでピント合わせに難儀したことはありません。基本的に廃虚には記録を撮りに行ってるつもりなので、ピントが合わなければなにも撮れてないのと同じ。これが一眼カメラとかだと(高い割に)ピントを外しやすかったり、ピントを外した時に画面全体が著しくぼやけた感じになってしまい結構リスクがあります。でもpocket2はそれがない。そういう意味で、pocket2はafに関しては満足度は高かったと思います。
④軽くて小さい所もすばらしい。ポケットに入る小型サイズで持ってても全く苦になりません。基本的に廃虚は足場が不安定なので足に意識を向ける必要があるんですが、重いカメラだと手に意識が行ってしまって足への注意がおろそかになってしまうのです。でも、このカメラの重量であれば足の方にちゃんと意識が行くので、安全性が非常に高い。また軽いからライトとか照明に力を入れることができるので映像も明るくしやすいし、片手が開くから廃墟のドアも開閉しやすいといったメリットもあります。
⑤最後は意外にこのカメラ堅牢だった気がします。ジンバルというちょっともろそうな部分があるのですが、廃墟でカメラを鉄骨にぶつけてもミニ三脚ごとカメラを倒して固い床で引きずったりしても(傷は結構ついてしまったものの)まだ使えてます。購入から2~3年くらい経ってるけど修理をせずに済んでいるのでそこは予想外でした。

<Dji Pocket 2の悪い所>

ただまあいい所ばかりでもなくてやはり悪い所の方がこのカメラは多いのです。
①まず何よりこのカメラは信頼性が低いのです。普通動画を撮影してたらデータがちゃんとメモリーカードに保存されているべきなんですが、たまにそれが出来なくなったりします。
具体的には映像が一部記録できてない、音だけが一部記録できてない、音が一部乱れるなどなど。割と致命的な問題点が生じてお蔵入りにしてしまった動画も結構あります。

例えばこの動画なんかは音が途中音が記録できてなかったので緊急用にピンマイク(ECM-LV1)とレコーダー(tascam vr-04)で録音してた音を使用しております。(このレコーダーとピンマイクの組み合わせもホワイトノイズ(サー音)が大き目で服が擦れる音とかも入りやすいので中々ひどい物なんですが・・・)


記録に問題が生じるのは熱の問題によるのだと思う。カメラのセンサー部分の発熱、ジンバルのモーターの発熱等々で本体がアチアチになります。特に夏場とかに充電しながら撮影したり、長時間の撮影なんかしてると熱のトラブルが発生しやすいですね。
一応解像度とかフレームレート(1秒間の記録コマ数)を落として対策するんですがそれでもやはり上記の症状は発生しました。
高温が問題になるなら動作を停止して撮影した動画だけは絶対に確保するのがカメラが最低限やるべきことなんだけど、それが出来ない時点でこのカメラは重要な撮影では使えないと思う。

②次にこれは私にも問題があるのだけど設定が初心者には難しいということ。プロモーションとかで気軽に撮れるということ売りにしてそうな割に操作方法や設定を誤るとどんどん完成度の低い映像になります。なので本格的な撮影に入る前にどういう設定にしたらどういう映像になるか徹底的に学んでおく必要があります。全く勉強もせずに使えるものではありません。
例えばこのカメラはフレームレート(1秒間の記録コマ数)を24、30、48、50、60といろいろな値から選べるんだけど、どのフレームレートにするとどういう映像になるか、数字だけ見ていても分かりません。しかしだからといって安易に適当に数値を選ぶと後でガッカリすることになります。(これは私のことですが)
基本的にはフレームレートは数字が高いほど動きが激しい映像でもなめらかに見やすくなります。廃墟探索はあわただしく動いて撮影するのでフレームレートは60が一番よいと思います。
ただ私はこのカメラで撮ってるとき大体選択をミスって60を選択していなかったんですね。選択しなかった理由は色々ありますが一つは60にするとデータが大きくなるということ。60にすれば単純計算で30の倍メモリーを食うことになります。今でこそメモリーカードはたくさん用意してありますが撮影を始めたころはメモリーカードを沢山もってなかったのでフレームレートを落としてしまっていたのです。
他にも上記の熱問題があったり、60にするとシャッタースピードが速くなりがちで映像が暗くなってしまったりするので落とす理由は色々ありました。
そして落とすにしても50にするならまだよかったのですが48にしてしまったのが良くなかったです。youtubeは50や60は対応していますが48は対応していません。どうせ減らすならもうちょっと減らせる48にしよう・・・と思って48にしたのが甘かった。youtubeに投稿するにはあとの編集で48から50にフレームレートを変換する必要があるのですが、最初から50で撮るのと48を50に変換するのとではやはり後者の方が不自然なのです(よく見るとわかるのですが)。私はそのことに気づかず殆どこのカメラで48で撮ってしまったので大誤算でした。
ただ一つ文句をつけるならこのカメラがそもそもyoutubeで対応してない48でなぜ撮影できるようにしたのかが疑問です。48はどうやら一部の映画の撮影とかで使われる数値なんだとか。でもこのカメラで映画とか誰も撮らないでしょ?!気軽に撮ってyoutubeとかに上げるがこのカメラの使い方でしょう。イラン設定を付けるのは良くないことだと思うのです。そういう意味ではこの変な設定が出来てしまうのもこのカメラの問題の一つだと思うのです。

