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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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本日、鹿児島県の阿久根市では、市長派の議員が、
議場にカギをかけて 反市長派を締め出すという暴挙に出て
結果、乱闘騒ぎとなった。

議会承認を受けずに 専決により、任命された仙波副市長の
任命を否決したことから始まった。
しかし、元々、竹原市長は、
市長就任以来、議会を開こうとせず、
自身の公約実現すべく、議会を開かずに専決で すべてを実行してきたことで
議会との軋轢が大きくなっていたのである。

議員も 市民の選挙により、選ばれた人であり、
議会制民主主義を無視したやり方は、
あまりに独裁的だ。

竹原市長は、議員であった時から 公務員改革や
議員や公務員の報酬や給与の引き下げを訴えていて
議会では、絶対に否決されるから 議会を開かないのだと言っていた。
やろうとしていることには、いいこともあるのだが、
やり方が悪すぎる。

民主国家である以上、まず、話し合い、意見交換し、
説明、説得をし、落とし所を探りながら
最終的に 決をとるべきである。

数だとか、力(権力)だとかで押し切るのでは、
民主主義とは言えない。
議場を占拠するということも
とても 大人の所業とも思えず、
情けないとしか言いようがない。

議会と首長との対立が激しいのは、
名古屋市も同じだ。
河村市長の減税や議員報酬の減額という公約に対して
議会が、なかなか賛成してくれないため、
議会の解散のための住民投票に必要な署名運動を市長自らが
先頭に立って行うという前代未聞だ。

理念や政策を実現しようとすれば、
軋轢や抵抗はあるだろうが、
気に入らなければ、議会を無視したり、
解散させたりするというのでは、議会の存在価値すら疑われる。
まるで 脅迫まがいだ。

日ごろから もっと、議会との話し合いをし、
共感してくれる議員を広げたり、
お互いに選挙で選ばれた者として 尊重するということが大切ではないのだろうか。
議員の方も、何が何でも反対というのでは、
市長も意地になるだろうし、
落とし所を見つける努力をしてもらいたい。
選挙をすれば、無駄に大きな経費が発生する。

第一、子供たちにあんな情けない姿を見せてもらいたくない。
国会でも 乱闘騒ぎや ほとんど審議もせずに 強行採決をしたり、
小学校の学級会の方がもっと 民主的だ。

テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

菅氏再選

14日間続いた民主党の代表選挙が、終わった。
菅氏の再選となった。

党員やサポーター票が、決めたと言っても過言ではない。
菅氏と小沢氏では、5対1という大差だった。
これが、民意、世論というべきである。
小沢氏支持者の政治家は、
「政治の素人の判断だ」と言っていたが、
それは違う。
政治が、誰のためのものなのか、
政治家は、誰に選ばれるのかを考えれば、
そんな発言は出来ないはずだ。

菅氏がいいというより、小沢が嫌だということでもある。
単純に 小沢一郎が、日本の顔になることには
耐えられない。
政治主導という名の下に 柔道しか知らないあの人が、
少子化担当大臣にでも就任したらたまらない。

今回の選挙戦での亀裂が、今後に影響しないとは言えまい。
これからの組閣に 注目が集まる。
枝野幹事長は、交代させられそうだ。
脱小沢路線は、封印されるのか。
それもまた、民意に反するのではないか。
菅氏の難しい選択が、迫られる。

それにしても
この14日間の民主党国会議員の皆さんの熱の入れようは、
まるで総選挙の様相だ。
あれだけのエネルギーを国政に向けて発揮してもらいたいものである。

菅氏のこれからのかじ取りが本当の意味で
手腕を問われるのであり、
国民が、お墨付きを与えたのではなく、
猶予を与えたのである。

まず、しっかりと経済を立て直し、
世界に信頼される日本を構築しなければならない。
野党も それぞれの利害ではなく、
日本を沈没から救うために 与野党を超えて知恵を出し、
協力するべきである。

テーマ : 民主党 - ジャンル : 政治・経済

民主党代表選

いよいよ来週には、民主党の代表が決定する。
予想に反して 小沢氏が、出馬を表明し、
代表選は、混沌としてきた。

世論調査では、7~8割の人が、菅さんで
小沢さんと答えたのは、2割にも満たない。
しかし、民主党内では、小沢さんが優勢という。
どうにも矛盾している。
菅さんを支持している国民の多くが、
まだ3カ月で評価はできないし、
もう少しやらせてあげたら という思いと
小沢さんでは嫌だという思いなのだ。

連日、街頭での演説や討論などを見ていると
まるで 与党と野党の争いのようだ。
与党党首の菅さんに 野党代表の小沢さんが、
「あれはだめだ、これはだめだ」と言っているような感じだ。
とても 同じ政党同士の討論とは思えない。
政権を担っている人は、守りに入り、その外の人は非難していればいい。
小沢さんの主張を聞いても マニュフェストを守って実行すべきと言いながら、
財源は、あるはず といういい加減なもの。
普天間問題でも 改善の余地ありと言いながら、具体案は今はないという。

菅さんは、鳩山さんが迷走の末、辞任したのを受けて
鳩山さんの尻拭いをしてきた3か月であり、
その間に 参議院選挙があり、負けた責任を
菅さんや枝野幹事長に取らせようと小沢さんたちは言っているが、
選議員選挙で 2人区以上の選挙区に ほぼ素人を乱立させ、
そのままを枝野さんは引き継いだのであって
元の責任は、小沢さんにもあるし、
政策が、やり方が、と言うが、そもそも民主党中枢で
実権をふるってきたのは、小沢さんなのだから 同罪だろう。

民主党の小沢支持の議員さんのいうリーダーシップとか、実行力というのは、
独裁者としての強権をいうのか。
政治主導を主張されるが、官僚は、その道の言わばプロであり、
これを無視して 国政はスムーズに動かない。
政治家と言っても 小沢ガールズのような素人や柔道家が
閣僚にでもなって実権でも握ったら 日本まめちゃくちゃになる。
まあその方が、小沢さんの意のままになっていいのだろうが。

第一、小沢さんが首相にでもなれば、
委員会や国会は、政治資金問題を野党に追及され、
他の審議が進まないだろう。

今回の代表選のもうひとつの問題点として
サポーターと言われる人たちがかぎを握ると言われているが、
その中に在日韓国人の人が多く含まれている。
外国人とりわけ、在日韓国人への参政権付与を主張する小沢さんのサポーターでもある。
この人たちには、今現在、日本の参政権は認められていないにも関わらず、
今回の実質、首相を決める選挙には参加できることには、
憲法的には問題はないのだろうか。

どちらが勝っても 反対派は、閣僚の椅子を与えられることはないだろう。
仮に 小沢内閣になれば、
国民から圧倒的な人気のある蓮鈁氏や前原氏、枝野氏は、確実に追いやられる。
小沢氏の独裁政権が始まるだろう。
党の分裂の危機でもある。
菅政権になっても 小沢さんはもう民主党にはいられないはずだ。
68歳、政界を去るという美学もあり得る。

そもそも、多くの迷走を招いて退いたはずの鳩山さんが、
日々、その主張を変え、最後は、
「小沢さんには、私を首相にしてもらった大義がある」と言って支持を表明して
今回の民主党の分裂の危機を招いた。
個人的な義理を国政に持ち込まれては迷惑である。

急激な円高や株安で 日本の企業は、瀕死の中であえいでいる。
内部抗争、権力抗争などしている場合ではないのだ。
国のため、国民のため、現政権をしっかり支え合うという発想がないことは、
国際社会で 笑い物になってはいまいか。

テーマ : 民主党 - ジャンル : 政治・経済

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