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記事一覧

(第404回)《コラム》2024年、12月は秋になった

 暫く続いている栃木県の旅シリーズをまた一休みして、今年2024年の紅葉を振り返ってみたい。 旧暦、俳句の世界では1月~3月が春であった。これは現在の暦に直すと、2月~4月が春ということになる。ちょうど梅の季節から桜が散るまでが春ということになる。では、秋はどうか。俳句の季語の概念に合わせるならば、太陰暦の7~9月、つまり現在の太陽暦で言えば8月~10月が秋ということになる。細かく言えば、お盆あたりから11月の...

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(第403回)【小さな旅】湯西川ダム・川治ダム

 ダムが好きだ。そう書くと、ダム建設推進論者のように思われるがそうではない。僕の専門は、学問的に言うといわゆる純粋な理系の工学系ダム好きではなく、文系なのに理系的思考をする地理系ダム好きである。技術絶対論者ではない。 手放しでダムを推奨するある種の人々は、「ダムを作れば数百年に一度の水害も防げる。それ以上の水害が来る可能性は交通事故に遭うよりもずっと低い確率だから考慮に入れない。」というような考え...

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(第402回)【小さな旅】平家の里・湯西川赤間神宮(日光市・湯西川温泉)

 湯西川温泉の歴史は、平家の落人がこの地にたどり着くことにより始まったと言われる。平清盛の嫡男・重盛が源平合戦の西の総大将であったわけだが、壇ノ浦の戦いで敗れたのち、その六男・平忠房一行が難を逃れながら東山道を転々とし、たどり着いた下野国・湯西川にたどり着いた。その子孫が1573年(天正元年)に湯西川温泉を発見したと伝わる秘湯である。五十里ダムの建設により道路建設が進んだことで、鬼怒川温泉の奥座敷とも...

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(第401回)【小さな旅】東武ワールドスクエア⑤(日本・後編)

 さて、長らく続いた東武ワールドスクエアの最終回である。観光というレベルを超える歩数で東武ワールドスクエアを隈なく巡った僕は、大変な高いレベルで足腰を鍛えることに成功したわけだが、一方で心も豊かになっていくことになる。「健全な肉体に健全な精神が宿る」という言葉があるが、どうやら、これは誤訳で、正しくは「健全な肉体の人間に、健全な精神も宿ればいいのになあ・・・」というニュアンスの言葉であるらしい。つ...

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(第400回)【小さな旅】東武ワールドスクエア④(日本・前編)

 さて、再び「東武ワールドスクエア」である。 だいたいここで全体の3分の2を見終えたのだが、あまりの物珍しさに少々はしゃぎ過ぎた。あれも見よう、これも撮ろう、この角度は、この高さはとくるくると歩き回るうちに、歩数はなんと6000歩を超え、建物ごとにカメラのフレームを決めるためにスクワットを繰り返したために、完全に足に来ていた。毎日10,000歩以上を軽く歩き、超低山ハイキングを静かな趣味にする僕でさえ、繰り...

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プロフィール

たいやき

Author:たいやき
カメラ好きには写真家と写真機家の二種類がいるという。
ぼくは間違いなく写真機家なのだろう。
写真は一向に上達しないが、カメラはいつの間にか増えていく。

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