いよいよ?90式の横行行進間射撃をお送りします。
横行行進間射撃のシーンを正面から撮ることが出来るなんて
戦車好きにとっては夢みたいな経験でした。
その1として、第71戦車連隊第3中隊の90式から
特科部隊の砲撃(仮想)の弾着を待つ90式
「だんちゃ~く、今!」の声に合わせ、一斉に走り出します。
隊列を整え
一直線に並び、土を蹴散らし向かってきます。
隣のカメラマンが連写を始め
私もシャッターを押しながら
「射て、射て、先頭車両、射ってくれー!!!」
と、心の中で、大声で叫びます。
射ったー!それも、先頭車両!偉い!
発射炎が下向きに出るを何故か?
以前90式に乗っていた方(戦車大好き陸曹さん)に訊いたのですが
「そういうことは、初めて聞いた。
もしかすると、所長のカメラの構造的な問題かもしれないですね。」
とのことでした。
見よ、この迫力!
「これを撮らなくちゃ(取材に来た)意味が無い」
とは、隣でシャッターを押し続けるカメラマンさんの言葉
グオオオオッ!てな感じです。
発射時の衝撃波で、車体から埃?が舞上がります。
射場に響き渡る甲高い120mm砲の発射音
男は、やっぱり戦車乗り
(済みません、今は、女性隊員の戦車長さんがいらしたと思います)
北海道まで来たかいがあるというものです。
続いて、後ろに続く2両目が射つ!
横行行進間射撃を終えた90式は、目の前(と言っても、かなり離れています)で方向転換、行進間射撃に入ります。
この履帯が蹴り上げる泥、堪りません。
2両目が射つ!
目の前と言っても、実はこんなに離れています。
カメラマンの方のレンズは、300mmから600mm程かと
カメラマンの方は複数いらっしゃいますし
お一人で2~3台のカメラを持っています。
600mmだとガッチリした3脚に据えています。
一番手前の90式も負けずに射つ
2両目だって負けていません。
1両目のアップを狙います。
この小隊の90式は、本当に良く射ちました。
きっと成績も良かったに違いありません。
さて、新型コロナで自衛隊の各行事が中止、若しくは延期となっています。
そのため、新しい記事がアップ出来ずに
昨年の資料を引っ張り出している状態です。
コロナ騒ぎ、あまりニュースには取り上げられませんが
自衛隊の皆さんは、水際対策の直接的な支援の他
各自治体や関係機関に防護服の着脱の指導等も行っているそうです。
目立たない所でも、国民のため頑張っている自衛隊の皆さん
本当に有難うございます。
おまけ
新しい記事がアップできないので
警備所近くの漁師町の風景を
狭い道と急坂
バイクなら、なんとか登れます。
もっと、急だと階段のみ
家電用品とか家具を搬入するのが大変そうです。
斜面を横に結ぶ道(通路ではありません。道(市道)ですから)
向こうに、警備犬に追われた猫さんが逃げていきます。
画面の下端に、猫を見送る警備犬の耳が写っています。
さて、この風景、情緒が有ると言えるのかな?
実際に住んでいる住民からすると
狭い道と急坂
自動車が入れない
家を建て直せない
(建築基準法で家を建て直す時は
道路の中心線から2m下がらなくてはなりませんから)
ということで、若い人たちは他所に家を建て出て行ってしまいます。
そのため、警備所がある地区を含め
この辺は、年寄りの方ばかりです。
限界集落?
一応、市街地だから
限界町内会とでも言うのかな。
子供が減り続ける日本
これからどうなっちゃうんでしょうか?
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- 2020/06/18(木) 10:55:00|
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満を持して90式が走り出し、地響きを立て通り過ぎます。
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先頭の90式が、横行行進間射撃!
残念ながら、横行行進間射撃は、この一発で終了
的はランダムに出ていたとは思いますが
発見、照準が難しかったんでしょう。
射撃競技会の厳しいところです。
90式の小隊(4両)が通り過ぎ、APCも走り出します。
小隊は、一斉に回頭して敵に対して直進
エンジンを吹かし、加速しながら曲がる90式
迫力あります!
走行間射撃、手前から3両目
衝撃波と曳光剤による尾を引きながら徹甲弾(訓練弾)が飛びます。
その速さは、なんと約マッハ5!
再び手前から3両目が射つ
この射撃の速さは、自動装填の賜物か。
しかし、見学している側から言うと
手前の90式に射ってもらいたい。
やったー!射ってくれました。
APCに近い分、射撃音と衝撃波が凄い
そして2両目も射つ
更に2両目が
な、なんと、2両目も連射だ!
えっ!おんなじ写真じゃないかって?
