はてなキーワード: ペンスとは
「FBIの皆さん、私はあなた方が国のためにしていることを尊敬しているので、手短に話します。
捜査の手間を省くため、私は誰の協力者でもないとはっきり言う。初歩的なソーシャルエンジニアリング、基本的なCAD、多くの忍耐。
スパイラルノートがあれば、要点がわかるメモとTo Doリストがある。私はエンジニアリングの仕事をしているので、私の技術はかなりロックダウンされている。
トラウマを引きずっていることをお詫びしたい。率直に言って、この寄生虫どもは自業自得だ。米国は世界で最も高額な医療制度を持ちながら、平均寿命は約42位である。
ユナイテッドは時価総額でアップル、グーグル、ウォルマートに次ぐアメリカ最大の企業である。ユナイテッドはどんどん成長しているが、平均寿命は?
いや現実は、これらの[判読不能]企業は単に強力になりすぎただけであり、アメリカ国民がそれを許すからこそ、莫大な利益を得るためにこの国を悪用し続けているのだ。
問題はもっと複雑であることは明らかだが、私にはスペースがないし、正直なところ、私は議論の全容を明らかにする資格のある人間ではない。
しかし、何十年も前に多くの人が腐敗と貪欲さを明らかにしてきた(例えば、ローゼンタール、ムーア)。現時点では意識の問題ではなく、明らかにパワーゲームが行われている。
このような残酷な正直に向き合ったのは、明らかに私が初めてである。」
ルイジ・マンジョーネ
ジャーナリストのケン・クリッペンスタイン氏が入手した原文はこちら
https://www.kenklippenstein.com/p/luigis-manifesto
ちなみにCEOの殺害現場に落ちていた薬莢には「否認」(deny) 「弁護(defend)」 「証言(depose)」と書かれていた
これはジェイ・M・ファインマン著『遅延、拒否、弁護』に似ていると指摘されており、その表紙には「保険会社が保険金を支払わない理由と、それに対して何ができるか」と書かれている。
海辺のさびれた宿屋「ベンボー提督」亭に、ビリー・ボーンズという謎めいた大男が現れた。彼は顔に刀傷を持ち、大きな箱を抱えていた。宿屋に滞在する間、いつも片足の男を警戒していた。ある日、彼は宿屋の主人ホーキンズ少年に「片足の男に気をつけろ。4ペンス銀貨をやるから、片足の男が現れたらすぐ俺に知らせろ」と告げた。
ホーキンズ少年はビリーの忠告を心に刻んだ。ある夜、暗い風が吹き荒れる中、ホーキンズは宿屋の外で怪しい影を目撃した。それは片足の男らしき人物がちらりと見えた瞬間だった。すぐさまホーキンズはボーンズに知らせに行ったが、その時には、ビリーは宿屋から忽然と姿を消していた。
彼の残した箱の中には、古い島の地図が入っていた。その地図には、珍宝が隠されている島の場所が示されていた。少年は仲間とともに、伝説の珍宝を手に入れるために航海に出た。航海の途中、彼らはさまざまな困難に直面したが、友情と勇気で乗り越えた。
ついに、彼らは珍宝が隠された島にたどり着いた。しかし、先に到着していた片足の男とその一味が待ち伏せていた。ホーキンズとその仲間たちは知恵と勇気を振り絞って一味を撃退し、ついに珍宝を手に入れた。
この童話の教訓は、「真の冒険とは勇気と友達があれば乗り越えられる」ということだろう。
ℋ𝒶𝓅𝓅𝓎 ℰ𝓃𝒹.
