185系リレー号 川崎市役所展望ロビー
数多く大宮に在籍していた同車も残るは6両固定のB6編成とC1編成のみ。
変わり種としてC1編成が編成組み換えと塗装変更をし、一時話題となりましたが本線走行の頻度はストライプ塗装B6編成の1割に満たないような現状です。
遅かれ早かれどちらも引退が間近な存在。何かしらの大人の事情があるでしょうが少しずつリレー号塗装C1編成も登板する機会が増えてきたようです。
2024/3/27 東海道本線 品川~川崎
回9061M 185系C1編成
NikonZ9 Z70-200/2.8S
東海道線の185系と言うと特急『踊り子』が代表格ですね。
すると自然に結びつくのが「185系は伊豆急下田まで行くもの」という認識。
ですが未だにリレー号塗装は『踊り子』の全てまではなぞってくれません。
今回も伊東まで。横浜~伊東のみ客扱いの特急『185』、果たして採算が取れているのか?きっとただのサービス列車なのでしょう。
伊東まで追い込みはせず、旨味を感じる近場でさくっと撮らせてもらいました。
初入線となった品川~横浜(東戸塚)間で狙うことにしました。
前後日は雨でしたが当日は快晴。昨年から誕生した新たな俯瞰撮影地から光線良好で撮れる機会はそうそうないと思います。
初訪問ながらキャパは充分あり、好きな立ち位置を吟味できました。同じ考えの人が20人ほどおり、親近感が湧いたのですが話しかけても返事をしてくれない(^^;
フィールドの方の俯瞰撮影地はそれなりに頭も手足を使って到達するものだからか、ポイントでばったり会うと談笑する傾向にある気がするのですが、こう言った場所はどうも違うようですね。
そもそもが定期運用時代に存在しない撮影地でもありますが、短い6両編成は都内に入ってから延々と直線が続く複々線区間と、東京都のランドマークを強調するのに適しておりました。
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後藤配給 ノスタルジー出場④
ホテルから入場時に訪れた気動車区に向かいます。歩くこと10分弱、体が温まったところで跨線橋に到着。同業者0・・・!
車庫を覗くと空き線が検修庫のみ。しかも迎え入れるかのように照明が点いてます。
当初は沢山の単色キハに囲まれる図を想定しており、またもや違う動きになりそうですが面白い予感がしています。
送り込みよりも配給列車はてきぱきと車庫まで入線してきました。
どの動きにも対応できるよう、手持ちと三脚設置の2台で対応します。
検修庫に入る直前で停止。誘導員の指示を受けるシーンを標準アングルで。
容赦なく雨脚が強まりますが、そんなことはどうでもよく、編成が全て庫に入ったことが本日最大の衝撃!望遠でも撮りたい~腕があと2本欲しい~!
岡山行で終わりの列車を気動車区に納めた運転士さんがDE10の前を通るところで連写。
ヘッドライトが線路を、寝ている車両を、そして雨傘を照らしているのがたまりません・・・!!
リベンジ甲斐のある良い写真が撮れたなと思います。傘を放り投げてから既に10分近く経った私の身なりは犠牲になりましたが。笑
そこからキハ47同士を切り離し、DE10も暫し休憩となりました。
1時間弱空いて雨が落ち着いたところで再び入換が始まり、キハ47が良く見えるバランスの良い角度で撮影。
これにて9時間に渡るノスタルジー後藤出場配給撮影が終わりました。
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後藤配給 ノスタルジー出場③
リニューアル塗装である緑やくもが上石見で追い抜きます。
4両で走る特急列車のモハに大型パンタグラフが2基搭載されているのはしぶかわを感じました。
リバイバル企画として計4色の特急やくもが運行していますが、最も興味のある色がこちらの緑やくも。
いつか同系色の115系湘南色と絡められたらと思っていますが、緑やくもの引退まで残り3ヶ月です。間に合うと良いのですが。
光の当たり具合が絶妙で、ノスタルジックな気持ちで撮れました。
暦の上では丁度ここで日没。ずっと天気が悪いですし山間なので暗くなるのが早いです。
後ろで動画を録られていた方、交渉に応じていただきありがとうございました。
ここからは岡山県に戻り、広石(信)まで一気に抜けていきます。
数日前は曇り予報だったのですが、結局日没後も終日雨が止むことはありませんでした。
光源0の信号所。暗すぎて撮れるかよりも対向自動車に轢かれまいか心配です。配給列車が停車してから立ち位置を決めましたが、霧雨による戦意喪失で適当に何枚か撮影して撤収。
備中高梁駅まで友人に送ってもらい、ここからは電車移動で岡山に戻ります。嗚呼、MT54の音~(^p^)
後藤配給 ノスタルジー出場②