いえいえ、良く見てください、手前のススキが違うでしょ。
射撃を終え、全車停止
薬室内に残弾が無い事を確認して
赤旗を抜き、緑旗に替えます。
更に、安全係の隊員が安全を確認して、水色の旗を振ります。
さあ、撤収
90式も、出発点へ戻ります。
無事競技を終え、ホッとした表情の車長さんです。
お疲れさまでした。
きっと良い成績だったと思います。
先程の出発点、中隊の仲間が旗を持って出迎えてくれます。
画面左には、次に出場する小隊の90式が出番を待っています。
最後に、万一の場合に備えて待機していた90式戦車回収車が最後尾に付き
これで、この小隊の競技が終わりました。
随伴の部は、これで終了
次は、横行行進間射撃を正面から捉えた画像をお送りします。
おまけ
先日(6月2日)、珍しく陸上自衛隊のUH-1Jが3機編隊で通過
米軍と違い、遠慮がちに高度を取って飛んでいました。
背中に、IR(赤外線)ジャマ―の突起が見えます。
最後まで、ご覧くださり有難うございます。
では、また
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- 2020/06/05(金) 12:47:00|
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お久しぶりです。
2月20日から、お休みしていた「北に吠える(北部方面隊戦車射撃競技会)」の続きをアップします。
新型コロナの影響で、駐屯地祭は軒並み中止となりました。
さらに、御殿場のタクシーの運転手さんが「年に一度の稼ぎ時ですよ」と言っていた総火演も、一般公開無しでYou Tubeでの放映のみ。
勿論見ましたが、やはり現地で見るのと、画像で見るでは、天と地の違いがあります。
120mm戦車砲の射撃音と衝撃波は、生身で浴びなきゃね。
ということで、今回は90式の射撃にAPC(73式装甲車)で随伴した時の模様を。
APCに乗車、後部兵員室のハッチから前方を望みます。

左に居る青い上着の方は、雑誌社のカメラマンさんです。
今度は、ハッチに立たせてもらいました。
ハッチだと、体を支えることが出来て絵が撮りやすいのです。ラッキー!
APCは前方に伸びている通路を走り、90式に随伴します。
90式はその左側に見える土の広場を高速で走りながら走行間射撃を行います。
後ろを振り返ると
次に出場する90式の小隊と後方支援部隊の90式戦車回収車が待機
小隊長でしょうか、後ろの車両に「ワンチーム!」
「やってやろうじゃないか」という気合に溢れています。
真後ろには、もう一台のAPCが
その後ろに旗竿を持って並んでいる隊員さん達は
出場部隊の応援団です。
後ろのAPCの操縦手さん
寝ている訳ではありません。
計器のチェックをしているものと思われます。
APC脇を抜け、出撃する90式
それを見送る気分は、もう機甲部隊の一員です。
これから実弾射撃を実施するので、安全係の隊員も緊張した面持ちをしています。
砲塔にはローマ数字で2が、さらに稲妻を模した数字で1が描かれています。
第2戦車連隊第1中隊の90式です。
さらに、砲手用照準潜望鏡を覆っているカバーに、中隊を表すシンボルマークでしょうかライオン?とローマ数字の1が、そしてその後ろに1st Company(第1中隊)の文字が。
連隊と中隊の名誉を背負っての出撃です。
ただ、このカバーよく見ると、手作りらしく合板製です。余分な日光が照準器に入らないよう付けた、そう、カメラのレンズフードのような役目をするのでしょう。
各車、位置に就きます。
まだ、掲げている旗は緑、実弾は装弾されていません。
走行間射撃を実施する前に、対戦車榴弾による稜線射撃を実施します。
稜線下で待機する90式
手前は横行走行間射撃に備える90式、向こうは稜線射撃を実施する90式。
主砲に白線が一本、第1小隊を表しているのでしょう。
第2戦車連隊第1中隊第1小隊の90式ということになります。
赤旗が揚がり、実弾も装填済み、緊張感が走ります。
「てっ!」バッ
カ~
ン~
~~~~
この小隊の場合、一班2両の90式が各々2発の対戦車榴弾を発射し
私は、大満足!
稜線射撃終了後に横行走行間射撃を実施するため
小隊は一列縦隊の隊形を取ります。
実弾を装填、安全確認後、安全係の隊員が統率本部に青旗を振ります。
満を持して、土地を噛む履帯
「前進用意、前へ‼」
1,500馬力、水冷2サイクル10気筒のディーゼルエンジンが咆哮を上げます。
というこで、次回へ続きます。
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- 2020/05/29(金) 13:22:00|
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令和2年5月6日15時30分
艦番号404潜水艦救難艦「ちよだ」錨泊中を確認
早速、警備犬を伴いパトロールへ
観測を開始するが
目立った動きは無く
ヘリ甲板下、携帯電話でメールを送っているらしい隊員が居るのみ
仕方が無いのでパトロールを続けることに
同日16時13分
パトロールからの帰り道「ちよだ」を観ると
ヘリ甲板で動きが
非番?の隊員の皆さんがヘリ甲板でジョギング
皆さん、一生懸命走っています。
良く見ると、一人髪をなびかせて走る隊員が
WAVE(海上自衛隊女子自衛官)さんですね。
艦上でランニングするということは
鉄板の上を走るということで
膝や足首にかなり負担が掛かるそうです。
皆さん、あまり無理なされないように。
5月7日(木)07時49分
警備犬と朝のパトロール
時間から言って、08時の自衛艦旗掲揚を狙います。
艦尾が陸を向いているので、距離も近く良い感じです。
ただ、自衛艦旗掲揚の時間が迫っているのに
他の隊員さん達が集合していないのが気に掛かります。
07時52分
自衛艦旗を艦尾旗竿の揚旗索に取り付けます。
07時53分
もう一人、隊員さんが
二人で自衛艦旗を揚げる様です。
それにしても、他の隊員さん達はどうしたのでしょうか?
