DL重連やまぐち号-35
やまぐち号の運行区間(新山口~津和野)で山深い情景は、どこにあたるのでしょうか。
それっぽいワードで画像検索をかけると一番に出るのは白井地区(島根県側)でした。
確かに端正な線形と奥行きのある景観は魅力的と感じます。
しかしながら、本当の山深い場所は人目につかない場所なんだと思います。手がつけられないほど険しい場所だから自然が多く残っていて、その厳しさと美しさを真に受け止められるというか。
津和野よりももっと手前に、国道がわざわざ大きく迂回するほど険しい峠があります。それが仁保~篠目間の『木戸峠(田代峠)』です。
新山口を出発し温泉街や住宅地を抜けると車窓は一変します。『木戸峠(田代峠)』を越える準備でやまぐち号は直前の仁保駅で最終調整を行うそうです。
その先には大正初期に掘削された当時国内で指折りの長さである山口線『田代トンネル』があり、(実際に乗った身としては)自然いっぱいの美味しい空気とひんやりとした風がとても心地よいのです。
SLにとっては山場に変わりはなく、10kmに満たない一区間を20分以上かけて登るんですから、乗らずともその険しさが伝わるのではないでしょうか。
2023/5/5 山口線 仁保~篠目
8521レ DE10 1531+DE10 1514+35系5車
NikonZ9 Z70-200/2.8S
ホテルにて朝食をしっかり摂り、近辺の駅で友人を突放。のちに今遠征の大本命である『田代トンネル』の上から木戸峠(田代峠)を俯瞰するべく、単独で向かうこととなりました。
そうは言っても自信はなく、実はアクセスが良く分かっていないのです。
昨年『田代トンネル』直上から撃ったポイントから先に登山道が続いていることを思い出し、調べてみると近辺に龍野岳(582.5m)なる山があることが分かりました。
線路より東側にありますが、構えるべく場所は西側。途中で登山道を離脱し、3つほど谷を跨いだ先にあると想定して向かうこととなりました。
以前藪漕ぎでかなりバテた場所でしたので今回はさらなる気合が必要です。いつもより多めの水分と食べ物。機材を絞り三脚は持ってきませんでした。
ペースを崩さず歩幅は一定。夏と違い新緑の季節でしたので気温湿度と草葉の繁りは大分マシです。難なくトンネル上までやってきました。
ここからは未開の地。登り始めて15分ほどで随分と右に曲がり始めたので早くも離脱して獣道を探ります。
これがちょっと失敗でかなり厳しめの藪漕ぎとなりました。何より急勾配で、腰上の笹が滑るし刺さるしで悪戦苦闘です。
息も耐え耐え。中途半端な場所で立ち止まるとマダニやヘビのリスクがあるため広めの尾根に出るまでは乳酸が溜まっていく膝を労うことができません。
登り始めから1時間。完全に人の手が入っていないであろう急登を抜け、地面まで光が届かない鬱蒼とした尾根まで上がりました。
辛うじて拾ってくれたGPSを見てみると線路より東側。それどころか遠回りに龍野岳まであと一歩のところまで来てました。笑
時計を見ると列車まで残り45分。「こりゃいかん」。くるっと向きを変え、体力を温存するため尾根道に従って進みます。
後ろの予定があるため、通過の15分前までに見つけられなかったら下山を考慮しだします。
すると過去に伐採したであろう窓が開けた場所に出ました。角度が線路とほぼ直線で理想の場所ではないですが、心が折れそうだったときに線路が見えて気合を入れなおしました。
そこから距離感と方角を推定し、直滑降で谷を2つ抜けていきます。大きめのガラや粘土質の斜面でなくて助かりました。
最後の斜面を上がっている最中、上から物音が聞こえます。念のため大きく挨拶してみると人の声が。安心して登りきると汗で視界がぼやけた先に、念願のスーパー俯瞰の画がありました。
通過まで残り10分。「報われた」としか言いようがありません。
直ぐに汗を拭きとり、構図を組み、僅かな時間で水分と栄養を補給して集中力を持続させます。
自身が登ってきた折り重なる山並みの新緑が美しいことに気付きました。あとから気付くほど余裕のない、すごく、すごく辛い斜面でした。この日、誰よりもこの峠道の過酷さを痛感していたと自負しています。
山口線は篠目の集落へと最短に進めるように、山の裾を真っすぐ通っています。
間もなくしてトンネルから現れたDL重連。協調しながらSL同様にゆっくりと、確実に、峠を進んでいきました。
晴れると逆光の場所のため曇天だからこそ登りました。晴れてなくとも全面に広がる新緑が退屈させません。苦労した甲斐のある大満足の一枚!
