大平下ストレート 友田浅間神社
休日おでかけパスを効率よく利用し、のんびり鈍行の日帰り旅行。
恐らく7年振りくらいに両毛線(小山口)に乗ったのですが、107系や115系が出迎えてくれない小山駅に違和感を覚えました。
乗ったのは午後の大藤祭り臨時増発列車。どうせ4両だと思ったのにまさかの3+3の6両です。
この時間帯に6連が走るなんて!115系時代にもやってくれてたら絶対に毎年通ってましたね。笑
2015/9/22 両毛線 大平下~岩舟
444M 115系高崎車3両+T1022編成
NikonDf AiZoom80-200/4S
岩舟~大平下は両毛線内でも最も通った地域ですが、ここで6連を狙えるのは朝の時間帯がメインです。
10時半にやってくる444Mが行ってしまったら次にやってくるのは18時までありません。あくまで通勤通学のための長編成。
3連単独も滅多に来なかったので、臨時増発などでそれを狙ってた人はまあまあ変態だとは思います。
雄大な風景が広がる小山口にて、3連だからやりたいとなるようなアングルが浮かばなかったので私はやってません。(変態ではない証明)
上り列車で唯一順光に成り得るとしたら444Mで、最も南方へ太陽が回るの秋口が狙い目でした。
東友田踏切の斜面、線路横からかぶりつき、岩舟側のS字など5年くらいかけて色々狙ったつもりですが最後まで同業者に会わずでした。笑
友田浅間神社からの眺望は「あそこ俯瞰できんじゃね?」で行ってみた場所の一つですが、プロ4全開で何とか撮れたので今もやれるのかは分かりません。
調べなおしてみると今は随分整地されたようです。自分が行った時は参道が笹藪で何度も顔にクモの巣が引っかかって発狂した記憶しかありません(^^;
トップスピードで唸りながら全面に広がる田園風景を駆け抜ける115系湘南色、また見てみたいものです。
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DE10撮影会(in会津若松) -8
DE10撮影会(in会津若松) -7
(.jpgで撮影泣)
理想のバーゲンセールでした。人件費など考えると決して儲かるような案件じゃないと思うので、ただただ関係者様に感謝しております。
運転台表示灯を強調したカットは撮りたかったのでぐぐっと近付いた一枚が撮れて満足。
・・・久々の撮影で設定ミスってることに気付かず、RAWで撮れてないんですけどね。泣
矛盾を生じるとあるものが写り込んでいますが気にしないでください。
モハ1形・モハ2形 庭園
2023/4/1 大平台~上大平台(信)
モハ2形108+モハ1形104-106
NikonZ9 Z14-24/2.8S
海岸線の渋滞で予定より1山遅れで到着しました。
ここまで来て晴れているのに山影ドボンは寂しいので何とか一枚押さえておきました。
現地の写真家さんには「今日は当たりの日ですね!」「え?午後から来たんですか?」などと言われグサッ。
貴重な陽がよく当たる区間ですが、振り返ると1年以上順光写真を掲載していませんでした(^_^;;
このストレートはあじさいが沿線両脇に群生していますが、この時期は遊歩道側にある立派なシダレザクラが際立ちます。
ボケの花やカエデの紅葉など、季節の移ろいで表情を変えていく大平台のストレートは登山線の庭園のようです。
104が見えないのでモハ2同士(108+110風)ということで。
DE10撮影会(in会津若松) -6
狙ったカットをモノにする方が性に合ってます。
しかしスナップ写真は何気なく撮った記録の中で光るので、帰宅して大きな画面で見てからでないと魅力に気付けなかったりします。
とにかく撮る、消すのは帰ってからでもできる。
お願いして得たカットも嬉しいけれど、その場の環境に紛れて撮った一枚は格別です。
DE10撮影会(in会津若松) -5
旧字体と言うのはノスタルジーさを醸し出す上で欠かせません。
近距離撮影の方が面白い撮影会だったので一番興奮していた瞬間かもしれません。
夢追う現実主義
今年に入ってから自由を感じません。仕事が忙しくプライベートに割く時間がないのが主たる要因です。
「来週こそは自分の時間が出来る」・・・そう思った木金あたりで休日出勤が入り、翌週には違う業務が降ってきての繰り返し。これが4ヶ月目に突入です。
心身が不健康になりつつあるなか、なんのために仕事をしているのか現在分からなくなっています。
しんどすぎて仕事をいったん放りだして一日休んでみましたが、明日からまた積もった業務をこなす日々に戻る訳で、何も解決に至ってません。
楽しいはずの趣味ができなくとも、楽しかった思い出が穢れることはないので、過去の自分を思い返して自分を取り戻そうとしています。
私、一応115系高崎車をそこそこ撮った人物だと自負しています。表現力は置いといて自分の中では「やり切ったな」という気持ちはちゃんと残ってます。
そう、『やり切った』のです。自分の満足とは何かを解明・追求して、時には葛藤もしましたがそれでも自分の物語を完結させることができました。
これは一つのアイデンティティであるはずです。つまりは不変であり連続するものであると。
シャワーのときの自分は漠然と「写真が撮りたい」と思っていました。なんで?今の曇った気持ちを払拭したいから?