艦の中央部を観ても、人影が有りません。
DSRV(深海救難艇)の格納庫のシャッターもきっちり閉まり
各機器のカバーもしっかり掛けてあるし
船体のペンキもきれい・・・・
「ちよだ」も、ドッグから出てきて試運転?
07時55分
まだ、他の隊員の姿は見えません。
艦首では、日章旗を掲揚する態勢
07時57分
掲揚の指揮を執る?隊員さんが、二人の近くに立ちます。
自衛艦旗掲揚の態勢は整いました。
でも、誰も出てこない
錨泊中の自衛艦旗掲揚で、他の隊員さん達が整列しないのは初めて見ました。
5~6人しか整列しない例は有ったのですが。
おっと、ここで邪魔が
伊豆大島に物資を運ぶ貨物船の入港です。
「どいて!」と言っても、無理というもの。
08時00分
間に合いました。
畳んである自衛艦旗をパッと投げます。
敬礼!そして、海曹と思われる方が揚旗索を引き
静々と自衛艦旗が揚がります。
揚旗索を引く手も決まっています。
しっかりと自衛艦旗が揚がりました。
そして、クリートに揚旗索を括ります。
括るのは海士さん?に任せ、海曹さん?は艦内へ
とうとう、他の隊員さん達は出て来ませんでした。
こういう事もあるのですね。
そして、艦首には日章旗
この後「ちよだ」には動きが無いので
警備犬のパトロールで街の背後にある小高い山へ
山から望むと、こんな感じで「ちよだ」は錨泊しています。
なんとなく、インパクトが無い報告で
申し訳ありません。
おまけと言っては何ですが
4月の初旬に近くのダムで撮った犬の散歩を
「兄貴、これが散歩というものなのかい?」
「そうさ、これが散歩さ。おっと、何見てやがる!!」
こちらは警備犬、ダム湖をバックに
警備犬、レンズが苦手らしく
こちらを向かせるのに苦労しました。
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- 2020/05/15(金) 14:53:00|
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令和2年4月21日(火)16時24分
警備犬とパトロールに出発
海を観ると、自衛艦が揚錨中
艦首を観ると艦番号が確認出来ない?!
で、よっく観ると
艦番号3520、白ではなくロービジの薄いグレーで書いてある。
これからは、ロービジが艦番号のスタンダードになるのかな。
どアップで!
この3月19日付で護衛艦DDG-171から、練習艦TV-3250となった「はたかぜ」である。
艦首のスタンダードSAM単発発射機が特徴的。
でも、なんで夕方に揚錨するのか
だいたい、朝、昼とも、居なかったのにどうして居るの
そして、夕方の今、投錨ではなくて揚錨?
そして、ラティスマスト上の三次元レーダーAN/SPS-52C
そして、この127mm54口径単装連射砲Mk42
個人的には、5インチ砲の中では、これが一番好き
もう古いけどね。
「はたかぜ」を観測していると、ヘリのローター音が
「はたかぜ」の沖側の上空を米軍?のUH-60が
機体真っ黒、これが本当のブラックホーク?
ロービジで機体番号とか書いてあると思ったが
判別できる番号もマークも有りませんでした。
特殊部隊御用達なのでしょうか。
悠々と飛び去って行きました。
目を「はたかぜ」に戻して、揚錨作業を観測
「旗風」型は、艦首にSAM発射機が設けられているので
これを波から保護するため艦首周囲にはブルワーク(波除の胸壁のような構造物)が立上っています。
その後方には隊員さん達が集まっている。
雰囲気的に、訓練をしている感じではない。
白い作業服の方も居るし・・・
錨が海底を離れたらしく「はたかぜ」が動き始めた。
信号旗が揚がっているので
マスト右舷に揚がっているのは
回答旗 軍艦(自衛艦)から民間船舶へ
R旗+U旗+1旗 本船は試運転を実施中
との信号旗
変な時間帯での揚錨作業も試運転の中なのでしょう。
マスト左舷はR旗ですが
この場合NATOの信号旗として使用しているのではないかと
NATOの信号旗の意味は秘密扱いなので
あちこち探っても分かりませんでした。
ぐるっと回って、真後ろから
良い感じに自衛艦旗がはためいています。
まさに「はたかぜ」?
