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2024.09.30

吾妻旧線 新・第二吾妻川橋梁俯瞰

9月の締めくくりに吾妻旧線区間の思い入れ深いカットを公開します。
10年前の9月24日を以って、岩島~川原湯温泉~長野原草津口区間の大部分が八ッ場ダム運用開始に伴い廃線となり、翌月より線路の切り替えが行われました。
同年9月はアルバイトで貯めた軍資金を交通費に充て、同区間の撮影のために10万近く溶かすほど熱狂的になっていました。



D0999.jpg
2014/9/23 吾妻線 川原湯温泉~岩島(旧線)
538M 115系高崎車4両(後撃ち)
NikonDf AiZoom80-200/4S


新線は切り替え区間の起点から南に逸れ、吾妻川を渡って長いトンネルに入っていきます。
その吾妻川の上には旧長野新幹線の第二千曲川橋梁の斜張橋を彷彿とさせるような、立派なコンクリート橋が完成していました。
PRC橋として支柱(主塔)間距離が国内最長だそうで、橋全体としても431mに及び、ここにブルサン貨物が来ても編成が乗る…という規模だそうです。
美しく時に険しい表情を見せる旧線の風景と向き合ってきましたが、現代技術を駆使した新第二吾妻川橋梁もこれから吾妻線の一部になります。
景観を損ねる夾雑物と捉えるかは人次第ですが、ここから数年後に引退する115系との明らかなミスマッチ感は歴史の重みと新時代を感じ、感情を揺さぶられるものがありました。
事の始まりは「新第二吾妻川橋梁と旧線を絡められないのか?」から。
PRC橋施工記録などを調べていたら橋全体の空撮のような写真を見かけ、下界から撮影方向を眺めたら山頂に鯉のぼりのようなものが見えてしまい、「行けばわかる」と実行に移すことになりました。
意図せず旧線撮影のフィナーレが最も旧線であったことを記録するような形になりました。

最終日の一日前、実質最後の出撃となったこの日はからっとした気候で、秋晴れと呼ぶに相応しい撮影日和でした。
いつも通り?日の出から日没まで旧線区間をひた往復し、13時過ぎの534Mを不動大橋で撃ったのちに芦鞍山の登山口に向かいました。
今から向かうのは山行記録も乏しい急登の芦鞍山。登り口や撮影方向こそ違えど、樽沢隧道俯瞰はこの山の山腹にあたります。
プロ4、バケペン、レンズ3本、Df、レンズ3本。神社の裏を通り、ピリピリ聞こえる電気柵を外していざ入山です。
歩きやすい道から始まり分かれ道をいくつか選択して徐々に道は細く荒くなっていきます。途中、明らかに逆方向の獣道に違和感があったので尾根に従い直登することにしました。
とにかくキツい傾斜で、息も絶え絶え。道中カモシカの親子とにらみ合いになったり、根っこに足をかけ先にプロ4を上に上げないと進めない箇所もいくつかありました。
登山道とは呼べないですが少し緩やかな斜面と視界が開けた場所に抜け、そこから吸い込まれるように進んだ先には祠と共に頂上が待っていました。
機材の重さ含め、今まで登った俯瞰撮影地の中でも指折りのハード登山だったと思います。

「やはりここで合ってたんだ」という感動より先に祠に一礼。そして水分補給。時計を見ると…535Mまで時間がない!
機材を取り出すと草木が思っていたよりも邪魔で、立ち位置に難儀。そうこうしている間に通過。10分後にやってくる交換の536Mですら間に合いそうになく、1時間後に戻ってくる4連の538Mに全てを賭けることにしました。
この間私もカモシカになりきり、崖地から可能な限りの整地を行ってなんとか手持ちで一人分の画角内のみクリアな立ち位置を確保しました。
汗を拭い改めて眺めるとなんと素晴らしい景色。見下ろすことでPRC橋のスケールとディティールが明瞭となりました。
その奥には旧線があります。なぜこんな切り替えギリギリまで粘ったかと言うと、新旧線間にある稲が実るのを待っていたのです。
新緑の季節は農作物が育っておらず土で茶色くなってしまいます。紅葉も同じく収穫雨後で田畑が寂しいでしょう。
雪の日だと全体が白っぽくなりコンクリートが埋もれてしまいます。それゆえ彩度の高い画となると9月末が最適だと考えたのです。
まさに理想。写真は撮ってなんぼの世界。発案から実行そして結果まですべてが繋がったこの瞬間が至福のひと時です。
もちろん115系が好きで撮っていますので、主役が登場したときの高揚感は今でも忘れておりません。
岩島駅に到着するまで見送り、旧線に感謝と115系が引退するまで通う決意をし、日没までに安全なルート優先で遠回りに下山するのでした。