③設定の難しさについていえばこのカメラにはフォローモード、チルト固定モード、FPVモードという3つのモードがあります。ごく簡単に言えば前二者がジンバルでの補正ありのモード、fpvが補正なしのモードです。このカメラで廃墟を撮影する場合は基本的に補正ありのモード、特にフォローモードで撮影をするのが映像が安定するのでベストです。が、私はここでも設定をミスって多くの動画を補正なしのfpvモードで撮ってしまったのです。fpvモードは補正をしないので映像が大きく斜めに傾いたり映像周辺の画質がおちます。まあ見れない映像というわけではないのですが、かなりクオリティは落ちてしまうのでやはりフォローモードで撮影するべきでした。
ではなぜそんな不安定なfpvモードで撮ってしまったのかというと、本来使うべきフォローモード(およびチルト固定モード)にはカメラのレンズ部分が使っているうちに上の方を向いてしまうという超大きな問題点があるのです。(私の個体だけでなく他の人の個体も同じ症状があるみたい)

例えばこの映像なんかはフォローモードで撮りましたが上の方を向いたまま撮影を続けてしまいました。


基本的に撮影のほとんどは正面を向いてするわけですが、勝手に上を向かれてしまってはたまったもんではありません。しかしこのカメラはそういうことが起こります。一方で先述のfpvモードはジンバルでの補正をしないのでカメラのレンズが向けた方向にちゃんと向いてくれるのです。だからfpvモードで撮影をしてしまったというわけです。
勝手にカメラが上を向いてしまうモードと補正がされないfpvモード、なんでこんな2種類しかないことになってるのか、そこで不満爆発なのですよね・・・。
このカメラにはジョイステックというものがついていてそれを操作することでレンズ部分の方向を変えられるという特徴があります。
だから基本的にはフォローモードを選択しつつ、レンズが上を向きだしたらジョイスティックで下に下げてやるという操作をするのがいいと思います。
このジョイスティックはズームにも使うことができ私は最初はそれを安易に使ってしまっていたのですが、勝手に上を向く持病がある以上ズーム機能ではなくレンズの方向操作に使うほかないと思います。

④関連する問題としてこのカメラは液晶が小さすぎます。コンパクトであることの代償ではありますが言ってしまえば何かが写っているのがわかる程度でほとんど信用は出来ないです。映像が変に傾いてないかの確認、写りに問題がないかの確認、ピントの確認、そういったことが液晶でできるべきですがこのカメラ単体ではできません。また液晶が小さいので先ほど言ったカメラが上を向く症状が発生していてもそのことに気づきにくいです。

この映像なんかはわざわざ遠い離島に撮りに行ったものですが、映像の右斜め下に写りが悪くなる謎の不具合が生じており後でガッカリしました。液晶が大きければ気づくことが出来たのに・・・。


基本的にスマホと連携すればこのカメラで撮影している映像を大きく表示することが可能です。でもスマホも使うとなると結局コンパクトな機材では済まなくなるのでこのカメラを使うメリットがかなり失われるという具合です。

⑤純正の外付けの広角レンズがこのカメラにはあります。廃虚の屋内の撮影では超広角での撮影が出来た方がいいのでこの外付けレンズはあるにこしたことはありません。が、ほかの方もさんざん言及してますがこれが大変落ちやすい。磁力でくっつけるのですが、ちょっと躓いたりしただけで簡単に吹っ飛んでいきます。私も何度か落とし幸い無くしはしませんでしたが、気づいたらどっか行ってたりするので撮影中落とさないよう配慮する必要があり厄介でした。

広角レンズを落としたケース。この動画の15:07のとこで落とし穴にはまってその衝撃で広角レンズが飛びました。


ちなみに↑の物件では撮影を終えた後にレンズを落としたことに気づきました。そして一回下りた建物をまた9階まで上って外付け広角レンズを拾いに行く羽目になりました。ああいう経験は二度としたくないですね。

