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2022.05.30

津山工臨-3 塞翁が馬

D0352.jpg
2022/5/9 津山線 神目~弓削
工9990レ DE10 1147+チキ4車
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ


一発でも多く撮るか、やりたいところでしっかりやるか。後者を選び余裕をもって到着しました。
早めに到着して正解だったかもしれません。と言うのも、ネットの参考写真の切り位置が潰れていたからです。
今更DE10方面に戻るのもリスクなこともあり、色々吟味した結果このアングルで落ち着きました。

本来は手前まで引いてS字を強調したかったのですが、僅かな隙間から撮ってみると編成長が絶妙にフィットしてくれました。
隙間から見えるDE10を逃すまいと、手持ちで5分ほどサンニッパをつけてファインダーを覗くのがしんどかったです(^^;
行く前に晴れたら光線も良くないことを調べ、行ってみて撮りづらいことを知り、通過後にチキ2でもチキ6でも成り立たないことを知りました。
撮る前と撮ったあとで大分印象の変わった場所でした。

Posted at 08:00 | 工臨・配給 | COM(0) |
2022.05.28

不定期回送-8

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Posted at 08:00 | 箱根登山鉄道 |
2022.05.26

不定期回送-7

突如現れる謎の列車、通称"不定期回送列車"。
3ヶ月振りに再び精鋭チームが結集し、各地で"現地調査"が行われましたので参加してきました。

D0362.jpg
2022/5/20 大平台駅
モハ2形108/モハ1形104-106
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ


チームほぼ全員集合となった大平台駅の末端から。
周りの機材を見るとズームレンズであらゆる想定をしておりましたので、あえて一人単玉で勝負に出ました。
同時入線こそ叶いませんでしたが、年に数回しか拝めない旧型同士の本線交換は外せません。
久々の登山でしたがヨンロクの前サボが前後交換されておりました。104号に青い丸カンが似合います。

2022.05.24

津山工臨-2 ノスタルジー

D0353.jpg
2022/5/9 津山線 玉柏駅
工9990レ DE10 1147+チキ4車(後撃ち)/946D キハ40+キハ47×2
NikonZ9 AF-S70-200/2.8FL


半ば無理矢理岡山まで来た理由の一つ目が高倉山俯瞰、そして二つ目がこちらでした。
末期色転じて首都圏色天国と化している岡山支社のキハたちですが、ノスタルジートレインとして復刻塗装(一般色・急行色)を施された車両が存在するようです。

玉柏駅で小一時間停車をするようなので、高倉山に登る前に交換シーンを狙うことにします。
知り合いに教えてもらうまで2両のタラコだと思っていたら3両で、しかもノスタルジー3連ということです。
津山線初心者ですが選択肢から外せないのは即座に理解しました。確実性を取り115系湘南色の朝練を蹴ってまで行ったのです。中々に苦渋の決断でした。笑
北からノス3連を追っかけしながらのプランを提案されましたが、そこまでの根気はなかったので学生さんと一緒に玉柏まで汽車移動でやって参りました。
思っていた以上に内装が清潔かつ広々としており、ノスタルジートレインの企画列車ならもっと楽しいんだと感じました。正直乗ってみたいくらい!

10分ちょっと3駅のプチ乗り鉄で玉柏駅に到着。数人の鉄ちゃんが降り、邪魔にならないよう相談してどう撮るか吟味します。
連絡踏切から急行色とDE10の並びを狙いたい方が殆どで、こちらのホームから狙う人は居ませんでしたので、好きなように構えさせていただきます。
工臨の色情報と汽車の色情報が似通っているため、反射板の赤も仲間に入れ、短い編成を望遠で濃縮還元でより国鉄ムンムン度の高い一枚を狙いました。
本日たった数分相見えたノス3連には、それこそノスタルジーな雰囲気に仕立てる素材として活用させてもらいました。実に贅沢ですね。

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Posted at 08:00 | 工臨・配給 | COM(0) |
2022.05.21