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Posted at 08:00 | 高崎車 | COM(0) |
2024.09.28

桐生の跨線橋

fin運転で唯一!両毛線を走るEL・DLをカメラに収めよう!!少人数特別撮影会@桐生(JRE MALLより)
社員用通路からEL/DLファイナル運転の撮影権利を得るのに3万円という商品です。
言われないと気付かないような通路からガングロ光線でフェンスや架線柱を入れながら通過していく列車を1枚撮るのに3万円。
…なんて浅すぎる企画でSNS上ではプチ炎上していましたね。しかしちゃんと売り切れてるのですから高崎支社様としては大成功なのでしょう。笑

そんな奇抜なイベントもいつしか終わっていたようで乗り遅れとなりましたが、付近で反対側を向いて115系を撮影していたのを思い出しました。



D0993-2.jpg
2016/8/25 両毛線 桐生駅
475M 115系高崎車T1159編成/3742M 115系高崎車T1147編成
NikonDf Ai*ED600/5.6


超望遠レンズを手に入れてからその針の穴を通すような画角で色々楽しんでいました。
取り回しやら画質やらは置いといて、私の撮影の(整理整頓されていない)引き出しが一つ増えたような感覚でした。
ここはやりたかった構図の一つで、桐生のシーサスクロッシングと115系並びを圧縮したものです。
宇都宮運用の3472Mが対向からの115系と同時入線することを同年に知り、4連の211系が参入し始めて日常から遠のいていく時期でした。
もちろん両者が115系の日であることは運用調査で把握済で、行ける日に行っておこうと600単だけをリュックに詰めて桐生まで向かいました。
プロ4を低く据えてガチガチに機材を固定します。後ろから115系が真下を通り過ぎ、その先には高崎行きの115系のライトが見えていました。
問題は通過時にかなり揺れたこと。600mmということもあり通行人次第では中々しんどいヘドバン写真が生成されそうです。
実際、下り列車が停車するタイミングで老夫婦が横切り、声にならないような声が漏れてしまいました(^^;
気を遣っていただいたのか、階段ではゆっくりと降りてくださっていたようでおかげ様でブレずに納められたのは有難かったです。

現地はカーブし始めたところにある跨線橋からの正面構図で、格子状のフェンスにレンズを押し付けて撮っています。
そのため光芒が派手に出てしまいましたが、暗闇に鈍く反射するレールの表面が際立ったと思うと表現の一つとして捉えて良いのかなと思っています。

ちなみに、この一枚だけのために出撃してその日の内に帰っていたようです。
帰りの高崎駅でバルブ撮影勢が結構群がっていて、「とうとう高崎も終わるんだな」と言うのをこの日実感しました。
結局イベントでも仮に一枚だけだったとしても、本質はコストパフォーマンスではなく、その一枚が本人にとってどれくらい撮りたくて臨むのか、その覚悟が決まっているかが本当の価値なんじゃないかなと思っています。

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2024.09.26

湘南色×381系 国鉄色やくも①

115系湘南色&DEC700 列車展示会in新見列車区(tabiwaより)

珍しくJR西日本が岡山所属の115系湘南色2本を使用した撮影会を企画したそうです。
運用の合間を利用した新見列車区構内での撮影会だそうで、先日両編成とも渡り板の再塗装が確認され、湘南色の商品価値を認知しているように感じました。



D0788.jpg
2023/12/31 伯備線 新見駅
115系岡山車D-26編成/1024M 381系(国鉄色)(後撃ち)
NikonZ9 Z70-200/2.8S


