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はてなキーワード: 反証主義とは

2026-01-24

anond:20260124015321

まず、あなたの問いに形式的には答えますが、

その前提(「負け条件を提示しない限り議論不能」)自体には同意していません。

1.MMTにおける「負け条件」について

MMTの中核命題

政府通貨発行主体であり、失業資源制約ではなく制度選択である

という制度定義です。

このレベルの主張は、

予測誤差で勝敗を決めるタイプ経験命題ではなく、

会計オペレーション法制度の整合性によって評価されるものです。

その意味で、

制度記述のものに対して主流派的な“反証条件”を要求することは適切ではありません。

2.JGに関して「修正必要になる条件」は存在する

一方で、JG(雇用保証)については、

制度定義から論理的に導かれる帰結であると同時に、

設計運用を伴う制度である以上、修正改善余地はあります

例えば、

• JGを「希望者全員雇用」として実装しても、

非自発的失業制度的に残存する

• JG賃金労働市場基準点として機能せず、

労働移動が成立しない

• 税・支出調整を含む制度運用によっても、

名目不安定が恒常化する

こうした事態観測されれば、

JGの設計位置づけは修正されるべきだとは考えます

ただし、これは

MMTが誤りであることの反証」ではありません。

3.負け条件要求のものへの異議

ここで重要なのは

あなたが求めている「負け条件」は、

• 主流派マクロモデル構造

予測命題中心の科学

政策含意と理論本体の切断

を前提にしています

しかMMTは、

政府家計主体として扱わない

失業を均衡結果として扱わない

• NAIRUや自然利子率を理論的に採用しない

という点で、

そもそも同じ科学観・方法論に立っていません。

したがって、

「負け条件が固定できないなら思想である

という評価基準自体を、

MMT側は受け入れる理由がありません。

4.結論

私の立場は次の通りです。

制度記述反証主義の枠外にある

• JGなどの制度設計修正改善対象ではある

しかし、それを主流派的な敗北条件で裁定する議論には応じない

この前提が共有されない限り、

議論方法論の押し付けに終わると思います

anond:20260124010826

率直に言うと、「制度記述政策を切り分ける」という整理には違和感があります

MMT制度記述価値中立説明ではなく、国家という主体をどう定義するかという前提そのものからです。

政府通貨発行主体であり、失業が実物資源の遊休を意味するなら、

雇用提供しないこと自体がすでに一つの制度選択であり、

ジョブギャランティ(JG)のような政策含意は、任意の応用ではなく制度定義から論理的に導かれる帰結だと考えています

ただし、これは「JGを導入すれば常に成功する」「設計や条件は問わない」という主張ではありません。

MMT批判しているのは、失業価格安定の調整弁として用いる制度構造のものであり、

雇用名目アンカーとする制度構造の方が、理論的に一貫しているという点です。

したがって、JGがどの設計で、どの程度機能するのか、

賃金構造インフレ制御労働移動、行政能力といった具体的帰結については、

歴史事例や制度比較、段階的導入による検証必要だと思います

ただその検証は、制度記述と切り離された「別理論反証」ではなく、

MMTが描く制度構造現実にどう作動するかを確かめ作業であるべきです。

よく「予測できない理論科学ではない」と言われますが、

MMT問題にしているのは、予測のものではなく、予測依拠している制度前提です。

流派マクロの多くは、

政府家計企業と同型の制約主体として置き、

失業を均衡調整メカニズムとして内生化した上で予測を行っています

MMTは、その前提自体現実貨幣制度整合していない、と主張している。

この意味MMTは、

「この制度構造を前提にしたとき、どんな予測が成り立つか」以前に、

そもそもどの制度構造を前提にすべきか」というレベル議論をしている。

したがって、主流派モデル翻訳したうえで

「同じ形式の事前予測が出ないか非科学だ」と評価するのは、

制度定義対立方法論の問題すり替えているように見えます

私の理解では、MMT

制度記述の正否は会計オペレーション法制度の整合性で評価されるべきであり

・その制度構造の下での政策設計(JGの形態運用)は、実証比較改善されるべき対象

という立場です。

まりMMTは「反証主義を拒否している」のではなく、

何を反証対象にするのか、その順序と前提が違う、

という点が主流派との根本的な相違だと考えています

anond:20260124004351

増田さんの書いていること、私は次のように理解しました。合ってますか?

1.主流派批判反証主義テスト要求)は、MMTを「財政拡張正当化するマクロ理論」として扱っている

でも増田さんの見立てでは、それはMMT本体ではなく、すでに「主流派MMTを別物に再定義している」ので批判として失当。

2.MMTの出発点は“減税や財政拡張の是非”ではなく、国家貨幣制度的な定義

具体的には、政府は「市場から資金調達して支出する主体」ではなく、

通貨発行→(その通貨での納税義務)→実物資源へのアクセス確保

という意味で、社会的資源を provision(動員・調達) する主体だ、という前提(会計制度説明)を置く。

3.だから増田さんは、

「コア命題の固定」「事前予測」「負け条件の明文化」みたいな“反証主義要求自体が、

MMTを主流派マクロ翻訳し直した上で、翻訳版が主流派基準を満たさないと批判する方法論的循環

になっている、と言いたい。

4.さらにBさんは「主流派が provision をモデルに入れられない理由」を4点挙げていて、要旨はこう:

(主体定義) 政府家計企業と同型に置く主流派モデルの前提が、provision を入れると崩れる

(価格理論) JGなどを“制度的な価格アンカー”とすると NAIRU 等の枠組みが内側から否定される

(方法論) provision は予測誤差で勝負する命題ではなく、制度記述の正否の問題なので反証主義と相性が悪い

(帰結) provision を認めると政策含意(失業政策選択財政破綻論は虚構等)が大きく変わり、主流派の「価値中立」っぽさが保てなくなる

——ここまでが増田さんの主張の骨子で、私の理解です。

その上で、確認したいのは1点で、

増田さんは 「MMTは“制度記述の正否”として評価されるべきで、予測精度や推計による反証原理的に適用不能」 という立場ですか?

それとも 「制度記述部分(会計やオペの説明)は記述として正しいとしても、政策パッケージ(JG・ゼロ金利固定・国債制度設計など)の含意は別途、因果推論や予測検証されるべき」 という立場ですか?

私には、後者記述の正否と政策含意の検証を分ける)なら、反証主義的な検証要求は“翻訳”ではなく、むしろ政策理論としての責任の話に見えます

制度記述が正しいことと、そこから出る政策主張(例:ゼロ金利固定が望ましい、国債廃止が望ましい、JGが物価の錨になる等)が正しいことは別で、後者反証可能な形でテストできるはずでは?



増田さんはこの点をどう考えていますか?

