江ノ電305F 旧サボ朝練
2024/9/8
300形305F
NikonZ9 Z85/1.2S
日の出と同時に江ノ島駅を出発した305F。
前面窓ギラギラに期待しましたが東側の抜けが微妙だったのでしっとり路線で。
R134側に何も写り込まなくて良かった~と思いつつ、拡大したらライトの横にハトがいました。笑
2024/9/8
300形305F
NikonZ9 AF-S500/4E
気ままに流して向かって極楽寺以東の住宅地密集エリアへ。
当初考えていた立ち位置より下がってみたら緑一色で狙えることに気付き、大胆にゴーヨンをセット。
コントラストが強くなりすぎないとろ日の隠し味で均衡が取れていて今日一番の収穫でした。
江ノ電305F 極楽寺トンネル(闇)
ただでさえ小さく細い板なので、グラデーションやキャラクターをちりばめたものよりも、大胆かつシンプルなデザインの方が個人的には好みです。
あちらも商売なので、何とか飽きられないよう"刻んで"いるのは分かるのですが・・・。笑
どうやら1.5山だけ単行になるようでしたので、休日出勤上がりから間髪入れずに身支度をして向かいました。
病み上がりでしたしお客さんからもらったブラックコーヒーがなかったら意識レベル的に結構危なかったです(^^;
(左)2023/7/16
(右)2024/1/2
三度目の正直、ツーアウト(大変失礼)からの逆転ホームランに賭け極楽寺トンネルにやって参りました。
(1回目)
季節サボのループから二度と通常の紺サボに戻らないと諦めていた時期に、似たような色合いの花火サボでやってみましたがしっくり来ず。車掌さんの汗を拭う一瞬はとても良かったのですが・・・。
(2回目)
あけおめサボが朱色金文字という匂わせに期待を寄せて岡山遠征帰りに撮ってみるも謎のキャラクター入り。「違うそうじゃない」「だのんはヨーグルトで間に合ってる」と言い残し日の出前に撤収しました。
2024/9/7
300形305F(後撃ち)
NikonZ9 AF-S500/4E
そして今回。デザインは長く楽しめ、系譜を繋いでおり、飽きの来ないシンプルなものが一番だなと思いました。
日中は藤沢方に就いていたので、進行方向側パン下げでも気になりませんね。
到着10分前で余裕がなく、シャッター速度を1/40sec.で切る愚行をしましたが奇跡的に止まってくれたのは救いでした。
江ノ電305F 試運転③
2023/5/1 藤沢駅
300形305F(後撃ち)
NikonZ9 Z14-24/2.8S
建物(小田急百貨店)内にホームがあり、シェルターが特徴的な藤沢駅。
東側が乗車専用、西側が降車専用なため乗客の邪魔にならない側でホームの特徴を取り入れた超広角構図にて。
障子のような優しい印象を与える屋根ももちろん、液晶モニタやLED案内表記などのイマドキな要素が写り込まなかったので、老体305Fとも調和したように思います。
ホーム先端側で駅員に注意されている姿に情けなくなり、隅っこで適当に見送りましたとさ。
江ノ電305F 試運転②
2023/5/1 藤沢駅
300形305F
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ
余所様ののんびり縦列駐車によるタイムロスでギリギリ到着だのん。
芸術祭の一環でドデカ江ノ電ロゴが奥にあるのを見えたので、新調された特製サボと一緒に切り抜いてみました。
(実際はレンズを付け替える余裕がなかったのでそのまま撮っただけ)
文字だけの看板では味気なく思っていたので、イラストに様々な意見はあるでしょうがかわいらしさ華やかさを感じたので個人的には寒い語尾以外はアリです。
参考:藤沢市内6駅に壁面アートの装飾を行います(江ノ電)
江ノ電305F 試運転①
思い起こし、3ヶ月前の写真となりますが記事にしたくなったので書いてます。笑
2023/5/1 腰越駅
300形305F(後撃ち)
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ
ご縁があり何度目かの305F試運転の撮影に出ていました。つまらないGWでふてくされていた私には嬉しい便りです。
直前に知り得た情報故、帰宅して向かうには出庫シーンは間に合いそうにありません。
とは言え自転車で行けるような距離にある路線なので焦る必要もなく、最低限の機材をリュックに詰めて3つほどサザンの曲を流したら着いてしまいました。
以前の試運転で後方確認をしてくれない残念な方に邪魔をされた場所のリベンジを果たせました。
私も学習しましたのでISO感度を上げて踏切が開く前を狙います(^^;
停車直前の指差しと乗降確認用ミラーに写る305Fは良いアクセントになってくれました。
