EF6438×115系山スカ
21年8月まで走行していたS16,S26編成以来となり、沿線の雑草撲滅運動が活性化しそうですね。
2014年12月で中央線の山スカが運行を終え、別の被写体や趣味に行った方が多くいますが今回は食指が動くのでしょうか。
2014/11/8 中央本線 甲斐大和駅
工9476レ EF64 38+ロンチキB編成10車/528M 115系豊田車6両(後撃ち)
NikonDf AiAF28-105/3.5-4.5D
中央線が賑やかだった頃、土曜日に運転されたので友人らと甲斐大和まで遊びに行きました。
ここでは旅客列車を何本か先に通すことが多く、その中に山スカも含まれていました。
同じ山男、同じクリームと紺を纏った国鉄車両の邂逅。だけど沿線に鉄ちゃんの影はありません。
今この写真に写る車両全てがありませんが、もし長野方面で狙うとしたらEF641000が狙い目かもしれませんね。
私はある意味、ブルサンと絡めたい欲がちょっとあったりします。笑
このあとは上野原セパレートまで追っかけました。
EF6439 鳥沢鉄橋(定番)
2013/10/30 中央本線 猿橋~鳥沢
工9476レ EF64 39+ロンチキC編成13車
PENTAX6x7 105mmF2.4
11年前、中央線で念願の39ロンチキCを撮っていました。
好きな機関車に好きな貨車、そして好きなロケーションで撮れる至高のひと時。
行ってみて楽しむ今のやり口も贅沢ですが、答案用紙の作成も丸つけ担当も己が行い、満点を目指す当時の撮影も中々に贅沢だったと思います。
やりたいことがあることは幸せなことで、その幸せはいくつ用意しても良いはずで、それが叶うことを5年程夢見てついにその日がやってきたのです。
確か10月末から1ヶ月ほど4週連続くらいでロンチキが走っていた記憶があります。
常駐は39号機。前半が13車で後半が10車の設定だったような?
工9476レは1年を通して光線良く撮れる列車でしたが、新桂川橋梁こと鳥沢鉄橋は夏場はトップ光で条件としてはいまいち。
されどスジはいつもと変わらず。同じ時間でも冬場の南に回る10月後半をベストとし、その時が来るまでじっと待っていたのです。
そしてやってきた39号機の撮影チャンス。新小岩発送でのロンチキがC編成である書き込み。条件は整いました。あとは興奮をそのまま行動に移すだけです。
2007/10/28
更に6年前。同じように、最高の光線の下、EF64ゆとりを撮影に鳥沢鉄橋に行っていました。
結果は上記の通りで、数秒の差で天と地を別つことを目の当たりにし、このリベンジに燃えていた経緯も背景にあります。
話を当時に戻します。
早めに現地に到着すると、深夜に降った雨が塵を飛ばし見事な秋晴れが広がっていました。
背景の山々にはちぎれ雲が残っていましたが、雨上がりの朝として最高の舞台が用意されていたのです。
細かい焦点距離で言えば35mm換算75mmくらいがぴったりな場所ですが、機材はバケペンに105単での手持ち勝負です。
次に持っているレンズは165単でしたので、中判フィルムの解像度とトリミング耐性を有効活用する手段を優先しました。
山スカや長野色を何本か見送り、奥からおでこに2つライトの機関車が見えてきました。
そこからは深呼吸のちに中パンが綺麗に決まることに全集中です。そうそう、後ろからの被りは・・・なさそうですね。笑
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EF6437×ホキ 検査明け工臨2
2019/3/20 両毛線 小山~思川
工9690レ EF64 37+ホキ7車
NikonDf TAMRON15-30/2.8
5年前の今頃です。
検査明け工臨1から追っかけて小山で折り返してきたEF6437。計算通り光源の豊富なポイントで停車してくれました。
高崎操車場では雲多めでしたが、徐々に晴れ間が広がっていき待っている間に満月が見えてきました。
当初はアップでバラスト散布を撮るつもりだったのですが、欲張って目一杯引っ張ってしまいました。笑
結果的には釜次のホキは既に散布済みでしたので、超広角レンズで撮って良かったと思います。
EF6439 勝沼の甚六桜
2014/4/7 中央本線 塩山~勝沼ぶどう郷
EF64 39(+チキ2車)
PENTAX6x7 105mmF2.4
この日は115系と桜を狙いにYUTA氏と勝沼まで行きました。
案内の下、圧倒される立派な甚六桜を広角で撮っていたときのこと。後ろを振り向けばお立ち台の高台に次第に鉄が増えていくではないですか。
やはり山スカは人気!来年は撮れないかもしれないし注目度の高さが伺えます!!