大晦日に新見列車区から出区してきた115系湘南色と国鉄色やくもの並びを撮りました。
実はこの前には福塩線でD-27編成を撮影しております。笑
やくもを見送ったのちに入換が始まるため115系は中線で待機します。
これが想定よりも出区してくるのが遅く、やくもの列車接近放送が流れてから停車するほどの時間に余裕がない状況でした(^^;
さらに想定外に奥の方で一時停車となったため、直前に立ち位置の練り直しとなり、終始慌てながらの撮影となりました。
姫新線ホームからクモハ側と入線する381系の構図の方がやりやすかったでしょうが、それだと10年前の信越線との差異が弱いと思い、『やくも』と『JNR』を強調した先頭車並びに拘りました。
やくも発車後、115系の入換が行われ僅かな乗降時間でやくもを追う様に発車していきました。
さて、115系撮影の気分転換に115系を撮影したので、再び福塩線に115系を撮影しに戻りますか~!

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2024.09.24

S3編成 鋸屋根

D0986.jpg
2024/9/15 しなの鉄道線 テクノさかき~西上田
1636M 115系S3編成
NikonZ9 Z70-200/2.8S


20か月振りにしなの鉄道で115系を撮りました。午前で切り上げる予定だったのでその最後の一枚です。
友人とは一時別行動で稲刈作業を目当てにテクノさかき界隈に向かってみました。
一体は『中之条』という地名らしく、実際吾妻線中之条あたりの風景と大して変わらないなと一人勝手に面白がってました。
ちょっと懐かしい風景に、これまた懐かしい稲架掛けを見つけてしまいました。
この20か月の間に新潟の115系を幾度か撮っておりましたが、思えば新潟ほどの米所だと設備が整っていて天日干しをしているエリアが少なかったように思えます。
稲刈作業は生憎狙えませんでしたが、趣のある鋸屋根の工場を背に構図を組めそうだったので久々に編成を収める写真を撮ってみました。
複線・タイガーロープありですが、中之条~市城のパチンコ屋を背景に撮るよりも遥かにまとまりが良いと思います。笑

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2024.09.22

285系サンライズエクスプレス ホテル俯瞰②

寝台特急「サンライズ出雲」の運休計画について(JR西日本より)

サンライズ出雲の『想定外の』計画運休が発表されました。
父の還暦祝いにチケットをプレゼントしようと思っていたのに予定日が見事に運休対象日でした・・・。
やらかし日と思わしき個人の動画を拝見しましたが、素人目に見ても「やっちまったなあ」といったインシデントでした。緊急停止していないのが不可解です。


D0753.jpg
2021/2/23 東海道本線 品川~新橋
5031M 285系14両
NikonD850 TAMRON15-30/2.8G2


いつの時代も乗るも撮るも特別な寝台列車。
ブルートレインが終われど、定期運行するサンライズエクスプレスの夜行列車としての地位は揺らいでいません。
185系定期運行終了直前に訪れた新橋のホテルより、185系撮影後のデザートにこれから西日本へ向かう列車を狙いました。
鳥居を強調するアングルではなく、広角縦構図でビル群に囲まれながら都心部を走行している雰囲気をイメージ。
時刻は22時前。ビルから眩しさが徐々に失われ、都会の真の帳が下りていました。
打って変わり285系の窓から漏れる暖かい室内灯は、東京を出て間もなくということもあり、乗客が寝仕度を済ませておらず、はたまた缶ビールに指をかけている最中である証拠でもありますね。
列車を見送り私もお酒を飲み干したら、翌朝の東京行のサンライズエクスプレスを撮影するため早々にベッドに戻りました。

Posted at 08:00 | 電車 | COM(0) |
2024.09.20

EF65 2101 OM出場

「EF65形式国鉄特急色撮影会」を開催します。(JR貨物より)
EF65 1065・EF65 1139復刻から第二弾はEF65 1059が復刻。そして今回はEF65 1091・EF65 1101が復刻とのことです。
PF2101に関しては隅田川でナンバープレートの換装が行われていましたが、大宮工場での開催となるとかなり再現度を高めてきそうです。
2月の品川構内撮影会ではPF2090,2092が1000番台風になりましたが、その間のPF2091をチョイスするとは貨物も(良い意味で)捻くれてますね!笑



D0751.jpg
2018/7/6 新鶴見機関区
単8282レ EF65 2074+EF65 2101(+EH500 12)/EF65 2065
NikonDf AiED300/2.8S