ここにも、オレンジ作業服の方が
塗装もきれいなことから
練習艦への艦種変更のためにドッグ入りし
出て来たばかりの試運転なのではないかと。
それで、民間の作業員の方が乗っていらっしゃる。
「はたかぜ」は、そのまま沖に向かいます。
錨を揚げ切っていないので、派手に波が立ちます。
錨が艦首にぶつからないのでしょうか。
やはり、ここまでは揚げるか
沖で左右に方向を変え、走り回ります。
艦首が立てる波が良い\(^o^)/
そこそこのスピードで、こちらに向かってきます。
良いな~、ステルス艦よりこの世代の艦の方が軍艦らしくて好きですね。
波を切る艦首に寄ると、迫力あります。
もっと、速力を上げて欲しいところですが
狭い湾内じゃ無理か。
湾内にグッと入ってきます。
右舷(画面左)に見えるのは、艦番号604掃海艇「えのしま」です。
速力を落として、今度こそ、本当に投錨するのか
艦橋の上から、投錨用意の旗が揚がっています。

良く見ると、錨のマークが描かれています。
ちょっとの間、目を離していたら艦首に日章旗
もう投錨が済んでしまいました。
そして、後方から先程の「えのしま」が近づいてきます。
「はたかぜ」の右舷側近くを通ります。
こういった光景が見ることが出来るなんて
ここに住んでいて良かった(*^_^*)
「えのしま」も、狭い湾内としては速力出しています。
右舷の怒りは見えませんが、艦首旗竿には日章旗掲揚のための隊員がスタンバイ。
「はたかぜ」は、揚錨作業も終え「錨見台」を片付けています。
艦中央部では。内火艇「はたかぜ02」を降ろす準備
試運転で上陸?
それに、緊急事態宣言が出ているのに、良いのかな。
艦尾では「はたかぜ01」が接弦する体制
「はたかぜ02」も、ゆっくりと海面に降ろされていきます。
内火艇のバウからとった舫いが長い。
はい、着水?
内火艇に取っていた索を、収納しています。
艦尾に向かい
艦尾の後ろをぐるっと回り
西風が強くて、チョッピ―な波が立っているので
風上に向かうと、艦首が立てた波の飛沫を結構浴びることになります。
艦尾に舫った「はたかぜ01」に横付け。
艦の中央部では舷梯も用意され、上陸する大勢の人たちが待っています。
服装からすると試運転の為に乗艦している造船所や
メーカーの人たちが上陸するみたいです。
先程は、失礼なことを言って済みませんでした。
艦尾では、乗艇する人たちに波飛沫がかからないように、幌の準備です。
観測すること、約2時間
警備犬もジッとしている事に我慢の限界
それに強い西風で体が冷え、当方も我慢の限界
もう、警備所に撤収です。
翌4月22日(水)07時07分
朝の「はたかぜ」
内火艇が近づいて行きます。
昨日、上陸した方たちが
再び乗艦するようです。
さて、今回はこれにて終了
米海軍では、新コロナ感染で空母の運用に支障が出ている様子
海上自衛隊の皆さん、是非お体に気を付けてください。
日本の守りに隙が出来ないよう、お願いします。
中国海軍も、空母を行ったり来たりさせて
盛んに牽制を掛けていることですし
最後の、頼みは皆さんですから。
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- 2020/05/01(金) 14:47:00|
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すっかり、怠け癖がついて更新が遅れて申し訳ありません。
緊急事態宣言が出ている今
こんな能天気なブログをアップしても良いのか?
という迷いもあります。
総火演も一般公開は無し、致し方ないこととは言え寂しい限りです。
コロナウィルスによるパンデミックの終息を、切に祈ります。
さて、3月の艦艇のご報告です。
3月18日07時58分
警備所から、錨泊を確認していた「あすか」
警備犬のパトロールを兼ね、観測ポイントへ進出
ステルス性など余り考慮していない上構の「あすか」
しかし、嫌いではありません。
何気なく艦首を観ると
でっ? 日章旗を揚げる態勢
そうだ、停泊中は08時ジャストに「自衛艦旗」と「日章旗」を掲揚するんだっけ。
慌てて、艦尾にカメラを向ける。
艦尾旗竿に向かって隊員の皆さんが整列
正に、自衛艦旗を揚げる瞬間です。
揚がったー
今日は、良い風が吹いているので
自衛艦旗が綺麗に広がっています。
揚がりました。
ラッパが鳴っている筈なんですが
風向きの関係で、音が届きません。
全員、敬礼です。
この時、艦橋や艦内でも
手隙の隊員さん達は、艦尾の自衛艦旗に向かって直立不動の姿勢をとるそうです。
掲揚終わり、ちょっと息抜き?
