今週から、街頭演説を始めた。
今は、市議会の真っ最中なので
来年度予算のことや、来年度から予定されている大型事業について
私見を語っている。
東広島市の来年度の予算は、
過去最高の700億円台となっている。
過去最高と言うと 景気のいい市なんだと思う。
しかし、そうではない。
税収は、横ばいか、やや落ちると見られている。
そんな中で 過去最高の予算は、なぜ計上されているのか。
まずは、庁舎建設である。
現在4階建ての庁舎が、地上10階建に建て替えられる。
なぜ10階?と思ってしまう。
確かに、今、教育委員会や都市部、産業部などは、離れた場所に
間借りや、プレハブとなって分散している。
これを 一か所にまとめたいという思いは分かる。
ただ、市民にとって 狭隘で不便をかけているという理由はどうなのか。
一般市民が、一体年に何回市庁舎を訪れるだろう。
狭くて困ったりしたことがあるのか。
教育委員会や都市部に 一般市民が訪れるのか。
自分たちの便利が悪いというのが、一番の理由ではないか。
5年前の市長選挙の際、
子供たちが急激に増えて 市内中心部の小学校や中学校では、
次々にプレハブ校舎が建てられており、
「庁舎より校舎ではないか」と 私の主張を新聞に載せてもらった。
これを受けて(?)市長は、庁舎建設を凍結したが、
3年めに 建設へと舵を切り、
約55億円の建設費で 建て替えが決まった。
更には、来年度は、市民ホールの設計へと着手する。
こちらは、約60億円である。
これらの大型事業のために(事業費にあてるというのではなく、そのために不足する分ということ)
205億円ある基金の一部が取り崩される。
基金とは、一般家庭で言えば、定期預金や積立預金のようなものだ。
もしもの時や、大きなお金が必要な時のために
日々の暮らしの中からコツコツと貯めたお金のことである。
これを そう簡単に使ってしまうと
本当に不足の事態が起きた時どうするのか。
まだまだ景気回復が見込めない中で
基金を増やしていける見込みもないだろう。
そんなことや諸々を 街角に立って話している。
週に何度か、街頭に立つ予定。
気軽に声をかけて下さい。
時々、このブログにも 報告していきます。
テーマ : 政治・地方自治・選挙 - ジャンル : 政治・経済