先日大宮工場へ送り込まれ、事実上廃車回送となってしまったPF2101。
2024年現在で唯一のクリーム色のナンバープレートで大人気でしたが、残るは**80,**90をメインとした赤プレ国鉄色のみ。着実にスタンダード箱釜の数が減り続けています。
分かり切っていたことですが、2度目の全般検査はなく、出場から5,6年後には本線走行をしていることはあり得ないのですよね。
6年前の夏、新鶴見のアイドルに大昇格を遂げたPF2101が国鉄色となり大宮工場を出場しました。
後撃ちすべく大宮方面に向かったのですがまさかの金太郎が殿を務めていました。笑
新鶴見まで先回りしたら来ると嬉しいPF2065が留置されていたので、それと絡めてみた次第です。
マニュアルのサンニッパをお借りしていたのでピント合わせに難儀し、静止しているPF2065側に合わせたことを覚えています。
「これから楽しくなるぞ~」と猛り立ったものの大して本腰入れた撮影ができずに6年経過してしまいました。
しかしながら子供の頃のワクワク感がもう一度味わえたことは幸運だったなあと。そしてまた興奮と感動が戻ってくるイベントを企画してくださるJR貨物様には感謝しかありませんね。

大宮車両所 各種イベントの開催中止のお知らせ
・・・ってまさかの中止ですΣ(・ω・ノ)ノ
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Posted at 08:00 | EF65 | COM(0) |
2024.09.18

吾妻旧線 旧川原湯温泉駅 みかん×みかん②

暑い夏ですね。
大学生の夏休みって9月中頃までありますよね。
当時は夏じゃねーじゃん(でも休みなので休む)って思っていたものの、今となってはこっちが正しい夏なのではないかと思い始めてます。
涼しいカットを掘り出そうと思ったのですが、大学生の頃何をやっていたのかと10年前を見返したらアツくてナツいカットがありました。



F065.jpg
2014/9/17 吾妻線 川原湯温泉駅(旧線)
547M 115系高崎車T1030編成/546M 115系高崎車T1159編成
PENTAX6x7 55mmF4


八ッ場ダムの始動に伴い、一部区間が過去のものとなった10年前の9月。
始発から日没まで、斜面へ藪へ河原へと、至る所に食事すら惜しんで突撃していたあの夏。
中之条・小野上方面に戻り、夕飯をたらふく食べて温泉から出た頃には全身の機能が停止していました。笑
ここから最終戦として再び旧線まで西にハンドルを向け、20時半の115系同士の交換まで残留したときは流石に体力の限界でした。
限界でも男には帰れない夜があります。そうです未更新同士の交換です。
駅周辺を除くと付近は暗闇で、物音一つ聞こえません。ヘッドライトが見えるよりも前に遠くからガタン…ガタン…と鉄橋を低速で渡ってくる音が響いてきます。
先に547Mが到着し、再び静寂に包まれます。そして1分後くらいにまた遠くから546Mが近付いてくるのを耳で知るのです。
交換を連絡跨線橋から見下ろしていました。プラットホーム上に黄色い点字ブロックがないのが旧川原湯温泉駅の好きなところの一つでした。
見下ろせば線路の枕木が目立ちますし、錆びれた跨線橋の枠組みも強調できます。
何よりたまらないのが同時出発であること。ドアが閉まる直前からシャッターを開け、バルブ写真に軌跡を残した贅沢な一枚です。
まだ下り列車は1時間後にやってきますが、2列車が視界から同時に消えた直後の静けさから来る寂しさは今でも覚えています。

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Posted at 08:00 | 高崎車 | COM(0) |
2024.09.16

SL北びわこ返却回送 安土ストレート

D0978.jpg
2019/9/16 東海道本線 能登川~安土
回9919レ EF65 1124+12系5車
NikonD850 TAMRON70-210/4


忘れもしない、直前で曇った5年前の本日。

Posted at 08:00 | 客車 | COM(0) |
2024.09.14

185系 夜の大久保通り

残り2編成となる185系ですが、ストライプ塗装のB6編成が本線での運行が終了したと噂されています。
9月からの運行予定は全てC1編成となり、それはそれでリレー号塗装を純粋に楽しめる期間と捉えていきたいと思います。
いやしかし、10年どころか3年前の踊り子定期運行終了時に、まさか3年間も185系が走るとも思わなかったですし、何より最後の1編成が基本番台のリレー号塗装とは予想だにしなかったですね。笑