MMT現代貨幣理論)は何を主張し、主流派経済学の何を批判しているの

MMT(Modern Monetary Theory)はしばしば

財政拡張正当化する理論

政府お金を刷ればいいと言っている理論

と誤解されがちです。

しかMMTの核心は、政策の是非以前に、私たちが前提にしている“国家貨幣財政”の理解のものが間違っているのではないか、という問題提起にあります

この記事では、

• 主流派経済学が何を前提にしているのか

MMTがそのどこを批判しているのか

を対比しながら説明します。

1. 主流派経済学基本的な考え方

流派マクロ経済学では、暗黙のうちに次の前提が置かれています

政府家計企業と同じ「経済主体

• 税収や国債発行で資金を集めてから支出する

財政赤字政府債務は「将来の負担

完全雇用市場の結果、失業自然現象

インフレ管理の主役は金融政策金利操作

この枠組みでは、政府資金制約を受ける存在であり、

財政は「使いすぎないよう管理すべきもの」と理解されます

2. MMTの出発点:政府は何者か?

MMTは、ここで根本的な問いを立てます

自国通貨を発行している政府は、本当に家計と同じなのか?

MMTの答えは明確です。

政府通貨の「利用者」ではなく「発行者

支出通貨発行として先行し、税は事後的に回収される

• 税の役割は財源確保ではなく、通貨需要の創出とインフレ調整

まり政府は、市場からお金を集めてから支出する存在ではなく、

通貨を発行することで自ら必要資源を動員(provision)する主体だ、という理解です。

ここが主流派との最大の分岐点です。

3. MMT批判する「財政観」の誤り

流派では、しばしばこう言われます

• 「財政赤字は将来世代へのツケ」

• 「国債が増えすぎると破綻する」

• 「まず財源を示せ」

MMTは、これらを制度理解の誤りだと批判します。

理由は単純で、

政府赤字は、民間黒字(純貯蓄)

自国通貨建ての国債は返せなくなる性質のものではない

• 本当の制約は「お金」ではなく「人・モノ・技術

MMTは「無制限に使え」と言っているのではなく、

間違った制約(財政破綻論)を外し、正しい制約(実物資源とインフレ)を直視しろと言っているのです。

4. 雇用インフレに対する決定的な違い

流派では、インフレを抑えるために失業必要だと考えます(NAIRU)。

一方MMTは、これを強く批判します。

失業市場自然現象ではなく政策の結果

失業を「調整弁」にするのは非効率かつ非人道的

MMT提案するのが**ジョブギャランティ雇用保障)**です。

政府最低賃金で常時雇用提供

• 景気が悪いと雇用が増え、良いと民間に移動

失業ではなく「雇用」を名目アンカーにする

これは単なる福祉政策ではなく、

マクロ経済の安定装置としての制度設計です。

5. なぜ主流派MMTを受け入れにくいのか

MMTを受け入れると、次が一気に明らかになります

失業政策選択だった

財政破綻論は制度虚構だった

金融政策役割過大評価されていた

これは理論の一部修正ではなく、

経済学政府をどう描いてきたかという前提そのもの崩壊意味します。

そのため主流派は、MMT

過激財政拡張論」

予測を出さないか科学でない」

と再定義して批判しがちですが、それはMMTの射程を意図的に狭めた評価です。

6. MMTは何を目指している理論なのか

MMTは、

• 新しい自然法則を発見する理論でも

• 景気予測で当て続ける理論でもありません。

MMTがやろうとしているのは、

すでに存在している貨幣制度を正しく理解し、

その理解に基づいて制度政策を再設計すること

です。

からMMTは、

反証主義土俵に乗れ」

と言われるたびに、

その土俵自体が、政府を誤って定義している

と応答するのです。

anond:20260123234423

流派によるその批判は、MMT

財政拡張余地を大きく取るマクロ理論

として再定義した上で評価している点で、すでに失当です。

MMTの出発点は、財政拡張の可否ではありません。

政府通貨を発行することで、自ら必要とする資源を provision(調達・動員)する主体である

という制度的・会計的前提です。

これは需要管理テクニックではなく、国家貨幣関係についての定義です。

流派反証主義的枠組みでは、

政府家計企業と同型の主体

財政は事前に制約された資金の配分問題

市場での資金調達が前提

という構図が暗黙に置かれています

この前提に立つ限り、MMTは「拡張的な財政政策正当化する理論」に見えてしまます

しかMMT批判しているのは、まさにその前提自体です。

政府市場から通貨を「調達」して支出する存在ではなく、

通貨を発行し、課税によってその通貨を回収することで、実物資源へのアクセスを確保する主体です(Mosler, Wray)。

この前提を捨象したまま、

「コア命題の固定」

「競合理論とズレる事前予測

「負け条件の明文化

要求することは、MMTを別物に作り替えた上で反証しているに等しい。

MMTにおけるコア命題はすでに固定されています

それは

財政とは「需要刺激」ではなく、政府社会的資源をどのように provision するかという制度問題である

という点です。

この命題の真偽は、推計上の予測誤差ではなく、貨幣・税・国債中央銀行オペレーション実在運用によって評価されるべきものです。

したがって、主流派が行っているのは

MMTを主流派マクロ理論翻訳し直し、

 その翻訳版が主流派反証基準を満たさないと批判する」

という方法論的循環です。

MMTが主張しているのは、

同じ土俵で勝つことではなく、

その土俵が、政府という主体性質を誤って定義したまま構築されている

という点にあります

• なぜ主流派は provision 概念モデルに入れられないのか

1. provision 概念とは何か(前提の明確化

MMTでいう provision とは、

政府通貨発行と課税を通じて、

物資源(労働・財・サービス)へのアクセス制度的に確保すること

です。

これは「需要刺激」でも「財政拡張余地」でもなく、国家という主体定義に関わる概念です。

2. 主流派が provision を入れられない【第1の理由主体定義

流派モデルの前提

流派マクロ(DSGE等)では、原則として:

政府 = 家計企業と同型の経済主体

収入制約(税・国債発行)が先行

支出は制約付きの配分問題

という構造採用されています

provision を入れると何が起きるか

provision 概念を入れると、

政府は「資金制約を受ける主体」ではなくなる

支出貨幣発行として先行し、課税は事後的になる

政府市場依存せず資源動員できる主体になる

これは主体定義モデル根本から崩れることを意味します。

結果として、既存効用最大化・予算制約の形式が成立しません。

モデル拡張されるのではなく、別物になる

3. 【第2の理由価格形成メカニズムが壊れる】

流派モデルでは、

価格賃金市場均衡で決まる

政府は「外生的ショック」

という扱いが基本です。

provision を導入すると

MMTの provision 論では、

政府雇用賃金通貨需要制度アンカー

特にジョブギャランティは「価格決定装置

になります

これは、

• NAIRU

労働市場均衡

実質賃金市場決定

といった主流派価格理論を内側から否定します。

価格理論のコアが維持できない

4. 【第3の理由反証主義と相性が悪い】

流派反証主義は、

確率予測

パラメータ推定

モデル間の予測精度比較

を前提にしています

しかし provision は、

制度的・法的・会計構造

• 「そうなっているか/いないか」の問題

であり、予測誤差ではなく制度記述の正否が問われます

例:

政府支出時に中央銀行準備を発行するか?