トランプが任命した3人を含む保守派最高裁判事6人の多数意見により(リベラル派は3人)
トランプ裁判で争点となった言動のいくつかは大統領の公務であり、公務中の大統領免責特権にあたるため
これにより公判開始は大統領選後になる見通しで、公判による選挙への悪影響を避けられたトランプ陣営が勝利宣言し
トランプ再選の暁にはこの捜査に対して中止命令を出すとみられている
しかしこの、前回大統領選後のもろもろについてのトランプの言動は大統領の公務中の事なので免責
司法長官に不正選挙だと発言するように要求したのも大統領としての公務だし
ペンス副大統領に選挙結果について自分を支持するよう迫ったのも大統領としての公務
民衆に議事堂に集まるよう呼びかけたのは大統領の公務なのか共和党党首としての発言かわからんけど
と、大統領の免責特権の範囲についてこれまで想定されていたものよりはるかに広範に規定しちゃったことで
これじゃあもう、大統領が特殊部隊に命じて政敵を暗殺しても公務だから免責
選挙結果に不満で軍を率いてクーデター起こしても免責になってしまう
バイデンがトランプを暗殺しても、選挙で負けた後にクーデター起こしても公務中により免責なので
もはやウマ娘から3年たち、増田やはてなで競馬の話題が上がらなくなって久しいですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
それでもやはり、ダービーと有馬記念くらいはちょっと見ておきたいという気持ちの残った方もいるかと思います。
では今年のダービーについて考えていきましょう。
そもそも馬って、今みたいに車が流通する前は、自家用車であり、トラックであり、ベルトコンベアーであり、トロッコであり、戦車であったわけで、人の移動や物の輸送、または戦闘に欠かせないものだったわけ。
当然、仕事に適した車、さらには高級車やスーパーカーが求められるように、名馬は昔から珍重され求められた。
で、名馬の格付け品評会にあたる競争があり、そこで優秀な成績をあげた馬が種牡馬となり、名馬の親となったわけだ。
その最高の馬格付けレースが日本ダービーで、これは三歳の同い年の馬だけが生涯一度だけ走れるレース。
わくわくだよね!
競馬界のカレンダーはダービーが基準になってて、ダービーが終わると翌週から次の世代、2歳馬のデビュー戦が始まる。
要は馬にとって一番大事な時期が、2歳の初夏から3歳の初夏、ダービーからダービーまでってことだ。
ダービーに至るまで細かいレースがあり、そこで結果を残した子だけが出れる。
レースの着順に応じた賞金があり、その賞金をたくさん稼いだ子や、指定された有力競争で上位に入った子が出れる。
つまり、ダービーで最下位になろうとも、世代トップの18頭に名を連ねられるというのは名誉だってこと。
有力馬は何頭かいるものの、今回は確勝と言えるような飛び抜けた馬がいないと言われている。
つまり、多くの馬に勝つチャンスがある。
しかし、実力が明らかに上位だろう、という馬も何頭か見当たる。
ダービーは東京競馬場2400mという条件で行われるけど、東京競馬場は広く、最終直線が長いコースなので、紛れが起きにくいレースでもあり、馬の実力が反映されやすい。
そう考えると、今回のレースは着順まで当てることは難しいが、3着以内に入れる範囲をある程度絞ることができる、という認識でよいと思う。
馬はある程度スパートをかけられる距離はせいぜい600m、本気で全力疾走できる距離は200mくらいなのだが、東京競馬場の最終直線は500m以上あり、勝負どころがコーナーでごちゃつく、という事態にはあまりならず、直線のスパート勝負で何とかなりやすい、というのが、東京競馬場のレースが荒れにくい理由だ。
では、今回勝つチャンスを持っている有力馬を紹介していこう。
ここまで3戦無敗の皐月賞馬で、今回一番人気になると考えられている馬。
間違いなく強い。
皐月賞は新記録が出るような高速決着で、さらに前が止まらない馬場だったことと、キズナ産駒の消耗戦上等な性質が見事にマッチした結果だった。
皐月賞の中山2000は、後ろからの末脚一閃が決まりにくく、前を高速で走ってスタミナ勝負に持ち込むのは血統的にも最も適した戦法だったと思う。
じゃあ、じっくり行けば瞬間最高速の切れ味はそうでもないの?というとそれもそんなことなく、ドスローだった共同通信杯で見せた末脚は驚愕するレベルだった。
