モハ1形・モハ2形 塔ノ沢見下ろしB
2019/6/22 塔ノ沢駅
モハ1形104-106+モハ2形109/モハ1形103-107+モハ2形108
NikonD850 TAMRON15-30/2.8
連日投稿になります。469記事は"ヨンロクキュー"は外せませんね。
4年くらい色物と言いましたが、色物期間だけで言えばもう少し長かったです。
開業100周年を迎え、『あじさい電車』の名に恥じぬ多彩なカラーリングが登場しました。
沿線のあじさいに対抗するかのような奇抜な"遊び"だったと思いますが、大衆ウケはともかくオタクウケはどうだったのでしょうね。笑
とは言え登場から1ヶ月強の僅かな期間ながら、引退目前の"サンナナ"との共演も見られて令和元年は正に華やかでした。
正調編成"サンナナハチ"はもちろん魅力的ですが、単体で狙うよりも色物編成"ヨンロクキュー"との並びの方が気合が入っていました。
あじさいシーズンで日中は人出もありましたが、雨の続く夜はそれなりに落ち着いてきます。
どうして落ち着くかと言うと「鬱陶しいから」に決まっています。暗闇の中、ぬかるんだ斜面を上がり濡れた枝葉を退けながら構図を組みました。
湯本行が到着・待機。しばらくして強羅行が入線。今回ばかりは"ヨンロクキュー"が主役と感じ、正調編成を贅沢にスローシャッターで流すことにしました。
駅の灯りが雨で濡れた葉を照らし艶を出してくれたので、気合を入れて撮った甲斐があったのかなと思っています。
モハ1形・モハ2形 箱根湯寮カーブ
2023/7/1 塔ノ沢~箱根湯本
モハ1形104-106+モハ2形108
NikonZ9 Z85/1.2S
468記事目は箱根の"ヨンロクハチ"こと最後に残った旧型車両の写真です。
"ヨンロク"は現在朱色に統一され、"ハチ"は現在検査中です。
最新の"ヨンロクハチ"の写真はお預け中になります。
5月より改めて朱色に統一された姿を拝める訳ですが、4年間くらいは水色が挟まるか、緑がくっついてました。
朱朱and色物ならまだしも、間に色物が入るとどうもしっくり来ずで撮るのが大変でした。
大変ではありましたが・・・そんな数年間で美味しい思いもしましたので今となっては良い思い出です。
昼飯のついでに撮った一枚だったはずです。
編成不美もそうですが、前照灯やら前パン下げだとか納得のいってない一枚。
ここは箱根の入り口で、いくらでもやり直せるお手軽ポイントなので、必ずやリベンジを果たしたいと思っています。
この坂の先どん突きにある箱根湯寮の看板が目立つので記事名にしてみましたが、皆さんはこのカーブをなんと呼んでいるのでしょうね?
