2071レ 雪晴れの谷川岳
2017/1/26 上越線 上牧~水上
2071レ EH200 5+コキ
NikonDf AF-S85/1.8G
5年前の本日。雪晴れとなったみなかみ町にていつも通り115系撮影を堪能してたときの1コマです。
この時期にここまで谷川岳がくっきり見えるのは珍しいと思います。
746Mが通過する直前、後ろから2071レがやってきました。
谷川岳のトマの耳、オキの耳。積もりたての柔らかな山肌がまるで猫のようです。
猫のように気まぐれで中々全貌を見せてくれませんが、上越南線で撮影となればトレードマークである谷川岳を見過ごすなんてできませんね。
無骨なフェイスのブルサンとの対比が気に入っています。
普段なら釜次積荷なしはガッカリする要素ですが、後撃ち好きな私としてはご覧のように"旨味"となってくれました。
本命の115系ですか?・・・貨物列車って長いんですよね~~~。
DLすいぐん号⑩
2022/12/4 水郡線 常陸大子駅
DE10 1654+DE10 1604
NikonZ9 Z70-200/2.8S
往路を撮影したあとは当該列車の終着駅である常陸大子にて入換を撮影。撮影の流れは概ね試運転時と一緒ですね。
入換も全体で1時間ほどありましたので個々でのんびりとやりたいことをできたのではないでしょうか。
試運転時に得られた入換時刻を情報の武器にし、時間と気持ちの余裕を持って散策していなかった東南エリアに向かってみました。
とは言えこれと言って再履修したいほどの画も浮かばず、面白さを感じなかったらさっさと3日前に食べた蕎麦屋に再訪するつもりだったのですが。笑
沿線には植樹されたモミジが点在しており、葉の色付きも上々でした。12月に入っても紅葉している木がある訳で、ここで1枚撮ってみようと木の周りをウロウロしてみます。
同行していた知り合いが「落葉した葉を入れてみるのはどうか」との提案に賛同し、ローアングルで構えてみると、手前に立派なキノコが!
手前にはエノコログサ、沿線にはススキ。構図の上側にグラデーション豊かなモミジを入れ、そしてキノコ※を添えて。
「もうこれ秋真っ盛りじゃん!」「12月とか嘘だよ!」「試運転の時より暖かいから冬は終わり!」
同系色でこれまた同系色のDE10重単を包むような構図で最終的に落ち着きました。
知り合いと現地の入換でお話が弾んだ方でギッチギチの髭ジョリの構え。入換時刻が近付くに連れ、いつの間にか後ろも隣も鉄ちゃんらで大混雑していました。
秋もオタクもてんこもりとなりましたがキノコまで気付いた人はどれくらいいるのでしょうか?
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DLすいぐん号⑨
2022/12/1 水郡線 常陸大子駅
DE10 1654/12系
NikonZ9 AF-S500/4G
DLすいぐん号③より、DE10重単は西側の3番線に暫しの間佇んでいました。
12系の連結は普Dをやり過ごしてからと推測し、時間に余裕があったので河川敷に回り込んで超望遠で覗いてみました。
車を置くところもないし、降りて探すほど閃かないし、傘なしでこれ以上雨に濡れたくない。
3アウトで出不精となり、パワーウィンドウを開けて「もう少し前~もう少し~はいここ~」と入換ごっこしながら車内から適当に撮っていましたとさ。笑
新春みかん詣④ 夜明けの飛び出し
2023/1/3 北しなの線 豊野~牟礼
315M 115系しなの鉄道車S3編成
NikonZ9 Z70-200/2.8S
今年の撮り初めはしなの鉄道でした。
実は去年も同じ日に撮り初めをし、同じしな鉄で同じ湘南色を狙っていたという。たまたまですが、115系がどうしても恋しくなるようです。
初めて訪れた場所かつ30分前まで真っ暗で線路がどこか分からずで不安でしたが、何とか暗がりの雪景色を往く湘南色が拝めました。
T1159編成 OM出場