同業者さんは1名のみで、お話を伺うとSLをやっているグループは西側の集落から上がるんだとか。
後出しになりますが、正直そんな予感はしてました。直線距離が短く、標高差も大したことがないのです。
なぜそうしなかったかと言うと、その後の予定を加味しての判断だったのです。
同業者さんと現地集合現地解散。各々が別方向に停めた車に戻ります。
靴ひもを結びなおし、流れるようにゲコゲコ鳴り響くカエルに導かれながら沢下りとなりました。
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DL重連やまぐち号-34
2023/5/5 山口線 新山口駅
DE10 1531/35系(入換)
NikonZ9 Z14-24/2.8S
2時間弱の運転もあっという間。
合間にお話させてもらった、広島から家族でやってきたという隣の席のお父さんともお別れです。
作戦故に湯田温泉にレンタカーを置いてきたため、友人には途中下車をしてもらって回収をお願いしました。
合流までの間、折角なので到着後の切り離しをファミリーらと混ざって見学することに。
ホームのスペースに余裕がなくちょっと窮屈な写真になってしまいましたが、手振れ補正の恩恵で解放時の僅かな速度でもなんとか車両をブラせました。
よくよく考えたら、反対側にDD51をつけて直ぐに客車を引き上げていたので、SL運転時に行けばかなり自由に撮れるのでは?
…とは思ったのですがSL運転時に行く機会がこの先あるのかどうか。笑
岡山の終焉が近付いていますので、115系N編成が湘南色になるくらいのインパクトが欲しいですね。
DL重連やまぐち号-33
2023/5/5 山口線 津和野駅
DE10 1514+DE10 1531
NikonZ9 Z14-24/2.8S
GWの運転日は5月3日~7日の計5日間。うち4,5日が山口遠征となりました。
全体で晴れたのは5日のみで、さらに言えば復路のみで、さらにさらに言えば発車直後の津和野界隈だけだったとか。
5日の復路は乗車することになり実際に車窓を眺めている訳ですが、まともな晴れ写真を撮れた人は本門前踏切だけかもしれませんね。
私も恩恵を数分だけいただけて、発車前のホームでのスナップで青空を入れた写真が撮れました。
レトロ調の駅名標の奥にDE10の連結面を入れて。しっかり木製なのでペンキの掠れ具合や木目が浮き出ているのが好みです。
30記事以上綴っていながら、晴れ写真がようやくこれで3枚目です。
そうそう、今現在のプロフィール画像もこの時に撮ってもらったものなんです。
22年からの運転でしっかりと晴れたのは全体の1割くらいになります。なんと鬼門なのでしょう(^^;
DE10牽引として最終運行となった23年8月中頃の運転では晴れてくれたようですが、私はコロナを患ってしまい残念ながら撮れませんでした。
そしてSL復活が公になりましたので、再びDL重連やまぐち号を狙う日がくるときは突発的なものになってしまいました。
DL重連やまぐち号-32 入換(始)
DL重連やまぐち号-31 盛況な観光地
2023/5/4 山口線 津和野駅
DE10 1531+DE10 1514(入換)/35系
NikonZ9 Z70-200/2.8S
構内からの入換とは打って変わり、構外(駐車場)からは昼食を終えた観光客で賑わっていました。
と言っても連結作業を間近で見たい親子連れの乗客が殆どで、機関車そのものに興奮しているのは我々くらいのものです。
入換灯がないのが少々残念ですが、艶のあるオロテ35の車体に間接的ながらギャラリーが反射しており、盛況な一面を見せてくれました。