キム×ヒゲ 第四種踏切

D0195.jpg
2021/9/5 弥彦線 西燕~吉田
226M 115系新潟車N35+N37編成
NikonD850 AF-S300/2.8VRⅡ


本日は新潟車両センターの一次~三次新潟色の有料撮影会が行われているようです。
ときめく一次新潟色、安定の二次新潟色、当たり前すぎた三次新潟色。そんな印象です。
新潟地域色3兄弟の撮影会は長い間115系を意識していた人ほど燃えるのではないでしょうか。

この写真は西山交換の追っかけとなります。
弥彦線の第四種踏切をドサイドから連結面抜き。山間や農村地域などで見られますが、背景スッキリで狙えるとなるとそう多くありません。
湘南×青髭、湘南×芋などで5,6回ほど足を運びましたが、納得の切り位置で撮れずに終わってしまいました。
同行者がここをリクエストしたので、「湘南色じゃないから」とプランお任せで到着。
ここが300単の場所とばかりに覚えのある立ち位置に三脚を据え、右から左にやってきた電車をなんとなしにシャッター切っただけの一枚です。
「・・・な~んでここで決まっちゃうんかなぁ?」
撮影あるあるですが、あれだけ苦労してたカットも本命でないところで一発合格でした。汗
湘南で訪問した経験やら勘やらがここで発揮されるのはちょっと納得がいってません。
もちろんこれはこれで格好良く、現像して記事を書いてる時点で気に入ってないカットな訳はないのですが。

Posted at 08:00 | 新潟車 | COM(0) |
2022.05.18

津山工臨-1 高倉山俯瞰

読者の皆様は今年のGWをどのように過ごしたのでしょうか。
飛び石連休でしたのでところどころ出勤もしましたが、タイマーを掛けず寝て、明るい時間から酒を飲み、肉を食っていた記憶があります。(ダメな見本)
連休中にまともにカメラを握らなかったのですが、なぜか連休明けにセルフ岡山出張が組まれていました。



D0354.jpg
2022/5/9 津山線 玉柏~牧山
工9990レ DE10 1147+チキ4車
NikonZ9 AF-S70-200/2.8FL


気合を入れて宿を取るも、天気予報がまったく持ち直す気配がありません。
行かない選択肢もありましたが、ここで出勤してしまうと会社の人に「GWは何を撮ったの?」という定番のやり取りに答えられません。
115系湘南色の運用は悪い、天気もなんとも言えない、仕事も溜まってる・・・。
背中を押される要因がないまま気付けばホテルのキャンセル料が発生するところまで来ていました。
強いて言うなら折角工臨が撮れるチャンスということと、自身も『GWに何をしたか』が答えられないのがちょっとモヤモヤしたのもあり、僅か24時間の滞在ながら出撃と至りました。

「魅力溢れる良い景色だけど行くことはなさそうだなあ」
そんな日本の鉄道風景を誌面やSNSなどで見かけますが、今回訪れた高倉山もその一つでした。
今改正から新スジとなったようで、晴れればわかる人には晴れれば美味しいシーンだったようです晴れれば。
次の運転に撮れる保証は一切なく、東日本エリアのDE10チキの撮影チャンスを何度も逃している後ろめたさもあって勢いで行きました。
車でアクセスでき、キャパも広いので超お手軽ポイントです。この景色は類を見ない手前の田舎感と奥の都市感のギャップが売りですね。
まるで只見線と新潟市を凝縮させたかのような景色ですが、立ち位置も含め全て岡山市というオチです。
原付並みの速度でやってきたチキ工臨。拍子抜けの閑散とした山頂でした。自分にとっては大事なコマを回収できて一安心です。
そうそう。目を凝らしていただけると構図内に5+16+16両が写り込んでいます。手前の工臨より速く横切る新幹線は流石です(^^;;

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Posted at 08:00 | 工臨・配給 | COM(0) |
2022.05.15

EF6627 相模貨物-2

D0326.jpg
2022/2/10 相模貨物駅
EF6627
NikonZ9 AF-S500/4G[1.5xクロップ]