⑥このカメラは小型のわりにそこそこ画質はいいのですが、白飛びがヒドイです。明暗差の激しい場面では明るい所が真っ白になりがち。廃墟は明暗差の大きい場面が殆どなので、例えば建物の中を撮ってると窓から見える外の風景が真っ白になります。窓の質感すら写らずに完全に真っ白。かといって露出(明るさ)を落とすと今度は外の風景が写る代わりに建物の中がノイジーになります。これでは使いにくいとしか言いようがない。

⑦他のデメリットは軽すぎるということ。このカメラは軽いのであっちこっち振り回して向けたくなるのですが、そうすると、動きが速すぎて見ていて大変疲れる映像になります。これがカメラが大きく重かったりすると腕をゆっくり動かすことになるからカメラを早く動かしすぎるリスクを減らすことができます。実は動画撮影の場合カメラは軽ければ軽いほどいいというわけでもなくて、ある程度重さはあった方がよいみたいです。

他にも小さいものとかに寄って撮りたいとき(マクロ撮影の時)に映像がぶれやすいとか色々問題はありますが大雑把にはこんな感じ。安定性が低いことと白飛びが激げしいことからこのカメラはメインではもう使ってません。(ちょい撮りに使ったり緊急用に常備はしていますが)



こうしていろいろ問題があったのでその後はdji pocket 2から廃墟撮影用のカメラをoppo find x3 proというスマホに切り替えました。
たしかこのスマホはカメラの評判(主に画質について)が良く、実際映像を見るとdji pocket 2ほど白飛びも激しくなかったので、それが採用のきっかけだったと思う。

ちなみに最近上げている動画もこのスマホカメラで撮ったものです。(↓はこの記事の投稿時点で一番最近の動画。)


基本的にoppo find x3 proでは超広角レンズしか使用していません。(メインの広角レンズは画角が狭いので使いたくない)
他には超広角レンズには手振れ補正がついてないので撮影ではスマホ用ジンバル(DJI OM4)とセットで使用してました。
以下oppo find x3 proとDJI OM4のセットの使用の所感を述べてみます。

<oppo find x3 pro / DJI OM4の良い点>

①あくまで4k60pでしか撮影してないのでそれの感想だけど率直に画質が良いと思います。大体のスマートフォンは超広角の画質が悪かったりするのだけど、これはセンサーサイズが大きめだからか他のスマホの超広角カメラとは一線を画す感じ。暗い所はライトあてたりする必要はあるけど明るいところであれば問題ない映像を出してくれます。一眼カメラの動画とは違ってやや不自然ではあるものの許容範囲内のレベル。

②程よい重さ。oppoが193gでom4が390g。他にミニ三脚が70gでom4とミニ三脚の間に取り付けるライトが(バッテリーも含めて)400gで計1.1kgくらい。
Dji Pocket2が117gなのでそれよりは重いです。が、廃墟の中で持ち歩いても苦にはならず集中力も落ちない範囲には収まっています(機材は1~1.5kg程度に収めるのがいいのかもしれない)。ある程度重さがあるのでdji pocket2にあったような機材を早く振りすぎる問題も起きづらいです。

③白飛びが少な目であること。もちろんあんまり明暗差があると建物内で撮った映像で外が真っ白になるとかはあるんだけどdji pocket2よりはだいぶましな印象です。まあこれに関してはdjiの方がひどすぎたというのがあるんだけど・・・。

④価格がそんなに高くない点。今では日本では後継機種も発売されず(中国ではx6まで販売されている)、x3までが中古で手に入る状況。他メーカーのハイエンドモデルが手を出しにくい価格である一方このoppoは型落ちなのでdji pocket 2と同じ5万くらいで買えました。まあスマホなんか(カメラ機能に目を向けなければ)1円スマホで十分だと思っているので安くもないのだけど、廃墟で壊しても諦めがつく値段に収まっているような気はします。ジンバルとあわせても計六万程度で機材を揃えることが出来、安価で済むので経済的にはとても助かる感じです。

⑤歪曲がほとんどない点。超広角はたしか15mm相当だったと思うけど歪曲はしっかり補正されていて目につかない。かといって画角が狭い感じもしないのでこれは素晴らしい。カメラの評判がいいだけはあります。先述のdji pocket2は広角レンズを取り付けた際に歪曲がひどくうんざりした覚えがあります。最近発売されたpocket3でも依然として歪曲はあるらしいですね。djiはレンズの設計を他のちゃんとしたとこに任せた方がいい気がします。