でも、当直の隊員は掲揚索をしっかり固定
艦首には、日章旗が翻ります。
「あすか」は、この鋭く尖った艦首が良いですね。
艦首の海面下には、巨大なソナーが備わっていて
これを錨鎖で傷つけないため
この様な形状の艦首になったとのこと。
艦橋内にも、人影が見えます。
艦尾には、11m作業艇が舫われ
可変ソナーの尾部も、チラッと見えます。
風向きが変わって、艦尾がこちらを向くと良いのですが
陸から海に向かって、安定した風が吹いています。
仕方なく、撤収
警備所に帰る途中で写した
「あすか」に「富士」
この観測ポイントからは、富士山の山頂が望めます。
同日16時44分
夕方のパトロール
「あすか」に再挑戦
隊員の皆さんが、体を鍛えていました。
残念ながら、他に大きな動きは無し
観測も、これで終了。
3月19日16時27分
夕方のパトロール
ふいに米空軍のC-130輸送機ハーキュリーズが目の前に出現
カメラをバッグから取り出す間に、2機が視界から消えました。
3機目を何とか捉え、シャッターを切る。
横田基地のハーキュリーズ、最新型のJ型、プロペラも4枚から6枚になっているとのこと。
しかし、真横じゃ分からないか。
そして、意外と小さいエンジン音
目の前の岬から飛び出すまで
全然気が付きませんでした。
湾の上を低空で飛んで行きます。
直下の島は、先日、米海軍のヘリが機銃の照準訓練をしていた島。
最高場の高さはやく20m。
ハーキュリーズは、素早く、岬の陰へ
岬の高さは160m位か
この高度と、海岸線に沿った飛行ルート
地上のレーダーには、きっと写っていないでしょう。
さすが、米空軍、訓練が実戦的です。
3月23日(月)16時09分
夕方のパトロール時、沖合に見慣れない船を発見
海上保安庁の測量船「平洋」です。
「平洋」は、令和2年1月29日に就役した最新の測量船
総トン数 約4,000トン
長さ 約103m
幅 約16m
海上保安庁最大の測量船となります。
マルチビーム測深機、自立型潜水調査機器(AUV)、自立型高機能観測装置(ASV)等の、最新調査機器を搭載しています。
また、推進器はアジマススラスター(舵とスクリュウーが一体で360度回転、任意の方向に推進力を向けられる電気推進装置)となっています。
これが自立型高機能観測装置(ASV)

英国製で、あらかじめインプットされたルートを無人で自立航行し、海底地形等のデータを集めるのだそうです。海底火山等の危険な海域の観測を行います。
1989年7月に海底火山が噴火した当海域に来るのも、何かの縁か?
あの時は、測量船「拓洋」が確か来ていました。
右舷側には作業艇?が搭載されています。
これが作業艇?で良いのかな
自立型潜水調査機器(AUV)、無人潜水機(ROV)、水温塩分計等を投入・回収するためのクレーン群
「平洋」、この海域で調査というよりは訓練をしているだと思います。
同日同時刻
錨泊している輸送艇2号
重量物を運んでいるのか、喫水がだいぶ下がっています。
3月23日08時04分
出港して行く「輸送艇2号」
派手に波を立てています。
何を積んでいるのか、覗いて見たかったですね。
おまけ
朝のパートローで
そっと、獲物に近づく猫を発見
尻尾を振り振り、獲物を狙います。
でも、ちょっと無理じゃないか?猫ちゃん
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- 2020/04/09(木) 15:45:00|
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令和2年3月9日(月)16時17分
警備所で警備犬の毛をブラシで手入れしていると
遠くで、ヘリのローター音が聞こえる。
急遽、警備犬を伴いローター音が鳴っている手〇島方面に向かう。
居た!米海軍のSH-60が手〇島周辺で、掃海訓練❓

まだ距離が有るので、手〇島横のポイントに急ぐ
16時31分 同所に到着
残念ながら、SH-60の姿が見えない
仕方なく、名所「潮吹き岩」を観ると

今日は、うねりが大きいので盛大に潮を吹いている。
見物中のお二人さん、そこは危ないのでは?
ほら!
しぶきがかからない所まで下がっているようですが
たまに大波が寄せて来るので、もっと下がった方が良い
と、心の中で呟いていると
来た、SH-60だ!
川奈方面(島右側)から、手〇島に向かって来る。
1機は、島の向こう側に回る
ちなみに、この島の最高標高は29m
島影を抜けてホバリング
機体番号は611か?
後方から616が合流
機体の長さは19.75mだそうだが
機首にカメラ等を付けているので、もっと長いか?
キャビンのドアが開いています。
救助訓練なのでしょうか。
ロービジで読みにくいが、616の前にNAVYの文字が描かれている。
2機は、ホバリングを続ける
ならば、手前の611に思い切って寄ってみる
操縦席やキャビンの様子が良く分かる。
実は、米海軍のSH-60がこの島周辺で
時々、飛び回っているのを、遠くから見ていました。
常々、近くで観測したいと思っていましたが
やっと、その願いが叶い、感激です。
616 島右に戻って
616 島左に出ます
616 右旋回
おおッと、右の窓から突き出されているものは
M240 7.62mm機関銃か?