とは言え我々は邪魔にならないのか?先着側とは言え、少数派の立ち位置にやきもきしていそうな気配を感じ、朝の山スカを撃ったのちはマジョリティに混ざることにしました。
ここで数年振りに中央線を愛するロクヨン鉄の友人と出会い察しました。なるほど「狙いは電車じゃない」んだなと。
答え合わせで質問するとEF64のチキ工臨が来るんだとかで、棚から牡丹餅とはこのこと。
しかも好きな39号機が検査明けの艶のある姿で桜と絡められる最高の撮影日和に居合わせるだなんて・・・後にも先にも中々ない機会です☆
もちろんベストポジションらしき場所は熱量の違う猛者たちで固められており、今更隙間から撃つような余裕はありません。
財源はチキ2車とのことで、編成を収めることよりも甚六桜と背景の南アルプスを大きく取り込むことに注力し、ここはいっそ猛者らがやらなそうな大胆な切り取り方に挑みました。
10年経った今でもこのような切り取り方で大正解だったと思っています。
風景で注目する要素が二つある(山と桜が主張している)ため、これくらいの強気な切り取り具合が存在感の調和が取れている気がします。
屋根から台車まで、綺麗な39号機が撮れて大満足の山スカ(?)撮影でした。笑
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EF6437 茶釜と梅
老梅なんて言葉もありますが、樹齢に関係なく若々しい見た目ではなく一見すると地味な存在ですよね。
3月の終わりから4月にかけて咲く桜が春のスター的存在に対し、2月に咲く梅は春本番をテーマとしたら本編前の前座と言ったところ。
樹高も桜に劣りますし、花弁も肉厚でないため花びらが地面に残留することも長くありません。
人の目に留まりづらいちょっと寂しい木ですが、桜が華やかさを売りにするなら梅は儚さだと思います。
2016/2/24 中央本線 笹子~初狩
工9476レ EF64 37+ロンチキA編成13車(後撃ち)
NikonDf AiZoom80-200/4S
前夜から発送便を追いかけて気付けば日が昇ってました。
しかしどんよりな曇り空で露出もなくて、茶釜の37号機を正攻法で狙うには条件が厳しかったです。
幸いにも梅の開花時期と被ったため、沿線で絡められそうな場所へ向かうことにしました。
同区間で有名な梅林を入れられたアングルがありました(過去形)が、近辺でも梅の木は見られます。
線路際はフェンスや枯れ草でうるさいため梅に焦点を合わせる作戦にします。
本当は奥の木の方が花付きは良かったのですが、それはボカしても分かること。
構図の支障になりそうなものを入れないように注意しながら一番近くの梅にピントを合わせることにしました。
桜だとどうしても100点を目指してしまいますが、梅だと控えめな花付きすら趣を感じてしまいます。
露出がないからこそ、冬枯れで色味に乏しいからこそ、テールライトやエプロン車が映えてくれました。
ずーっと梅の話をしてしまいましたが、ハッピーメリーバレンタインデーということで、チョコレート色の被写体でした!笑
EF65 1103 品川工臨-6
2023/7/11
工9836レ EF65 1103+ホキ5車(後撃ち)
品川工臨-5で満足したので皆さんよりお先に撤収し、新鶴見機関区すら覗かずに帰ろうと車を流していたのです。(本当です)
しかし"ふと"気になる建物が目に入ってしまい"念のため"構図を確認したら"つい"心に刺さるイメージが浮かんでしまったのですよね。
この時点でかなり眠かったのですがここから撮影するまでが非常に長かったのでした。
線路側へ身を乗り出すとヘッドライトが見えるけどまるでやってくる気配がありません。