• 税は支出の前提条件か?

これは「推計で反証する」タイプ命題ではありません。

→ 主流派の「負け方のルール」が適用不能

5. 【第4の理由規範帰結制御不能になる】

provision を認めると、次が論理的帰結します:

失業政策選択

財政破綻論は虚構

金利政策役割縮小

国債制度の再設計

これは単なる理論変更ではなく、

政策正当化構造の転換を意味します。

流派は「価値中立」を装った技術理論であるため、

この帰結を受け入れると、自らの規範性が露呈します。

2026-01-23

anond:20260123234523

ガリレオニュートン量子力学はいずれも当初は反証や不整合を抱えていた。厳格な反証主義だけを適用していたなら、これらの理論は初期段階で排除されていた

お前のやってるのはそういうこと

anond:20260123234041

増田さんの挙げた例は、どれも「最初は傍流・異端扱い → その後に主流化」ですが、主流として受け入れられた“型”がかなり共通しています

既存理論では説明しにくい観測事実アノマリー)が蓄積

② 新説が「定量的予測」や「決定的な検証テスト)」を提示

③ 追試・再現で生き残り、応用(技術・実務)で強固になる

④ その過程で「何が反証になりうるか」のルールが徐々に固まる

以下、各例で「何が決め手だったか」を短く整理します。

1) ニュートン万有引力が主流化した理由

決め手は「天体運動を一つの法則統一し、予測が当たった」ことです。

ニュートン力学と万有引力は、地上の落下と天体運動を同じ枠で扱える(統一性が強い)。

そして象徴的なのが、ニュートン理論を使ったハレー彗星回帰予測(1758年頃)で、実際に1758年末に観測され、ニュートン理論の有力な実証例として扱われました。

ここで重要なのは「それっぽい説明」ではなく、“いつ出るか”を事前に言える(予測可能性)が強かった点です。

2) 熱力学第二法則が主流化した理由

決め手は「熱機関効率という工学的に検証される領域で、普遍的制約として働いた」ことです。

第二法則19世紀中頃にクラウジウスやケルヴィンらにより整理され、代表的には「熱は自発的に冷→温へは流れない」等の形で表現されました。

これは“哲学”ではなく、蒸気機関などの熱機関の性能限界(どんな工夫をしても超えられない上限)として現場で繰り返し確認され、理論の信頼を固めました。

まり第二法則は「実験室で一発」より、工学化学での再現性と有用性が、主流化を支えたタイプです。

3) 原子論が主流化した理由

決め手は「原子実在すると仮定すると出る定量予測が、実験確認された」ことです。

19世紀末〜20世紀初頭まで、原子の“実在”には懐疑もありましたが、

アインシュタイン(1905)がブラウン運動原子分子)の運動に結びつけ、観測できる量(平均二乗変位など)に落とした。

その予測ペランらの実験で支持され、原子分子運動論が受け入れられる大きな契機になった、という整理が教科・解説論文で繰り返し語られています

ここは反証主義っぽく言うと、「観測できる指標への翻訳操作化)」が勝因です。

4) 大陸移動説(→プレートテクトニクス)が主流化した理由

決め手は「メカニズム不在の弱点が、海底観測データで埋まり、“決定的テスト”が登場した」ことです。

ウェゲナー大陸移動説は「大陸の形が合う」「化石・地質が対応する」などの状況証拠はあった一方、動く仕組み(メカニズム)が弱く、北米などで強い反発がありました。

1950〜60年代に海底探査が進み、海嶺で新しい地殻が生まれ広がるという「海洋底拡大」的な絵が出てきた。

さら1963年前後海嶺の両側に地磁気の“縞模様(磁気異常の対称パターン)”が出るはずだ、という形で「科学テスト」が明確になり、これがプレートテクトニクス確立重要な一歩として整理されています

このケースは、まさに「傍流が主流へ」の典型で、“良い話”が勝ったのではなく、“測れる予測”が揃ってひっくり返った例です。

5) 病原菌説(germ theory)が主流化した理由

決め手は「微生物存在感染→予防・治療成功」までが連結して再現されたことです。

パスツールやリスター、コッホらの仕事が「病原体病気を引き起こす」という枠組みの確立と受容に大きく貢献した、と整理されています

具体的には、パスツール実験が“自然発生”を否定微生物役割を示す方向で影響し、

コッホは炭疽菌などで「特定病気特定病原体」という因果実験で強く示しました(コッホの業績・方法論として説明されます)。

ここは理論の受容が、手洗い・消毒・衛生・ワクチン等の実務成果に直結し、主流化が加速したタイプです。

まとめ:増田さんの例が示す“主流化の条件”

増田さんの列挙は「傍流が主流になった」という点では正しいですが、より重要なのは

それらは “検証可能予測(あるいは反証条件)を固定し、外部データと追試に耐えた” から主流になった

という点です。

私がMMTに対して言っている「反証主義の土俵に乗れ」という要求は、まさにこの主流化パターン(=科学史の勝ち方)を踏まえたものになっています

anond:20260123234041

それでも主流派が“反証主義的に強い”と言われるのは、上で見たように

という⭐「負け方のルール」が共有されているからです。



流派がやってきたのは「理論の核を固定し、反証条件を明確化し、方法論を更新し続けて生存してきた」という歴史です。

からMMTが“学界で対抗可能理論”として評価されたいなら、同じ土俵

必要です

anond:20260123233433

「主流派経済学反証主義的に“証明”されてきたか?」は、厳密には 証明数学みたいに真を確定)ではなく、より現実に近い形でいうと

…という意味での「反証主義的な淘汰」です。

以下、主流派がどう“反証に耐える形”に進化してきたかを、代表例で整理します。

1) 方法レベル反証可能な形に「落とす」こと自体を重視してきた

サミュエルソンは、理論を“操作可能(operational)な命題”=観測検証できる形に落とすことを強調した流れの中心人物として語られます

フリードマンは、(前提のリアリズムよりも)予測力を評価軸に置く「実証可能な含意で勝負する」方法論を強く打ち出しました。

ここがまず“反証主義っぽい”土台です(ただし、後述の通り経済学は補助仮説が多く、純粋ポパー型の運用は難しい)。

2) マクロ典型例:フィリップス曲線の「単純な政策トレードオフ」は壊れた

1950〜60年代に「失業率を下げるとインフレが上がる」ような安定関係が“政策メニュー”として扱われましたが、のちに

期待インフレを入れた「期待修正フィリップス曲線」へ

長期ではトレードオフが成り立たない(自然失業率/NAIRU)方向へ

という更新が起きますフリードマン1968年講演が、期待を組み込む方向に大きな影響を与えた、という整理は一次資料研究史確認できます

また1970年代経験が、この見方を後押しした、という研究史的整理もあります

要するにここは、「古い単純形が反証説明不能)に晒され、修正された」例です。

3) ルーカス批判政策が変わると推計式も変わる、という“反証の形”を導入した

ルーカス批判は、「過去経験則(縮約形)をそのまま政策評価に使うのは危ない。政策が変われば人々の意思決定(期待)が変わり、推計式のパラメータが不変でなくなる」という主張です。