そうなると隙はないのか?というとそうでもなく、共同通信杯も皐月賞もペースが極端だったのが気にはなる。
両極端な条件でどちらもハイパフォーマンスだったのなら、どんな展開でも対応できるような気はしつつも、ミドルペースで末脚勝負が決まりやすい東京の直線、本職の差し馬の後ろからの追撃を凌げるか?というと正直差されても驚かない。
今回のダービー、おそらく皐月賞ほどの高速決着にはならないだろうが、共同通信杯みたいなドスローにもならないだろう。
そのペースをうまくコントロールできるかが勝負のポイントだと思う。
メス馬なのに2歳のオスメス混合のG1で優勝した女傑。
一級品の末脚が最大の武器になっている。
今回、瞬間的な末脚を出した馬は実はたくさんいるのだけど、ジャスティンミラノの共同通信杯や、ダノンエアズロックのアイビーステークスは驚くほど前半のペースが遅かったので、誰もがすごい末脚を使える条件での末脚だった。
レガレイラの末脚はそうではなく、ハイペースに流れた展開でもすごい末脚を必ず使えるのが彼女の魅力。
なんちゃって末脚じゃなくて、本職の末脚だ。
今回のレース、相手がジャスティンミラノだと思うと、最後にそこまでダレるとは思えず、ある程度の位置を取って最終直線に入らなければ届かないだろう。
皐月賞で6着に負けたことで嫌われている傾向があるが、皐月賞の時、調教後馬体重から11キロ減ってのレースで、かなり消耗があったという話が聞こえてきている。
フケ(発情)もあって、レース当日前日にかなり暴れて落ち着きがなかったとか。
正直、それが最大の敗因になっている。
今回は時期も変わり、もうフケの影響はないはずなので、そこは気にはならないと思う。
が、木村調教師のインタビューでも、以前から彼女は気高く、人を信頼しすぎず人と距離を取るような性格だそう。
なので、馬装をつけたり、パドック回ったり、多くの人と関わらなければならないレース前に、不必要な消耗をしてしまうことを心配していた。
ひとつ間違いなく言えるのは、皐月賞が本来の彼女の力ではないってこと。
レース中の接触の不利や、ゴール前の向かい風で差し馬の不利も起きていたし、言いだせば細かい不利はいっぱいある。
その皐月賞2着も、勝ったジャスティンミラノとタイム差はなかった。
ジャスティンミラノに迫るほどのスタミナを持ちつつ、レガレイラに近い末脚を持つのがこの馬。
当初の勝ち上がりに時間がかかったことと、勝ち切ってはいないこと、前回のモレイラが今回のらないことから人気を落とすようだけど、実績で言えば絶対買わなきゃいけない馬。
スターズオンアースのオークス前とかぶる。どう考えても強いのに、フロック視される馬というのはいて、この馬がそれに当たる気がしている。
ジャスティンミラノの真後ろのポジション取れたら、ミラノを差し切れると思っている。
が、不調のデムーロは向こう正面で動くレースもやりがちなので、末脚残しているかは正直わからない。
しかし、ダービーを勝つためにあえて皐月賞を使わなかった馬、というのは大体が強い。
この馬はそれに当てはまる。
しかもここまで無敗。
前のレースそのものはレベルの高いレースではなかったから、前走を見てダービーでどんな走りができるかは何とも言えない。
しかし、ドスローだったとはいえアイビーステークスでレガレイラと同じ上がりタイムを出してレガレイラに勝っている。
最終的に間に合わせてダービーに滑り込んだし、鞍上はモレイラ。
レース後の骨折が判明した弥生賞だけふがいない走りをしたが、万全の状態で出てくれば実質無敗とも言える。
勝っても驚きはしない。
あと、3着内で言えば、アーバンシック、シンエンペラーも抑えたい。
シンエンペラーは、血統や実績から軽視されがちだと思うけど、能力は間違いなく高く、状態も皐月賞より断然いいらしい。
ただ、気を抜いて遊ぶ癖があるので、本気を出してくれるかわからないのが難しさのようだ。
矢作先生は世界最高峰の調教師だし、鞍上の坂井瑠星騎手も成長目覚ましく、もはやトップジョッキーの実力を持つ。
ダービー楽しみだね。
スーパーライト級4団体統一3階級制覇王者のテレンス・クロフォード(39戦無敗)
テレンス・クロフォードが圧倒的な力量差(4度のダウンを奪って9回TKO)で勝利し
井上も無敗の王者であるフルトンをKOして勝利しており、PFP(パウンドフォーパウンド)1位か!?