伯備線新見駅まで単線区間となり、1本/時で走る特急やくもとの交換や追い抜きが発生するため、本配給は途中駅で時間調整が多く含まれます。
江尾駅で入線と同時に追い抜き、30分強の停車の間にロケハンで見つけたポイントに急行します。
撮影の動機が気動車区、日中走行の目的は日野川橋梁、そして本日現地で一番楽しみにしていたのがこちらの参道からの連結面切り抜き。
朱色の鳥居と朱色の機関車、本日はキハも仲間入り。雨が境内に鈍い艶を出しています。線路際には寒の戻りで持ちこたえた紅梅が春を報せてくれました。
現地でも立派で特徴的な鳥居と感じていましたが、この記事を書くにあたって再度神社について調べてみるとかの有名な安芸宮島の厳島神社と同じ名前。そして前後の袖柱で支える両部鳥居が総本社とそっくり。
ふむふむ、どうやら武士の子息が建てた分祠のようですね。(参考記事①②③)
走行写真は充分手応えがあり、機材も体も濡れて疲れてきました。
ここから南は初めて訪れるエリア。冬の終わりから春の始まりは色が沈んでいて、季節感に頼った写真が撮りづらいです。
特段やりたいことも浮かばなかったので、2つ停車を挟んで下石見(信)の入線を流すことにしました。
ガラガラと音を立てて見えたDE・・・って遅ぉ~!あまりにも遅すぎて、1/4sec.まで頑張ってみましたが中途半端ですね。こんなにゆっくりならもっと違う撮り方が出来たかも。詰めが甘かった。
後藤配給 ノスタルジー出場①
入場では気動車区内での入換を楽しみにしていましたが、想定外な動きで出場でのリベンジを余儀なくされるのでした。
出場も無事撮影の機会が得られましたので、主目的はあくまで気動車区内の入換ながら、日中走行であることから鳥取県側から追っかけながらの撮影と相成りました。
先ずは朝一の新幹線で移動し、姫路駅で友人と合流して岡山を経由せず斜めに移動です。
根雨のあたりまで出たら追っかけ先のロケハンを兼ねて北上してくる国鉄色やくもや南下するロクヨン貨物を行きしなに撮影。
雨やら渋滞やらで思っていたよりも時間が過ぎており、昼飯難民になりながらも米子市内で滑り込んだ寿司屋で舌鼓を打ち、米子駅でのスナップを省略して配給1発目の撮影地まで向かいました。
日野川橋梁は河川敷から製紙工場を背景に撮れるポイントです。石巻貨物でも経験しましたがディーゼル機関車と工場の相性は良さそうだなと思っていました。
しかし地上から撃つとするとベストは米子方面行き。今回は米子発のためどうも後撃ちの感じが出てしまいそうです。
鉄橋と工場の縦のバランスもしっくり来ないので、横だけでなく高さが欲しくなってきます。
あたりを調べてみると何やら鉄塔巡視路のようなものが。さらに深く調べてみると戸上山という15分もあれば辿り着くお手軽の場所から大山や日本海が望めるそうです。
神社の入り口からぶっつけ本番のアタックでしたが、神社らしきものを見かけずに立ち位置に辿り着いてしまいました。
参拝できなかったのが悪かったのか、20分前に通過した緑やくもはクリアな抜けで撮れたのですが、本番の配給では本降りと西風によってかなり厳しい条件でした。
おまけにややピントも外していたようで、編集で持ち直しましてみましたがちょっとがっかりです。謎の遅延により予定よりも10分以上遅れていたため、追っかけ先にも間に合わず悪天候に憮然としてしまいました。
寿司は旨かったし帰る方面でそのまま撮れるのだからやれることは全てやろうと仕切り直しです。
謎の遅延の割には次の停車駅では定時出発になってしまったので、撮る側には不利な要素しかありません(^^;
平日の僻地の悪天候だから誰も撮っていないかと思いきや、線路と並行して走っていると鉄ちゃんがそこそこの人数で固まって配給を待ち構えていて驚きました。
次に訪れたのは通過2分前到着の単線片ポールの鉄橋。最初にして最後の編成走行写真です。笑
更に雨が強まっていましたが、この距離感なら問題なし。むしろ冬枯れで面白みにかけるところが背景が霞むことで風景に深みが出た気がするので中々良かったです。
EF6437×ホキ 検査明け工臨2
2019/3/20 両毛線 小山~思川
工9690レ EF64 37+ホキ7車
NikonDf TAMRON15-30/2.8
5年前の今頃です。
検査明け工臨1から追っかけて小山で折り返してきたEF6437。計算通り光源の豊富なポイントで停車してくれました。
高崎操車場では雲多めでしたが、徐々に晴れ間が広がっていき待っている間に満月が見えてきました。
当初はアップでバラスト散布を撮るつもりだったのですが、欲張って目一杯引っ張ってしまいました。笑
結果的には釜次のホキは既に散布済みでしたので、超広角レンズで撮って良かったと思います。
後藤配給 ノスタルジー入場③
近場でサンライズを見送ったあとは、跨線橋からではDE10が米子向きで見えないので反対側のオーバーパスまで向かってみました。