そうではなく随筆中の物語にペンを置いたままであるから。ここに燻った感情があることに気付きました。
115系高崎車は終わりました。それはもう過去の話です。115系湘南色はまだ岡山と長野に居ます。そして私は岡山に行きたい。行って終わらせたい。
まだやりたい情景があり、それを知っているのはもしかしたら自分だけかもしれない、世に出ていないあの光景を自分の全力で表現してみたい。
それを形にしたら、次の情景を見つけたい。繰り返して繰り返して、誰かに認めてもらえるための写真でもない、金儲けでもない、ただ私だけの物語を完結させてやりたい。
あれこれ厳しい条件を頭に浮かべておりますが、これは決してノルマなんて形式的なものではなく、心躍るシーンを私の目と耳と人差し指で感じる快楽なのです。
大げさかもしれませんが「生きててよかった」の数が多い方が人生は楽しいと思ってます。そのためには感情の色が薄れ沈んでいっている今の状況を打破したいと思っています。
最後に強調しておきますが、物語の完結には被写体の消滅が絶対ですが、出来れば一日でも多く好きな被写体が現役でいてくれることに越したことはありません。
DE10撮影会(in会津若松) -4
本線では1651号機がこの看板を掲げて走ったので、1124号機はここだけのお楽しみ。
もっと明暗差があった方が切り抜くには面白かったかもしれません。
DE10撮影会(in会津若松) -3
只見線全線復旧記念列車にて掲出されたHMが再び見られました。
私の撮影したカットにはHMの雰囲気すら伝わらないものばかりですが。汗
撮影会では車庫内で人知れず本運転前の準備をしているようなイメージで・・・。
DE10撮影会(in会津若松) -2
DE10撮影会(in会津若松) -1
これは『会津若松の番人』の魅力を掘り出す会。
研修庫に差し込む光が作業員(実演者)へのスポットライトとなっていました。
監視員もつい一緒に見学してしまうほどDE10の魅力沼は底なしです。
モハ2形 山笑う
2023/4/1 塔ノ沢~出山(信)
モハ2形108(+モハ1形104-106)
NikonZ9 Z85/1.2S
ヤマザクラが春を報せ、釣られて周りの草木も芽吹き出します。
今年はいつもの追いかけっこの距離が大分縮まっていました。
箱根はヤマザクラが多いように思います。日中は遠目に写っているだけじゃ目立たないんですよね。
日没後の10分が勝負。辺りが暗くなりきる前に、ハイライトがサクラである内に、おでこにヘッドライトをつけたハイカーが横切りました。
好きな季節がやってきましたた。山笑うとき、私も笑ってるのです。
モハ1形 枝垂れ
仕事で休めず、諦めたシーンや被写体が山ほどありますが・・・。
2023/4/1 大平台駅
モハ1形104-106(+モハ2形108)
NikonZ9 Z85/1.2S
ずっとずっと気になっていた大平台のシダレザクラ。
どっしり無骨なソメイヨシノと違って、細い枝が垂れお辞儀をしたように花を咲かせるところが淑やかで柔らかさを感じます。
違うところは見た目だけじゃなく花付きも。劣性遺伝由来の枝垂れは花弁も薄く軽く、一雨で舞台は来年に持ち越しなんてこともザラではありません。
シダレザクラの春の報せはあっという間なのか目立たないのか。SNSの目撃では開花状況は把握できずに3年以上計画頓挫となっていました。
沿線の知り合い等に恵まれ、なんとか気合と時間を捻出し3ヶ月振りにカメラバッグを背負い、私の目で大平台のシダレザクラが花を咲かせている日に訪れることができました。