どうやら手前でバラスト散布作業は終わったようで、作業員さんやら片付けやらで1時間弱停まっていたようです。
少ししたら友人もここで落ち合ったので退屈はしませんでしたが、眠いものは眠く目の前の眩しい照明が少々煩わしくなってきております。笑
作業中なら何とか止めてみせようかと思いましたが、結果は軽快に空荷を引っ張って通過でした。
2通りの露光パターンを用意し、即座に判断して被写体ブラしで。煌々と輝くマンションから夜の長さを実感したのでした。
EF65 1103 品川工臨-5
2023/7/11
工9836レ EF65 1103+ホキ5車(後撃ち)
新鶴見機関区でも覗いてもう帰ろうかと適当に車を流していたら1分未満で当該列車に追いつきました。笑
何やら賑やかな雰囲気でしたので、塀に張り付いてみると横須賀線側で架線の付け替え中でした。
結構細かく作業車両が動くので、PFが横切るところで待っていたらトラックに被られたときは思わず吹き出してしまいました。
それはそうと、なんだか余所者の冷やかしが強まってしまい、恥ずかしくなって車に戻ろうと逆方向に歩く意識よわよわな私。
ふとホキ編成の後ろをナイトウォークする作業員さんらが見えたので、隙間から賑やかな一面を切り取ってみました。
深夜に人知れず起きているパレードのようで、今回の撮影で最もテンションの上がっていたひと時です。
EF65 1103 品川工臨-4
2023/7/11
工9836レ (EF65 1103+)ホキ5車
10年後に「今の機材でやり直したい」って思う人が一定数いるのですから、10年後の後悔を先に解消した方が合理的なので、こういうカットもきっと無駄でも無価値でもないと思ってます。
どうしても先頭の機関車に注目しがちなのは御多分に洩れずな私ですが、今ここで撮っている列車の趣旨を考えると外せないシーンです。
暗くよく動き次が読みづらい。三脚を使って低感度高画質で撮れるバルブ撮影などで表現できる内容ではないので、ここは雰囲気重視です。
ブラックミストフィルターを使用していたので、バラスト散布の粉塵×夏の湿度×レンズフィルターで臨場感は出せたのではないでしょうか。
EF65 1103 品川工臨-3
2023/7/11
工9836レ EF65 1103+ホキ5車
第二京浜上に到着した時には〇ハンの照明が消えており中々厳しい条件だったと思います。(ここに来たのは恐らく12年振り)
見えている列車が中々やってこず、PFの間接照明でしばしの談笑。深夜に鉄ちゃんがひしめきあう異質な空間での夜遊びとなりました。
撮影可能エリア内での停車・・・とまではいきませんでしたが、相当の低速にてようやくやってきました。
ミラーショックのないミラーレスなら手持ちでの撮影でも余裕です。
EF65 1103 品川工臨-2
EF65 1103 品川工臨-1
2023/7/10
工9836レ EF65 1103+ホキ5車
今まで何度かチャンスがあったのに夜の横浜が面倒で行かなかった東高島発着の工臨。
この度神奈川の東京寄りに越してきましたので、良い機会と思って見学に行きました。
写真の東高島駅に訪れたのが13年振りでしたが、風景は特段変わってなかったように思えます。
交代しながら多くの鉄が踏切から発車前の同列車を記録。JR職員と県警のご誘導の下、皆さん撮るものを撮れたのではないでしょうか。
ファミマに駐車したのでフラッペを飲みながら適当に一枚。適当すぎたのでまた走るのであればもう一度ちゃんと撮りたいです。笑
発車を見送り(フラッペが飲み終わらなかっただけ)、現場作業の方へ向かいます。
EF65の日@2023年
2021/7/6 高崎線 高崎操車場
EF65 501