と言われていたが、スペンス(PFP4位)を圧倒したクロフォードより上に行くことはありえない。
クロフォード自身も指摘していたけど、フルトンはPFPのランク外だし。
どうしたって世界のボクシングレベルで言えば層が薄い場所で戦っているのは否めない。
4団体統一にこだわっているので年内に同階級の2団体王者のタパレスとやって普通に勝つと思うけど
タパレスはフルトンよりも評価されてない選手。勝ったところで世界的な評価は……
*両 =4 分=16朱=4000文
鐚銭:昔からある中国から入ってきた古いお金や私鋳されたもの(永楽通宝以外)
金一両=銀50匁=永楽銭1000文=鐚銭4000文
4進法は秤で測ってた名残か、わかりやすいからだかクォーターやハーフってのがそこそこ使われてるらしい
8分割にするか4分割を二回するかは、8とかだと馬鹿には難しいかったか、4分割繰り返したらなんぼでも小さくなるよね、だったのか
(1000ってのがだいたいそんぐらいの価値だったかえいやで決めたかは調査中
(貫が穴の開いた銭に通す道具で1000枚とか100枚単位でわかりやすく持ち運んだり授受するもんだったらしい
1:4は前述のとおりまあわかる。
30が謎。我々はその秘密を探るため
気が狂いそう
という比率は
フランク王国が定めた
という比率に由来する。
リブラは古代ローマにおける通貨単位であると同時に重量の単位でもあり、
さらに1リブラの銀から240枚のデナリウス銀貨を作っていたので
ソリドゥス金貨1枚とデナリウス銀貨12枚が等価であると決められた。
というわけで1リブラ=20ソリドゥス=240デナリウスという式が完成する。
サマセット=モーム全集で『月と六ペンス』の次の作品だったので、この作品から続けて読んだ。結果、興味深い点もあったが、全体としてはいまいちだった。
1925年に発表された、中国の英国植民地になっている仮想の町を舞台とした作品で、その設定は面白く、簡潔で要領を得た人物描写も巧みで興味深く読んだが、人物の書き込みが足りない。またプロットが性急すぎる(展開が早すぎる)。このせいで全体としてやや散漫な印象を受け、作者が連載小説を書くために書いているだけの印象を受けて、全80章を最後まで読むのがだるく感じた。
全編を通してKittyの揺れ動く心理描写がテーマになっているといえばいえるが、読後感としては、何だこりゃという感じである。サマセット=モームは人間の多様さを書くのだが、それ以外に何もない。中国を題材に取っているため、タオを人生観として提示してこの小説は終わるのだが、どうもとってつけたような結末だという印象がぬぐえない。
この小説を読んで、もうしばらくサマセット=モームはいいやと思った。
主人公のKittyは植民地官僚のCharlieと不倫をしている。夫で細菌学者のWalterは典型的な理系の人として描かれている。非常に真面目で、抑制的で、冷徹な印象を与える。不倫が露見すると、WalterはCharlieを訴えるかわりにKittyをMei-tan-fuという街に連れて転任するよう提案する。この町はコレラが蔓延していて、Walterは医者として派遣される。Kittyは自暴自棄でMei-tan-fu行きを承諾する。転任しても二人の間には冷たいものが流れる。仮面夫婦だ。ある日Kittyは街の修道院を何の期待もなく訪問し、そこで働く修道女たちの姿に感銘を受ける。また修道女たちはWalterの献身的な努力を褒めたたえる。Kittyは自分が無価値な人間であることを悟り、修道院で働き始め、修道院長のMother Superioの人格にも感化されつつ、少しずつ変わっていく。そんな折、Kittyの妊娠が発覚する。身体に宿っているのがWalterの子か、Charlieの子か、はっきりしない。そのことをKittyはWalterに正直に言う。