185系リレー号 小田原城天守閣
歴史に疎すぎる筆者、そう言えば神奈川にお城って他にあるの?と調べてみたら神奈川に留まらず関東で唯一の天守閣のあるお城なんだとか。
実際には足を運んだことはありません。だって線路、ないですよね?笑
2024/6/9 東海道本線 根府川~早川
9524M 185系C1編成
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ
4月にも訪問した屋上スペースより、小田原城(天守閣)を同じ目線で眺められます。
当時別のアングルで撮っていたのに同行した友人が「奥でも電車通ってるの見えるんだ…」って言うもんで笑、程よい曇りになりそうだったので西湘エリアで撃つのを断念してこちらに再訪してみました。
横か縦かで悩みましたが、今回は全体を入れた縦構図かつ、強気のサンニッパ開放でより天守閣を強調した構図にしてみました。
お城の写真かと思わせて、裏側からニュッと185系リレー号が登場しています。
ストライプ///のが185系をより強調できた気がしなくもないのですが、神奈川にあって埼玉と群馬にないものは『海』のほかに『お城』ということが分かりましたので、これはこれで面白いものかな~と。
185系 根府川跨線橋
2024/6/29 東海道本線 根府川駅
9062M 185系B6編成(後撃ち)
NikonZ9 BrightinStar9/5.6
恐らく本線走行最後の撮影となった185系ストライプ塗装ことB6編成。
同時に最後の小田原以西・東海管内への入線だったようで、箱根登山撮影のついでとは言え小田原より西に少しだけ足を延ばしてみました。
185系運転の殆どが曇っているように思いますが、相模湾を入れた撮影は定期時代に散々やって参りましたのでスナップに専念できて良いお日柄でした。
関東在住の鉄ちゃんなら誰もが一度は立ち寄ったことがありそうな根府川駅。
早川方面にも真鶴方面にも撮影地としての有名処が沢山ありますね。
そして東海道本線唯一の無人駅でもあり、良い意味でも予算を割かれていない駅舎や跨線橋が素敵です。
手直しされているとは言えベースは木造なので、令和の昨今いつ改築されるか分かりません。
そんな根府川駅を40年以上、185系踊り子号はトップスピードで通り過ぎてきました。
列車はいずれ置き換わっていくもの。今やE257系やE261系が通常業務をこなし、185系は脇役となっています。
根府川駅からしたらいつも通り通過していった列車の一つに過ぎませんが、子供の頃親に抱えられて見た目線と同じように跨線橋から見送ってみました。
185系踊り子 日比谷交差点
2021/2/21 東海道本線 新橋~東京
3036M 185系15両
NikonD850 AF-S70-200/2.8FL
多忙につき文章は後日更新予定。
尾道洄游 参道の狛犬の神門の先 ~再訪
2024/6/2 山陽本線 尾道~東尾道
1746M 115系岡山車D-26+D-27編成
NikonZ9 Z70-200/2.8S
5日間に及ぶ岡山残留遠征の締めは3年前に同じ湘南重連で撮影した場所でした。
407Mの折り返しとなる1746Mまで2時間ほどあったので、まずは昨秋に訪れた三原の定食屋で地魚を満喫といきます。
「返しはどうしよう?」サワラのタタキを嗜みながら意思疎通を図ります。
他に案も浮かばないなら神門の切り抜きはどうだろうか。たまたまですが、同行した後輩がこの場所で出会った彼で、お互いにどうも消化不良だったというオチ。
「あれはあれで良いんだけどね笑」という枕詞の下、魚に合う冷たい美味しいお水(ALC.0%)を飲み干して尾道へ戻りました。
その前に…毎度のチョコスムージー(2回目)も忘れていません。やるならとことん全部楽しむのが私流。満腹状態で撮影中苦しかろうと。笑
21年春は下り(407M)で。24年夏は上り(1746M)で。
大差ないように見えて、上下線の奥行の変化はどちらもやった身には顕著に感じました。
桜が満開の頃の条件は僅かな画角から汲み取れる季節感の主張として至高だったと思います。
されど今回はしめ縄がより立派に、『随神門』の提灯も吊るされ、より現地は厳かな様子でした。
もしこの日に下りでやっていた場合は車体に提灯が掛かっていたと思います。
細かい変化ですが遮断棒の『お待ちください』が中央から僅かにずれていて、連結面の阻害をしていなかったのも高ポイントです♪