手〇島は尖閣諸島じゃないぞ US NAVY
それとも、手〇島にテロリストが上陸か
昔は、サルが居たそうだが
今は、無人島&無猿島
616 右を向き
クルーが機関銃の狙いを定めます。
616はそのまま、超低空で島の向こう側を機銃掃射?
大丈夫です。狙うだけで射ちません。
611はホバリングして待機?
そして、611と616は急旋回
済みません、611と616交互に撮っていたら
どちらがどちらか分からなくなってしまいました。
再び、島の左に占位した616
窓から機銃を出し、真下を狙います。
くどいけど、射ちませんから、ご安心を。
611 島右で待機、援護かな?
SH-60、後ろ姿も迫力あります。
あっと、SH-60が大島航路のジェットホイルに迫ります。
大丈夫か、ジェットホイル!
そして、機銃の照準訓練?終えた US NAVY SH-60 川奈方面に飛び去ります。
私も、警備犬と共に撤収
帰り掛けに富士を
山頂の雪が西日を浴びて輝いています。
おや、湾内に自衛艦?艦番号305 掃海艦「ひらど」です。
後方をジェットホイルが走り抜けます。
どうやら無事だったようです。
17時19分 警備所より錨泊中の「ひらど」
「ひらど」左側に、厚木基地(横田基地?)に帰るSH-60 2機
今日も、結構なものを観ることが出来ました。
お知らせ
駒門駐屯地創立60周年記念行事はコロナウィルスの感染防止の観点から
来場者の安全を第一に考え中止になりました。
覚悟はしていたのですが、残念です。
しかし、今の日本の状況を考えると
一番良い措置だと思います。
頑張れ、自衛隊!
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- 2020/03/13(金) 12:26:00|
- 米軍
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要約と銘打ってますが、漸くアップできたという洒落でもあります。
暇がない、艦艇が来ない、そして、なんと言っても気力が出ない
というお粗末な感じで、お送りします。
令和2年2月19日(水)08時16分
朝のパトロールで、艦番号304掃海艦「あわじ」発見
残念ながら、はるか沖での訓練
写真も陽炎が立って、この程度のため
あっさり、観測を断念
同日15時41分 沖に艦番号5105海洋観測艦「にちなん」を観る
海洋業務・対潜支援群に所属する艦で
その業務から秘匿性の高い艦であり、一般公開されることは有りません。
その行動も、マル秘だとか。
振り返ると対岸で、艦番号305掃海艦「ひらど」が訓練中
対岸の観測ポイントに行くべきか、迷うところである。
「にちなん」の動きも気になるし
艦首をこちらに振って来た。
港に入って、錨泊か?
振り返って港を見ると「あわじ」が、もう錨泊している。
もう少し早く、パトロールに出るべきでした。
「にちなん」は、こちらに艦首を振り、そのまま来港か?
「ひらど」は対岸の港に入って訓練
双方の間の動きを観測するため、現在のポイントに居ることに決定。
16時00分 目を離した隙に「にちなん」は、横を向いてしまった。
う~ん「にちなん」は、初島手前で訓練か?
と思っていると、横田の米空軍のハーキュリーズが
海面すれすれとは言えないけれど
かなりの低空飛行
ズームすると、尾翼に星条旗が描かれている。
あっと言う間に、岬の陰に飛び込む
望遠による圧縮効果があるとはいえ
高度の低さを分かって頂けるかと
実は、もっと低空を飛ぶこともあるのです。
そう、ここら辺は、まだ、横田の管制空域なのです。
日本でありながら、アメリカの空と言ったところ。
ハーキュリーズが消えたかと思ったら
遠慮がちに高い高度をヘリが飛んできた。
やっぱりね、海上自衛隊の哨戒ヘリSH-60Kです。
「にちなん」の上をフライパス
ね、米空軍に比べると
ずいぶん高いところを飛んでいるでしょ。
海には海自、空には米空軍と海自
今日は、良い日でした。
「にちなん」が初島手前から動かないので
本日は撤収!
令和2年2月20日(木)07時37分 「ひらど」出港
続いて「にちなん」が
そして沖に目を向けると艦番号404潜水艦救難艦「ちよだ」が姿を現した。
同日15時33分 「ちよだ」
陸にかなり近寄ってきたが、再び沖へ
同日15時49分「ちよだ」と「にちなん」
沖で訓練海域の取り合い?