吹田機関区に所属する機関車を特別公開します(JR貨物より)
しれっと『定期運用を終えた』と記載されていました。
暗黙の了解というか、検査周期からもこの1ヶ月の動向(もはや動いてない)からも、そんなまさかと思う人はいないでしょう(^^;
新潟の115系と言い、EF6437と言い、注目される列車のサイレント引退が続きます。
今後はこの去就の仕方がメジャーになっていくのでしょうね。なおのこと荒れる前からのコツコツ撮り溜めたものが活きてきます。
いつもの時間に貨物はやってくるけれど、東海道線が少し寂しくなった気がする22年度です。

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Posted at 08:00 | EL-貨物 | COM(0) |
2022.05.13

モハ1形・モハ2形 入生田回送×VSE

D0350.jpg
2019/7/15 入生田~箱根湯本
モハ2形108+モハ1形103-107
NikonD850 AF-S85/1.8G


小田急ロマンスカーVSEが定期運行を終了し、余生に余力を活かした企画で盛り上がっているようですね。
先日はVSE同士の本線での並走ミステリーツアーがあったとかで、公式が150倍の模型で遊んでるような感覚です。笑
通常の定期運行でまともに撮れていない手前、記者ごっこをする気も起きずSNSの皆様のカットで満足しました。

さて、これは箱根登山の記事です。
金太郎とサンナナの朱色3連の送り込み回送ですが、毎度楽しみにしているのが小田急ロマンスカーとの交換です。
GSEを引き当てるのに4年以上かかってしまいましたが、VSEは「またか」と思うほどによく見かけました。
箱根登山の撮影に本腰を入れたのはこのあたりからで、思えばLSEとの絡みは撮っておくべきだったように思います。
ですが今は今の楽しみ方を。古めかしい老体と洗練されたデザインの年代差が痺れます。

2022.05.08

天衣無縫 「閑談」

D0328.jpg
2022/3/6 土讃線 琴平駅
115系岡山車D-27編成
NikonZ9 AF-S70-200/2.8FL


日帰りで四国入りをした湘南色が岡山に戻る最後の便です。
出発前のひと時、JR四国の運転士や駅員らが撮影を楽しむファンらを見守りながら談笑していました。
仕事仲間の閑談という言葉が最も当てはまる、リラックスした姿はこの琴平駅の雰囲気に合致しています。

聞き耳を立てるつもりもなかったので会話の全貌は分かりません。
「この電車って人気なんだね」「好きな人は好きなんだなあ」
そんな内容だったように思います。
関東のピリピリした雰囲気は一切なく、地域の人が集まってが盛り立てる素敵な空間でした。
昔こそ当たり前の湘南色もノスタルジーの仲間入りです。

駅舎・ホームが小綺麗なのにレトロ"風"で収まらない質感には理由がありました。
琴平駅が大正初期開業の国の指定文化財で、数年前に復元改修工事を行ったとのことです。
レトロ"風"ではなく実在したものを再現するのですから、重厚さが損なわれない訳です。
東京駅同様に、整備された本物のレトロは昨今のSDGsとは比べ物にならない当地の魅力と熱量がありますね。

Posted at 08:00 | 岡山車 | COM(0) |
2022.05.05

5086レ 真鶴W

先月末に二色更新の3機が宇都宮貨物ターミナル駅まで回送されたようです。
3月に出場をした2085号機が新鶴見機EF65形式の最終全検であること、同駅配備の大物車が現地解体されていたことから、2057、2117、2138号機は廃車・解体が濃厚なのでしょう。
今改正でも運用減を実感し、ロクヨンセンと並んでカウントダウンが明確となった訳です。
記録よりも記憶に残る一枚は熱意に比例する撮影の仕方故に、撮りづらく時間を作れずで年々枚数が稼げなくなってます(^^;