立ち位置や構図に不満はなし。あとは何者にも被らないこと。
先ずは下り線接近。踏切が鳴り始めます。間もなくして上り線の接近。周囲が少々どよめきましたが、順番に右から黄色い電車が横切っていきました。
僅か17秒後、左からお目当ての湘南色が登場。先頭車は切り遅れ笑、連結面は無事理想の切り位置で収まりました。後尾車は2号線を通る自動車に被られていました(^^;
額縁構図は外の情報が遮断されるので、撮った写真を確認するまでは喜べませんね。安堵の表情で岡山へ無傷のレンタカーを返却しに戻るのでした。
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いぶし瓦と麦畑
2024/5/30 山陽本線 有年~上郡
316M 115系岡山車D-27編成
NikonZf Z50/1.8S
姫路へと向かった6連は留置線で解放され、片割れの湘南色は単独で上郡運用に就きます。
相生から上郡まで、二毛作が盛んのようでこれから稲作に切り替わるような時期にやってきました。
当初は同区間内にて俯瞰撮影を予定しており、一面田んぼに水が張ったところを狙いたいと思っていました。
目論見通りとはいかず、どうやら1週間ほど早く来てしまったみたいです。部分的に水が入り始めてはいるものの、まだ8割くらいが麦畑か休耕田でした。
そんな訳で下界で撃つことになったのですが、麦畑が収穫前の良い色付きでした。
散々群馬の両毛線(群馬県とは言っていない)で見てきた景色を湘南色と共にこの目で見られるというのはどこか懐かしく感じてしまいます。
19時を過ぎ肉眼では暗闇に等しいですが、麦畑は低照度でも良く目立ち、同系色の室内灯にも負けない存在感です。
本来は鉄道に無関係な構造物や建物をなるべく入れない主義ですが、地域色の強い『淡路瓦』(通称"いぶし瓦")を使用した統一感のある集落に見惚れ、広めに取り込んでみました。
麦畑が金色なら淡路瓦は銀色で、その対比に面白さを感じた次第です。
鉄ちゃん的には金銀よりも貴重なのはMT54唸る国鉄電車なんですけどね。笑
せとうちみかん 日出ずる児島港①
2024/1/17 本四備讃線 児島~上の町
522M 115系岡山車D-27編成/5031M 285系7両〈サンライズ瀬戸〉
NikonZ9 Z70-200/2.8S(ハーフNDフィルター使用)
ノスタルジー入場配給の翌朝は、児島港をバックに本四備讃線を走行する115系を狙っていました。
どっからどう見てもラ〇ホな格安ホテルを5時過ぎに発ち、"四国への入り口"児島駅方面へ向かいます。
日の出前に駐車場に到着し、スマホの明かりのみで石階段を上がっていきます。体に血の巡りを感じた頃に目的地である朝日観音堂に到着しました。
児島の町並みを一望できる竜王山頂上の方が高度が稼げて俯瞰撮影に適していますが、今回は日の出前のマジックアワーを形にするのが目的のためなるべく横がちである中継点を選択しました。
管理者のご老人に新年のご挨拶がてら飴ちゃんをいただきました。コロコロと口で転がしながら体が暖かい内にセッティングを進めます。
実はこのカットが本命ではありません。いわばマジックアワーとしては旬を少し過ぎたついでの一枚です。
こちらは児島を出発して直ぐの一枚で、同行した地元の知り合いが流し撮りの達人ということもあって"味変"で私も挑戦してみました。
遠景で1/4sec.が決まったことも嬉しいのですが、連写中にファインダー内の隅で対向車両が見えました。
「裏被りか~」と口に出そうとしたら特徴的な窓割で撮影しながら理解してしまいました。
あまりにも偶然の産物。知っていてこの場に居たら緊張と寒さで指先が震えて成功していなかったかもしれませんね。
狙ってできることでないことと、通うにしても条件が厳しいためとてもとても幸運だったと思います。
しかし現金なので背後のお賽銭箱には通過後に寄らせていただきました(^^;
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尾道洄游 浄土寺山不動岩展望台
2024/6/2 山陽本線 東尾道~尾道
407M 115系岡山車D-27+D-26編成(後撃ち)
NikonZ9 Z70-200/2.8S