DL重連やまぐち号-30 長閑な観光地
22~23年は"DL"やまぐち号での代走が続いていましたが、いよいよ"SL"やまぐち号が復帰するそうです。
と言ってもC57 1ではなくD51 200のようです。乗る人にはあまり関係ないのでしょうかね。
今月から11月末まで土日祝全て運転とのことで、現場や地域からの並々ならぬ意気込みを感じます。
乗車料金の値上げがされましたが、今までが安すぎだと思います。これこそが正統料金と感じるほどには楽しい列車なのでお勧めいたします。
2023/5/5 山口線 津和野駅
35系/DE10 1531+DE10 1514(入換)
NikonZ9 Z400/4.5S
出発約30分前。終点新山口を目指す復路の出発準備として、側線に置いた35系客車をDE10重連が迎えに行きます。
22年と比べると乗客も撮影者もまばらで、静かで風通しの良い津和野駅では本当のレトロ体験をしている気分でした。
どうしても悪目立ちしがちなホーム端のギャラリーも、今回は親子3人だけとイベント物というよりは鉄道旅に来ているような雰囲気。
前述した津和野駅の観光地らしからぬ長閑さが強調されたように思えます。
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DL重連やまぐち号-29 新型旧客
同じ茶色い客車繋がりということで、今年の春にやまぐち号で客車窓に写り込んだDE10重連のカットを撮ったことを思い出したのでした。
2023/5/5 山口線 津和野駅
35系/DE10 1531+DE10 1514
NikonZ9 Z70-200/2.8S
究極のレトロ風客車、35系4000番台。内外問わず風合い・雰囲気共に一級品と言えます。
私は記録に残す写真よりも記憶に残る写真を撮りたいので、何よりDE10を撮りに来ていますので笑、客車のみにフォーカスしたカットは中々撮りません。
しかしDE10の魅力に負けず劣らずの、風景によく馴染み情に訴える存在感は一線を画しているとも思っています。
終点津和野にて切り離された35系は留置線に置かれ、暫しの間機関車と離れ離れになります。
DE10そのものだけでなく、35系と絡めたカットを撮りたいと右に左に首を振っていたら、そこには客扱いしていない車内にDE10重連がいるではないですか。
サボの"津和野⇔新山口"もバランスよく写せそうでしたので、少し絞って文字情報をうっすらと残してみることに。
数分待って窓に反射するホーム上のギャラリーが構図からいなくなったところで1枚。
当初は晴れ予報でなく残念がっていましたが、曇ってないとこの色は出せなかったので嬉しかったです。
間もなく入換が始まり、新山口行きとして列車が組成されます。
DL重連やまぐち号-27 蓮華畑
という出だしを考えていたのですが、秋の運行もDLを続投するようです。笑
山口線 DLやまぐち号運転日について(JR西日本より)
しかし『DE10重連』の文字はありませんので、8月19、20日の運転を以って暫くは通常の入換作業に従事していくことでしょう。
2023/5/4 山口線 篠目駅
8522レ DE10 1514+DE10 1531+35系
NikonZ9 Z70-200/2.8S
この時期らしさは取り入れたい情景マニアですので、「新緑・・・水鏡・・・鯉のぼり・・・」とぶつぶつ言いながら小道に入り迂回をし諸々探してましたが中々見つかりません。
水入れの時期ながら、休耕田もちらほら見かけましたので毎年通わないと理想の場所に当て嵌めるのは難しいです。(それが楽しいのですが!)