<oppo find x3 pro / DJI OM4の悪い点>

次に悪い点だけどこれは数が多い。

①やや信頼性に欠けるのがまず一つ(oppoの問題点)。それなりに使ってきてdjipocket2みたいに映像自体撮れてなかった!みたいなことは殆どなく、大型廃ホテルも4k60pで結構撮り切ることが出来ました。記録できてないみたいな重大な失敗あったとすれば下の動画の物件で2fを撮影した映像がなぜかごそっとなくなっていたくらい。ただ失敗が一回とはいえ完全に記録失敗がないわけではないみたいなので、絶対的な信頼がおけるわけではありません。



②映像を無理やり明るくしようとする点(oppoの問題点)。このカメラは一応センサーサイズが大きいというのがウリらしい。とはいっても所詮豆粒センサーなので廃墟の真っ暗な場所を写せるほど高感度耐性があるわけでもない。にもかかわらずこのカメラ暗い場面で無理やり感度を上げて映像を明るくしてしまうケースがたまにあります。感度を上げてしまうと当然映像の画質はドイヒーにななります。でもスマホの画面じゃ小さすぎてそれに気づけない。そんな具合で後で映像を見返してしばしばがっかりするケースがありました。

この映像の出だしなんかは特にひどい映像でございます。動画の撮り始めにもかかわらず。


基本的にiso感度の上限を決めれればいいと思うけど、このカメラ割と純正のカメラアプリの設定の自由度が低くて細かい設定はできなかったと思う。(iso感度の上限設定もできなかったと思う)
暗い場合はライトを強くするので、無理に感度を上げて明るくしないでほしかったところです。

③発熱しやすい点(oppoの問題点)。買った当初は気づかなかったけどある時家でテスト撮影してるときに本体に触ってみるとめちゃくちゃ熱いことに気が付いたのです。以前は発熱には気づかなかったので、もしかしたらある時からファームウェアのアップデートとかで発熱しやすくなってしまったのかもしれない(アップデートで発熱しやすくなる話はたまにあるようです)。
以前より発熱するようになったからか暫く撮影してると動画撮影中のプレビュー映像がとてもカクカクするようになってしまいました。実際にスマホを触ってみるとアッチアチで持っていられず故障しないか心配なレベル(もう故障してる?)。もともとこのoppoのx3のスマホは発熱しやすいことで悪名高いらしく本国中国では評判はよくないようです。

④発熱に関連する話として、このカメラは一瞬動画が飛ぶような描写が目立ちます。そういった現象はコマ落ちとかフレーム落ちとかドロップフレームとか映像がカクカクしているとかいろんな言い方がありそうですが、どう呼ぶのが適切なんでしょう。youtubeで高画質な動画を再生すると回線速度の遅さからカクカク映像がする場合がありますが、要するにそれが動画のデータ自体に生じることになるのです。他の設定は試してないから確認してないけど4k60pで撮影するとコマ落ちが当たり前のように発生します。カメラを長回しして動画撮影を長時間続けるとコマ落ちの頻度は増していくようです。所々飛ぶような映像は見る側にストレスがたまるのでこれはよろしくありません。
ただ撮影開始から間もなくコマ落ちが発生することもあり発熱だけでなくソフトに不具合がそもそもありそうな気もします。私のこの個体だけでなく、他の人の映像を見ていると他の人の同じスマホで撮った動画でも同様の現象は見られるのでこのスマホ自体がそういう問題を抱えているっぽいですね。というかこのスマホに限らずgalaxyとかiphoneとかでも長時間4k60pで撮影した動画だと後の方になるとコマ落ちが発生しているのに(注意深く見ると)気づくことがあります。どうやらコマ落ちは性能が不十分なスマホで動画撮影をするとしばしばみられる現象のようです。まあほかのメーカーのスマホも4k60pで撮影してれば発熱はして不具合が起きるようなので、やはりスマホで高画質な動画を長時間安定して撮影するのは難しいかもしれない。

この物件の動画なんかは見返してみてコマ落ちが多く発生したので悲しい気持ちになった覚えがあります。

そういうわけでfind x3は安定して動画撮影ができるとはいいがたいスマホですね。iphoneのosよりandroidのosではアプリの動作が不安定な部分があったりするらしいのでそれが原因なのでしょうか。あるいはセンサーサイズがやや大きいのがあだとなったか。いずれにせよoppoで4k60pの動画を撮影する場合コマ落ちが定期的に発生するのでそれを覚悟してつかうことになります。