前日は晴れベースながら全開露光とならず断念した、浄土寺山からの俯瞰に挑戦してみました。
予報では今日も晴れのはずが、前日よりも雲が多い・・・。上空の青い部分に一縷の望みに賭け、行くだけ行ってみることにしました。
しかし現実はそう好転することもなく、やりたかった奥の順光アングルは断念せざるを得ない空模様でした。
逆手に取れば柔らかい色合いと安定した露光とも言え、想定していない方向にカメラを向ける良いとなりました。
そこでファインダーが吸い込まれた景色が、不動岩展望台から見える麓の浄土寺でした。
尾道水道と波止場、密接した住宅地。線路を挟み、寺院と裏山。
いずれかに目が留まるような強烈なシンボルがなくとも、誰がどこをどう見ても尾道だと分かってしまう。
日差しが控えめだからこそ、手前から奥まで長く眺めていられる風景が成り立っていたように思えます。
絵ハガキで見たような景色に良く見た湘南色の電車が横切る。
もしインパクトのなさを指摘されたらそれはもう誉め言葉として受け止められます。
ドクターイエローでもロクイチでもないですが、今日は湘南重連でちょっとだけいつもの尾道の風景が華やかになりました。
美袋駅舎
2023/11/19 伯備線 美袋駅
859M 115系岡山車D-26編成
NikonZ9 AF-S105/1.4E
GANCOTOO俯瞰、竜王山展望台俯瞰、そしてアーケードの隅から。
秋のせとうちみかん収穫祭は上々でした。
本日は日曜日。これから我々は関東に戻らなくてはなりません。
一人は岡山空港から、もう一人は新幹線で先に帰ると言います。
私も新幹線のチケットを持っていますが、レンタカーの返却時間にはまだ余裕がありました。
倉敷駅で友人らを突放したのち、渋滞をなんとか抜け出して単独で伯備線へ急行します。
往年の姿を多く残している登録有形文化財にあたる美袋駅舎前に到着しました。
12月に入ると誰に刺さるか分からないイルミネーションが入り口に装飾されてしまいます。やれるときにやりたいものはやっておこうと、もうひと踏ん張りしにやってきました。
ここでは381系国鉄色と絡める方が多かったように見受けられます。もちろん私は115系湘南色狙いではありますが!
丸型郵便受けに公衆電話と至れり尽くせりのレトロ感ですが、改札口のICOCAの簡易改札機だけはどうにもなりません。
正直なところ超マイナスポイントなのですが、なるべく目立たない角度と距離感を考え、その上で後ろを通る車両のインパクトを強めて意識を逸らそうと思案を巡らしていました。
折角ならば颯爽と通り過ぎて行く特急列車にはない魅力を発掘したいと考え、発車直後に車掌さんが落とし窓から顔を出している姿が浮かびました。
連写の中の一枚ではありますが、背景を写さないデッドラインで切り取ることができました。
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末期(真っ黄)の花畑
やりたいことを達成するために計画し、その目的が原動力となる私としては帰る気でいました。
念のため「もしかしたらどこかで並ぶかもしれない」「効率良い一日になるかもしれない」と運用表に当て嵌めてみると。・・・翌月1日から『湘南シックス』が組むことが判明したのです。
湘南シックスを撮るために遠征しに来た訳でもないので複雑な心境でした。それでも今岡山にいるのに一旦帰宅してまた1.5日後に来岡というのもバカバカしい。
試される湘南色愛と未来の自分のご機嫌取り。服も足りないし宿も決めてないけど幸い時間はあったので『残留』を選択することにしました。
2024/5/30 山陽本線 熊山~和気
1326M 115系岡山車3両+D-27(後撃ち)
NikonZ9 Z70-200/2.8S
そんな湘南シックスが実現するまでの"間"の一枚になります。
午前は当初の目的のDE10工臨を撮影し、夕方は黄色+湘南色が姫路に行くためそれを半ば暇つぶしで狙いにいきました。
和気駅のとあるオブジェを確認すべく、沿線を流しながらロケハンしていきます。
道中築堤にこれでもかと主張の強いオオキンケイギクの花畑が広がっていました。
この時期の季節ものはそう多くありません。存在感に気圧され、ここで湘南色を狙ってみることになりました。
ただしこの真っ黄色の花、実は特定外来生物に指定されている取り扱い要注意の植物です。在来種でないくせに5月後半になると沿道や河川敷などで群生しています。