江ノ電305F あけおめサボと富士山①
2022/1/5 峰ヶ原(信)~七里ヶ浜
300形305F+10形
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ
当初は後ろの2両を全く考えずに305だけを意識したカットを考えていました。なのに美味しい10Fが付いてるもので、編成美を意識したものも組み入れることに。
ですが前記事であれだけ「好みのデザインが~(略)」とのたまったので、証拠として接近戦も公開します。
前サボがメインなのは間違いないのですが、運用よし天気よしそして謹賀新年デザインとなれば、縁起の良い富士山と絡めたくなるのは当然の運びと言えましょう。
ここは一通で通行の邪魔にはなりづらいものの立ち位置に難儀しました。
私は車両の真後ろに富士山を置くと短辺のバランスがしっくり来なかったので、先着していた皆様に一言断りを入れ、やや前の方で構えることで落ち着きました。
声の届かないかなり前のスパンで後ろのことを全く気にせず構えるおっちゃんが徘徊していて先着の鉄ちゃんと一緒にひやひやしていましたが・・・
新年を意識したであろう初日の出をあしらったデザインの前サボを掲げた305Fが申し分のない全開露光の下やってきました。
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江ノ電305F 七里ヶ浜と富士山①
極楽寺車庫に眠っているかつての前サボではなく新規製造だそうで、コロナ禍で最も採算取るのが難しそうなところに注力していて驚いてます。
廃車説が何度か流れ、そして何度も検査を通していますが笑、このサービスとも捉えられる動きはいよいよ終わりが近付いているのでしょうか。
2021年の暮れから青地のシンプルなものから華やかなクリスマス柄となりました。
ローマ字が足されましたが過去に掲出されたデザインを踏襲しており、かつての図鑑で見た姿が今のデジタル機材で狙えるとなれば地元民としては大変嬉しい便りです。
1月に1度でもハイペースと感じているのですが、まさかXmasと年始の間にもう一つ別のものを挟んでくるとは・・・。
これを全て狙う猛者もいるのでしょうが、ぷらっと撮りに出かけたら想定外のデザインでやってきたなんてことも今後有り得る訳で、私は「好みのデザインだけ狙おう」と決めました。
その内の1つが"謹賀新年"のデザインで、正月実家でのんびりしている私にとって、地元で真剣に狙える列車があるというのが何とも好機な訳です。
前後で異なるデザインを出しているようですが、聞くところによると翌朝は好みのデザイン側である鎌倉方に付くということで朝練をしてきました。
(相変わらず前置きが長い)
2022/1/5 腰越~鎌倉高校前
300形305F+10形(後撃ち)
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ
おかしい。あれだけ前サボの話をしておきながら写真が文章と一致しない。・・・その違和感は間違ってないです。笑
しっかりと前サボを意識したカットも狙っておりますが、この日の想定外は藤沢方に付いた相方が10Fだったことです。
広告列車も減り、新標準塗装の緑ばかりとなった江ノ電の"紅一点"とも言えるこのレトロ車両は、風景によく馴染みそして映えるのです。
おかげで1山で帰るつもりが3山狙うことになりました。
長年掛かっていた海岸線工事が竣工していたのを思い出し、富士山と絡められる七里ヶ浜のポイントへ。
サーファーの姿がなく面白みに欠けるかと思われましたが、柴犬を散歩している方々が手前にいらっしゃったので、長閑な正月らしい一枚にまとまってくれました。
完全に運要素である海岸線の自動車被りは何とか顔にはかからず、新年の撮り初めとして良いスタートを切ることができました。
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江ノ電305F あじさい街道
正直なところ、今まで意識して紫陽花を見てきた中で一番の外れ年だったように思えます。
と言っても箱根と湘南しか知らないのですが、異例の早期の梅雨明けと連日の猛暑による影響もかなり大きいはずです。
2020/6/14 極楽寺~長谷
300形305F
NikonD850 AF-S300/2.8DⅡ
10年前にもここで135フィルムと300単を持って訪れています。
デジタル一眼で撮った記憶がないことに気付いて今の機材で撮り直しをしてきました。
自動車免許を取得してから久々に立ち寄りましたが、月日の経過は残酷なり。大分撮りづらくなっておりました。
しかしながら2020年は結構当たり年だったように思います。なぜなら全然晴れなかった記憶があるから。笑