基本的にコマ落ちに関してはまったく補正が効かないわけではなくて、実はある程度後から補正が可能だったりします。あまり細かくは言わないけどコマ落ちは飛んでいる箇所にスローモーションをかけてフレーム補間(私の使っているpremiere proではオプティカルフローに設定)の機能を使うと、ソフトが欠けていたフレームを補ってくれます。やり方としては欠けているフレームの前後のフレームの情報から欠けているフレームを生成しているようですね。フレーム補間はうまくいく場合もあってその場合は全く映像に問題ないように見せる(ごまかす)こともできます。ただうまく滑らかな動きを再現できず完全な補間が出来ない場合もあるし、中には映像の一部がひどく乱れるようになる場合もあって、そういう場合は映像の崩れた部分にぼかしをかける必要が生じたりします。

例えばこの動画の9:50のあたりで何箇所かぼかしをかける作業をしています。手作業なので、これが結構時間をとられるのです。


他にもスローモーションをかけるとその部分の音が変になりがちなので、音が変にならないようアレコレ工夫する必要も生じます。
また一個当たりのコマ落ちの修正にはそれほど長い時間はかかりませんが、長い動画の場合修正箇所の数はかなり多めになって手間です。そういうわけでコマ落ちは無いに越したことはないんですがこのスマホはコマ落ちが頻発します。本格的に動画を撮るには致命的な欠点を抱えているといえるでしょう。

⑤音ズレが発生する点(oppoの問題点)。このスマホは可変フレームレートという特殊なフレームレート設定で動画を撮影しているようなのです。簡単に言えば動きの激しい場面ではフレームレートの数を増やして、映像に動きのあまりない場面ではフレームレートを減らしてできるだけデータ容量やカメラへの負担を減らしているらしいです。ただその弊害として可変フレームレートの動画では映像と音にズレが生じてしまう音ズレという現象が発生してしまうのです。そこまで大きなずれが生じるわけではないので多くの場合目立ちませんが何かを触ったりとかドアを開け閉めするときなんかだと場面によっては音ズレが目立ってしまいます。そういう時は手動で適当な所で音声を切って映像に音を合わせる手間が生じるんですが、具体的にどのくらい音声データをずらせば映像にぴったり合うのか見定めのは難しくやはりこの作業も時間がかかって手間です。

⑥フォーカスブリージングが大きいこと(oppoの問題点)。これは簡単に言えばカメラがフォーカスを合わせる際に映像全体が行ったり来たりする現象です。oppoは基本爆速afなんですがそのせいかブリージングもかなり目立ちます。致命的というほどではないものの、映像としてはかなり不自然でクオリティ面で言えばよろしくありません。場合によっては急激すぎてコマ落ちのように見えてしまう時もありこれはどうかと。カメラによってはブリージングが補正されていたりもするけどこれは何の補正もされてないように見えます。個人的にこれはなんとかしてほしかったところです。

⑦雑音を拾いやすい点(oppoの問題点)。まずそもそもこのスマホは撮影した映像の音量が異様に小さいです(どうやらスマホの動画は概してそんなものみたいですが)。だから後で音を大きくする必要があるのですが、そうすると今度はカチッとかプツッみたいな細かい雑音まで大きくなって目立ってしまってとても耳障りになってしまいます。dji pocket 2の場合はマイクの音はスマホよりも大きめでノイズもあんまり拾っていなかったのでマイクの特性の違いによるのかもしれません。いずれにせよ映像をいいものにしようとするとノイズを一か所一か所手作業で除去していく必要があり手間が大きいです。

⑧水平が狂いがちである点(DJI Om4の問題点)。ジンバルは基本的にブレを補正して水平を保ってくれるアイテムなのだけど、セッティングを誤るとずっと傾いたままの映像を生み出すことになってしまったりする諸刃の剣だったりします。まあジンバルをまだ色々試したわけでもないからそんなに詳しくも経験があるわけでもないのですが。とはいえ、いろんな人がジンバルを使って撮った映像を見ると傾いたまま撮影してしまうのはよくある現象のようです。個体差かもしれないけど私のom4は右斜め下に傾きがちな印象ですね。いちおうom4はスマホの専用アプリで数値を入力して傾きを微調節(補正)することもできるんですが、そもそもこの数値がどういう意味なのかが説明もなく、どれくらいにすればちゃんと水平になるか直観的に分かりにくいです。また最初はちゃんと水平が撮れていても撮影をしているうちにだんだんバランスが崩れて傾きがちになってしまったりするのもom4の良くない点です(レビュー見るとほかの人もそういうことがあるようですが)。スマホの画面では水平に見えててもパソコンの大画面で見ると多少傾いてしまうのに気づいたりと中々しっかり水平を撮るのは難しいです。やはり安物ジンバルの限界なんでしょうか。