アクセスが悪いながら路側帯から広角レンズで遊べそうです。
国鉄一般色のキハ40も絡められるので気動車に疎い私でも撮り甲斐があります。
出発まであとどれくらいかと時計を見たら10分もしないで115系湘南色が来るではありませんか。折角こちらまで回り込んだので、若干無理矢理ながら國鐵岡山を堪能したのでした。
再びいつもの跨線橋へ戻ります。眠い&寒い中1時間近く待ちました。分からないものは現地で粘るのが最善かつ最も大変なのがこの趣味の道理。
運転士さんと操車作業員さんが現れたので、ようやくDE10が動きます。泣
「この位置で停止しているのか」と言われると手厳しいのですが、この日最も牽引している雰囲気が得られたのはここなんです・・・。
奥の入換線で作業員さん見送りの下、運転士さんの指差喚呼をいただきました。入換中で室内が明るいのがポイント。本線に入るためこの直後に消灯しました。
走行写真は撮れないため入場配給は深追いせず気動車区で見送りました。
翌日は115系を撮るべく郊外の元情侣旅馆と思われる怪レい格安ホテルで無駄に広い風呂と無駄に広いベッドを堪能したのでした。
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後藤配給 ノスタルジー入場②
確かここに初めて来たのは2018年くらいで、ごく自然と国鉄の風景が多く残されていて、それを制約なく眺められるこの場所に気動車をやらない身でも感動したことを覚えています。
漠然と「ディーゼル機関車が居ればなあ~」と思っていましたが、6年近く経過してから自身が撮ることができるとは感慨深いものがあります。
幼少期に親にここに連れてこられたらディーゼルマニヤに、電車区に連れてこられていたら電車マニヤ、岡山機関区なら機関車マニヤになっていたでしょうね。
新幹線の基地もあるし、岡山で鉄道オタクにならない子供は奇跡を潜り抜けたエリートです。笑
そうこうしている内にDE10が跨線橋を潜りました。
ところで牽引されるキハと単色のキハがくっついているけどどういうこと?・・・ライトが点いたけどまさかそういうこと??
単機が空いている線路の一番奥まで入線したら直ぐに2+2のキハが入換を開始。
DE10が全て連結・解放作業を行うと思っていたのですが、どうやらこのまま気動車区内で米子方面の組成を完結させてしまうようです。岡山の出発まで2時間もあるというのに。
人件費やら効率などに首を傾げながらも、DE10が奥に居るという想定外のシーンを受け止め、やれることを模索してみました。
無動力のノスタルジーキハが単色キハに押される形でDE10に向かっていきます。
見方を変えれば手前よりも奥に居る方が、まるで普段からDE10がこの気動車区に常駐されているかのような雰囲気に感じてきました。
DE10が待っていて、動いているのが牽引される側なのがシュールで未だに笑えてきます。
ノスタルジーキハとDE10が連結、直ぐにノスタルジーキハと単色キハが解放。
それこそ残業から解放されたキハはそそくさと元の位置に戻っていきました。
運転士が降り、しばらく動きがなさそうなので跨線橋から離脱することにしました。
後藤配給 ノスタルジー入場①
勤務を終えそのまま新幹線で岡山へ。
最大の目当ては岡山気動車区(現名称後藤総合車両所岡山気動車支所)に入線するDE10の入換です。
入場にせよ出場にせよ終車の前後で動きが見られるため、近辺で泊まる以外の術はありません。
11月末と年末年始に岡山に行ったばかりなのに、2週間後にまた岡山まで行っているのは少々イカれてきていますが笑、4年後に同列車が走ったとしても行ける保証はなく、そして115系湘南色も・・・・・。
岡山に到着し撮影地に向かう前に115系湘南色がやってくるのでスナップ。電光掲示板を見ると同ホームより配給の送り込み回送がやってきそうなので粘ってみました。
並びは実現しませんでしたが4番線を発った湘南色とはわずか3分差でした(^^;
この3・4番線にある上屋の柱は廃レールが利用されており、山陽鉄道時代の面影が残されています。
130年も前のことなので115系はおろかDE10形ですら存在しませんが、昔と今が混在しているのは人が形成した地層のようで写真の題材として関心が高いです。(歴史は苦手科目)
岡山に到着する度にこの上屋と何を絡めようかと過るのですが、今回DE10と絡められたのは思いがけないものでした。
そこから高揚しながら気動車区まで早歩き。
DE10の姿が見えないので目当ての入換がされないか心配でしたが、時間調整?転線の都合?で引き上げ線で暫し停車しているのが見えたのでほっとしました。
このまま向かおうと思いましたがDE10が理想の停車位置で、1711Mでやりたいと思っていた引き上げ線停車中のストリートスナップも撮れて大興奮!