この主張自体も、のちに実証的に検討テスト)される対象になっています

この流れが、マクロを「ミクロ基礎(最適化・期待)」を持つ構造モデルへ寄せる大きな動機になりました。

4) DSGEなど“構造モデル”は、透明性と検証可能性を上げる方向で発展した

DSGEは強い仮定批判され続けていますが、「政策変更の効果を、前提・メカニズムを開示した上で評価する枠組み」として中銀・研究で中心的に使われてきた、という位置づけは一次資料でも見られます

同時に、危機後の批判や改良も含めて「適用可能性・限界」を体系的に検討する研究も積み上がっています

ここでの“反証主義”は、「このモデルが真」ではなく、競合モデルと比べて予測政策評価整合性がどれだけ良いかで生き残る、という競争です。

5) ミクロ実証いちばん反証主義が“制度として”強く働いたのはここ(信用革命

近年の主流派の強さは、むしろミクロ因果推論で顕著です。

これはまさに、「この推定因果だ」という主張が、設計の穴を突かれて反証される/改善される、という反証主義制度運用です。

6) じゃあ主流派は“ポパー型にきれい反証”されてきたのか?

ここは正直に言うと きれいはいきません。理由典型的に

ので、単発で「はい反証理論死亡」とはならず、部分修正モデル更新になりやすい。

それでも主流派が“反証主義的に強い”と言われるのは、上で見たように

という⭐「負け方のルール」が共有されているからです。




流派がやってきたのは「理論の核を固定し、反証条件を明確化し、方法論を更新し続けて生存してきた」という歴史です。

からMMTが“学界で対抗可能理論”として評価されたいなら、同じ土俵

必要です

anond:20260123230258

科学哲学には、理論反証可能予測をしなければならず、これらの予測のいずれかが誤りであることが示されると、私たちはその理論を捨てるべきだという古い見解がある(事後修正は「アドホック」と呼ばれる)。

問題は、良い理論は通常、スタートとエンドの両方で反証されることが多いということだ。例えば、ニュートン運動理論はもともと月の運動説明できなかったため、反証主義的な基準ではほぼ即座に無視されるべきだった。しかし、これは間違いだった。なぜなら、実際にはニュートン力学が最終的に月の軌道説明できたからだ。

一方、アインシュタイン理論が登場したとき、それが支持された理由は、水星の近日点を効果的に説明たからであり、その予測ニュートン理論が誤っており、ニュートン理論反証と見なされるようになった(とはいえニュートン理論水星の近日点を説明できないことには数世紀の間私たちは慣れていた)。

これは、硬い科学の描く反教条主義的なイメージが魅力的なので教えられ、また、社会科学は自らを硬い科学のように見せたいので教えられている。

まり常識とされる側が間違ってるのに、その間違ってる側で検証されても正しい理論かどうか何か分からんのよ

お金一つとっても考え方が違うのよ↓

https://note.com/nkms/n/nb2b68164db34

anond:20260123230258

反証主義ポパー型)で「MMT自分自分検証可能にする」ために必要なのは、要するに “ルール固定(calvinball回避)”+“他理論区別できる事前予測”+“反証条件の明文化” です。

クルーグマンが「MMTersと議論するのはカルビンボールみたいだ」と書いた、という批判はまさに「反証可能性を逃げる構造があるのでは?」という疑念で、引用される形で流通しています

MMT側は“学者MMTネット言説を混同するな”と反論しがちで、ここが定義の揺れ=calvinball問題の温床になりやすいです。)

以下、「反証主義手法MMTが己の証明(≒検証)をするには?」への、実務的な設計図です。

1) まず「MMTの中核命題」を固定して、補助仮説と切り分ける(calvinball封じ)

反証主義大事なのは「どこを撃てば理論死ぬか」を明確にすることなので、MMTは最低限:

を分離して、文書化した “MMTプロトコル” を公開するのが第一歩です。

例:MMT文献では「税が貨幣需要を支える」「赤字民間の純金融資産になる」「国債発行は準備(当座預金と金管理技術問題」などがコアとして語られます

2) 「MMTだと起こる/起こらない」を、他理論とズレる形で“事前登録”する

あなたが挙げた条件(MMTだと起こり、他では起こらない/その逆)に落とすなら、MMTに固有色が出やすい争点を選ぶのがコツです。

候補A:金利引き上げはインフレ抑制になるのか?(符号テスト

モズラーMMTには「自然利子率はゼロ」や、金利引き上げが利子所得を増やし得て、結果としてインフレ圧になり得る、という発想が色濃くあります

ここは主流派金融引締め=需要抑制)とズレが出やすい。

反証可能な形(例)

事前に「政策金利サプライズの引上げは、一定間内インフレ率を(平均して)下げない/むしろ上げる」と符号宣言

高頻度識別FOMC/日銀イベント等)+ローカルプロジェクションで検証

結果が一貫して「引上げ→インフレ低下」なら、少なくともこの命題棄却

候補B:「国債発行は不要(単に金利操作)」は、金融市場実体で崩れないか

MMT側には「国債は準備吸収のオペで、財源ではない」的な整理があります

これを“国債を減らした/止めたとき、何が起きるか”に落とす。

反証可能な形(例)

予測国債供給を大きく減らしても、(IOR=準備付利などで)短期金利管理できれば、マクロの主要変数への悪影響は限定的

対立仮説(主流派寄り):安全資産不足・担保制約・金融仲介の歪みで、クレジットスプレッド金融不安顕在化し得る。

検証国債供給ショック(QEや発行構成の大変更)を使い、スプレッド・レポ市場・信用量・実体への波及を事前に“どっち向き”か宣言して当てる。

候補C:「税が貨幣需要駆動する」を因果で測る

MMTの有名な主張に「Taxes drive money(税が貨幣需要を支える)」があります

これは歴史制度比較で“因果っぽい検証”が可能です。

反証可能な形(例)

新しい税(または納税手段規則変更)が導入され、「その通貨しか納税できない」制約が強まった地域・時期で、通貨受容や保有が(他条件一定で)増える、という予測を置く。

検証:差の差(DID)や合成コントロールで、通貨受容指標預金、決済、為替プレミアム等)を追う。

結果が一貫して「税制変更が通貨需要有意な影響を持たない」なら、この強い形の命題修正必要

候補D:ジョブギャランティ(JG)は“インフレの錨”になるのか?

