N37編成 ざらめ雪
2021/12/18 弥彦線 西燕~吉田
225M 115系新潟車N37編成
NikonD850 AF-S300/2.8VRⅡ
つい先日、函館に行ってきました。半分撮影半分観光で。
青函連絡船の煙突に描かれた『JNR』マークを眺めて、色合いから一次新潟色を想い馳せていました。
思っていたよりも寒くなく、また雪も積もっていなかった函館。
もっと銀世界を期待していましたが、体感温度もこの時弥彦線で撮影した一次新潟色と同じくらいかも。
降雪はほぼないのですが、ガリガリとザリザリの間くらいの砂利状の雪道でした。
山側と違って海に近いエリアは雪よりも警戒すべきは風。この日は越後線の強風で遅延していました。
本当は湘南色を撮影しに越後線に転戦したかったのですが、動いてないのでホテルに戻って鉄ちゃんが滅多にありつけない朝食を食べた記憶。笑
EF65 1103 田端着発線
尾久(旧田端)に残った『ラストワン』は1115号機のみとなります。
2021/11/28 田端(信)(着発線)
単8921レ EF65 1103
NikonD850 AF-S70-200/2.8FL
写真はいつぞやの単回。SLもおか撮影後、お疲れのなか運転手氏に頑張って移動してもらいました。
1枚持っておきたいと思っていた着発線でのB。下調べなしで現地に着いたらスカイツリーが鬼滅コラボカラーになっていてげんなりした記憶があります。
もうやり直す機会も元気もないので、ここいらで供養させてください。
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L6編成 湯檜曽駅
何度も訪れている湯檜曽駅ですが、見事に全て違うアングルでやってるのは褒めて欲しいです。笑
湘南色×分散クーラー×0番台モハユニットの新ニイL6編成。
過去ログを辿ってみると実は一枚も投稿していなかったことに気付きましたが、この編成は湘南色好きからすると"ヨダレモノ"の被写体でした。
行きたくともとかく遠い新潟。湘南から上州への移動もそこそこ大変ですが、高崎支社の壁を越えたさらに向こう、越後の国へと脚を運ぶには『国境越え』は壁が大きく高いものでした。
運転免許を取得してからの僅か2年ほど、L6編成が撮りたくて数回の出撃ながら記憶に残る記録はできたはずです。
ただでさえ3シーズンですら当時の私にとっては大変なのに、トンネルを抜けると雪で線路がどこだか分かりませんな時期はより過酷なもの。
群馬の115系で手一杯なのに敷居と雪壁が高すぎてとても行けるものではありませんでした。
しかし高崎支社と新潟支社のパイプとなる水上駅に、冬季シーズンに限って普段S編成やN編成しかやって来ないところL編成も入線してくるのです。
私はその"おこぼれ"を享受し、群馬県にやってきた新潟の115系を本気で撮ることにしたのです。
2015/1/8 上越線 湯檜曽駅
1749M 115系新潟車L6編成(後撃ち)
NikonDf AF-S50/1.4G
その中の1枚が湯檜曽駅の構内カット。ただの後撃ち写真ではございません。
当時はL編成が13運用ありましたのでここでやるには1ヶ月に2度ほどのチャンスしかありませんでした。
屋内の撮影は季節感が出しづらいものですが、車体に雪が付着するほどの降雪量の多い1月前半が『冬の具現化』の鍵を握ると予測していました。
付近のガソリンスタンドで満タン給油を条件に6段脚立を拝借させていただき、分散クーラーと奥行きを表現すべく業務の邪魔にならぬ位置からハイアングルで発車間際を狙いました。
プロ4フル展開を優に超える高さゆえ、高感度で手振れを最小限にした状態で手持ち撮影をしています。
今思うとなぜ一脚風でもいいから三脚を使わなかったのかと自分を叱りたくなりますが、興奮と寒さで手先が震えていたことだけは覚えています。(つまり微ブレしています笑)
乗降確認の見通しの関係で車掌さんがプラットホームの内側まで出てくれたのも良い雰囲気でした。
この湯檜曽構内は列車が通過していく写真ばかり見かけます。
お客さんの姿があるかは置いといて、ちゃんと電車がやって来ていたという記録は意外に少ないのではないでしょうか。
DE10重連ロンチキ チョコレイトDE崇高
2024/11/14 山陽本線 玖波~大竹
工9485レ DE10 1531+DE10 1058+ロンチキ12車
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ(トリミング)
広島弾丸遠征の発端は「DE10重連ロンチキの走行列車が撮れる」でした。
しかし日中走行区間が西広島~岩国の短区間で、1枚のために4万かけて行くには腰が重たいのが本心。
ならば未明の現場からと終幹線で向かったのですが、それが功を奏して行く場所で想定以上の成果が得られました。
ですのでメインディッシュは本記事にあたるものの既に腹八分目になっております。笑
その余裕というのもありますが、そもそもが風景やスナップに向いたエリアでも被写体でもありません。あまり筆頭に挙がりづらい編成写真いわば"かぶりつき構図"を選択しました。
ただ見通しが良いだけでなくロンチキの編成長やDE10重連の貫禄を損なわず、狭い画角に当地感を詰め込みたいと思っていました。
候補は約5つ。お立ち台や駅撮り、トンネル飛び出しなどが含まれましたがいずれも△。
多分撮れないと思っていたけど、憎きコセンダングサを排除したら思いの外綺麗に抜けた微アウトカーブからやることにしました。
撮れない微妙だってことを各地確認した上で、しっくり来る場所で落ち着くあの感覚が好きなんですよね。
ここの良いところは山陽本線の沼田川・入野川エリアで良く見られる片持ち鉄柱タイプの架線柱が使われているところ。
山陽本線らしさもさることながら、電化区間でどうしても気になってしまう架線柱が顔横に写り込まないのは高ポイントです。
背景も緑が多く落ち着いてますし、DE10の朱色がよく目立ちそうです(^^)
遠くから列車が見えたところで踏切の遮断棒が降りて行き、ボケボケのファインダーから先頭車が合焦点に近づいてくるあの緊迫感を久々に味わいました。
本当はレンタル中の1058号機先頭が撮りたかったのですが、旋回窓機の前で言うには贅沢ですかね。笑
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DE10重連ロンチキ 眠らずの駅
2024/11/14 山陽本線 西広島駅
DE10 1531+DE10 1058+ロンチキ12車(後撃ち)
NikonZ9 Z14-24/2.8S
おでんを食べてほっこりしましたし、付近で仮眠・・・と思いましたが、駅の照明が煌々としたまま。
ホームから撮れたら面白そうなのにな~って駐車場からぼんやり眺めていたらオタクがいる・・・笑
ということで改札にSuicaをタッチしてちょっとだけお邪魔しました。
機関車はプラットホームから飛び出しているので、後撃ちメインで。
DE10を強調したいのに暗がりにいるため圧縮するとぱっとしません。
1番線の番線表示器や鉄骨造りのV字屋根が美しいなと思い、前の方に移動して広角で放射線状の隙間に納めてみました。
傾けることで黄色い点字ブロックが目立たなくなりますし、目線が奥に吸い込まれることで広角アングルながら奥行きに窮屈さを感じさせないようにしてみました。
大変ありがたいことに貨物列車の通過時刻まで事細かに往来案内機に表示されていましたので、EF210が後ろを通り過ぎるタイミングに合わせて撮りました。
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