NikonD850 AF-S300/2.8VRⅡ
酔っぱらいながらガチャガチャ現像してたら、ゴサゴだゴシイチだゴサンクだ言われてた時代の高操Bを彷彿とさせる渋い色が出せました。
昨年の10月以来会えてないのでまた機会があれば撮りたいものです。
EF64の日@2023年
2014/11/5 中央本線 初狩駅
EF64 38+ホキ
NikonDf AiZoom80-200/4S
敷地内に立ち入れなくても良かった。出迎えられなくても良かった。
職人が、ベテランが、いつも通りに機関車を操縦し、業務をこなしていく姿が見られたから。
EF6438 上野原セパレート
2014/11/8 中央本線 上野原~藤野
工9476レ EF64 38+ロンチキB編成10車
NikonDf 300mmF4ED(PENTAX6x7)
ロクヨンゼロの勇姿も気付けばお別れから1年半になろうとしています。
10年前はもっとゼロが残っていて、高機の4兄弟それぞれが活躍していたあの頃が懐かしく感じます。
"ラストワン"になる前、好きな形式がいくつか残っている内に狙った方がのんびりやれるので良いですよね。
追っかけ先の一枚ですが土曜日だと言うのに同業に出会わなかった記憶があります。
曇りベースの天気ながら通過時にご来光でした。
どうして晴れてるのか太陽側が見えなかったのですが、5分後に通過した山スカでは曇ってしまったのでラッキーだったのでしょう。
3月8日なので手持ちのコマが少ないザンパチのカットでした。
EF6439 初狩の富士山バック
形式として好きな車両の中で、特にお気に入りの車両というのはあります。
36~39の4兄弟の中でも取り分け好きだったEF6439はそんな一機で、走るというなら撮り、来ると言うなら人一倍喜べる機関車でした。
・・・39号機と分からないカットも多数ありますが!笑
2015/4/28 中央本線 笹子~初狩
工9476レ EF64 39+ロンチキB編成13車
NikonDf AF-S50/1.4G
まさかここで撮れるとは列車が見えるまで思ってもいませんでした。
通常の甲府転回の工9476レでは側面が暗くなってしまいますが、レール卸し現場の関係で猿橋駅の長時間停車の調整により実現したものです。
現場作業が終わり、そのまま回送されれば未明のまま通過です。実際はいつ通過するかも分かりませんでしたが、思っていたよりも現場での出発準備が長引きそうだったので、日が昇る直前から登ってみることにしました。
通常のスジとは違うため、未明よりチャリを漕ぎ、先輩らと某高速バス停から合流して連れて行ってもらいました。
バケペンを譲ってくれた方とライカ2台切りをする方のロクヨンにぞっこんな猛者の後ろで生意気に「絶対にここで撮りたいんだ」と主張していたとか。苦笑
線路からだと見えない山梨の富士ですが、息を切らせながら法面まで上がると姿を現しました。
既に天辺に光が当たっておりますが、線路際はまだの模様。続々と黒い棒を背負ったマニアが集まり出します。
太陽側は薄雲が噛んでおり、まだまだ露出は十分とは言えません。いつ来るかドキドキしながら露出が上がるのを祈ります。
じんわりと確かに光が強くなった頃、青いボディが見えてきました。
唸るブロワー音とスパン毎の周囲のシャッター音がモーニングコール代わりとなり、6時前から本日のクライマックスを目の当たりにして両目はギンギンでした。
この後はもう一発を撮影したのち、大学で講義を受け、バイトに出勤し、重い機材を背負って家まで…あれチャリがないぞ\(^o^)/
※このあとめちゃくちゃ歩いた
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