地元民のはずが東京に出るより遠くに感じる江ノ電。
車移動が向かない地形と人混みが理由にあるのですが、それ故にここ数年は朝か夜しか行ってない気がします。
あじさいの株からひょっこりつんつるてんが見えたときほど悲しいものはありません。もはやピンクか水色のウィッグで武装して欲しいとさえ思います。
この日も家を5時過ぎに出て、始発に近い時間帯のみの撮影で満足し、そそくさと撤収しました。
(8時までに撮影を終えるとコインパーキングが安いメリットもあるのです)
江ノ電305F 鉄道の日ヘッドマーク×前サボ抜き
2021/10/14 和田塚駅
300形305F(後撃ち)
NikonD850 AF-S70-200/2.8FL
丁度1ヶ月前の撮影です。
305Fの藤沢方のみ掲出されている鉄道の日ヘッドマークを狙いに夜遊びしてきました。
たまたまですが、撮ろうと思った日が丁度鉄道の日でした。
藤沢側にしかヘッドマークがないので藤沢側先頭狙いになるのが必然ですが、この日は日中は鎌倉方充当の別編成との併結で、狙えるのは夜からの単行運用でした。
しかし駅での解結ですと連結側のパンタは下がったままなので、折角の菱形パンタが畳まれていて少々寂しいです。
ならばヘッドマークを重視しつつ切り取りを狙った方が良いと判断し、前サボ抜きのシーンと絡めてみたくなった次第です。
経験不足でアテは外れてしまいましたが、車移動だったので挽回の先行。
地元の犬の散歩をしてる方と談笑しつつ、車掌さんが腕を伸ばしたところで連写。
抜き切る前よりもギリギリ『藤沢-鎌倉』の文字が見えるくらいが良いかな?
※公式によると掲出は本日までだそうです。
(追記)11月20日までに変更?
江ノ電305F 藤が谷の超望遠
好きを貫いた先にしか見えない写真があることに気付いたのが、大体10年ちょっと前のお酒が飲めない年頃のことでした。
地元を走る江ノ島電鉄は自転車でも行ける距離にあって、そういう経験値を積む場所としては最適でした。
2019/6/16 鵠沼~柳小路
300形305F
NikonD850 AF-S200-500/5.6E
そんな汗水垂らして自転車で駆け回ったときに見つけた撮影地です。
当時の機材は135フィルムのF80DかF5だったと思います。
中古で買ったマニュアルフォーカスレンズを、家に転がっていた肩掛けバックに詰めて出かけていました。
今では自宅に自転車すらありませんが同じことはしたくないし、体力的にできないでしょうね。笑
江ノ電は一文では語りきれない程濃厚で魅力あふれる路線だと思います。
正しくは語れるほど通えてないので偉そうな口が利けないというのが本音ですが、、、
全体で言うと広々と撮れる場所は限られていて、収まりの良い場所はネットでよく見る場所になってしまいます。
閑静な住宅地を縫うように走る姿もまた魅力ですが、江ノ電の顔こと古豪の300形を渋く仕立てるにはシンプルに決めたい気持ちもあります。
ここもまた住宅地ですが、沿線の庭や林が背景となりスポットで使える撮影地となっていることに気付きました。
しかしそう簡単に撮らせてもらえません。
北寄りに太陽が上がる日の長い時期でないと順光にならない制約があり、自ずと梅雨の晴れ間を狙う形となり、同時に早起きも課せられます。
単純に晴れる方が珍しいですし、晴れたから行ってみても305が来るとも限りません。動いていなかったり後ろにくっついていたこともありました。
圧縮構図故にパンタの処理が難しいのは当たり前なのですが、建物の影はもっと厄介です。
通う内に順光の時間帯の中でも影が抜ける時間帯も考慮しなくてはならないことが分かりました。
正直江ノ電の運用はよくわかりません。
10年前に調査してみましたが6運用の内ほとんどは半日単位で差し変わるので、性格上諦めちゃいました。
今はTwitterや有志の参考サイトによって気軽に当日の撮影がしやすくなりましたね。
…なんてのは言い訳で、しっかり追ってる人はちゃんと把握できてるようです。単純に勉強不足でしたm(_ _)m
どうやら休日の朝夜は単行で運転する運用が多いらしく、狙うなら週末の方が都合が良いみたいです。
それからはこの6月の時期になると週末の朝さえ晴れれば出撃を繰り返すことにしました。
何年も通っている内に嗜好も変化していき、単純な0角度よりも少し奥で切って側面のバス窓を覗かせる構図が理想になりました。
2019年には自転車時代から使っていたMFの400単から機材を更新し、構図に自由の利く200-500mmで挑戦しました。
友人の運用調査のおかげもあり、10年目にしてようやく理想の画角、立ち位置、影の抜けたタイミングで305を決めることができたのです。
2年前の本日を思い出した1枚をどうぞ。