5年初釜 薄茶
やっとこさ終わりを迎えることができる。
1年半前の令和5年初釜記事の続きです。
後炭手前で湯相を直してから煙草盆と干菓子を運ぶ。
金沢諸江屋の花うさぎと熊本の松風。
干菓子盆は根曳松蒔絵で確か表千家のお好み。
主茶碗は福引用に数個購入した清和窯の三嶋を使う。
内側に彫三嶋と花三嶋、外側が刷毛三嶋。
三つが合体したら三作三嶋と言う、と思ってたけど、
改めて調べてみたら全然ちゃうみたいで反省。
替茶碗は水無月窯の藤谷放哉のお若い頃の作品。
30年以上前やけど素晴らしい作行きで絵柄は凧。
薄茶器は八角柱の形で岩木秀齋の作。
蒔絵は築山に小松の意匠。
『源氏物語』の初音の巻にある小松引きの情景やね。
けど実は私にはこれが昔っからの疑問やねん。
正月初子の日に小松引きをするんやったら、
根曳松を正月の門扉に飾るのには間に合わへんやん?
どうゆうことなんか誰か教えてくれはらへんかなあ。
薄茶をお客さんに一巡差し上げたら2種目の干菓子。
何処の菓子やったかなあ、可愛らしい紅白のおこし。
干菓子器は月のイメージの銀の丸盆に兎が跳ねてる奴。
茶巾台に新しい茶巾を人数分乗せて持出す。
更に替えの薄茶器を持ち出して清め、
正客に2服目を点てたら正客から順に点前座へ。
皆さんに1服ずつ点てて貰うのが私んとこの流儀。
まあ絶対嫌って言う人には強制せえへんから、
何方かにもう一服お願いすることになる。
替えの薄茶器はミミズクの蒔絵。
ミミズクはフクロウの仲間やから夜咄にはもってこいやし、
可愛らしさに衝動買いしたんやけど使う機会が無かった。
死蔵してたけどこの年以外にないやんてハッと気付いた。
そもそもフクロウのことを古くはズクて言うたんやけど、
羽角とゆう飾り羽根が耳のように出てる梟がミミズク。
ミミズクを漢字で書いたら木菟、木にウサギなんです。
最後はこんな感じの飾り付けで茶事が終了。
にほんブログ村 → やっと終わり、長々お付き合い感謝です。
1年半前の令和5年初釜記事の続きです。
後炭手前で湯相を直してから煙草盆と干菓子を運ぶ。
金沢諸江屋の花うさぎと熊本の松風。
干菓子盆は根曳松蒔絵で確か表千家のお好み。
主茶碗は福引用に数個購入した清和窯の三嶋を使う。
内側に彫三嶋と花三嶋、外側が刷毛三嶋。
三つが合体したら三作三嶋と言う、と思ってたけど、
改めて調べてみたら全然ちゃうみたいで反省。
替茶碗は水無月窯の藤谷放哉のお若い頃の作品。
30年以上前やけど素晴らしい作行きで絵柄は凧。
薄茶器は八角柱の形で岩木秀齋の作。
蒔絵は築山に小松の意匠。
『源氏物語』の初音の巻にある小松引きの情景やね。
けど実は私にはこれが昔っからの疑問やねん。
正月初子の日に小松引きをするんやったら、
根曳松を正月の門扉に飾るのには間に合わへんやん?
どうゆうことなんか誰か教えてくれはらへんかなあ。
薄茶をお客さんに一巡差し上げたら2種目の干菓子。
何処の菓子やったかなあ、可愛らしい紅白のおこし。
干菓子器は月のイメージの銀の丸盆に兎が跳ねてる奴。
茶巾台に新しい茶巾を人数分乗せて持出す。
更に替えの薄茶器を持ち出して清め、
正客に2服目を点てたら正客から順に点前座へ。
皆さんに1服ずつ点てて貰うのが私んとこの流儀。
まあ絶対嫌って言う人には強制せえへんから、
何方かにもう一服お願いすることになる。
替えの薄茶器はミミズクの蒔絵。
ミミズクはフクロウの仲間やから夜咄にはもってこいやし、
可愛らしさに衝動買いしたんやけど使う機会が無かった。
死蔵してたけどこの年以外にないやんてハッと気付いた。
そもそもフクロウのことを古くはズクて言うたんやけど、
羽角とゆう飾り羽根が耳のように出てる梟がミミズク。
ミミズクを漢字で書いたら木菟、木にウサギなんです。
最後はこんな感じの飾り付けで茶事が終了。
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