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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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世界中が、期待と不安で見守ったアメリカ大統領選挙が終わった。

バイデン大統領に引導を渡し、選挙の4か月前に副大統領のハリス女氏が候補者となった。

アメリカ合衆国初の女性大統領誕生かと
期待した人々もいただろう。
しかも黒人の血を引く。
選挙期間は、一方のトランプ氏が4年間もあったのに比べれば短かった。
知名度も低い。
副大統領としての実績がほとんどないからだ。
それでも民主党には、他にふさわしい候補者がいなかった。
多くの著名人などの応援を得て、激戦区でもトランプ氏と互角の戦いと言われ、
多くの人が、八リス氏の当選を期待した。

選挙期間中、トランプ氏は、2度暗殺されそうになった。
1度目は、弾丸が耳をかすめ、あと少しずれていたら、危なかった。
トランプ氏は、暗殺は民主党の企みだなどと主張し、
神が自分を助け、味方したと逆手に取った。
トランプ支持者たちは勢いづく。

開けてみれば、トランプ氏の圧勝に終わった。

アメリカファーストで、かなり偏った考え方の上に
自分と違う考えの人々をことごとく排除するという人物が、
国際社会のリーダーたるアメリカ大統領に再び選ばれるとは!
世界中で、多くの人がトランプ敗北を願っていただろうが、
132年ぶりの再選。

日本にとっても明るい材料は少ない。
特に中国は、歓迎してはいないだろう。

就任は1月だが、閣僚人事が始まっている。
国務長官には、対中強硬派のマルコ・ルビオ氏
司法長官には、保守強硬派のマット・ゲーツ氏
大統領次席補佐官には、対移民強硬派のスティーブン・ミラー氏を充てるなど、
自分を支持し、崇拝しているイエスマンとも言える人たちを配置する予定だ。

これは、1党独裁の中国と似ている。
自分に盾突く者は、排除し、自分の思いだけを実現させることが出来る。
アメリカの中国化だ。

基盤の弱い石破政権は、どう対峙していくか。
中国との関係修復にも影響がありそうだ。

日本人の多くは、「またトラ」でないことを期待していたのだが…

ウクライナや中東問題を、思わぬ形で決着させるかも知れないというサプライズには期待したい。

ただ、国際社会のリーダーでないことは確かのようだ。
益々世界が、不安定になるのではと危惧してしまう。
国民民主党が、この選挙で大きく主張しているのが、
103万円の壁を178万円に引き上げ、手取りを増やすということだ。

103万円を超えると所得税が課税されるため、
多くのパートさんが、年末近くなると、
就労控えをしてしまうという問題だ。

103万円の壁を引き上げることよりも、
私は、撤廃すべきだと思っている。

178万円に上げたところで、
一方で最低賃金を1500円まで上げようという動きもあり、
また、就労制限することになる。

そうではなくて、
賃金収入のある人は、すべからく税金を負担すべきだ。
ただし、その分年収に応じて税率を今よりも細分化する。
(実際は、年収ではなく、課税所得額)
たとえば、200万円以下は、5%
200~500万円は、8%
500~1200万円は、10%
1200~5000万円以上は、20%
などなど

所得税、住民税、そして、社会保険料を給与等の所得がある人は、
皆負担すべきだ。
働き控えすることは、雇用者側には迷惑であり、
他を雇う必要が出る。
スキルとキャリアのある従業員は貴重だし、
年収の壁がなければ、賃金アップも可能だ。

年収の壁があることが、
非正規労働者や女性の地位や収入の向上を妨げていると思う。

しっかり働いて、相応の収入を得る。
将来に備えて、厚生年金にも加入し、健康保険料も払い、
税金を納め、賃金アップも喜んで受け入れられるようにすることが一番ではないか。

178万円にしろ、壁は壁で、
基礎控除額が引き上げられ、多くの人の手取りが増えると主張しているが、
年収が多い人ほど恩恵がある形だ。
なので、年収が上がるにつれ、細かく税率を変え、
年収が高い人ほど税率が高くする。

もっと、広く、大きな見方をしてもらいたいものだ。

103万円の壁は、撤廃すべき!

与党大敗

27日、総選挙の投開票が行われ、自民党、公明党ともに大敗し、
過半数割れとなった。

一方で、立憲民主党は、50議席増え、
国民民主党は、21議席、れいわ新選組6議席を獲得するなど、
野党が大躍進したと報道される。

そうなのだろうか。
選挙終盤に、赤旗で暴かれた自民党の非公認立候補者への2000万円の支給。
立候補者本人ではなく、政党支部に与えたもので、
選挙に使えないなどと石破総理は言っていたが、
ほとんどは、支部長以下のメンバーはいなかったりして、
今までも選挙や活動に使われていた。
非公認でも当選すれば、自民党に入れるつもりでいるわけで、
是非頑張って下さいという意味なんだろう。
この2000万円問題は、自民党に大打撃を与えただろう。
まさにオウンゴールだ。