⑨ジンバルのグリップが弱い(DJI Om4の問題点)。まだそんなに使っているわけでもないのにグリップを握るときしむ音がなってそれをカメラのマイクが拾ってしまいます。指向性の強い外部マイクを使えばいいのかもしれないけど、そもそもom4は構造的に外部マイクを取り付けるのがとても難しいようになっているので、雑音対策しづらいです。

色々言ってきましたがこのカメラ(+ジンバル)の感想。まとめると、このカメラはいい点はすごくいいんだけれど、悪い点はものすごく悪くて総合的には「色々と惜しいカメラ」だと思います。
dji pocket2が抱えていたいくつかの問題点をこのfind x3(+om4)ではクリアできていました。それは本当に良かった。
でも他の数々の問題点が深刻すぎるので今後はもう正直使いたくないかなという感じです。



実はpocket 2とoppo x3のほかに動画用にもう一個買ったカメラがありまして、それはPanasonicのLumix Gx7mk2というミラーレスカメラです。
これはDji Pocket 2とかoppo find x3 proでは難しい望遠動画撮影用/写真撮影用に中古で買いました。
一応セットで買ったレンズは9mf1.7の広角レンズと35-100の望遠レンズです。どっちもコンパクト。
35-100は1万くらいで安いけど9mmf1.7はレンズだけで5万、gx7mk2が四万くらいでトータルの出費が大きめなのが悲しいです。
(廃墟撮影でメインで使うわけでもないのに)

例えばこの動画の出だしの望遠映像なんかはGx7mk2で撮ってますね。(今のところ出てきてるのはこれ一度だけですが)


探索中の動画撮影に使うわけではないカメラなんですが、正直これは購入してミスった感があります。
・望遠の手振れ補正があまりよくない。というか全体的にローリングシャッター歪みがひどい気がする。スマホとかハンディカムとかの望遠の方が安定していていい映像になっていると思う。
・4k60pで撮れないので4k30pで撮った映像を変換する必要があるのだけどこれが手間。
・写真はセンサーのアスペクト比が4:3なのでyoutubeの16:9のサムネイルを作るときに上下をバッサリ切る必要があり、引いて廃墟をとるとか工夫が必要である。また4:3は他のセンサーのアスペクト比が3:2の一眼に比べて写真が縦長なので空間を写す場合広がりが感じづらい。
・接点不良なのかメモリーカードがたまに読み込めない(動画の撮影中にデータが飛ぶこともある)。また、たまにフリーズが発生する。
・写真撮影であればafは概ね問題はないものの、動いてるものとか逆光時など条件によって外しやすい印象。特に4k撮影時はafはのろのろで、ジンバルに乗せて撮影するとかだとかなり力不足。
一応いい点はあって、gx7mk2と9mmf1.7の組み合わせだといままで写真撮影用に使っていたd3200+tokina11-20の組み合わせに比べると夜撮影は安定した画質で撮影できるようです。
ただ満足度は正直低めでガッカリな印象です。望遠動画が安定してないのが痛い。不具合が多めなのも今までのニコンの一眼に比べるとウ~ンという感じ。アッチはフリーズなんて長いこと使ってきてほぼないし。パナソニックは上級機以外はあんまり力入れてないんでしょうか。



以上いろいろ取り上げてきましたが改めて動画撮影用のカメラ選びは難しい印象です。
基本的に廃虚に持っていくには安くてコンパクトなカメラにしたいのだけど、中々映像にこだわるとそれでは駄目なようです。
とりあえず他の人の撮った映像とかレビュアーとかは信頼できない場合が多いことは分かってきました。あれは殆どカメラでうまく取れた映像しかのせていないし、カメラのいい部分についてしか言及してないです。悪いことは言及しない場合もあるし、そもそも自分の個体にだけ不具合が発生する場合もあります。だから他の素人の人がラフに撮った映像とか失敗談の方がどちらかといえば参考になると思います。そして、そういうのを参考にしたうえで神に祈る気持ちで購入に走るのがいいのかもしれません。

さてでは今後どのカメラを使えばよいのか?問題はここであります。
まだ撮れていない魅力的な廃墟たちの姿をなにで記録するか。
もし次入手するなら最近まで使っていたDJI Om4とOPPO Find X3 Proの組み合わせで撮った4k60p動画よりもよりいい動画を撮れる機材を入手したいところです。そして何よりまずはフツーにちゃんと撮れて楽に編集できる素材がゲットできるカメラが欲しい。
いくつかカメラの候補の選択肢はあるので最後に順に書き留めてみます。