MMTはJGを「失業バッファ在庫)ではなく雇用バッファ在庫)で物価安定と完全雇用を両立」と位置けがち。

ここは実証設計ができればかなり強いテストになる。

反証可能な形(例)

地域パイロットで、JG導入地域と非導入地域を比較賃金分布・離職・物価民間賃金への波及を事前に予測

予測に反して、JGが賃金物価不安定化させる/民間雇用を恒常的に圧迫する等が再現的に出れば、JGを“安定装置”とする主張は反証され得る。

3) 「どんな結果なら負けを認めるか」を先に書く(反証条件の明文化

calvinball批判真正から潰すには、これがいちばん効きます

を「事前登録」して公開する。

これができれば、少なくとも「検証不能状態意図的に作っている」という疑いは大幅に減ります

4) いちばん反証主義っぽい”やり方:予測コンペで勝負する

理論争いが泥沼化しやすときは*政策イベントに対する事前予測(forecast)を提出して、

で どっちが当たるかを数年単位で競うのが、実は一番フェアです。

MMT側も教科書的整理は進めていますが(例:Springerの体系的テキスト)、

「事前予測で勝ちに行く」動きは、外からは見えにくいのが現状だと思います

まとめ

反証主義MMTが「検証に耐える理論」になる道筋シンプルで、

この4点をセットでやることです。

anond:20260123230007

具体的に必要なことは学者から指摘されてるので、ちゃん学術リングで頑張ってください

Krugman described MMT devotees as engaging in "calvinball" – a game from the comic strip Calvin and Hobbes in which the players change the rules at whim.

この部分、かなり無視できない点で、つまりクルーグマン感想が正しければ、MMT論者は「理論検証できない状態」を意図的に作り出しているんじゃないかという疑いがあるのだ。

経済学では、サミュエルソンが強調して以後、ポパー型の反証主義がかなり重視される傾向にある。

僕はこれについて、必ずしも反証主義絶対だとは思わないものの、MMTのような新興理論にとっては重要だと思っている。

まりMMTだと起こり、それ以外の理論だと起こらない現象はあるのか。

逆にMMTだと起こらず、それ以外の理論だと起こる現象はあるのか。

それらは現実だと起こっているのか、起こっていないのか。

この検証結果次第では、MMT重要理論になり得る。

これらは、MMTを支持する学者が中心となって積極的検証するべきである

前もどこかで書いたと思うが、主流派が主流派である所以は、この種の検証に耐え続けているからであり、MMTが主流派と対抗できる理論になるためには、最低限この種の検証に十数年は耐えられる(つまり積極的検証の結果としてMMTに深刻な誤謬が見つからないまま十数年が経過する)必要があるというのが僕の見解である

言っておくが、これができたからと言ってMMTが正しいとは限らない。

しかしその場合経済学者たちはMMTについて「少なくとも勉強する価値はある」と考えるようになるだろう。

結果として肯定されるか否定されるかはわからないが、少なくともそうなれば理論としては生き残りに成功した状態と言える。

残念ながら、僕が観測した範囲内でMMTの支持者にこのような動きは見られない。

2024-10-29

科学もまた信仰と言える?

科学もまた信仰である」という言説は、「科学的な知識絶対的な真理を保証するものではなく、一定の信念や仮定に基づくものだ」とする批判視点からまれものです。しかし、科学手法信仰には重要な違いがあり、「科学信仰」と見なすのは適切ではありません。以下に、科学信仰の違いを説明します。

 

1. 方法論の違い

科学手法は観察、仮説の構築、実験検証を通じて知識を構築するプロセスです。この方法により、科学経験に基づく「反証可能性」や「再現可能性」を強調します。カール・ポパーの「反証主義」によれば、科学理論反証される可能性があるため、常に修正更新可能です 。

信仰宗教的手法は、しばしば絶対的普遍的な真理を前提とし、その真理が神聖であり不変であると見なすことが多いです。宗教超自然的な存在教義に対する信念を中心とし、その信念の正当性経験反証可能性依存しません 。

 

2. 再現性反証

科学のもう一つの特徴は再現性であり、どこで誰が行っても同じ条件下で同様の結果が得られることを重視します。また、結果が反証されることを受け入れ、実証が積み重なることでその知識信頼性が高まります

宗教的信仰は、個人内面的な体験や霊的な啓示を重視し、再現性必須ではありません。むしろ絶対的教義や超越的な存在に対する信頼が重要視され、反証されることを前提にしません 。

 

3. 知識更新進化

科学自己修正的であり、新しい発見技術進歩に応じて絶えず知識更新します。例えば、ニュートン古典力学アインシュタイン相対性理論によって一部修正されましたが、それにより科学進化しました。

宗教における信仰教義は、一般歴史的に固定され、変化しないことがその信仰価値とされます特定の教えが絶対であるとされるため、科学のように容易に進化することはありません。

 

4. 結論

科学もまた信仰である」という見解は、科学限界仮定を指摘し、人間知識絶対ではないことを強調していますしかし、科学は常に新しいデータ反証に基づいて進化し続けるという点で、宗教信仰とは本質的に異なります信仰個人確信や不変の教義に基づくものであるのに対し、科学実証論理を重視する柔軟なプロセスです。そのため、科学信仰と同じ枠組みで論じることには、誤解を生むリスクがあります

 

: Popper, K. “The Logic of Scientific Discovery.”

: Eliade, M. “The Sacred and the Profane.”

: Kuhn, T. “The Structure of Scientific Revolutions.”

2020-01-28

anond:20200128155319

そういう態度なら別にいいんじゃないですか。

俺は実証主義でも反証主義でもないから、今の進化理論科学として問題あるとは思わないけど。

2019-04-20

反証主義からいい加減離れろ

自然科学しか見てないというか、ポパーを盲進しすぎというか……。

科学全体において検証作業のウェイトはそんなに大きくない。自然科学においてさえ検証重要なのは一部に留まる。

科学共同体の中に色んな仮説が蓄積されていけば、積極的検証しなくても長い時間が経てば洗練されていくんだよ。

から科学者の第一仕事はより良い仮説を提唱することで、検証はそのための副次的ものに過ぎない。

医学など自然科学の一部は、未検証理論が応用されると周囲に重大な損害を及ぼすから検証重要だけどな。

2012-04-05

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検察、足利事件で上訴放棄検討 菅家さん無罪確定へ - 47NEWS(よんななニュース)

足利事件菅家さんが刑事補償請求 再審無罪で8千万円 - 47NEWS(よんななニュース)

菅家さんに8千万円支払い 足利事件の刑事補償金 - 47NEWS(よんななニュース)

反証可能性 - Wikipedia

科学哲学者のカール・ポパーは、反証可能性を持つかどうかを「真の科学」であるかどうかを見分ける基準として提唱しており、それ故彼は精神分析学は科学ではなくて疑似科学に過ぎないと断じた。

純粋な科学的言説の必要条件としての反証可能性を提唱した。精神分析やマルクス主義を批判。ウィーン学団には参加しなかったものの、その周辺で、反証主義的観点から論理実証主義を批判した。また、「開かれた社会」において全体主義を積極的に批判した。