D0954.jpg
2024/7/13 中央本線 中野~新宿
回9522M 185系B6編成
NikonZf Z70-200/2.8S


私が最後に撮影した斜め3本ストライプの勇姿はこの日が最後となりました。
大糸線入線の団臨でしたが、確か連勤でヘトヘトで浅い睡眠から運転していく自信がなく断念した記憶があります。
とは言えこのまま何も撮らないのももったいないと思い、睡眠時間を後ろ倒しにする作戦で電車移動にて新宿出発を見送ることにしました。
直前で調べてみると、東大宮からの回送がわざわざ武蔵野線経由で方転してくるとのことでした。
当初から中央線を走行するなら大久保通の夜景と絡めたいと思っていましたが、ありがたいことに東京方面(一番手前側)を通るチャンスが到来したのです。
お手軽に山手線の新大久保駅から狙う構図ですが、昼間と違い夜は奇抜で珍妙な人で大混雑でした。異国情緒が売りの混沌とした街の本質を見てしまった気がします。
カメラを取り出して外に向けていても雑多な人の一部として認識されてそうでしたが、山手線の運転頻度でさえもそれなりに圧迫感を感じるほどでしたので羞恥心との闘いでした(^^;
乗客の邪魔にならない位置でリュックを前にし、通過直前にセッティング。高感度対策でZfを持ち出しましたが、光源が至る所にありまさかのISO4桁台でシャッター速度が1/1000sec.も稼げる露出でした。

夜行急行は賑やかな歓楽街を抜け、8時間後には緑に包まれた北アルプスの麓を走るというのですから、当初とは180°ジャンルの違うものを狙った気分です。
総武線秋原駅のガーター橋を2回り縮小したような雰囲気で、頭が回ってない割には手元にない情景を収められ来た甲斐がありました。

Posted at 08:00 | 185系 | COM(2) |
2024.09.12

江ノ電305F 旧サボ朝練

昨日の続き。実家で猫と戯れ、4時間だけ寝たら単行狙いで再び江ノ電へ。

D0981.jpg
2024/9/8
300形305F
NikonZ9 Z85/1.2S

日の出と同時に江ノ島駅を出発した305F。
前面窓ギラギラに期待しましたが東側の抜けが微妙だったのでしっとり路線で。
R134側に何も写り込まなくて良かった~と思いつつ、拡大したらライトの横にハトがいました。笑


D0982.jpg
2024/9/8
300形305F
NikonZ9 AF-S500/4E

気ままに流して向かって極楽寺以東の住宅地密集エリアへ。
当初考えていた立ち位置より下がってみたら緑一色で狙えることに気付き、大胆にゴーヨンをセット。
コントラストが強くなりすぎないとろ日の隠し味で均衡が取れていて今日一番の収穫でした。

2024.09.10

江ノ電305F 極楽寺トンネル(闇)

概ね2~3週間ごとに旬のデザインに変更されていく通称『季節前サボ』ですが、9月上旬は300形全盛期時代に使用されていた復刻デザインが掲出されました。
ただでさえ小さく細い板なので、グラデーションやキャラクターをちりばめたものよりも、大胆かつシンプルなデザインの方が個人的には好みです。
あちらも商売なので、何とか飽きられないよう"刻んで"いるのは分かるのですが・・・。笑
どうやら1.5山だけ単行になるようでしたので、休日出勤上がりから間髪入れずに身支度をして向かいました。
病み上がりでしたしお客さんからもらったブラックコーヒーがなかったら意識レベル的に結構危なかったです(^^;

D0583.jpg   D0709.jpg
(左)2023/7/16
(右)2024/1/2


三度目の正直、ツーアウト(大変失礼)からの逆転ホームランに賭け極楽寺トンネルにやって参りました。
(1回目)
季節サボのループから二度と通常の紺サボに戻らないと諦めていた時期に、似たような色合いの花火サボでやってみましたがしっくり来ず。車掌さんの汗を拭う一瞬はとても良かったのですが・・・。
(2回目)
あけおめサボが朱色金文字という匂わせに期待を寄せて岡山遠征帰りに撮ってみるも謎のキャラクター入り。「違うそうじゃない」「だのんはヨーグルトで間に合ってる」と言い残し日の出前に撤収しました。

