ヤギシブ築堤 未更新ペア
休日出勤中に知り合いに教えてもらい悩みに悩みましたが、毎度差し替えが発生して1年間組んでいないのだから二度と撮れないと思っていました。
1週間早ければ紅葉も真っ盛りかつ業務も落ち着いていて連休確保も容易だったのですが、中々上手く行きません。
諦めたからこそ仕事に熱も入りますが、隙間時間にどうしても検索してしまうのは鉄の悲しい性でしょうか。汗
結構な目撃情報が上がっており、381系が国鉄色だからなのか?新潟115系が終わったからなのか?明らかに注目されていることを実感しました。
1年半前に湘南シックスが組まれたときはミラーレス機でなかったので、チャンスがあればまた撮りに行きたいです。
2016/11/7 上越線 八木原~渋川
739M 115系高崎車T1040+T1030編成
NikonDf AiZoom80-200/4S
当たり前に毎日が湘南シックスだった群馬の115系の写真でお茶を濁したいと思います。
当たり前を記録して記録して足繫く通ったはずなのにまだ撮りたいのは、やはりこの色が好きなのでしょうね。
敷島から先は日没の739Mを、滅多にやらない渋川以南で。
日も短く紅葉もまだだったからか誰も居ませんでしたが、データを見るに未更新ペアのこの1枚のためだけにここまで来ていたようです。
半年に1度くらい、こういったシンプルな編成写真が欲しくなるので発作みたいなものです。笑
バケペンを持ち出していない今となっては、デジタルの可能性を広げる方が面白く感じているのでそれを岡山ではやらないことでしょう。
モハ1形104-106号 貸切(回送)-2
希少性を求めるのであれば106号となりますが、やはり朱色が好きなので本命となることは今後もないでしょう。
・・・何て言いながらクソミドリ109号よりも枚数は持っておきたいと思っておりますが(^^;
2021/6/12 塔ノ沢駅
モハ1形104-106
NikonD850 AF-S300/2.8VRⅡ
貸切(回送)-1でも書きましたが、片道の貸し切り列車だったため、復路は回送前サボでした。
モハ2形の不定期回送と違ってモハ1形の営業線回送はそこそこ見られないと思い、貸し切った方々のお邪魔にならないよう配慮しながら撮らせていただきました。
箱根登山の撮影に興味のある方なら見たことがあるであろうこちらの隧道内のカット。自分も当然作例を見た側の者なので、皆様の写真とどう違ったものを撮ろうか悩んでいました。
辿り着いたのが回送前サボとなりましたが、シンプルに"回"の主張は遠目でも分かりやすく、僅かな光源でも映えたのではないかと思っています。
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参拝路
2022/5/8 福塩線 道上~湯田村
264M 115系岡山車D-27編成
NikonZ9 AF-S70-200/2.8FL
岡山に行く動機の一番は115系湘南色(の筈)です。
山陽本線を始め、赤穂線、宇野線、伯備線そして上記写真の福塩線と多岐に渡ります。
しかしながら蓋を開けると岡山の運用は大変に面白くない。笑
その路線その撮影地のベストな編成及びベストな時間で走ってくれないので、湘南色が2編成だけだと効率よく回収とはいきません。
これでもリストアップしている箇所は30箇所近く存在するのですが、恐らく30回近く出撃しないと達成できないため1出撃4万円超なので現実は厳しいです。
出撃する日を慎重に選び、候補日と行程だけ詰めていかないなんてことを年に10回くらい繰り返してる裏事情が岡山遠征なのです。
さて、前置きが長くなりましたがこの翌日に津山工臨があったので抱き合わせで撮ることができました。
その路線の写真を一度も見たことがないまま現地に出向いたのは初めてかもしれません。
それくらい検索してもヒットせず、ストリートビューの旅をしてみるもなんとも撮りづらそうな雰囲気。