「休耕田と言えば?」から思い出し見つけた蓮華畑。淡い紫色の花の群生は上品さを感じます。
編成全体は入りませんが復路は釜次が白帯のオロテになるので濃い目の味付けになりそうです。
飛び出る方向にはしめ縄つきの鳥居のアクセント。集落こそ写してないですが、山奥と言うよりは自然と調和している人里としての様相を強く感じます。
追っかけ中にロケハンをしてしまったので余裕がなかったですが、DE10重連が飛び出るまでに気に入った立ち位置を見つけられました。
間もなく篠目駅に到着となりますが、どうやら上り勾配だったようで白煙を吹いてくれたのが嬉しかったです。
DL重連やまぐち号-26 ヘッドマーク
2023/5/5 山口線 津和野駅
DE10 1531
NikonZ9 Z400/4.5S
テールマークに続いてお馴染みのヘッドマークを。近くに寄って超望遠レンズをそのままに顔を切り抜いてみました。
入換灯をうまく利用するとクリアテール感も大分薄れます。
やまぐち号のヘッドマークを初めてまじまじと観察しましたが、ナベヅルの頭の赤色とか文字の二重線とかシンプルながら凝っている部分もあるのですね。
季節柄もあるようですが、背景切り抜きフリー素材感があまりにも強いのはどうなのかなと思ってます。笑
もちろんディーゼルの朱色とも似合うのですが、この明るい黄色はSLの黒との調和を意識しているのでしょうね。復活したら先ずは乗りに行きたいです。
DL重連やまぐち号-25 出区点検②
2023/5/5 山口線 津和野駅
キハ40系/DE10 1531+DE10 1514
NikonZ9 Z400/4.5S
俯瞰撮影後は友人と合流。お昼ご飯を高速でかき込んだのち津和野駅へ。想定した時間に間に合ったものの、既に出区点検が始まっておりました。
機関士が乗らない次機側も入念に点検していました。1人1機ずつ担当しているのが素敵な光景。
当初予定したカットは撮れなかったのですが、連結器周辺で作業をされていたので開放テコを引いた瞬間を狙ってみました。
城下町圧縮と同様にこちらでも300mmでは少々物足りなかったので、400単の出番となりました。
2年前に行った時は色物ラッピング車が隣にいてげんなりしていたので、毎回津和野駅に立ち寄る際はどきどきします。笑
通称タラコこと首都圏色として単色でも人気の高い色ですが、やっぱり単色は単色だなというのが私の本音。
とは言え、建造物屋根に石州瓦が多く使われている津和野界隈との相性は抜群ですので、主張が強すぎないのは脇役の観点から言えばなくてはならない存在です。
DL重連やまぐち号-24 給水塔
2023/5/4 山口線 篠目駅
8522レ DE10 1514+DE10 1531+35系5車(後撃ち)
NikonZ9 Z70-200/2.8S
この日のやまぐち号撮影の締めとなりました。
篠目駅が山口線の終着駅だった頃の名残として給水塔が残されています。
DLとは直接関係はありませんが、非電化区間らしさとしては存在感は十二分にあります。
構図に悩んでいたら何やら視線。乗客が手を振ってきました・・・笑
手を振り返すと前後の乗客が私に気付いて手を振ってきます。それに応答すると今度は・・・いやいや撮らせてー!
白帯のオロテ35を入れつつ給水塔とDE10重連を中心に、前後に淡い新緑を取り込んでみました。
給水塔に隠れてはいますが腕木式信号機もレトロ感満天です。またチャンスがあれば別の角度で狙ってみたいと思っています。
発車後、帰る方向なので往路のように峠で抜けないかなと思いましたが、仁保入り口交差点のいつもの渋滞に巻き込まれるのでした(^^;
DL重連やまぐち号-23 白井の里
それからわずか1年で治水治山工事により復旧し、再びSLの汽笛が山間をこだまする日が訪れるのですが、早期復旧は自治体とJRの連携協力の賜物であると思われます。
名撮影地が点在する白井地区の白井の里防災公園は災害復旧工事が完了した際に作られたようで、鉄道ファンにとっては駐車場所としてありがたく活用させていただいている次第です。
10年前とは異なる景色ですが、景観を意識した素晴らしい土木技術により10年前の白井地区を知らない私も訪れることができました。
2023/5/4 山口線 船平山~津和野
8521レ DE10 1531+DE10 1514+35系5車
NikonZ9 Z70-200/2.8S
往路・曇り・本命、でした。
新山口駅をやまぐち号と同時出発でも1時間前に到着でき、間に2発やっても15分前到着。
ですが「有名撮影地だしゴールデンウィークだし、曇りだからこそ来る人も多そうだし、、、」と篠目~地福の豊富な撮影地をすっ飛ばして余裕の到着を選択しました。
驚いたのが防災公園駐車場に車が5台も停まっていないこと。もう通過したのですか?時計を一度確認してしまうほど想定よりも人がいなかったのです。
不安だったアクセスも少し坂を上がって30秒で到着。先着の鉄ちゃんに挨拶しつつもう少し上へ。好きな高さ、好きな首振り具合、好きな切り位置には誰も居ない!