「にちなん」反航して
「ちよだ」と重なります。
と言ったところで、本日はおしまい。
おまけ
この3月14日にデビューする新しい踊り子「サフィール踊り子」の顔です。
バブルのころキョンキョン(小泉今日子)のTVCMが流れた
スーパービュー踊り子の代わりに登場。
全席グリーン席、更にプレミアムグリーン席。
ちなみに「サフィール」とはフランス語で「サファイヤ」のこと。
伊豆の海と空をイメージしたネーミングだそうです。
ちょっと時期が悪いけど、「サフィールカラーに染まりに、伊豆に来らっしぇ!」
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- 2020/03/07(土) 09:07:00|
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もうそろそろ、射撃シーンにも飽きてきたころだと思うので
弾薬補給と(標)的の様子をお送りします。
弾薬交付所は、稜線射撃を行うコブの斜面の手前にあります。
右側のトラックから弾薬を降ろし、交付所に一旦デポして出場する戦車小隊に補給するのです。
トラックに空?の弾薬コンテナを載せる隊員
2連のコンテナを一人で持っていましたから
多分空だと思います。
また、青いテープが巻かれている所から
演習用徹甲弾(120mmTKG演習弾)のコンテナかと
なお、手前の脚立の上の白い箱は
気温や湿度を測る計器を入れた百葉箱と思われます。
弾薬補給の負担を軽減するため、交付所は一段高く造成してあります。
ここまでは、遠くから覗いていましたが
さあ、近くの寄ってみましょう。
実戦に備える90式
駐屯地祭等での展示より、実戦って臭いがプンプンします。
弾薬補給を待つ90式
弾薬補給まで、まだ時間が有るらしく
乗員の姿も見えません。
せっかくなので、車体のあちこちをアップ
120mm戦車砲
ご存知、ラインメタル社の120mm44口径砲を、日本製鋼社がライセンス生産をしたもの。
根本の方に有るコブは、エバキュエータ(排煙器)です。
90式では砲身に5か所排煙器用ガス噴出孔が開けられており
それをエバキュエータで覆い、一時的に発射ガスを溜め戦闘室にガスが逆流するのを防ぐのです。
砲口照合ミラー
潜望鏡型砲手用照準器よりレザー光線が出て、このミラーで反射させて砲身の歪みをチェックします。
また、ミラーの手前の砲身が何かに覆われていますが、これはGRP(ガラス繊維で補強されたプラスティック)の覆いで
サーマル・ジャケットといいます。
太陽光、風、雪、雨により、砲身に歪みが出ないように保護するものです。
直接照準器(上の孔)、74式車載7.62mm機関銃(下の穴)
直接照準器は砲塔上の潜望鏡型照準器のバックアップで
潜望鏡型が故障した場合に使用する。
7.62mm機銃は取り外しが出来、普段は外してあるらしい。
また、主砲やこれらの機器が付いているのは防盾と言い、防弾鋼の塊。
複合装甲ではないので、砲塔正面の弱点になっているかも。
操縦手席のハッチ
自主規制で、ハッチや車体上面の装甲厚が分かるところを塗りつぶしたら
何が何だか分からなくなってしまいました。
操縦席のハッチは上に持ち上げ(恐らく油圧の力を借りて)
左にスライドさせて開けます。
3個のペリスコープが付いています。
大きなペリスコープの前に鏡が立っています。
これは、後付けと思われます。鏡に所有者と思われる隊員の階級とお名前がテープで張られていました。
この鏡は、観閲式での観閲行進時に車列をそろえるため、右の車両を確認するためのものと思われます。
点呼
いよいよ、隊員さんが整列
参加者名簿と隊員の身分証明書を突合します。
左端の腰に拳銃のホルダーを下げている隊員さんが車長
車長、砲手、操縦手の順で並んでいます。
戦車乗りになって、初めて付くのが操縦手。
ただ、74式や16式機動戦闘車では、最初に装填手になるそうです。
凛々しい操縦手さんです。
お気づきになりましたか?
銃剣を胸に付けています。
これは、狭い車内で銃剣が引っかかるのを防ぐため。
しかし、全ての部隊で行われているわけではなく
部隊によって違うそうです。
部隊が、小隊を意味するのか、中隊、若しくは連隊なのかは
訊きそびれました。
点呼が終わり、弾薬補給の準備
アンテナを畳んで砲弾格納用ハッチを開けます。
さあ、120mmTKG演習弾が運ばれてきました。
重量約20㎏、若くないと運べません。
弾頭を保護するため発泡スチロール製の保護キャップが被せてあります。
その左が装弾筒、サボ―とも呼ばれます。
このサボーが装薬の爆発力を受け弾頭に伝えます。
そして、発射された瞬間に3つに分離し落下(飛び散り)します。
射撃時に、主砲の前方、離れたところに立つ土煙は
サボ―が分離し、地面に激突した結果なのです。
銀色の薬莢はセルロースで出来た焼尽薬莢で
装薬が爆発すると同時に燃え尽きます。
残るのは、隊員が右手で持っている部分
鋼製の弾底、これが薬室から排出されます。
これを、売ってほしいのですが、無理でしょうか。
小物入れにもなるし、ミリタリーファンに売れると思うのですが。
売り上げは、防衛予算の一部にしていただければ
これ以上の、喜びはないのですが。
よっこらしょっと