そこからさらにルンルン気分で気動車区まで小走りで向かうのでした。
EF6439 勝沼の甚六桜
2014/4/7 中央本線 塩山~勝沼ぶどう郷
EF64 39(+チキ2車)
PENTAX6x7 105mmF2.4
この日は115系と桜を狙いにYUTA氏と勝沼まで行きました。
案内の下、圧倒される立派な甚六桜を広角で撮っていたときのこと。後ろを振り向けばお立ち台の高台に次第に鉄が増えていくではないですか。
やはり山スカは人気!来年は撮れないかもしれないし注目度の高さが伺えます!!
とは言え我々は邪魔にならないのか?先着側とは言え、少数派の立ち位置にやきもきしていそうな気配を感じ、朝の山スカを撃ったのちはマジョリティに混ざることにしました。
ここで数年振りに中央線を愛するロクヨン鉄の友人と出会い察しました。なるほど「狙いは電車じゃない」んだなと。
答え合わせで質問するとEF64のチキ工臨が来るんだとかで、棚から牡丹餅とはこのこと。
しかも好きな39号機が検査明けの艶のある姿で桜と絡められる最高の撮影日和に居合わせるだなんて・・・後にも先にも中々ない機会です☆
もちろんベストポジションらしき場所は熱量の違う猛者たちで固められており、今更隙間から撃つような余裕はありません。
財源はチキ2車とのことで、編成を収めることよりも甚六桜と背景の南アルプスを大きく取り込むことに注力し、ここはいっそ猛者らがやらなそうな大胆な切り取り方に挑みました。
10年経った今でもこのような切り取り方で大正解だったと思っています。
風景で注目する要素が二つある(山と桜が主張している)ため、これくらいの強気な切り取り具合が存在感の調和が取れている気がします。
屋根から台車まで、綺麗な39号機が撮れて大満足の山スカ(?)撮影でした。笑
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『往年の名機』 品川構内撮影会⑤⑥
東京駅に入線実績のあるPF2090とPF2092が1000番台かつ『往年の名機』にふさわしい姿に復元されました。
JR貨物の赤プレの姿しか知らない身としては、懐かしいというよりは新鮮な気持ちで拝んでおりました。
"カートレイン"は寝台客車と自家用車運搬貨車を連結させた、人と車を同時に運べる列車で、私が生まれた頃はまだ現役だったようですが記憶にありません。
関東から車で九州や北海道に行くならフェリーでの移動が現実的ですが、鉄道ファンなら鉄道での移動に憧れますよね。
もし今も残っていたのなら間違いなく利用していたことでしょう。30年前の姿を見られても体は過去に移動できません。ああ、ブルートレインに乗りたい。
自分の想像を超えた本命のシーンを押さえたあと、腹痛と寝不足からかあまり頭が回りません。
考えがまとまらず2回目の掲示が終わってしまったので、3回目の取り付けから仕切り直しとします。
ここで2度目の感動。長年拝んでみたかった"踊り子"が装着され目が覚めました。
出来れば右2機のどちらかに着けて欲しかったのが本音ですが、多分私の知識不足なだけで意図した何かがあるのでしょう。
元東京機関区が管理していたであろう裏側の文字が名誉そのものであり、"富士"が本物である証です。
3種×4パターンを15分セット。押して固めた濃縮された時間。忙しなく、ポジション取りにやきもきするハードなイベントでした。
「もう少し撮るエリアに制限がなければ」「もう少しのんびり撮れたら」なんて思いますが、JR貨物から2機借りてくるには人件費も含めこれ以上のサービス面での拡張は難しいのかもしれませんね。
内部の関係者様の熱意あってこそ。他の撮影会では真似できないような、一般人には理解されないような、本当にマニアックでピーキーな企画だと思います。参加しないとこの感情は得難いものかもしれません。
『往年の名機』を再現するディティール復元のほか、前面ボディの細かい塗装剥がれなども修繕されていたようで、車両を格好良く撮らせるための努力を感じました。
午前の部の前半戦で既にやり切った私は集中力が続きませんでしたが、参加した甲斐はあったと断言できます。
「二度あることは三度ある」なイベントでしたが、三度あっても四度目は果たして?