〇iphone 14・15
なんか名前にproとかpro maxとかついてるモデルもあるみたいですが。一応iphoneは動画撮影に関してandoidのスマホよりも安定しているとの評判があるみたいです。ただandroidスマホに比べるとappleブランドだからなのか価格が無駄に高い印象。所詮スマホなので一番肝心の超広角の画質も最上位のpro maxであっても暗所ではガクッと落ちるようです。また、映像内に光源がある場合にゴーストも目立つのでそもそもレンズの設計もおかしい。iphoneのセンサーサイズとレンズがoppoと同じだったら買ったかもしれないですが、今はただ割高な印象しかないですねえ。

〇Xperia 1V
これで撮った超広角の映像が結構いい印象ですね。他の人の映像を見る限り暗い所でもよく撮れている気がします。
xperiaというと以前は発熱で長時間4k動画が撮れないという評価が多かったようなのだけど、これは結構長回しできるようです。(夏場は知らないけど)
が、価格が20万くらいするらしい。スマホで20万はちょっと個人的に厳しいですね。というか20万もするものを廃墟に持っていく気があまり起きないですね。

〇Lumix Gh5s
スマホではなくてちゃんとした一眼カメラである。今9mmf1.7といういいレンズが手元にあるのでこれとセットで使うのがよさそう。
カメラのボディに手振れ補正が入っておらず、ジンバルとセットで使うのが前提のカメラですね。(手振れ補正があっても一眼で歩き動画は厳しいが)
センサーが他のlumixのカメラと違って特殊らしく(マルチアスペクト比)、3:2や16:9の写真を撮影する場合他のlumixのカメラより写る範囲がやや広いらしい。廃墟の記録撮影には極力映像が広角であるのが理想なのでこの仕様はちょっといいです。
このカメラは低画素機ということもあって暗所に強いのが魅力ですね。基本的に映像の被写界深度は深くしたいので絞りはある程度絞りたいのだけど、そうすると光量が不足するので感度は上げれるに越したことはないです。
価格は発売当初は30万くらいしたものの中古で10万程度まで落ちてきたので比較的買いやすくはなってきたかもしれません。普通の人でもようやく手が届くカメラになったといえるでしょう。
手振れ補正がないとはいえ重さ660gでやや重め。レンズが130g でcrane m3あたりのジンバルに乗せるとするとジンバルが735g、トータルで1.6kgになるので長時間持つのは結構厳しいかもしれません。(今のom4+oppo x3+ライトの組み合わせ(1.1kg)でも撮影を終えた後は腱鞘炎でヒーヒーである。)また機材が重いと廃墟での危険性が上がるという懸念点もあります。足元への意識がおろそかになるし重い機材を持ってたら暴漢から逃げ切れる保証はないですね。大丈夫なんでしょうか。
他の懸念点としては動画専用機なので使い倒されている可能性があることですね。動画機の場合はシャッター回数を購入前に確認できても全く参考にならんでしょう。そもそも発売からある程度年数がたっているので不具合が出始めてる個体も多いでしょうし、現在中古でしか流通がない以上ハズレを引くリスクが結構ある気がします。またパナソニックのカメラは故障が多い話をしばしば聞くし、実際私も下級機とはいえgx7mk2で不具合を目の当たりにしているので果たして安心して撮影できるのか、そこも心配ですね。
他に悩ましいのがpanasonicの一眼の動画afは弱いということ。lumixは長時間撮影にい秀でているとよく聞きますが、afを外しやすいとなるとウ~ンという感じ。色々見た範囲ではやはりほかのメーカー(特にsony)に比べて外すことが多いようです。接写や絞り開放での撮影等ボケが大きい場面だと当たり前のようにウォブリング(ピントが前後に行ったり来たりする動き)も見られます。そもそもジンバルで歩き撮りをする場合いちいちピントのチェックをするわけにもいかず、afの安定性が低いのはいかがなものか(マニュアルフォーカスは出来れば使いたくない)。