EF65 2097 上関寺隧道
2023/8/11 東海道本線 大津~山科
5087レ EF65 2097+コキ(後撃ち)
NikonZ9 Z24-120/4S
大阪でのライブ前にわざわざ京都で下車し5087レをやっていました。
来春で見納めになっても後悔しないように、ちょっと面倒でもやれるときにやっておくのが未来の自分へのご機嫌取りです。
やってきたのは大津駅から徒歩数分、立派な煉瓦造りの『上関寺隧道』を潜るシーンを狙います。
大正時代から存在している重厚感のある造りですが、実は別の呼び名があり『蝉丸跨線橋』と言うんだとか。
構図には入っていませんが、東海道本線の上を京阪電鉄京津線が跨いでいます。そのため(京阪から見ると)『蝉丸跨線橋』と呼ばれています。
現在の京都~大津間ルートに切り替わった際に(JRから見て)『上関寺隧道』が開通したそうです。
ややこしくなりましたが、私はJR線を走る列車を撮影しているので『上関寺隧道』を潜るシーンに変わりがありません。トンネル上に電車が通っていることに萌えてないのでこれは蛇足的知識でした(^^;
跨線橋なので僅かな厚みしかありません。いやトンネルで言うなら長さか・・・?←まだ困惑
さておき!順光側で狙うとなれば飛び出し側の構図。悪くないですが夏のトップ光、茂る雑草・・・曇ってくれるか怪しいですがやりたいことをやりにきたので当初のポイントに戻ることにします。
直前まで首筋が痛くなる日差しでしたが、通過30秒前にさーっとウーバー・ヤラレ雲が襲来。しっとりと言うよりはムワッとした嫌らしい光の当たり方で、空を入れずとも夏らしい一枚が得られました。
前記事で「積載が悪い」で〆ましたが、それを活かしたカットと言えましょう。当日の目撃を見て釜次コンテナがないことにホッとしたのはこの日全国で私だけだったのではと思っています。笑
EF65 2050 安土ストレート
2018/8/27 東海道本線 能登川~安土
5087レ EF65 2050+コキ
NikonDf TAMRON70-210/4
2050号機は昨年廃車となった時点で最若番だった釜ですね。
改番後は見づらい水色プレートでしたが、2016年末に白プレートとして最終出場。
いつか書くであろう白プレ恐怖症(?)の私が、見やすいナンバーに感動して写欲が増すという珍しいケースでした。
EF65更新色完全消滅の際にも書きましたが、いつか来るであろうお別れの時に「撮っておけばよかった」となりそうなものは後手にならぬよう、地道な記録を進めていました。
とは言え更新色のためだけに関西に行く程の熱はなく、これは大阪でのライブ帰りに立ち寄ったものです。(メインは客車回送)
こちらは稲が実るのが早いようで、9月になる前に収穫間際の気持の良い黄金色になっていました。
抜けの良い青空、入道雲。手前に稲があることで残暑っぽさがありますが、まだまだ夏真っ只中の酷暑でした。
少々遅れてきて側面が弱くなってしまいましたが、明るい色の更新色が来たので形になってくれました。
安土のストレート区間に新設予定の架線柱が準備されたようで、すっきり撮れるこの区間も見納めの様です。
それと、この頃の5087レは満載が気がします。最近は釜次が寂しい印象ですがどうしてしまったのでしょうね。
湘南+4 第4高梁川橋梁
2018/11/24 伯備線 方谷~備中川面
844M 115系岡山車D-27+4両
NikonDf TAMRON70-210/4
半分愚痴みたいなものですが。
今に始まったことでもないのですが岡山D編成の運用はかなり狙いづらいです。
主に簡易地域色との併結運用になると、途端に片エンドのみが写る撮影に限られてくるので表現の幅が狭まるのですよね。
高崎があまりにも湘南色天国だったので、群馬より遠い岡山での撮れ高というのは1/10程度だと思っています。
そんな『末期色』なんて呼ばれている黄色い地域色の113系や115系も廃車が発生しています。
リバイバルの一環で4連や113系にも湘南色が登場することを願っておりましたが、227系の導入ペースを考えると現実的でないでしょう。
なのでいつか来る"上書き"されると信じていた湘南+3や湘南+4も、憂いている内に見納めになるのが目に見えています。
今更「撮らなきゃ」という気持ちも湧かないのですが、過去に撮っていた写真を掘り返すにはいい機会なのかなとも。
写真はミツカミでの大サロ撮影の前座で「1枚でも多く」とわざわざ伯備線に出向いたものです。
明るいレンズを持ち合わせていなかったので、露出がない早朝に合わせ0角度で撮れる川面の鉄橋でやっていました。
EF64 20 2459レ
2007/8/21 中央本線 日野~豊田
2459レ EF64 20+コキ
NikonF50
R6.4.20なのでEF6420のポジを掘り出してきました。
機関車もさることながら貨車のコキ50000が懐かしいですね、いや、水色コンテナも懐かしい…おっとコキ250000も混ざってる…。
白Hゴムでリベット打ちな20号機。当時はPF1001やP535などもいましたが個人的には同格の扱いでした。
当時は駆け出しの頃で、高尾から先は山奥で妙に抵抗感があったので殆ど撮れませんでしたがとても好きな機関車でした。
ここはまだ撮れるのでしょうかね?
