DE10撮影会(in会津若松) -23
NikonZ9 Z14-24/2.8S
狭いうえに9割の人が密集していて撮りづらかった庫内より。
やりたいアングルがありましたが、狭すぎて互いが写り込んでしまいます。不毛な争いに発展する前にその場を離れました。
20分もすればやれることが少ないからか、閑散としていました。笑
密度が下がった終盤で模擬出区点検(本日2回目)が行われたので、先ほどやれなかったアングルに再挑戦。
ただ置いてあるだけでは面白みに欠けましたが、前面の観音扉を開けてもらったシーンが個人的にグッときました。
DE10撮影会(in会津若松) -22
NikonZ9 Z85/1.2S
第4部から第5部へ。扇形庫へ進入していくシーンです。
ターンテーブルからの正面構図も捨て難かったのですが、放射状の線路を沢山入れて撮りたかったのでボケマシマシの中望遠構図にしました。
本来なら被写体ブラしも一つの手だったのですが、今までの全ての移動が丁寧で慎重な微速前進でしたので"止める"を選択としました。
無駄に連写してしまいましたが、ぼんやりと着座灯の明かりと旋回窓の影が柱に映りこんでるこの一枚が一番気に入っています。
実は左脇に入れたキハ110 224は2022年に郡山に転属した新参者だったりします。
1124号機と同じくdocomo衛星アンテナや砂撒き装置取り付けなどの改造がされている、期待の新人と言った立ち位置です。
製造年で言えば当然キハE120形よりも昔で、DE10に馴染む気動車の一つだと思います。
DE10撮影会(in会津若松) -20
NikonZ9 Z70-200/2.8S
転車台での撮影となる第3部への移動シーンです。
日没時間を過ぎ、機関車に照明の影が出るほどの暗さになってきました。
このタイミングは第2部と第3部の間で、係員の指示の下、待機していた場所からの一枚でした。
ここの一枚は外せないと思っていたので、第2部が終わる前に早めに構図を確認していたのはナイショ(^^;
ゆっくりと進入し停車した刹那、運転士さんが片腕を伸ばし係員に合図を送ります。
この合図、停止位置の確認ではなく恐らくは転車台の操縦員へ「回していいよ」って意味だと思います。
会津若松と新山口の転車台入換の動画は同様の動きが確認できましたが、京都や下今市、米子や津和野では特にやっていない模様?
ピンと伸びた腕に半袖&軍手というのも個人的にポイントが高いです。笑
そう言えば職場の車が地下駐車場にあるのでターンテーブルごっこが出来そうです。(やりません)
DE10撮影会(in会津若松) -19
NikonZ9 Z70-200/2.8S
〈DE10形1124号機〉
昭和46年、日本国有鉄道(新潟鉄道管理局)・東新潟機関区にて新製配属。
その後昭和59年に長岡機関区、平成8年より会津若松運輸区へ配属され、郡山総合車両センターの所属ながら現・あいづ統括センターにて駐在機関車となっていました。
本線走行から半年後には雲の上の存在である御召列車に抜擢され、同形式の中でも実績から格の違いがあるものと考えています。
当時の装飾を知りませんが、銀差しであったでしょうしタブレットキャッチャーも装備されていたはず。
となると現役の再現には程遠いのでしょうが、実績のあった機関車に再び『お召』の札が刺さるのは意義があると思います。(『御召』ではないのは意図的?)
運転士さんが無線を片手に一世一代の大仕事にこれから従事するかのような雰囲気。人も機関車も様になっていました。
第2部の区名札大交換会の1シーンでした。
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DE10撮影会(in会津若松) -17
NikonZ9 Z70-200/2.8S
飛んで第4部。転車台と扇形庫の間での留置です。
他のイベントではそのまま入庫してしまいそうですが、ここで留置させるとは企画力に脱帽です。
旧Twitter上で見かけた運転士が乗り込むシーンは「してやられた」と本気で思いました。
密集地に長く留まるのが苦手なので、私は別場所にて。
13年前、東日本大震災直後に寸断された措置として会津若松を経由した石油資源輸送が走りましたね。
今回、運転初日のみ掲載されたJR貨物保管のヘッドマーク『たちあがろう東北』がサプライズで掲出されました。
こちらは絵本にも掲載されています。
磐梯山のお膝元の急勾配で立ち往生をしてしまったDD51重連の臨貨を、会津若松の番人こと1124号機が押して無事郡山に送り届けることができました。
実際に本線で掲出されることはなかったですが、1124の後押しなくては資源を届けられなかった訳で、1124号機にふさわしいヘッドマークと言えます。
除雪や砂撒きもそうですが、日常を日常であるようにするため、黒子のように目立たず裏方に徹するDE10の究極体とも言えますね。
もちろんガソリンの運搬にはたくさんの鉄道マンが携わっていたと思います。
一丸となって東北の復興を願う意味合いでも、画角に多くの係員を入れたこのカットはしっくりきています。
たちむかえ、ディーゼルきかんしゃデーテ。
DE10撮影会(in会津若松) -16
第2部では小移動をし、線形庫手前の全方位スッキリ撮れる位置での撮影となりました。
この場所はやり放題だった2回目の撮影会の位置と同じ?