沿線は住宅や生活道路が密接し、構造物の造形美や自然との距離感も中途半端です。
風光明媚とは程遠く、フィルムカメラを持ち出してじっくり腰を据えて撮るような路線には感じません。
誰も見向きをしないのを十分に理解し、故に撮影者の感性に委ねられる上級者向けの路線であるためそそるものがあります。(褒めてます)
福塩線の魅力の掘り出し辛さを必死に説明させてもらいましたが、だらけた文字列だけでなく写真で訴えていきたいですね。
写真は駅前にある寺院より。構内進入直前で速度がゆっくりなため、相当にシビアなタイミングも何とか撮れました。
EH200 燃ゆる南八ヶ岳を背に
笹子トンネルを抜けると、土煙なのか野焼きなのか分かりませんが遠くの山がうっすら黄ばんだ靄で包まれており、俯瞰してはいけないような不穏な気配が漂っておりました。
実際には甲府盆地の空気が汚かっただけのようで、小淵沢のあたりからは気持ちの良い秋晴れで一安心でした。
立場川で2080レをリベンジ・・・は失敗し、意気消沈しながら急ぎ足で向かったのはカラマツの紅葉が美しい南諏訪エリアへ。
睡眠を削って事前にロケハンをしていたのでアクセスは容易でしたが、喉の調子が悪い状態で駆け上がったため、立ち位置では小一時間見苦しい私がいたとかなんとか。
通過1分前到着かと思いきや、朝の人身事故の影響で特急が1時間遅延するほどの乱れとのことで、目当てであるブルサン貨物もかなりの余裕をもってやってくるのでありました。
天辺に積雪とまではいきませんでしたが、麓の紅葉具合と空気の澄み具合はかなり条件がよく、色付きが一定でないややハズレ年な今年の紅葉のシーンとしては上々かなと思います。
2022/11/12 中央本線 青柳~茅野
2083レ EH200 19+コキ14車
NikonZ9 Z24-120/4S(PLフィルター使用)
お手軽ながら雄大な景色を見て、山に入って撮影したのを実感しました。
甲府の市街地から1時間ほどの場所になります。
鉄道路線、高速道路、田畑に工場など、ところどころ人の手が入っているけれど、見渡せばそれらは全体の一部であって殆どが山林であることが分かります。
道なき道を進み撮影地を探すこともありますが、名もなき山ですら国土地理院地図に等高線が入っている時点で前人未到なんてことはないので、"本当の自然"というものはなんだろう?とは思うことがあります。
インフラが整備されたログハウスで寝る程度では本当の自然ではないのでしょう。
少なくとも、熊に怯え蜂に怯え、草木をかき分けて滑りながらヌケを見つける行為はワイルドに自然を満喫している気がしますが。笑
私の中で自然を満喫するということは、地位などを捨て自身を自然に委ねることであり、余所者の自意識を持ちながら(衣服がないと風邪をひく)「人間ごときがすみません」と臆病な姿勢で在り続ける環境を指すと考えています。
少し前に北海道で獣臭がヤバい山に入ったときに、「自然を満喫するってこういうことだよなあ~」と思いながら登っておりました。
とは言え、おっさんの入り口に手が伸びてる訳で、リスクを伴う撮影というのはそう連発するものでもないことを薄々感じております。
N38編成 新井快速"快速幕"
先日新潟駅で解体された115系の廃品販売があったようです。
遺骨というかなんというか。大切にコレクションしてくださる方の下で今後も115系は在り続けるのでしょう。
私は撮影した写真が一つのコレクションとも言えるので、私のデータやフィルムの中で今後も115系は在り続けます。
2019/5/23 信越本線 前川~来迎寺
3374M 115系新潟車N38編成
NikonD850 AF-S85/1.8G
越後線で湘南色をやり、弥彦線で湘南色をやり、北しなの線で湘南色をやった後、この日の〆に信越本線で湘南色をやっていました。
高崎115系には快速運用が存在しませんでしたので、新井快速の存在は大きかったですね。