E217系 湯河原疎開
2024/4/7 東海道本線 湯河原~熱海
E217系Y-141+Y-21編成
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ
昨日を以って初期車が組み込まれたY-141編成も廃車となりました。
Y-141編成久里浜方の先頭車であるTc2061はE217系第一編成のF-01編成として落成され、その後車椅子対応トイレによる組み換えで増結編成R-37に移り、所属変更を経てY-141編成として今日まで活躍したようです。
E217系に思い入れはないのですが、だらだらと静岡で残留していたら午後になってしまい、湯河原のジェラートをいただいてから満開の千歳川沿いで疎開返却回送を見送ることにしました。
満開の桜だから人が集まったかと思いきや、E217系LOVEな方がいたのでお話を聞いてみると、
Ω「付属編成が初期車なので分割ステップが~」
ブン・・・なんて?(・Д・`)
知識0で撮ってしまいましたが、そこそこレアだったようです・・・。
我々は右頭で『湯河原温泉』の看板を入れるのが目的でしたが、折角なので分割ステップ(覚えたて)な左頭先頭のカットも現像してみました。
こちらが本来の本命。
真横からだと運転台の継ぎ目がどうも気になる・・・。
E217系は顔つきが良いと思うので正面がちの方が格好良いのかもしれませんね。
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DE10 1539 焼島貨物
4月14日に仙台貨物にて所属するEH500とDE10の撮影会が行われました。
(EH500の話は置いといて)DE10の運用は存在せず、ピンチヒッターとして残るは1539号機と1591号機のみです。
高額な撮影会ながらメインはEH500だったようで?、1591号機は出し惜しみされてしまったようです。
2019/5/23 信越本線(貨物支線) 焼島~上沼垂(信)
7082レ DE10 1539+コキ
1539号機は気付けば貴重な貨物更新色の1機ですが、石巻貨物では撮影したことがありません。
ですが東新潟機関区所属時代の焼島貨物を撮影しておりました。
出発準備で一枚。釜次位に記念コンテナの積載でラッキー♪
付近のオーバークロスに移動し面縦。
更新色は国鉄色(原色)に比べると敬遠されがちですが、思い浮かぶ数少ない『平成らしさ』を強く感じる塗装です。
特にJR貨物はイメージアップも含まれるためか、実は国鉄色よりも塗装が複雑なことが多く、近くで眺めていると情報量が多くて結構興味深いと感じています。
それ故に風景との調和が難しいのかもしれませんね。
長距離運転して見えたのが更新色のときは(´・3・`)な顔になりましたがこれはこれで撮っていて良かったです。
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DE10撮影会(in会津若松) -11
4月13,14日に会津若松駅横のEL検修庫内にて撮影会が行われました。
初回と同じような内容ですが、大きな違いはED75が追加されたこと。
悩みながら大きな差異がないため私は辞退しました。どうやら当時と同じように光の当たり方に悩まされたようですね(^^;
写真は野外で行われた2回目の会津若松撮影会です。
やりたい放題の『フリーダム』が頭に浮かぶこの撮影会で、唯一形式的なプログラムとなっていた出区点検模擬実演。
言われてみれば「そりゃそうか」なのですが、エンジンルームの内部にも照明があるのですね。
暖かみのある電球とDE10の朱色が調和していて素敵な光景でした。
ゆっくり?入念に?やっていたおかげで得られた一枚。参加人数も限られ走り回る人もいなかったので、落ち着いて撮れたのが印象深いです。
尾道洄游 西國寺