D0980-2.jpg
2024/9/7
300形305F(後撃ち)
NikonZ9 AF-S500/4E


そして今回。デザインは長く楽しめ、系譜を繋いでおり、飽きの来ないシンプルなものが一番だなと思いました。
日中は藤沢方に就いていたので、進行方向側パン下げでも気になりませんね。
到着10分前で余裕がなく、シャッター速度を1/40sec.で切る愚行をしましたが奇跡的に止まってくれたのは救いでした。

2024.09.08

ボロL 荒川築堤

D0396.jpg
2014/9/8 羽越本線 平林~坂町
930M 115系新潟車L5編成
NikonDf AiZoom80-200/4S


10年前の本日。

Posted at 08:00 | 新潟車 | COM(0) |
2024.09.06

EF6437×カシオペア &EH200

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Posted at 08:00 | 客車 |
2024.09.04

EF6437×カシオペア 塩尻大門B

昨日、中央線にカシオペアが入線しましたね。
長野県までは入らないですが、直流区間での活躍は久方振りに思えます。
今回はロクヨンセン牽引でしたね。EF510やEH500、DF200が牽引経歴があるカシオペアですが、中央線を走るのに最適な機関車ってな~んだ?泣(無理と察している)



D0977.jpg
2020/10/25 中央本線 みどり湖~塩尻(塩尻大門)
9011レ EF64 37+E26系12車
NikonD850 TAMRON15-30/2.8G2


ロクヨンゼロ牽引のカシオペアは、令和の内に実現したビッグな列車の筆頭に君臨することでしょう。
計3回出撃することになり、その最終回(運転経歴としても最後)になります。
思い返すとこの日は良いものは撮れたけど一人行動でちょっと寂しかった記憶があります。その分気軽に自分勝手に撮っていましたが。笑

大本命は坂北のアウトカーブです。しかし一人で運転してきて道中既に面倒くさくなってきているのに走行1発だけというのももったいない気がしてきました。
貪欲に少しでも画になるものを持ち帰るべく、塩尻大門でバカ停中の姿を見学しに行ってみました。
もっと同志がいるかと思っていたのですが、まだカシオペア来てない?もう行っちゃった?というくらいに鉄ちゃんの姿がありません。
しかし車を降りてフェンスまで向かってみると、そこには移動しない寝台列車が確かに鎮座していました。
加えてたまたま他列車の在線0という条件でしたので、手堅くバルブ撮影をさせていただきました。
ミラーが上がっている間に「これだけでも来た甲斐があるな」と思いながら、だったら走行1発でもきっと満足してたのかも。なんて。
それでもこんな贅沢なひと時を堪能できるのに人気がないことには驚きました。
これから私も向かう篠ノ井線での走行&順光写真に賭ける方々の熱量と狂気を感じました・・・。

Posted at 08:00 | 客車 | COM(0) |
2024.09.02

都のDE10 カシオペア入換

D0905.jpg
2024/4/30 尾久車両センター
DE10 1571+E26系12車(入換)
NikonZ9 Z400/4.5S


とある構図でDE10+カシオペアをやりたく、何度か通った時期がありました。
今も完璧にはやれてないので行けるものなら行きたいのですが時間が作れず・・・。

通って分かったことは、
①10時からDE10が動くこと
②原則上野方にしか連結しないこと
③午後に作業がなくとも夕方まで留置されていること
④大宮方の入換線は用途廃止されていること
でした。

そんな中で、大宮方にDE10がつくのを観測できたのは機械式洗浄の入換のみでした。
鈍行車両に囲まれていますから、中々構図の自由が利かないのでピンポイントに連結面を狙ってみました。
程々に曇ってくれていたからか、DE10が展望室のガラスに反射していました。この日は自分の中では来た甲斐のある日だったように思えます。
カシオペアは引退の噂が流れたり運転の計画が発表されたりをずっと繰り返していますね。
もう一般人が気軽に乗れる代物ではないですし、沿線も人で溢れているらしいです。私は裏方に徹するDE10を撮れればそれで幸せです。