疑似科学 - Wikipedia

二重盲検法 - Wikipedia

福   島   訴   訟

福島章教授が足利事件の精神鑑定録音テープを破棄した心理 : 少年犯罪データベースドア

福島章氏が足利事件の精神鑑定録音テープを破棄した件 | ロテ職人の臨床心理学的Blog

足利事件の精神鑑定に対する日垣隆氏の意見 | ロテ職人の臨床心理学的Blog

犯行動機の構成と成員カテゴリー化実践 : いわゆる「足利事件」における精神鑑定をめぐって(II 自由論文) - 文献詳細

11章 刑事精神鑑定社会学    

 ――いわゆる「足利事件」における犯行動機構成        

松木 洋人

大貫 挙学

慶應義塾大学出版会 | 現代日本の社会意識 |

CiNii 論文 -  犯行動機の構成と成員カテゴリー化実践 : いわゆる「足利事件」における精神鑑定をめぐって(II 自由論文)



Amazon.co.jp: 冤罪の軌跡―弘前大学教授夫人殺害事件―(新潮新書)

Amazon.co.jp: 弘前大学教授夫人殺人事件

精神鑑定

所謂変質状態ノ基礎状態テアル生来性神経衰弱症」「表面柔和ニ見イナカラ内心即チ無意識界ニハ残忍性『サディスムス』的傾向ヲ包蔵シテ居リ両極性相反性ナル性格的傾向ヲ顕著ニ示ス」と鑑定した

1952年 5月31日 控訴審終了。Nに懲役15年の有罪判決

1971年 5月28日 真犯人が出現。

1977年 2月15日 再審終了。Nは無罪となる。

10月22日 N、国家賠償を請求。

1981年 4月27日 青森地裁弘前支部で一審終了。Nが部分勝訴。

1986年 11月28日 仙台高裁で控訴審終了。Nが全面敗訴

1990年 7月20日 最高裁が上告を棄却

弘前大学教授夫人殺人事件 - Wikipedia

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/1981/1981_6.html

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/1986/1986_7.html

2007-04-19

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google:生活保護法がある限り、経済的理由での中絶は認められない。

ジョルダーノ・ブルーノ。地動説を擁護し火刑に処せられた。

1932年ナチス党230議席を獲得し第一党となる

[集団浅慮]世論に総論なし、整合性のない各論あるのみ。

[多数論証][アローの不可能性定理][多体問題][じゃんけん]

[集団浅慮][多数決][民主主義]アビリーンのパラドックス

[ロバ売りの親子][粉屋と息子とロバ]粉挽きとその息子と驢馬

[ホトトギス][不如帰][時鳥][織田信長][豊臣秀吉][徳川家康][上司]

[ディベート][議論][利害]

「合理的無知=コストパフォーマンス的に、政治の勉強に膨大な時間を費やすより、適当に暮らしてた方が合理的。」

合理的無知

ディベート判例集 | 参謀本部日誌

The Ultimate English: ディベートのジャッジについての考察

[政治]「良い」を定義することは権力闘争

「すべては主観である。」モニモス

[集団浅慮][多数決][民主主義]アビリーンのパラドックス

美人投票 - Wikipedia

はてなブックマーク - 審査員を審査する(仮題) : 作品情報 - 映画.com

詭弁の上手い奴が場を支配する

1年生の算数の時間に、先生が「2-1は1、では1-2は?」というので「-1」と答えたら不正解にされた。

 「パパが教えてくれたもん」

 「おまえのパパは気違いだ」

バカ・馬鹿(ばか) - 語源由来辞典

秦の趙高が二世皇帝に、鹿を「馬である」と言って献じた。

群臣は趙高の権勢を恐れ、「これは馬です」と答えたが、「鹿です」と答えた者は暗殺された。

相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。

バーナード・ショー

相手を黙らせたからといって、その人を説得できたわけではない。

ジョン・モーリー

はてなブックマーク - ディベート教育とか、キモイので、やめてほしい(ほしかった) - 女教師ブログ

ymScott 社会, 思考 ディベートってのは「自分ですら本気にしていない事を詭弁を駆使して観客に納得させるゲーム」のことだろ。

何でそんな詐欺技術を教育しなきゃいけないのか未だに解らない。

ディスカッションをこそ学ばせるべき。



チェリー・ピッキング (英: cherry picking) とは、

数多くの事例の中から自らの論証に有利な事例のみをならべたてることで、

命題を論証しようとする論理上の誤謬、あるいは詭弁術。

チェリー・ピッキング - Wikipedia


悪魔の証明とは - はてなキーワード

無知に訴える論証 - Wikipedia

ストローマン(英: straw man)は、

議論において対抗する者の意見を正しく引用しなかったり、

歪められた内容に基づいて反論するという誤った論法、

あるいはその歪められた架空の意見そのものを指す。

藁人形論法ともいう。

ストローマン - Wikipedia

衆人に訴える論証(しゅうじんにうったえるろんしょう、羅: Argumentum ad populum)とは、

論理学における誤謬の一種であり、多くの人々が信じているという理由で、ある命題を真であると論証結論付けること。

多数論証、多数派論証とも。

88% の人々が UFO を信じているのだから、UFO は実在する。

世界中の大多数が神を信じているのだから、神は実在する。

衆人に訴える論証 - Wikipedia

人身攻撃(ラテン語: ad hominem、argumentum ad hominem)とは、

ある論証や事実の主張に対する応答として、その主張自体に具体的に反論するのではなく、

それを主張した人の個性や信念を攻撃すること、またそのような論法。論点をすりかえる作用をもたらす。

人格攻撃論法ともいわれる

人身攻撃 - Wikipedia



偽善者は素晴らしい約束をする、約束を守る気がないからである。

[政治]「良い」を定義することは権力闘争

[多数論証][アローの不可能性定理][多体問題][じゃんけん]

反証可能性 - Wikipedia

科学哲学者のカール・ポパーは、反証可能性を持つかどうかを「真の科学」であるかどうかを見分ける基準として提唱しており、それ故彼は精神分析学は科学ではなくて疑似科学に過ぎないと断じた。

純粋な科学的言説の必要条件としての反証可能性を提唱した。精神分析やマルクス主義を批判。ウィーン学団には参加しなかったものの、その周辺で、反証主義的観点から論理実証主義を批判した。また、「開かれた社会」において全体主義を積極的に批判した。

[多数派][多数決][民主主義]天動説と地動説

[天動説][地動説][コメンタリオルス][コペルニクス][ガリレオ]