なぜ、公示時期に配ったのだろう。
自分たちしか見ていない。
有権者の目や気持ちには鈍感過ぎる。
批判されると思わなかったのか。

立憲民主党が、50議席増やしたとは言え、
前回が悪すぎた。
野党が連立を組んで、野田政権を目指したいようだが、
なかなか足並みは揃いそうにない。

自民党からも立憲民主党からも注目は国民民主党だ。
前回の4倍の議席を獲得し、
どちらとも連立を組む気はないと言っている。
政策での是々非々というのは、それも良いだろう。

石破政権が続投することになっても
今までの与党の強引なやり方は出来なくなる。

投票率は相変わらず低い。
これほど低くても、自民党が負けるとは

果たしてどんな政権が生まれるのか

総選挙の行方

10月15日、第50回衆議院選挙が告示された。

秋祭りや秋のイベントで賑わうこの時期に、選挙カーが、大音量で走り回る。

各党首は、それぞれの主張を繰り広げる。

石破総裁は、
「日本創生」
「日本を取り戻す」
と言っているが、創生したいのは、自民党。
取り戻したいのは、自民党の支持だろう。

一方の野党も
「裏金が」
「裏金議員が」
とか声高に言うが、
政権交代を果たせば、どんな日本に出来るのか、
どんな風に暮らしを守ってくれるのかが、
まるで見えてこない。

耳障りの良いことを言う政党もあるが、
その財源は示さない。

選挙の時だけ、耳障りの良いことを言って、
その後は、知らん顔はいつものことだ。

自民党は、裏金疑惑の議員の公認を見送ったり、
比例での復活を認めない。
しかし、その基準は曖昧で、どうも安倍派潰しとしか見えない。

今回の選挙は、衆議院議員の定数10増10減(変わらないが)で
選挙区の区割りが大きく変わる地区もある。

私の選挙区もそうで、選挙区が相当広くなり、
選挙活動も大変だろうと思う。
2人の自民党立候補者がいいるので、
1人が小選挙区で、もう1人は、比例の1番手になっている。
他は、日本維新の会が1人。

立候補は、この2人だ。
どちらにも入れたくない。
どうすればいいのか。
選挙に行かないというのは、悔しいではないか。

亡くなった私の母は、女性がまだ参政権がなかった頃を知っているので、
「貧乏人でも金持ちでも、男でも女でも、平等に与えられた1票を無駄にしてはいけない」
と言って、どの選挙にも必ず行っていた。
そして、投票したい立候補者がいない時は、
「へのへのもへじ」と書いていたそうだ。
無効票ではあるが、投票率には反映される。
投票したい人がいないのだという意志表示でもある。

今回、私はそうしよう。
比例にはいずれかの党名を書く。

そもそも小選挙区と比例の並立制という今の選挙制度にはあまり賛成出来ない。
特に、小選挙区で落選していても、比例名簿で復活当選出来るというのは、
本当に正しいのだろうか。

政党名で投票したが、その人を推したわけではない。
小選挙区で否定されたのに、復活という制度には疑問だ。
選挙活動費が抑えられるとか、少数政党にもチャンスがあるとか言っているが、
本当にそうなっているのか、検証して欲しい。

27日が投票日だが、期日前投票で
是非とも、国民に平等に与えられた投票権を行使して、
政党や立候補者が、選挙中に言っていたことを
どれだけ実効するのかを、しっかりと見よう。

国民の目が光っているぞ!

自民党の総裁選は、9人もの立候補者が出ていたが、
2回目の決戦投票で、大方の予想を覆して
石破氏が、高市氏を逆転して、当選した。

党内野党と言われる石破氏。
まさかの総裁ではあるが、5回目の挑戦で、
これが最後とも言っていた。

思い切り右寄りの高市氏では、国民の支持は期待出来ず、
外交にも支障が出ると、多くの自民党議員が判断したのか。

今まで、時の政権を批判したり、正論を口にしてきた石破氏。
しかし、選挙では、組織や古いしがらみに頼るしかない。
組閣人事でも、早速、党内融和を図ろうとしたのが裏目に出る。

高市氏も小林氏も党の役職を固辞。
小泉氏、加藤氏、林氏は、人事を受け入れた。
菅氏を副総裁に。

適材適所と言いながら、色々と気を使っているようだ。

野党からも言われているように、
まだ、総理としての指名を受ける前に
衆議院の解散に言及するのは、いただけない。

新しい内閣の方針や政策などを国民に示し、
野党とも論戦をし、その上で解散して、国民の信を問うのではないのか。
組閣だけして、この人事でいいですか?みたいな総選挙はおかしくないか。

結局、責任あるトップになると、
無責任な正論だけを言うことも出来ないし、
自分の筋だけを通すことも出来ないのだろう。
少し、がっかりしている人もいるのではないか。

そんな状況で、一番輝いているのが、
石破氏の妻、佳子さんだ。
飾らず、可愛く、素直で、聡明な女性だ。
この人なら、ファーストレディでも恥ずかしくないなと思う。

今までの総理夫人の中でもトップクラスではなかろうか。

総理指名は、今からで、石破内閣の成立もこれからだ。
どれくらい続くか、見ものではある。

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