■ 進路先が注目されていたが・・・。高校サッカー界の名門中の名門である青森山田高の10番でU-18日本代表にも選出されているMF檀崎は「今年の高校サッカー界を代表する選手の1人」に挙げられる。進路先が大いに注目されていたが、J1に昇格して2年目で快進撃を続けているコンサドーレ札幌への入団が内定した。札幌は初のACLの出場権獲得を目指しているが、有望株の獲得に成功。今年の札幌の勢いを感じさせるニュースになった。
青森山田高からは195センチの超・大型CBで、同じようにU-18日本代表に召集されているDF三國ケネディエブスの福岡入りも内定している。なので、今年も青森山田高から複数の選手が、即、プロ入りを果たした。2017年にはMF高橋壱がJ2の千葉に進んで高卒1年目からJ2で23試合に出場しているが、今年もMF郷家(神戸)がJ1で19試合に出場している。2人は先輩のような活躍が出来るだろうか。
アタッカーのMF檀崎は総合力の高いMFになる。基本的な技術が高い選手であるが、プレミアリーグEASTでは13節を終えた時点で何と14ゴールを挙げている。得点ランキングで2位となるFW森海渡(柏U-18)は7ゴールであることを考えると驚異的なペースでゴールを量産している。注目される大会でゴールという分かりやすい結果を残したことでMF檀崎はプロ入り、しかも、J1クラブへの入団に近づくことができた。