Walterはその直後にコレラにかかって死ぬ。検視によれば、彼は事故でコレラに感染したのか、実験中に故意にコレラに感染したのか、判別がつかない。KittyはWalterの死に衝撃を受ける。修道院長に諭されて帰国を決意する。もとの植民地都市に戻った時にCharlieの妻の発案でCharlieの家に寄宿して、憎んでいたはずのこの男に結局再び身体を許してしまい、激しい自己嫌悪に駆られ、英国に帰ることを決意する。帰途、マルセイユでKittyは母の病死を知る。ロンドンの家に戻ると、父はバハマの植民地総督として赴任が決まったところであり、Kittyはロンドンでの生活を選ばず、父に着いていくことを決める。
英語の小説を挫折せずに読む方法というエントリをこの前書いた増田だよ。その後『月と六ペンス』を英語で読み続けて、とうとう今日読み終わったよ。めちゃくちゃ面白かったよ。
サマセット・モームの小説はテンポがよくて、英語も簡潔で読みやすいよ。エンタメ要素が多くて普通に楽しいよ。人物描写がとにかく上手いよ。
ロンドンで株式ブローカーとして40歳までわりと平凡に暮らしていたストリックランドという奴が、絵を描きたいとか言ってパリに失踪して、その後タヒチに渡って絵を描き続けて、死後になって美術の世界に革命をもたらした偉人扱いされる話だよ。このストリックランドという画家はポール・ゴーガンがモデルになっているらしいよ。
バルガス=リョサもゴーガンを題材にした『楽園への道』という長編小説を書いていて、そっちの方を先に読んでいたから、『月と六ペンス』を読んだらなにかしら既視感があったよ。こっちの方が時代的にはもちろん先の作品だね。バルガス=リョサはモームの作品についてどう思っていたんだろうね。
それはともかく、『月と六ペンス』の前半はストリックランドという男がどれほど周りの意見を気にしない自己中心的な男で、どれほど他人を残酷に扱ってきたか、嫌というほど読ませられて、強烈な印象を受けるよ。それで小説の後半はストリックランドの死後に周りの人間の傍証をたどる形で、色々な人の声が挟まれていく文体になっているよ。いわゆるポリフォニー小説だね。
ストリックランドは最後はタヒチでハンセン病になって、まったく治療を受けず壮絶な最期を遂げるんだけど、この描写がかなり強烈だったよ。ストリックランドが追求し続けた世界を作者は垣間見させようとして、けっきょくよくわからないので、読んでいてもどかしい感じがするよ。
小説の始めの方で、ストリックランドの(最初の)妻は、ストリックランドが他に女を作ってパリに駆け落ちしたと思っていたんだけど、じつはそうではなく、恋愛絡みではない理由で自分が捨てられたと知ると、この女はストリックランドを激しく憎むよ。
小説のラストシーンは、それから20年ぐらい経って、語り手がロンドンでこの妻に、ストリックランドの最期を告げるシーンだよ。この時になったら妻の態度はガラリと変わっていて、すっかり有名人になったストリックランドと自分との関係性を周りに触れまわりたそうにして、馴れ馴れしくストリックランドのことをチャーリーとか呼んで、家にきたストリックランドの研究者からノリノリでインタビューを受けているよ。この妻の俗物ぶりがとにかく胸糞悪いよ。この胸糞悪さは、それだけモームによる小説の構成がうまく行っている証だと思うけど、それにしても胸糞悪いよ。
最後の最後にストリックランドの家族が聖書を引用して何か言って、語り手がそれをうけて自分の思いを語って終わるんだけど、これはぜんぜん意味がわからなかったよ。
たぶんこの小説はまたいつか読むと思うよ。
はじめてiPhoneのBooksアプリだけで英語の長編小説を読んだら、まずまず快適だったよ。英語のわからないところはその場で辞書を引けるから楽だったし、新しい語彙をけっこう覚えたよ。