120mmTKG演習弾を乗員に手渡します。
保護キャップを取ると、弾頭は演習弾を示す青色に塗られています。
演習弾は、約マッハ5の弾速で実弾と同じように飛びます。
ただ、安全のため2,300m程飛ぶと3つに分割して、地上に落下します。
この演習弾が出来る前には、走行間射撃は出来ませんでした。
実弾では、万一、跳弾したり、的後方の停弾堤を外れてしまったら
弾頭がどこに飛んで行くか分からないからです。
写真がOKなのは、弾薬を手渡しするところまで
まあ、このあたりが限界でしょうか。
格納する場所は、ミリタリー雑誌やプラモデルで周知のとおりですが
一応、秘密らしいです。
JグランドEX No.7には
この射撃大会を含め、90式の細部がこれでもかって感じで
写真で紹介されています。
もちろん、砲弾格納用ハッチもバッチリです。
さて、これで”給弾”は終わり
次は的です。
”的”
見学者用テント前に展示された的
左から2枚が「装甲車・対戦車ミサイル」、対戦車榴弾(実弾)で射ちます。
次の2枚が「戦車」、120mmTKG演習弾で射ちます。
右端の1枚が「歩兵」、車載機関銃用です。
こんな感じで、的が設置されます。
ポップ式や移動式の的は、これから引っ込められます。
次の射撃に備えて、設置されたばかりの的
移動式の的(戦車)だと思われます。
右下には敵歩兵が
これも、リモコンで起き上がるようになっています。
ポップアップ式的(戦車)
それでは、的に着弾する様子を見てみましょう。
ただ、上の写真の徹甲弾用的は、何時何処に現れるの分からないので
着弾シーンを撮るのは、私には無理!
ということで、稜線射撃による対戦車榴弾(実弾)の的を狙います。
まだ、黒い板で覆われています。
3番の黒い覆いが落ちました。
すかさず稜線から射つ、1弾目は外れ
2弾も、的の直下を・・・惜しい!
着弾、爆発
この時の小隊は、稜線射撃の的を捉えることが出来ませんでした。
FCS(射撃統制システム)が有っても
命中させるのは、なかなか難しいようです。
本日はこれまで
有難うございました。
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- 2020/02/20(木) 14:35:00|
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[あすか」が来港したので、ちょっと間が空きましたが
北に吠える その2の続きを
先ずはお詫びです。その2で「第72連隊は本競技会で90式戦車の部において、部隊対抗の部・中隊対抗の部・小隊対抗の部とも優勝し、3冠を初めて達成した部隊です。」と紹介しましたが、3冠を達成したのは「第2戦車連隊」でした。関係者の皆さん、そして名誉を傷つけてしまった連隊の皆さん、誠に申し訳ありませんでした。謹んでお詫び申し上げます。
横行行進間射撃を待つ90式
エンジンを吹かしたものの、まだ、特科(砲兵部隊の射撃(仮想)が済んでいません。
特科の援護射撃の着弾を確認してから、横行行進間射撃に入ります。
待機する間、的の様子を探る小隊長
アンテナに結び付けた、赤い小旗が小隊長の印。
「まだ、待て!」と手を上げ合図する車長
「前進用意、前へ!」
早い、走り出すと早い!
次々と90式が目の前を通過していきます。
心の中では「射て、射て、射て、射ってくれ~!」と叫んでいます。
「射ったー!」
惜しいかな、後ろから2両目
「目の前の90.何をしている。射て、射ってくれ~~!」と、これも心の中。
残念ながら、先ほどの1ッ発だけで横行行進間射撃は終了
右に方向転換、行進間射撃に移ります。
手前のAPC(73式装甲車)は見学者用
行進間射撃に入った90式に並走します。
ハッチから大きく身を乗り出しカメラを持っている方が雑誌社のカメラマン。
その後ろにワラワラ乗っているのが、一般?の見学者。
昨年は「ガルパン」のスタッフの皆さんが見学していました。
曲がり終えた90式、一気にスピードを上げます。
先頭車(左端)が射つ
続いて2両目
1両目の砲炎が治まるかどうかの間に、射つ!
3両目!
ドカン、ドカン、ドカン、と砲声が響き渡ります。
3両目は、徹甲弾の曳光と、装弾筒の飛び散る様子をご覧ください。
この競技大会で一番困るのは
どの車両が射つのか分からないことです。
で、4両とも狙うと、このような感じで迫力に欠けます。
しかし、アップで狙う・・・と射たない
更に、隣の戦車が連続して発砲する。
写す方は、ガッカリします。
最後に、この一両、4両目(右端)に掛けました。
でも、遠かったですね。
射撃を終え、戻ってきた90式
出来はどうだったのでしょうか
車長は、ちょっと厳しい顔をしています。
しかし、応援団の前を通る時には、満足そうな顔をしていました。
お疲れさまでした。
この顔付ならば、きっと良い成績が期待出来ると思います。
最後は、やっぱり履帯
今回は、ちょっと短めでした。
でも、大丈夫、嫌という程続きます。
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- 2020/02/14(金) 00:00:00|
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