フィルムをやらなくなってから太陽の下であまり撮影をしておりません。平和ですがピーキーな写真が多い気がしてます。
高崎の115系が居た頃はフィルムを基盤に撮影計画を立てていたので、どっしり構えてきっちりこなす。
『私らしさ』は継承されていて欲しいところですが、飽き性でもあるので当時の撮り方は振り返ると新鮮ささえ覚えます。
2014/1/16 高崎線 吹上~行田
回8769M 115系高崎車T1159編成
PENTAX6x7 200mmF4
高崎車は1時間半ほど南下した大宮総合車両センターにて車両検査を受けます。
当時は3連4連ともに全編成が現役で、6年周期での検査とみなし各編成の検査が等分割で行われていたと仮定しても年3回以上は見られるものでした。
特段貴重な列車でもなければ平日に走行することもあり、当時は物好きしか撮っていなかったことでしょう。
編成毎に大きな差異もなく言われないと気付けないものばかりでしたが、贅沢をまだ言える時期でしたので、折角ならばとサハ組み込み編成を狙い撃ちしていたのでした。
物好きしか狙わないということは、注目も浴びないことになりますので情報収集も苦労します。
年の初めから工場構内線での動きを毎日そわそわ調査し、近所の知り合いなどの現地確認などの協力もありなんとか当日を迎えることができました。
とは言えこの頃は学生で、丁度試験期間で、教室まで上記の機材を持ち込んだのは言うまでもありません。
試験が終わりみんなでカラオケやらに行く流れを三脚を見せて「これがこうで失礼するぜ」と一人駅まで急行し、影が伸び始めたフキギョウへ向かうのでした。
上野発の客レなどで有名な撮影地ですが、昔から編成が入りきらないのが気に入らず、短くか細く残っている115系だからこそまとまりの良さが出るだろうというのが目論見です。
さらに北上するとすっきりとした撮影地が増えてきますが、1月の夕方に走行する列車なので光線条件としてもここ以上のものはなく、ここの撮影地で構える理由として最上の条件とも言える舞台が整っていたのでした。
4両編成の殆どはモハユニットをクハで挟んだもので、2編成のみサハを組み込んだMcM'が先頭となるものでした。
今回の狙いはまさにそれで、サハの強調というよりは床下が詰まったクモハ先頭かつ前寄りにパンタが来ることに意味がありました。
加えて検査出場で塗り直されたコッテリテカテカの湘南色が夕方の鋭い光線でやってくるのですから申し分ありません。
ここから全ての車両が引退するまでにOM出場で走行写真をやったのはこれっきりです。これ以上のものは求められない程、気に入っている一枚となってくれました。
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285系サンライズエクスプレス ホテル俯瞰①
品川駅構内撮影会俯瞰の10分ほど前に、入換中のサンライズエクスプレスをメインにしてホテルから撮影しておりました。
2022/1/29 東京総合車両センター田町センター
285系14両(入換)/EF65 501/EF66 27/EF65 1115/etc
NikonZ9 AF-S70-200/2.8FL
1年経って(285記事目になって)からようやくここで撮った経緯を書けるのですが、実はこの撮影会はあくまで後押しとなった要素の一つに過ぎないのです。
このホテルから185系の入換を撮りたかったのが本音で、折角ならサンライズが臨時増発している時期を狙った方が効率が良いと見極め、その時を待っていたのですが宿泊費が予算を大幅にオーバー/(^o^)\
これは撮影会が流行り出す前の計画の話になりますが、泊まることが目的でないのに、今回の品川駅構内撮影会並みの値段は相当の敷居の高さを感じていました。
結論から言うと引退までに185系を撮影するチャンスは訪れず、「もうちょっと高級ホテルに泊まれる立場になってから285系がなくなる前に撮れればいいや」と先送りになったのです。