もはや恒例となった区名札の交換で、東側は賑わっていました。
郡のほかに長岡、東新、會、御召や惜別なんかも出していましたね。
形式的撮影会としての一面もあり、いろんな人が楽しめたイベントだったと思います。
私はというと、偏屈な感性で変態が辺境の地で撮るサンヘンな訳で、この時も反対側にいました。笑
NikonZ9 Z70-200/2.8S
『たまたま』いた国鉄色風のラッピング車ペアと絡めてみました。
第1部の撮影会場へ係員の誘導で向かっている際に見かけて友人らと驚いていたのですが、係員の方が
「珍しいのが組んでますね~(棒読み)」なんていうもんで
「すごいなあ、たまたまか~(棒読み)」としか返せず。笑
仮に西の新津や東の郡山で撮影会をしてもDE10と絡めるには難しいと思います。
ラッピング車を沿線で待ち構えて撮ることはなさそうですが、滅多にない機会でしたので区名札のカットを捨てて贅沢なひと時を享受させていただきました。
DE10撮影会(in会津若松) -15
耐震補強を目的としたパイプ支柱があり、これが想像以上に窮屈で撮りづらい。
庫内では狭い場所で撮影者が密集していたので、不人気の表口側から始めていきます。
NikonZ9 Z14-24/2.8S
窮屈さを感じるということは、閉鎖的空間に圧迫感が入り組んでるということ。
SL時代の扇形庫に開放感やスマートさを求める方がおかしいので、いっそ無骨な雰囲気を楽しむことにしました。
DE10のお顔がパイプの影で大変なことになっていたので、要望を出して光を当ててもらいました。
次なる課題は明暗差で色が出しづらいこと。現地ではあんまりしっくり来ていませんでした。
家に持ち帰り現像中にこれがSLならバランスが取れたのかなと思ったところで、いっそモノクロにしてみたら良い具合に仕上がってくれました☆
DE10撮影会(in会津若松) -14
NikonZ9 Z70-200/2.8S
第2部に移る直前に模擬出区点検が見られました。
乗り込みシーンなどを狙いたい人たちが密集していましたが、私は今やらなきゃいけない理由も浮かばなかったので一人反対側へ。
この日は東武のDL大樹がツアーで会津若松まで来ていた日と重なり、14系客車が背景に写り込みました。
まるで旧青森車両センター内でのはまなす号のようで、これからDE10が入換作業をしそうな現場に潜り込めた気分です。
大樹の幕を写さぬよう留意しながら手歯止めを取り外すところを狙いました。
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DE10撮影会(in会津若松) -13
第1部は運用を終えたDE10が車両区に到着し、運転士が降りるところ、という体からのスタートです。笑
そこから移動禁止の旗を差し、給砂と給油の実演。終わりかと思いきや今度は出区点検です。・・・1124号機、一服する暇なし!笑
これらを35分でやろうと言うのですから、企画側も詰め込み過ぎた自覚ありの初っ端からの大忙しです。
NikonZ9 Z70-200/2.8S
イベント開始直後は気張っている方々が場所の確保に殺気立っている時間帯でもあるので、スロースターターな自分は空気に呑まれず適当に見学。
オタクがシュババと動いてる様を離れたところで眺めながら隙間を見つけて適当にやっていきます。
給砂シーンを間近で見られるとのことで、喜多方ラーメンのチャーシューに拘りが強そうな大柄の方がスコップに掬った砂を軽々と入れておりました。
日没直前で柔らかい露光だからこそ砂の粒が描写されます。左手の添え方から丁寧さが見られて良い雰囲気でした。
DE10撮影会(in会津若松) -12
会津若松にて、4度目の開催となるDE10撮影会に参加して参りました。
ED75出張版を除き、1124号機単独の撮影会にはフル参戦(3回目)となります。
今回の目玉は『転車台』と『扇形庫』を絡めたカットが撮れること。
前々から強く望んでいた撮影シーンが叶うとのことで、腹痛の中トイレで無事チケットをもぎ取ったのでした。
NikonZ9 Z85/1.2S
こちらは目玉であった第3部の終盤、全体で言うとイベントの半分を終えたあたりです。
深夜の行路を終え、雨風を凌げる車庫に戻るかのようなシーン。
沿線では得られない渋くて無骨な鉄道施設を目一杯画面に入れて。
他の撮影会では車両を置いているだけ、いい加減だと無灯火なんてところもあるようです。
会津若松では疑似的に現場の雰囲気をカメラに収められる質の高い撮影会を提供してくれました。
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DE10撮影会(in会津若松) -11
4月13,14日に会津若松駅横のEL検修庫内にて撮影会が行われました。
初回と同じような内容ですが、大きな違いはED75が追加されたこと。
悩みながら大きな差異がないため私は辞退しました。どうやら当時と同じように光の当たり方に悩まされたようですね(^^;
写真は野外で行われた2回目の会津若松撮影会です。
やりたい放題の『フリーダム』が頭に浮かぶこの撮影会で、唯一形式的なプログラムとなっていた出区点検模擬実演。
言われてみれば「そりゃそうか」なのですが、エンジンルームの内部にも照明があるのですね。
暖かみのある電球とDE10の朱色が調和していて素敵な光景でした。
ゆっくり?入念に?やっていたおかげで得られた一枚。参加人数も限られ走り回る人もいなかったので、落ち着いて撮れたのが印象深いです。