毒性がある訳ではないので観賞用、ついては撮影においては引け目を感じる部分ではないのですが、繁殖力の強さを制御できていない管理方法に問題があるようですね。
厚めの雲が広がっていましたが取り返しのつかなくなった末期な花畑のオオキンケイギクの黄色も、湘南色のオレンジ同様に画角に彩を与えてくれました。
尾道洄游 アーケードの外れから
2024/6/1 山陽本線 東尾道~尾道
1711M 115系岡山車D-27+D-26編成
NikonZ9 Z70-200/2.8S
引き上げ線で組成を確認後、高速ワープで尾道まで出ました。
早めに切り上げたこともあり、現地で撮影地を考える余裕がありそうです。
当初同行者と「やりたいよね」と話していた場所は快晴一択の条件でした。
しかし道中なんとも言えない薄晴れで、日差しは期待できるかもしれないけど海を写した俯瞰写真に向いているかと言われると・・・(^^;
上を目指さず商店街に潜り、尾道のシンボルとも言える天寧寺の三重塔を写したアングルで連結面を狙うことになりました。
朝の商店街は観光客が見られずとても穏やかでした。
人通りが少ない時間帯を利用して路地のど真ん中から好みの立ち位置を吟味します。
密集した民家側にケーブル類が交錯しており、線路を潜る形で天寧寺参道と三重塔、奥には有名な千光寺。更に上にはロープウェイの山頂駅と展望台が見えます。
山陽本線の北と南で明らかに雰囲気が異なるのが尾道の魅力です。
視線誘導の意味もあり単体で狙うことが多いですが、今回はごちゃごちゃした情報の多さを寄せ集めるのが目的です。
東尾道を出発してから3分。車が通らないことを祈り、縦グリップに力を込め、1・2・・3・・・!連結面を理想の位置に落とし込めました。
モハ1形 水車
2024/7/3 宮ノ下~小涌谷
モハ1形104-106(後撃ち)
NikonZ9 SIGMA40/1.4art
箱根駅伝で有名な1国から外れた道中に風雅な水車があります。真後ろには箱根登山鉄道が通っている閑静な場所です。
私が箱根登山の撮影を始めた10年ほど前にはあった気がします。線路を潜った坂の先にある高級旅館の設備?広告?のようです。
その頃から気にかけていた場所で、かれこれ10回くらい立ち寄ってはしっくりきてない写真を量産している場所でもあります。
テーマをつけるとしたら『しっとり感』と『緑に包まれている』でしょうか。悩んで拘っていたのは目線とボケ量です。
この日はヨンロク単独運転でしたが特段この日でなければならなと言う理由もなかったのですが、室内灯が暖色になった違いはわかるのでもうこれで良いか~。笑
検索してみるとAg〇daだろうがB〇〇king.comだろうがレンズが買えてしまうような宿泊費が掲示されていました(+_+;
あじさい電車 -21-
2024/6/29 小涌谷~彫刻の森
モハ1形104-106+モハ2形108
NikonZ9 AF-S500/4E
昨日記事にした入口踏切で、腑に落ちないカットを撮っていたときのこと。
箱根登山の旧型を狙いに来たと思われる若い子らが定番の方にカメラを向けていました。
やってきた旧型車両に興奮。「ライト点けてないかあ」とボヤいた直後、何やら興奮しているではないですか。
どうやら構えていた一行に情けをくれていたようです。自分は背中を向けていたので何も恩恵は得られず。笑
ここでふと思い、だったら「おこぼれを預かりに先回りすれば良いのでは?!」と。
今年のあじさいは各地で剪定や伐採が目立ちました。
ここ彫刻のストレートもお気に入りのあじさいがなくなっており、がっかりした反面、ストレート区間への見晴らしが良くなっていた恩恵もありました。
前ボケのカットが記憶にありましたが、ゴーヨンで正面突破するのも一枚押さえておきたいものです。
そして予感は的中。この区間で日中に点灯カットが撮れると嬉しいですね。
実際少し薄暗いところもありましたし、あじさいシーズンは思わぬところでカメラを構える観光客もいますから、点灯して損になることはないと思います。
あじさい電車 -20-
2024/7/3 出山(信)~大平台
モハ1形104-106号(後撃ち)
NikonZ9 Z85/1.2S(ブラックミストプロテクター使用)
今シーズン5回以上訪れてず~~~っと納得の行ってなかった入口踏切でのあじさいカット。