〇sony fx30
かなり最近の一眼カメラであります。現行機種ということもあって値段は20万オーバーとべらぼうに高い。レンズやジンバルと合わせて30万コースである。
正直廃墟に持ってくカメラとしては価格的にかなりリスクが高いというかあまり現実的ではないと思っていたりします。(このカメラなんぞ買うよりそのお金を遠方の廃墟に行く交通費にあてた方がよほど有意義でしょう。)
ただ価格を置いておけば動画撮影に理想的なカメラではあります。
ソニーのeマウントには11mmf1.8というコンパクトな超広角単焦点レンズがあってジンバルに使いやすいです。またソニーのカメラはafが優秀なので(ライトのバッテリーがほぼ尽きたとかいった)緊急時には絞り開放で撮影してもピンボケが多発しにくいことも期待できます。
一応手振れ補正は入っていますが、歩き撮りをする場合には力不足ですね。ゆえにこちらもgh5sと同様ジンバルは必須。
重さに関してはgh5sとどっこいどっこい。ただボディがコンパクトなのでジンバルにはより乗せやすいでしょう。またevfがなく上にカメラが出っ張っていないのが地味に素晴らしいです。
発熱に配慮して空冷ファンがついており4k60pの動画を長時間安定して撮れる(ようです)。4k60pの動画が熱停止せず長時間安定して撮れるsonyのaps-cのカメラはこれだけみたいなので、夏場に大型廃ホテルを全体的に回る場合はこれ以外の選択肢はないかもしれません。
懸念点はジンバルは基本的に壊れるときは壊れるのでそうなったときカメラ単体ではあまりいい動画が撮れないことですね。
(ジンバルを使わず一眼単体で廃墟動画を撮る場合はゆ~っくりカメラを動かすことが絶対条件になってくるけど、そうすると大型物件を回り切るのは難しくなってしまう。)後は高い金を出して無理に買っても、出先でカメラを壊したり盗まれたりするとダメージが大きいのも悩ましいところです。

〇Zv-e10 II
もうすぐ出ると噂されているカメラ。fx30と同じセンサーを積んでいてfx30と同等の画質で4k60pの動画を撮影できるっぽいです。現行のzv-e10が7万ちょいで売られていて、そこまで値段に差がなければ(10万円台前半とかなら)11mm単焦点とセットで購入を検討してもいいかもしれません。もしジンバルと合わせて片手で持っても苦にならない重さであればより幸い。
懸念点としてはfx30みたいにファンがついてないので長時間撮影が難しそうであること。一応zv-e10では外付けのファンを付けることで長時間4k動画をとることはできるらしいけど、それはあくまで4k30pの場合の話なので、4k60pとなるとどうなんでしょう。最近出たα6700ではファンを付けても4k60pでの撮影は安定しないようなので、Zv-e10 後継機でもファンを使おうが4k60pの長時間撮影はやはり無理な気もします。このへんは他の人の検証待ちですかね。

〇Osmo Pocket 3
以前使っていたdji pocket2の後継機であります。まあ広角レンズを付けたときに歪曲が目立つとかとか色々あるのだけど当たり前のようにコマ落ちが発生するoppoよりはましな気がします。値段に関しては5万から76000円に上がってしまったけどiphoneが高いのでそれにくらべればまだ割安に感じます。
センサーサイズが大きくなったらしく暗所にはpocket2よりも強いみたいだけど、他の人が撮った映像を見る限りでは映像の質感自体は依然として小型カメラのそれですね(一眼的な映りではない)。
pocket2と違って画素数をかなり控えめにしたからか、暗所での画質はマイクロフォーサーズにだいぶ近いかも。また映像はpocket2に比べると白飛びが減りました。これは率直に素晴らしいと思う。懸念点としてはやはり小型であるが故の発熱かな。まだ冬しか経てないというのに熱停止の報告も出ていることだし、他の不具合の報告も色々出ているようです。まあpocket2がなかなかアレだったので驚きはありません。一応長時間撮ってる動画とかも多いので冬場は大丈夫なのかも。ただ夏場はどうなんでしょううね。また解像度とフレームレートを落としてせこせこ撮影するなんてことはもうしたくないのだけど・・・。

まあこの中で言うなら現実的なのはDji Pocket 3かなあ・・・?
dji pocket3であれば(ややサイズは大きくなったものの)まだコンパクトなので、dji pocket2と二台併用することもでき記録トラブルに対して備えができるのが魅力的です。
まあZv-e10 IIが1時間くらいは4k60pが撮れるかどうか確認したうえで、駄目そうならpocket3という感じでしょうか。
でもdjiはpocket2の前科があるので安定性の低さがなあ・・・・。うーん・・・・。

というわけで、なんか色々悩みすぎて長くなってきましたがとりあえず記事はこのくらいで。まだまだ撮りに行けてない廃墟がた~くさんあるので何とかいいカメラを見つけて撮影に行きたいものです。今のところ廃墟撮影のカメラ選びの悩みについてはそんな感じですね。ではまた。