民主主義とは『多数派(の世論)による専制政治』トクヴィル

7対1の賛成多数によって判決は下された。

[差別]公共施設(特に鉄道)での黒人分離は人種差別に当たらない。

[差別]黒人が人間だと考えることは不可能である。モンテスキュー

アラバマ州出身で、1962年民主党からアラバマ州知事に当選した。

[差別]今ここで人種隔離を!明日も人種隔離を!永遠に人種隔離を!ウォレス

アドルフ・ヒトラー - Wikipedia

1932年7月の国会議員選挙ではナチ党は37.8%(1930年選挙時18.3%)の得票率を得て

230議席(改選前107議席)を獲得し、改選前第一党だった社会民主党を抜いて国会の第一党となった。

ヒトラー 〜最期の12日間〜 - Wikipedia

ソ連軍に包囲される前にベルリン市民を脱出させるべき」という進言を退けたヒトラーは嘯(うそぶ)く

国民自業自得自己責任)。国民地獄を味わうのは当然の義務。

われわれを(選挙で合法的に)選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ。』



アローの不可能性定理 - Wikipedia

選択肢が3つ以上あるとき、

定義域の非限定性、全会一致性、無関係な選択対象からの独立性、非独裁性をすべて満たす

社会的厚生関数」を作ることはできない、とする。



[六韜]仲間の多い人間とは腹黒い人間。

コミュニケーションにおける最大の問題はそれが達成されたという幻想

アドバイスをするというのは、疑わしい療法だ。ユング

韓国地下鉄火災事件における「多数派同調バイアス」と「正常性バイアス」

多数の者に人気のあるほうが善いというふうにはならない。セネカ

多数決をとってみたところでそれが正しさの保証とはならないデカルト

[同調圧力][空気の研究][馬鹿]同調圧力・空気の研究・馬鹿・いじめ

[集団浅慮][多数決][民主主義]アビリーンのパラドックス

斉一性の原理 - Wikipedia

自薦の用心棒 - Wikipedia

衆人に訴える論証 - Wikipedia

多数論証

88% の人々が UFO を信じているのだから、UFO は実在する。

世界中の大多数が神を信じているのだから、神は実在する。

多数論証(ad populum)

米国人の6割「原爆投下は正しかった」、米世論調査 国際ニュース : AFPBB News

米調査組織『ギャラップ』によると、アメリカ人の92%が神を信じている。

「神はいない?」偉人たちの無神論的な50の格言:らばQ

Amazon.co.jp| 神は妄想である―宗教との決別| リチャード・ドーキンス, 垂水 雄二| 本

神が宇宙をつくったなら、その神は誰がつくったのですか? - Yahoo!知恵袋

多数の者に人気のあるほうが善いというふうにはならない。セネカ

地動説 - Wikipedia

進化論 - Wikipedia

1964年度 赤穂浪士 最高番組平均世帯視聴率 53.0%



女性には障害胎児を殺す権利があるのか

Amazon.co.jp: なぜ人を殺してはいけないのか―新しい倫理学のために (新書y (010)): 小浜 逸郎: 本

殺生

優生学 - Wikipedia

最大多数の最大幸福は、道徳と立法の基盤である。いかなる法律も自由の侵害である。ジェレミ・ベンサム

多数者の利己主義 vs 民主主義 衝撃的な引揚げ体験を目にして

「みんなのためだ、行ってくれ」


Yahoo!辞書 - 君子(くんし)は三端を避(さ)く

Yahoo!辞書 - げん‐がく【衒学】

人生の大きな目標のため、日常のどうでもいいことは中庸。デカルト

公益目的でなければ、他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな

[権内][権外][分限自覚][エピクテートス]意志の力でどうにもならない物事

相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。

バーナード・ショー

相手を黙らせたからといって、その人を説得できたわけではない。

ジョン・モーリー

沈黙を守ってバカではないかと思われる方が、
あれこれ喋ってその疑惑を晴らすよりましだ。

リンカーン

Better to remain silent and be thought a fool than to speak out and remove all doubt.

Abraham Lincoln

馬鹿をさらけ出すよりは黙っていて馬鹿だと思われる方がましである

キングスレイ・ウォード

世の中で成功を収めるには、

馬鹿のように見せかけ、利口に活動することである

モンテスキュー

反論せずに、ただニコニコしている人を説得するのは不可能だ。

リエルスパーク

自分と未来は変えられる。他人と過去は変えられない。

「なんとなく」を可視化し、「変えられるもの」に集中する - 点と点をつなぐためのメモ - connecting the dots

[ロバ売りの親子][粉屋と息子とロバ]粉挽きとその息子と驢馬

「すべては主観である。」モニモス

[集団浅慮][多数決][民主主義]アビリーンのパラドックス

[アローの不可能性定理][民主主義][じゃんけん][trade-off]

投票の逆理 - Wikipedia

詭弁の上手い奴が場を支配する

詭弁 - Wikipedia

アローの不可能性定理 - Wikipedia

[最大多数の最大幸福][ジェレミ・ベンサム][全体主義][ファシズム][ナチズム]

民主主義とは『多数派(の世論)による専制政治』トクヴィル

言葉遣いで人は決まる。バルト

「誰が言ったかではなく、何をいったのかが重要だ」

批判の後には、オルタナティブ(代わりの提案)を忘れずに

「監視カメラ」と「防犯カメラ」とは、全く同じものを指している。どちらの語を使用するかは、本人のイデオロギーによって決めることである。

実際のカメラはどちらなのかを議論することには意味がない。

相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。

バーナード・ショー

相手を黙らせたからといって、その人を説得できたわけではない。

ジョン・モーリー

チャーチル「日本にこれほどの力があったのならもっと早くいってほしかった。日本人は外交を知らない」 : メカAG

チャーチルの『第二次世界大戦回顧録』のなかにこんなことが書いてある。

日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。

しかし、これでは困る。反論する相手を捩じ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。

それでもう一度無理難題要求すると、またこれも呑んでくれる。

すると議会は、いままで以上の要求をしろという。

無理を承知要求してみると、今度は、笑みを浮かべていた日本人はまったく別の顔になって、

「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことをいうとは、あなたは話の分からない人だ。ことここにいたっては、刺し違えるしかない」といって突っかかってくる。


【天使の代理人】胎児は人間ですか? - 読書と映画の時間

「もし、あなたがお腹にいる赤ちゃんだったら、その理由で死んでほしいと言われて納得できますか?」

[中絶]なぜ人を殺してはいけないのか

「もし、あなたが母親の胎内の胎児だった時に、中絶するから死んでくれと言われて納得できますか?」

[倫理]中絶はいいけど、子殺しは駄目。

戦争、死刑、中絶、非配偶者間人工授精、尊厳死安楽死自殺、宗教、禁酒、タバコ一夫多妻制 - Wikipedia

語りえないことについては人は沈黙せねばならない。

人生の大きな目標のため、日常のどうでもいいことは中庸。デカルト

[ロバ売りの親子][粉屋と息子とロバ]粉挽きとその息子と驢馬

自分と未来は変えられる。他人と過去は変えられない。

バカの壁 新潮社 養老孟司 「話せばわかる」なんて大うそ!