ここまで拍子抜けをしたのは久々で、DE10重連が飽きられたのか?381系やくもに集中したのか?それとも連休で身動きできないのか?答えの出ない議論でしばし盛り上がります。
県境を挟んで島根側は晴れたり曇ったり。風が強く構図内に枝葉が出たり入ったり。何とか窓を確保して、下り斜面にふんばりながら地味に辛い姿勢で列車を待ちます。
先着の鉄ちゃんが固まっていた場所が定位置なのかもしれません。その方が構図右下に護岸擁壁が確実に写りませんので。
私の立ち位置は本当にきわきわで、側面を強調しつつ真下の築堤感を出さないようにするような切り位置でした。
望遠を飛ばせば関係なくなりますが、今度は水路のフェンスを強調してしまうので、これくらいのバランスが好みです。
この時期限定の新緑と、切り位置横につつじを入れて、寒地型のDE10先頭純正カンやまぐち号をべたべたな編成写真で頂戴しました。(実は23記事目にして初めてのまともな編成写真です!)
DL重連やまぐち号-22 出区点検①
お昼ご飯を食べて林道からの城下町圧縮の場所に行く前に、時間も余っていたので津和野駅に立ち寄りました。
「客車とDE10の並びでも2,3枚撮って行くべ」
当初はスマホで記念写真くらいの気持ちだったのに、気付けばカメラを取り出していました。
2023/5/4 山口線 津和野駅
キハ40系/DE10 1514
NikonZ9 Z70-200/2.8S
運転士さん登場です。気付いたら予定の100倍撮っていたのは現地では気付くわけもなく。
大ベテランと中堅のペアのように見えました。どちらも不要な緊張感を排し、ギャラリーに囲まれようがいつもの業務をそつなくこなす姿が素敵です。
2023/5/4 山口線 津和野駅
DE10 1531
NikonZ9 Z70-200/2.8S
JR東日本の隅々まで磨かれて大切にされている機関車は上質な被写体となって格好良いのですが、JR西日本の塗色が褪せた現役感が前面に出た姿もまた渋くて好きです。
これが運用に入っていないだけだったら「みすぼらしい」の一点張りなんですけどね。笑
会津若松の撮影会で学んだDE10の格好良い角度とフレーミングを現地でも実践してみました。
出区点検が完了したら入換が始まります。
DL重連やまぐち号-21 城下町圧縮
沿線各地で俯瞰から編成重視まで撮影地が豊富なため、1度行ったくらいじゃ魅力を掘り出せないほどの沼がここにあります。笑
津和野のわさび蕎麦を半べそで食べ切ったら午後の撮影に臨みますが、峠を越えた山口県側も含め淡い期待を寄せることすら出来ないのが明白でした。(空が白いだけに)
ラフにやるなら国道を流していても追い抜いてしまいますので、先ずは島根県側からやることにしました。
2023/5/4 山口線 津和野~船平山
8522レ DE10 1514+DE10 1531+35系5車
NikonZ9 Z400/4.5S
到着は通過の10分前。先着の同業者の撮影の邪魔にならないよう配慮し少し遠めに駐車。
以前訪問した際にサンニッパでは少々届かなかったアングルだったので、ここぞとばかりに使う機会を選ぶ400単をカメラに取り付けました。
城下町を圧縮構図で収めるのは津和野城俯瞰とはまた異なる雰囲気になって面白いです。
やはりここでのアクセントは公立小学校になるのでしょうね。
同系色の景色の溶け込むDE重連客レはたまりませんね。
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