そして公式発表のちに展示場所を調査し、先送りにしたホテルから撮れるかもという淡い期待から撮りたい欲求が再燃します。
ここの構図は背景に東京タワーを入れて撮れることが旨味で、ホテルの公式サイトにも都心のナイトビューを売りにしているのは明らかでした。
185系の代わりの被写体を撮影会のEL3機とし、いざ数年越しに調べなおすと東京タワーの姿がありません!過去の景色と今の景色を見比べると明らかに東京タワー方面にビルが聳え立ってるではないですか(-"-;
「いつから撮れなくなっていたのか」という疑問も浮かびますが、それよりも"もう撮れない"をどう昇華させるかを考え始めます。
この数年での変化は何もマイナス面だけではなく、高輪ゲートウェイ駅の開業や一夜限りのEL3機の撮影会など、まさしく"今"を切り取るのもカメラマンとしてはそそるものです。
東京タワーがハナから見えないのであれば上層階の高級ルームを選ぶ必要もなく、かつコロナ禍の影響で誕生した宿泊をしないお手軽価格な"テレワークプラン"は我々の条件を全て満たしてくれます。笑
285系が何時に入換し、どこの番線を通っていくかも調査済み。あとはビジネス目的とは程遠い格好で指定の部屋までエレベーターで上がればこの通り・・・・・。
DLすいぐん号⑧
2022/12/4 水戸運輸区
DE10 1604+DE10 1654+12系/EF81 98/E657系
NikonZ9 Z70-200/2.8S
入換の続きです。12系を切り離す直前のシーン。
中央のEF81も同じ時間帯に出区点検をしていたので12系の返却回送担当と思われます。
数分後には12系の室内灯は消され、切り離されてしまいました。
丁度乗って帰ろうとしていたひたちが水戸を出たので絡めてみました。
あと数週間遅ければフレッシュひたちカラーのE657との邂逅も期待できたのでしょうか。
皆さん三脚を構えていましたが、私はめんどk…機動性重視で手持ちでぱぱっとやってました。
これからEF81の入換が始まるようですが、レンタカーの返却時間やらそもそも興味がないという理由で皆様より一足早く失礼しました。(撮ってたら間に合わなかったと思うのが今でも気がかり笑)
DLすいぐん号⑦
2022/12/4 水戸運輸区
DE10 1604+DE10 1654+12系5車
NikonZ9 SIGMA40/1.4Art
レンタカーの返却も兼ねて本日の締めは立体駐車場から見送りました。
仙台経由にて主要駅を発ち、常磐線の終点上野まで夜行急行として向かうような雰囲気です。
水戸駅の街並みは高崎駅と同じくらいで、借りてきた12系ということもあり、ここの見下ろしも既視感を覚えながら撮影していました。
室内灯を点けっぱなしで来てくれたのはありがたいですね。
重連総括だからその通りなのですが、着座灯は2つともあった方が夜は映えますね。笑
DLすいぐん号⑥
2022/12/4 水郡線 下菅谷駅
9822レ DE10 1604+DE10 1654+12系5車(後撃ち)
NikonZ9 SIGMA40/1.4Art
昔ながらの駅舎とラッチ。そこから漏れる光がDE10を優しく照らす。
今回の水戸遠征のお楽しみでもあり、実は数日前の試運転にも同じように撮っていました。
試運転は人こそおらず平和なものの、悪天候、室内灯×、反射板付きで理想とは程遠い結果でした(-"-;
本運転に話を戻し、入換撮影後は特急しらほ氏よりご紹介いただいた美味しい蕎麦屋で知り合いらと合流し打ち合わせ。
今回は反射板がないことを確認し、北側エリアでリンゴ園の100%ジュースでリフレッシュしたのち、軽く1枚撮ったら即撤収して下菅谷の後撃ちへ向かいました。
道中当該列車の踏切待ちで乗客(多分鉄ちゃん)から「こいつら追っかけしてんだろ笑」なんて満面の笑みで手を振られたのがこの日のハイライト。笑
試運転で得た経験を基に線路から2本外れたう回路で向かいましたが大変快適安全でした。時間の余裕は心の余裕、心の余裕は構図選びの余裕!