言葉でも文章でも相手がわからなければ何にもならないんだもの

平易な言葉で分かるような言い方をしなければ駄目なんだ。

五島昇

[思想][頭脳][論文][卒論]多量の思想を少量の言葉に収める。

少しの言葉で、多くのことを言って聞かせるのが大器の印。

自分にしか書けないことを、 だれが読んでもわかるように書く

容器は、それが空っぽのときに一番大きな音をたてる。

多数の者に人気のあるほうが善いというふうにはならない。セネカ

何度も止められましたが、そのたびに時計万年筆などの貴重品を渡して、見逃してもらっていました。

それがここでは女を出せと言われた。これは本当に困りましたね。

リーダー役の人物が土下座して「みんなのためだ、行ってくれ」と頼んだ。

そうやって女性を送り出していった人間が、生きのびて帰ってきたわけですから。

文芸春秋5月号 五木寛之 藤原正彦

[最大多数の最大幸福][ジェレミ・ベンサム][全体主義][ファシズム][ナチズム]

[民主主義][資本主義][笑者]

404 Blog Not Found:結局自己責任が一番安上がり

同じ仕事を日本人なら月20万円、中国人なら月1万円が相場とする。

搾取者は日本人をクビにして中国人を採用し、その際に他の会社競争力を持たせるために、月2万円を中国人に払うとする。

この時点で、搾取者は月18万円の得。中国人は2万円の得、日本人は20万円の損。

泣く者は一人、笑う者は二人。合計金額は変わらないのに、この方が笑う者が増えている。


天下皆美の美たるを知るも、これ悪のみ。老子

怒りよりも軽蔑を隠すことがより必要である。

[マキャベリ][タキトゥス]賢明で思慮に富む人物

[社交性]心にもない言葉よりも沈黙。モンテーニュ

人生の大きな目標のため、日常のどうでもいいことは中庸を決め込むのは正しい

デカルト

大事を小事の犠牲にしてはならない。

ゲーテ

小事省事

椎名悦三郎


議論したり反駁したりしているうちには、相手に勝つようなこともあるだろう。

しかし、それはむなしい勝利だ―相手の好意は絶対に勝ち得られないのだから。

ベンジャミン・フランクリン


大衆がする尊敬と侮辱

われわれは喧嘩口論に近付いてはならぬ。

これらのことからは足を遠ざけねばならない。

無知な人々のするこのようなことは、何にせよ無視されねばならない

(このようなことは無知な人でなければすることは出来ない)。

そして

大衆がする尊敬と侮辱とは、どのみち大同小異と見なされねばならぬ。

われわれはこちら〔侮辱〕に腹を立ててもいけないし、あちら〔尊敬〕を喜んでもいけない。


くだらない質問には答えぬがよい。

ろくな答えのできないものには、問いかけぬがよい。

くだらない話には耳をかさぬがよい。

あげ足をとるような相手とは議論せぬがよい。

道をふんで訪れるものとだけ交際して、礼儀しらずは相手にせぬことだ。

荀子

争気ある者とは与(とも)に弁ずる勿れ。

荀子

やたらに人と争い競う性質の者とは

事の是非を語り合うことはしないほうがよい。


君子(くんし)は三端を避(さ)く

君子は文章・武術・弁論で人と争うことはしない

はてなブックマーク - ディベート教育とか、キモイので、やめてほしい(ほしかった) - 女教師ブログ

ymScott 社会, 思考 ディベートってのは「自分ですら本気にしていない事を詭弁を駆使して観客に納得させるゲーム」のことだろ。

何でそんな詐欺技術を教育しなきゃいけないのか未だに解らない。

ディスカッションをこそ学ばせるべき。


竜馬は議論しない。坂本龍馬

もし議論に勝ったとせよ、

相手の名誉をうばうだけのことである

通常、人間は議論に負けても

自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、

負けたあと持つのは負けた恨みだけである


どの港に入るのか分からなければ、どの風も追い風にはならない。

「すべては主観である。」モニモス

404 Blog Not Found:ΔxΔp≧h/4π(が欲しかった) - 書評 - そして世界に不確定性がもたらされた

Amazon.co.jp: 99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書): 竹内 薫: 本

トレードオフ 最も賢いクマと最も愚かな観光客の知能レベルは、ほぼ一致する。トレードオフ(Trade Off)

安全と利便性

リスクとリターン

一長一短

ケースバイケース

美人投票 - Wikipedia

例外

論理飛躍

擬似相関

レトリック

バイアス

ポジショントーク

二元論 - Wikipedia

経験論 - Wikipedia

ブラフ

シンプソンのパラドックス: 集団を2つに分けた場合にある仮説が成り立っても、集団全体では正反対の仮説が成立することがある。

合成の誤謬 - Wikipedia

ルサンチマン - Wikipedia

ほめ殺し

アイロニー

知者を自認する相手を問いつめ,無知の自覚を促す,ソクラテス的問答法の一性格。

アイロニーとは - はてなキーワード

「自分の無知」を盾にして、「知ったかぶりをする相手の無知をさらけ出す」

自分の批判対象の主張を徹底的に賛美してみせ、

その論理を極限まで押し進めることによって

そのグロテスクさを浮き彫りにさせるという批判レトリック

[無知の知][ソクラテス]

【処世術】馬鹿のように見せかけ、利口に活動すること【処世訓】

はてなグループ

人間同士が理解しあうというのは根本的には不可能である。

相手を自分の好みに変えようと思うことは相手の人格を無視した行為。

自分と未来は変えられる。他人と過去は変えられない。

人々が自分に調和してくれるように望むのは非常に愚かだ。ゲーテ

犬に道を譲る。噛まれた傷は治らない。リンカーン

[ロバ売りの親子][粉屋と息子とロバ]粉挽きとその息子と驢馬

[六韜][外交][交渉]無能ならば歓待せよ。

巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)

巧言令色に惑わされているようでは、社会人として未熟だ。

浴場での出来事、つまり湯をはねかける者、押す者、罵る者、盗む者

[悪口][陰口][告げ口][お世辞][心にもない言葉]ねたみ・批判にあった時

どんな馬鹿でも、あらを探したり、難癖をつけたり、苦情を言ったりできる・・・

そしてたいていの馬鹿がそれをやる。

ベンジャミン・フランクリン

君子は行いをもって言い、小人は舌をもって言う。王陽明

人間は考えることが少なければ少ないほど余計にしゃべる。

賢者は聞き、愚者は語る。ソロモン

自分の行いが馬鹿げている人に限って、

真っ先に他人を中傷する。

フランス劇作家 モリエール

中傷誹謗に対する最善の返答、

それは黙々と自己の義務を守ることである

ジョージ・ワシントン 米国初代大統領

沈黙を守ってバカではないかと思われる方が、

あれこれ喋ってその疑惑を晴らすよりましだ。

リンカーン

愚者に対するもっとも正しい答えは沈黙である

アフガニスタンの諺

相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。

バーナード・ショー

相手を黙らせたからといって、その人を説得できたわけではない。

ジョン・モーリー

徳をもって人を支配する者は王たり。

力をもって人を支配するものは弱く、

富をもって人を支配する者は貧し。

筍子


一般に人間は犬に似ている。

他の犬が遠くで吠えるのを聞いて、自分も吠える。

ヴォルテール


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