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『往年の名機』 品川構内撮影会③④
トイレの臨運用をこなしていたら集合時間の3分前に到着しました。よ、余裕・・・。
最も人気のなかった午前の部ですが、人数的にはほぼ参加枠分居た様に思えます。
案内が始まり、分割された隊列に倣ってオタク輸送列車まで移動します。
初回の撮影会は185系だった気がしますが、今回はE257系5500番台でした。初乗車でしたが特筆するべきことがない列車で印象は変わらずです。笑
車内では今撮影会の経緯や苦労話などが主で、撮影のルールやプログラムについては殆ど触れられませんでした。
9時過ぎより撮影がスタート。約15分毎に掲出HMが取り替えられ、4回分雰囲気の異なる並びを楽しめるそうです。
今回の大本命。285系サンライズエクスプレスとの共演です。
影がかかりやすい不人気の午前の部のみで見られる光景です。
9時半前に行われる洗浄による入換で、初回も2回目も"出雲"、"瀬戸"が掲出されているタイミングで脇を通過していたようです。
企画者さん絶対!絶対わかってますよね!?笑
マニアックさが売りの濃厚なイベントなので圧強めの信頼を置き、きっと今回もチャンスがあるだろうと3万円の価値をここにオールインしました。
青い釜に最も似合うだろう(個人の見解)"出雲"のHM。現役時代に使われていた本物を前に、あちらこちらで撮ることをぐっとこらえてじっくりセッティングしていきます。
開放ボケボケも考えましたが、退役と現役の対比が撮りたかったので動きを出す作戦で。
NDフィルターをかませ、亀さん速度の285系が奥から現れます。
横切った直後、次のHMに取り替えのアナウンスが入ります。(絶対わかってますよね笑)
係員さんらが次に持ったのは、これまた全て本物のHM。
「もしかして!?」
長編成の285系14両が抜けきるタイミングで、構図内に4つの往年のブルトレカンが写り込み、当初の思惑を超える一枚が納められました。
その後、285系が洗浄から戻った際の富士のみ切り抜き。
贅沢を言えば"富士・はやぶさ"が見たかったですが、JR西日本の所有物なんだとかで?
東京機関区の区名札も刺さり、昨今では活躍の少ないJR東日本のPFですが風格を感じられました。
『往年の名機』 品川構内撮影会①②
EF65501やEF6627を連れてきたときよりも値上げ&参加人数増枠と、プレスの情報だけでは金額に見合うのかは分かりかねます。
しかし毎度売り切れの人気のイベント。きっと今回もマニアックな濃ゆい目線で想像を超えるシーンが見られるはず。
悩みに悩みましたが週末は雨にはならなそう。
三連休を全て出社したストレスから、売れ残っていた午前の部を見てつい購入ボタンをポチっといってしまいました。苦笑
※腹痛につきテンション低めでお送りしてます
案内され最初に並んだEF65に装着されていたHMは左から"出雲"、"瀬戸"、"あさかぜ"。懐かしくなり思わず「お~」と声が漏れました。
早速カメラを取り出すもKEEP OUTの虎ロープから機関車までの距離感がしっくり来ず、最前線に張り込んでる人を見て既に意気消沈。やっぱり人数の多い撮影会は自分の性に合わないなあ。
踏み台でもあれば後ろから抜くのだけど・・・あ、乗ってきたE257の昇降階段から撮れるではないですか。これはいい(^^)
イベントの最後に掲出されたのは歴代の"さくら"シリーズ。「なるほどね~」と思いながら〆に真ん中から撃たせてもらいました。
真ん中が本物で、左右がレプリカ。どれがやってきても嬉しいシンプルで分かりやすいデザインです。
1ヶ月もせず、桜の季節がやってきます。誰も望まぬ日が差してきてしまったので桜のような淡い色合いで現像してみました。
当日はやや寒さが緩み、動きながらの撮影に適した気候でした。