タガラシ(田辛子、田枯し)
黄色くて艶のある花びらはキンポウゲ科の仲間の証でしょう。
この花が咲く田んぼは非常に少なくなったそうですが、狭山丘陵の田んぼでは結構な数が咲いています。
名前の由来は田に生えて辛いので田辛子説、稲があまりとれない田に生えるので田枯らし説があるそうです。
本当のところはどっちなんでしょう!?
【写真】
タガラシ(田辛子、田枯し) キンポウゲ科
キツネノボタンに似た花ですが、花の真ん中の「団子っ鼻」で見分けが付きます。
このあと縦長の、まるでピエロの鼻のように大きくなります。
カメラ機種名Canon EOS 40D
撮影日時2010/04/03 14:36:15
Tv1/250
Av5.6
ISO感度100
レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM
キンポウゲ科の例に漏れず、有毒です。
皮膚炎を起こしたりするようなので、不用意に触れない方がいいかも。
例年、4月中旬に撮っていましたが、今年は3月のうちから咲いていました。
この冬は寒かったので全体的に植物の登場が昨年より遅めですが、これは例外か。
それとも単に昨年気が付かなかっただけなのか・・
4月6日、わらじカツ丼をいただいたあと、同じ小鹿野町にある東京電力新秩父開閉所というところを見に行ってきました。
わらじカツ丼から10分ほど行った山の中にある施設で、3月に追いかけた大猫鉄塔の安曇幹線はここに接続しているはず。
開閉所とは、要するに送電線のスイッチがあるところです。
スイッチといっても50万ボルトの電力を扱うので、接点に不活性ガスを吹き付けて放電を抑えるとか、大がかりな仕掛けになってます。
さすがに50万ボルトの超高圧送電線が5本も集まっている電力の中継基地ですので、周囲の山には巨大な送電鉄塔が林立し、異様な光景でした。
さしずめ開閉所を中心にした巨大な蜘蛛の巣を思わせます。
しかしいくらついでとはいえ、これを見に来る人も少ないでしょうね。(笑)