日没後、緩やかなカーブのホームを通り過ぎるDE10重連客レを連絡橋から見送ります。
着座灯側ではないので12系の室内灯がアクセントです。周りの鉄ちゃんと相談し、各々の邪魔にならないように撮れて平和でした。
この日は晴れていたのでシルエット狙いの鉄ちゃんと綺麗に分断されていました。あちらも魅力的ですが殺伐としていたみたいなのでのんびりやれるこちらを選択して正解でした。
江ノ電305F あけおめサボと富士山①
2022/1/5 峰ヶ原(信)~七里ヶ浜
300形305F+10形
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ
当初は後ろの2両を全く考えずに305だけを意識したカットを考えていました。なのに美味しい10Fが付いてるもので、編成美を意識したものも組み入れることに。
ですが前記事であれだけ「好みのデザインが~(略)」とのたまったので、証拠として接近戦も公開します。
前サボがメインなのは間違いないのですが、運用よし天気よしそして謹賀新年デザインとなれば、縁起の良い富士山と絡めたくなるのは当然の運びと言えましょう。
ここは一通で通行の邪魔にはなりづらいものの立ち位置に難儀しました。
私は車両の真後ろに富士山を置くと短辺のバランスがしっくり来なかったので、先着していた皆様に一言断りを入れ、やや前の方で構えることで落ち着きました。
声の届かないかなり前のスパンで後ろのことを全く気にせず構えるおっちゃんが徘徊していて先着の鉄ちゃんと一緒にひやひやしていましたが・・・
新年を意識したであろう初日の出をあしらったデザインの前サボを掲げた305Fが申し分のない全開露光の下やってきました。
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江ノ電305F 七里ヶ浜と富士山①
極楽寺車庫に眠っているかつての前サボではなく新規製造だそうで、コロナ禍で最も採算取るのが難しそうなところに注力していて驚いてます。
廃車説が何度か流れ、そして何度も検査を通していますが笑、このサービスとも捉えられる動きはいよいよ終わりが近付いているのでしょうか。
2021年の暮れから青地のシンプルなものから華やかなクリスマス柄となりました。
ローマ字が足されましたが過去に掲出されたデザインを踏襲しており、かつての図鑑で見た姿が今のデジタル機材で狙えるとなれば地元民としては大変嬉しい便りです。
1月に1度でもハイペースと感じているのですが、まさかXmasと年始の間にもう一つ別のものを挟んでくるとは・・・。
これを全て狙う猛者もいるのでしょうが、ぷらっと撮りに出かけたら想定外のデザインでやってきたなんてことも今後有り得る訳で、私は「好みのデザインだけ狙おう」と決めました。
その内の1つが"謹賀新年"のデザインで、正月実家でのんびりしている私にとって、地元で真剣に狙える列車があるというのが何とも好機な訳です。
前後で異なるデザインを出しているようですが、聞くところによると翌朝は好みのデザイン側である鎌倉方に付くということで朝練をしてきました。
(相変わらず前置きが長い)
2022/1/5 腰越~鎌倉高校前
300形305F+10形(後撃ち)
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ
おかしい。あれだけ前サボの話をしておきながら写真が文章と一致しない。・・・その違和感は間違ってないです。笑
しっかりと前サボを意識したカットも狙っておりますが、この日の想定外は藤沢方に付いた相方が10Fだったことです。
広告列車も減り、新標準塗装の緑ばかりとなった江ノ電の"紅一点"とも言えるこのレトロ車両は、風景によく馴染みそして映えるのです。
おかげで1山で帰るつもりが3山狙うことになりました。
長年掛かっていた海岸線工事が竣工していたのを思い出し、富士山と絡められる七里ヶ浜のポイントへ。
サーファーの姿がなく面白みに欠けるかと思われましたが、柴犬を散歩している方々が手前にいらっしゃったので、長閑な正月らしい一枚にまとまってくれました。
完全に運要素である海岸線の自動車被りは何とか顔にはかからず、新年の撮り初めとして良いスタートを切ることができました。
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卯年
2016/5/18 両毛線 大平台~岩舟
107系高崎車6両
NikonDf AF-S50/1.4G
新年あけましておめでとうございます。
卯年と言えば→うさぎ
うさぎと言えば→白い
白いと言えば→白い写真
白い写真と言えば→白奴
「もうちょっと雪の写真とかあっただろ!」って新年初ツッコミが出来た方はおめでとうございます。
うさぎに因んで飛躍的な年を・・・と、言いたいですが、去年で大分私の目標は果たしてしまいましたので、三十路街道は着実に一つ一つこなしていこうと思っています。
地に足をつけ、いつか跳ぶべきときまでぐっと力を溜める年です。
うさぎと言えばモフモフ毛玉なので、少しでもふわっとした写真を選んでみました。
後ろから来る115系のついでとは言え、逆光と白い107系との調和写真は欲しかったので気に入っています。