日本海を広く取り入れるもよし、接近戦で快速幕を引き立てるもよし。
朝の3371Mなどで海とのカットは優先的に撮ったので、日の長いこの時期に単線片ポールのセパレート区間で3374Mを撃つことにしました。
コテコテの光線で湘南色115系を撮影したのはこの時が最後かもしれません。たまにはいいですよね。。。
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モハ1形 所作
2022/5/20 箱根湯本駅
モハ1形104-106
NikonZ9 AF-S300/2.8VRⅡ
助役の尾灯明滅確認。車掌の乗降終了確認。
そして運転士の山へ登る前の瞑想(?)を私が確認。笑
一人一人に役割があり、その動きには意味があり、それを紐解きながら写真に記録するのが楽しい。
鉄道開業150th号③
2022/10/15 上越線 後閑~上牧
9731レ EF65 501+12系5車
NikonZ9 AF-S500/4G×TC-14E III
前略群馬にない景色もとい115系でやってない撮影地でやりたくなる。一撮影地一シーン然り、自分がこの趣味にマンネリ感を見出さない手段の一つです。
折角今年から仲間入りしたゴーヨンもあることですし、超望遠でドカーンとやってやろうじゃないかと向かったのはスーパーマイナーS字ポイント。
6年前のロケハン画像を基に行ってみると、髙タカ115系撤退記念モニュメント()と思われる立ち位置ブレイカーなイカレポール()が生えておりました。
悩んだ挙句、同行者と計4本の足を犠牲に斜面で針の穴を通すような極狭立ち位置を作り、1時間かけてセッティングしました。
晴れ間もありヒヤヒヤしましたが何とか程よい曇りで通過。沿線の殆どの鉄ちゃんは「あと少しで雲が抜けたのに」って思っていたでしょうね。笑
鉄道開業150th号②
2022/10/15 高崎駅留置線
EF65 501/デキ1形デキ3
NikonZ9 AF-S500/4G×TC-14E III
有料車両展示イベントと鉄道開業150年号が重なった10月15日の朝の十数分だけ見られた光景。
フレームの外でDE11が12系をPトップのところまで押し込んでいるシーンです。
上信電鉄のデキ1形をまともに見たのは今回が初めてでしたが、DE10が大きく見えるくらい小さい機関車なのですね。
正面がちならPトップとも張り合える貫禄でしょうか。
鉄道開業150th号①
2022/10/15 高崎車両センター高崎支所
EF65 501
NikonZ9 Z70-200/2.8S
相方である12系を寝床に押し込む入換作業。高崎駅で乗客を降ろしたPトップはもう一仕事です。
機関車にとっての残業はファンにとっての本命なのか惰性なのか?
昨今の撮影会続きで強く実感したことは、『被写体が動いている内は動きのある写真が撮りたい』と思うのでありました。
青髭×湘南 ススキ
2018/10/7 越後線 出雲崎~妙法寺
125M 115系新潟車N37+N38編成
NikonDf TAMRON70-210/4
「新潟の天気は良く分からないから台風一過に賭けて雨予報だけど行ってみよう!」→風強すぎて列車来ない\(^o^)/
K52氏と散々な目に遭ったこの日、笑い話になれたかはさておき、こんなとき(ノリ?)でないと悪天候で撮らないことに気付いたのは車両がここを走らなくなってからです。
稲刈り後から紅葉が始まるまでの間、鉄道の日の前後は尖った写真が撮れない印象ですが、ここも季節の移ろいの一角です。
金色の稲が消えれば今度は風通しが良くなって銀色のススキが穂を広げます。
高さが被写体を邪魔をしたり光線で表情を大きく変えるので味方につけるのが中々難しい雑草です。
強風規制で超鈍行の青髭湘南ペアをどこでやるか。
列車の進行方向と穂の流れる向きが一緒でステキススキだったため、一度通り過ぎたところでUターンして撮ったカットです。