F045.jpg
2018/4/29 東海道本線 真鶴~根府川
5086レ EF65 2139+コキ
PENTAX6x7 300mmF4ED


5086レ・・・東海道線(関東圏)で唯一定期運行しているPF貨物。
稲沢折り返しの4073~4072レが3075~3074レになり、牽引機もEF65からEF210へ変わりました。
世代交代が進み「いよいよ東海道からPFも撤退か」と地元鉄は何度も話題になったものですが、2011年から細々と継続し、気付けば10年以上PFが登板しています。
何も変わらないなんてことはなく、梅田貨物の廃止、PFの2000番台化、コキ50000の廃車、宇都宮以北のEH500化、時刻変更など様々な遷移を経ております。
10年も走っているのですから、地元なら20枚でも30枚でも撮り放題に感じますが、実際はそこまで撮り溜めておりません。
早朝スジは往年の寝台列車を想起させるものですが、貨物列車と客車列車の取り扱いはやはり別物と感じます。
通勤ラッシュが終わったあとの8時9時台に走ってくれればかなり幅広く広域的に楽しめるのですが(主に54レのようなものを指す)、長い編成を収められる場所と地理的・光線的に合致する条件はそこそこ大変です。
・・・書けば書くほどそれに見合った写真を載せなくてはならない気がしてきたので、ここらで割愛とさせていただきます。笑

飛び石連休中に撮影した一コマです。185系江之浦俯瞰の事由と同一ですが、群馬の115系が引退し地元の魅力を再発見する良い機会でした。
サイドミラーから見える地平線が白む頃から海岸線を走行し、根府川を越えてやってきたのは真鶴のダブルS。
135号線と並走する区間ですが、山を切り拓きされど地形に逆らわないクネクネした線形は長編成の貨物列車を撮りたくなる場所であります。
美しい曲線はダブルSもとい、ダブルユー(=W)とも呼べそうです。線形の魅力を損なわず、機関車に柱を刺さらずに撮ろうと考えると、なかなかアグレッシヴな構え方になってしまいました。
前座のサンライズエクスプレスやEF64貨物に日は当たりませんでしたが、目的のPF貨物は計算通り10分弱前から切り位置クリアとなりました。
図らずともやってきたのは遠景でも特徴的なJRマークなしのラストナンバー2139号機でした。

Posted at 08:00 | EF65 | COM(2) |
2022.05.02

異形式重連(湘南×湘南)

D0295_2022042120482831f.jpg
2015/11/22 中央本線(辰野支線) 塩尻~小野
9532M 115系長野車N9編成+クモヤ143 52
NikonDf AiED180/2.8S


“143系×115系アンコール撮影会in新潟車両センター”開催!(JR東日本より)

どうやら湘南色に限定した追加のイベントを企画していただけたようで、今日明日は80名の熱心な方が撮影されていることでしょう。
私は今回もパスしました。またもや参加権の争奪戦は熾烈を極めたようです。
本線に出ることはもう二度と叶わなそうな気配がありますが、どうか次の改正までに少しでも色んな視点での撮影会を商売として展開してもらいたいものです。
私も撮りたいのです、、、あくまでも『撮りたいように』ですが。拗らせ異端(お)児の悩みです。



同じオレンジと緑のツートンを纏った車両同士ですが、本線で連結した状態かつ走行を拝めることは今後ありえないと断言できます。
7年近く前ですが、新潟の湘南クモヤと兄弟分の52番が長野の地で本線走行を実現させていました。
確か2回くらい企画がありましたが、腕も運転技術もロケハンの勘も乏しく、あまり良い思い出がありません。
当時の知り合いに案内いただき、不安な天気ながら登ってみたこの日も、ヌケが最悪で何となくシャッターを切っただけでした(^^;
そこから今に至りますが、『かすみの除去』…本当に優秀ですね。普段SILKYPIXを使用していますが、Lightroomの手軽さは支持層の厚さを実感しました。
いつかリベンジをと思っておりましたが、叶わぬ夢よりも手元に残った記録を大切にする、いわば区切りを作るのも気持ちを整理するには大切ですね。

Posted at 08:00 | その他 | COM(2) |