2021/3/30 山陽本線 東尾道~尾道
433M 115系岡山車D-27+D-26編成
NikonD850 TAMRON15-30/2.8G2
ここ数年より1週間遅くなりましたが、ようやく桜の季節になりました。
俯角が浅いこともあり俯瞰撮影ではないのでしょうけれど、超広角レンズを用いた豆粒写真です。
歩き回って尾道らしさに桜のアクセントを取り入れた写真を求め、辿り着いた西國寺の階段からのカットになります。
湘南重連を活かすような画ではないのかもしれませんが、貴重さを重きに置いてないのでさりげなく彩ってくれるようなイメージです。
なのでここで湘南色が"写り込んでいる"ことでどこか落ち着く様な印象が伝われば良いなと思っています。
この日を最後に桜と湘南重連は拝めていませんが、尾道は鉄抜きの観光でも訪れたい素敵な場所です。(絶対撮りますが。笑)
日没直後の灯篭の灯りに期待していたのですが、当時はコロナによる影響だとばかり思っていたのですが、どうやらただの飾りのようで恒常的に手すり側のみの点灯の様です。
そもそも点灯するものではないのかもと検索してみると、同じデザインの灯篭が25万前後で売られていて、腰を抜かしそうになりました。
飾りにしては随分と豪勢ですね!?
モハ2形・モハ1形 営業初日④
2024/1/15 彫刻の森~強羅
モハ1形104-106+モハ2形108(逆組成)
NikonZ9 SIGMA40/1.4art
モハ2形108号が全般検査に入ったようです。
ようやく桜や新緑の時期となり、4年振りに朱色3連を拝めることになると思っていましたがお預けになってしまいました。
「ということは、モハ1形の2連チャンス・・・!?」とそれはそれでワクワクしていたのですが、現実は甘くない模様。
今の住まいから箱根まで遠のいてしまい、突発的な撮影がしづらくなっています(^^;
写真はモハ1形104-106号が検査から出場し、営業開始した初日の様子。
見返すと108号との塗装の艶の差異が大きいですね。
復帰したら毎度のことながら連結面の撮影ばかりしていそうです。笑
東友田踏切 紅葉の444M
2014/11/27 両毛線 大平下~岩舟
444M 115系高崎車T1046+T1032編成
PENTAX6x7 300mmF4ED
同年9月末に吾妻線では長野原口の八ッ場ダム使用開始に伴うルート変更にて沿線が盛り上がっておりました。
恐らく人一倍川原湯温泉に居たはずです。反動で燃え尽きたようで、2ヶ月ほど高崎115系の撮影をお休みしておりました。
「吾妻線吾妻線・・・」と、ぶつくさ言ってる場合ではありません。それだけが魅力ではないのは分かっています。高崎発着の列車は他に3路線もありますから。
山間の紅葉シーズンは過ぎましたが、平地は12月に入るあたりがピークのようです。
その時期は一年で最も日が南に回るため、僅かながら正面まで日が回ってくれる6連運用を大平下のお立ち台でやるチャンスとなりました。
大平下で下車したら徒歩でかつての名撮影地へ向かいます。
道中4連の115系や小山行きの6連を狙いましたが、久々に見る秋晴れの湘南色は大変格好良く、田園地帯独特の野焼きの香りと共に撮り続けていきたい意志が強まったことを覚えています。
さて、ずっと先に見えていた東友田踏切に肩が痛くなってきたところで到着しました。
JT客レや足利臨などで賑わう撮影地ですが、当然誰もおらず寂しさを感じます。それがまた定期列車撮影の黎明期だと思えば意欲の低下にはつながりませんが。
自由に立ち位置を吟味。発色はそこそこですが思惑通り背景の山林は色付いておりました。斜面に上がり山林と電車の収まりの良い高さが定まりました。
歩いてきた方面からMT54の渋い音が近付いてきます。緩やかなカーブに差し掛かり、顔に光が当たったところ人差し指に力を込めました。