ここは有名場所なので誰かしらいますが、融通の利かない経験の浅い方が集まる場所でもあり、密集の隙間からやりくりするには無理があります。
それでも目の前のあじさいの彩りが好きで、どうしても形にしたく誰もいない早朝に堂々と三脚を立てて細かい調整を図ってみました。
そうそう、この踏切の奥には民家があるんです。通行の妨げにならないようにしたいですね。
丁度自分がアングルに悩んでいたときに奥から大量の資源ゴミを運搬していたので、見かねて半分くらい手伝っちゃいました。
ちょっと息を切らして血が脳に巡ったからか、あじさいをあじさいに潜らせて立体感を出す手法を思いつき、腑に落ちる構図が組めたのは気持ちが良かったです。
185系湘南ライナー 貿易センタービル俯瞰
2019/4/16 東海道本線 新橋~品川
3721M 185系10両
NikonD850 Tokina50/1.4
前記事にて朝練のちに早めの出社、そして8時間勤務のちに夕練となりました。練習というか全部本気の本番ですけども。笑
現在建て替え中のため跡形もない世界貿易センタービルディングの展望台より。
本来ここでの旨味は東京タワーを間近で眺望できることのはずですが、そちらのガラス面とは別方向に極一部の人がカメラを向けていたとか。
そんな極一部の人が4月と8月の数日だけ集っていたのが、18時半過ぎのブルーモーメント狙いでした。
4月にも入ると日脚が伸び、湘南ライナー1号も走行写真を狙えるようになってきます。
東京タワーは絡められませんが、代わりに画角内にスカイツリーが写せるのがここの美味しいところだと思っています。
18時を過ぎビルに明かりが灯り始めました。写るビルには残業をする者、帰宅をする者、宿泊をする者、色々な意図が読み取れます。
同じくライナーに使用される185系の室内灯も目立つ頃合です。今頃車内では帰路に向かうお疲れのサラリーマンやオフィスレディらがカシュっと開けてのど越しを愉しんでいる頃でしょうか。
ちょっと高いところで私もカシャッと絞りを開けて楽しんでました。笑
帰路と言えば撮り終えた我々も同じ立場。ド平日なので家で夕飯をいただくとし、これから満員電車に揉まれて帰らなくてはなりません。
500円で座って帰れるライナーは良い時代だったなあと、185系が消えてから痛感した人は沿線に多くいることでしょうね。
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185系湘南ライナー 六郷川橋梁
ストライプのB6とリレー号のC1の残り12両が各路線へ出向いていますが、併結運転をすることはあるのでしょうか。
ふと長い編成が恋しくなり、定期時代の長編成のカットを振り返りたいと思います。
2019/4/16 東海道本線 川崎~品川
3722M 185系15両
NikonD850 Tokina50/1.4
冬の湘南ライナーは低い光線に加え、時には富士山を背景に入れて撮るのが醍醐味でした。
春のダイヤ改正後も特段変化なく毎日走る185系。ぐっと気温も上がっていき、富士山の雪融けが進み、空が霞む日も増えてきました。
太陽が高くなりきる前に、東京口での一枚をやりにいつもより早起きをしたときの一枚です。
こちらは京急電鉄の六郷土手駅からの撮影です。他社の駅先からJR線を撮るのって不思議な感覚。
側面にたっぷり光が回り、京急電鉄のトラス橋の影が抜け、緑地に緑が戻ってきたときを狙ったもの。
毎日走っているからこそ、考え得るベストな時期に合わせて丁寧に記録していました。
最長の15両編成がぴったり納まる湘南ライナー2号。今見返すと圧巻ですね。
早起きをして、早めに出社。そして早めに退勤し、今度は夜の湘南ライナーを撮りに再び寄り道。
効率的ではありますけれど・・・当時の自分元気だな~笑
DE10撮影会(in会津若松) -23
NikonZ9 Z14-24/2.8S
狭いうえに9割の人が密集していて撮りづらかった庫内より。
やりたいアングルがありましたが、狭すぎて互いが写り込んでしまいます。不毛な争いに発展する前にその場を離れました。
20分もすればやれることが少ないからか、閑散としていました。笑
密度が下がった終盤で模擬出区点検(本日2回目)が行われたので、先ほどやれなかったアングルに再挑戦。
ただ置いてあるだけでは面白みに欠けましたが、前面の観音扉を開けてもらったシーンが個人的にグッときました。
