東広島市の6月議会で、市民が負担しているごみ袋の値上げ案が可決された。
増え続けるごみの減量化と施設の老朽化のための資金などを
捻出するため、有料のごみ袋の値上げを行政が提案。
今まで、燃えるゴミの一番使用されている40L袋が、
現状の100円から400円になるという。
その他のごみ袋はここまでの値上げ幅ではない。
事業系ごみ袋は、今回の値上げ対象しはなっていない。
もっとも市民が使っているごみ袋をいきなり4倍にするというのだ。
説明では、その値上げで出た利益で福祉の対象世帯に無料でごみ袋を配布するという。
利益が出るような値上げ?
どこの世界にいきなり4倍という値上げをする行政があるのか?
それでごみの減量化が図れると思っているとしたら大間違いだ!
一般家庭からのごみは減って、コンビニや高速道のサービスエリアのごみ箱への
投棄や不法投棄が増えるだけだ。
一部の事業者に負担がかかり、
それは事業系ごみとなるので
一般家庭ごみは、減量出来たと分析するつもりか。
これは、行政の無策、怠慢、傲慢だ。
値上げが必須だとしても、段階的に公平に行うべきで
一部の家庭に無料配布するという原資に充てるのは、
納得がいかない。
こんなことを許してしまう今の市議会には、
監査能力なしだ。