DE10撮影会(in会津若松) -22
NikonZ9 Z85/1.2S
第4部から第5部へ。扇形庫へ進入していくシーンです。
ターンテーブルからの正面構図も捨て難かったのですが、放射状の線路を沢山入れて撮りたかったのでボケマシマシの中望遠構図にしました。
本来なら被写体ブラしも一つの手だったのですが、今までの全ての移動が丁寧で慎重な微速前進でしたので"止める"を選択としました。
無駄に連写してしまいましたが、ぼんやりと着座灯の明かりと旋回窓の影が柱に映りこんでるこの一枚が一番気に入っています。
実は左脇に入れたキハ110 224は2022年に郡山に転属した新参者だったりします。
1124号機と同じくdocomo衛星アンテナや砂撒き装置取り付けなどの改造がされている、期待の新人と言った立ち位置です。
製造年で言えば当然キハE120形よりも昔で、DE10に馴染む気動車の一つだと思います。
N38編成 クリスマスツリー
記事を書いている7月頭時点で関東平野部で最高気温40℃越えが当たり前になっています。
35℃を越えたら人は外で活動できない気がするのですが、外仕事な私は今日も気を失わないように気を付けながら汗水垂らしています。
反動で夜は動けなくなりますし、この時期の鉄活動もフルタイムは無茶な気がしますね。
山での遭難事故と同じくらい、撮影地で倒れることも"用意未周到"の現れです。相当に恥ずかしいので、気を引き締めて行きたいところです。
2022/2/5 越後線 石地~礼拝
122M 115系新潟車N38編成
NikonZ9 AF-S70-200/2.8FL
写真に涼を求めてしまいました。寒さよりも楽しさが勝っていた日です。
試しに追っかけてみたら間に合ってしまった一枚です。
ブルーモーメントは過ぎてしまいましたが、車内の灯りはまだ目視できるほどの薄暗い時間帯。
立ち位置は針葉樹に粉雪が掛かっている場所を選択。見かけたらどうしてもやりたくなってしまいます。
115系の屋根に雪が残っていたので、周りと同化しないよう微流しで編成全体を浮き立たせてみます。
いつもはMT54のモーター音が轟き渡るところですが、銀世界では音が雪に吸収され、奥からするっと滑るように冷凍みかんがやってきました。
梨ケ原微S俯瞰
関東では連日夕方にゲリラ豪雨に見舞われていますが、岡山はどうやら晴れの国パワー炸裂のようで大変羨ましい限りです。
ぴゅーっと岡山に飛びたいところですが、今日も今日とて午前から35℃を越え、午後は大雨と、外仕事では容赦のない過酷な日々を過ごしております。泣
前回はと言うと『湘南シックス』目当てなどではなく、やり残している決まり文句の『群馬にはない風景』をやるために訪れたのでした。
結論から言うとそれらは達成できず、大雨による運用差し替えを目の当たりにし、ヤケクソで岡山電車区に行ったら出区点検の研修が撮影できました。
2泊3日の岡山遠征の初日から崩れた行程ですが、このまま流れると4日目に『湘南シックス』になることが判明して頭を抱えていました。
悩みに悩みましたが天候もそこそこ晴れベースで、最後の実現でも不思議ではない山場に差し掛かってる気配があったりと、湘南色に尽くす系タイプのオタクは不本意ながら残留を決意してしまいました。
2024/6/2 山陽本線 上郡~三石
1305M 115系岡山車D-27+D-26
NikonZ9 Z70-200/2.8S
無事組成が実現し、2日目は3時間強かけて東の姫路から西の三原まで走り通す運用でした。
6時ごろ岡山市で友人と合流し、一味は船坂峠を越えて直ぐの梨ケ原微S字俯瞰へ向かいました。
被写体も減少し見かけることが減ってしまった同所。今も撮れるのか不安でしたが適当(適当すぎました汗)にアプローチをかけたら尾根の道中に既に鉄ちゃんがびっしり待機していてびっくりしました(^^;
皆さん公にしてないだけで381系だけでなく115系湘南色も注目されていたのですね。
まだ縦軸上に余裕があったので、斜面より好みの角度で撃つことができました。
線路のS字を奥に配置することで俯角は弱めですが滑り降りてくるような絵面になったので行って良かったと思います。
しかしまさかあんな事件が…
事件とは私が毛虫にやられた事件と友人の服にマダニがいた事件であって決して(ここから有料会員のみ閲覧できます